SENSA

2021.12.29

2021年も残すところあと僅か。今年もSENSAではさまざまな記事を公開しましたが、2021年に公開したSENSAのおすすめ記事をTOPICS編Highlighter編・INTERVIEW編に分けてご紹介!今回は様々なアーティストのインタビュー記事を振り返っていきます。今年SENSAでインタビューをしたアーティスト数は、昨年に比べて約2倍となる合計17組のアーティストインタビューを公開しました!


INTERVIEW

YAJICO GIRL、コロナ禍の閉ざされた社会に投げかける新作『アウトドア』に込めた<繋がる>という価値観
取材・文:金子厚武/撮影:今井駿介

2021年最初のインタビューはYAJICO GIRLでした。アルバム『アウトドア』リリースということで、前作の『インドア』を振り返りつつ、コロナ禍という状況下でのアルバム制作から現在のバンド編成についてなど、彼らの今に繋がるインタビューです。2022年1月19日には「Retrospective EP」をリリースする彼ら。「Retrospective」は、"振り返り""回顧的"という意味があり、そんな思いの込められたEPとあわせて、こちらのインタビューも読み返してみてはいかがでしょうか?



She Her Her Hers、美しき音像に未来への意志が宿る新作『silver rain EP』
取材・文:美馬亜貴子/撮影:マスダレンゾ

2021年に結成10年を迎えたShe Her Her Hersは、2019年リリースの3rdアルバム以来となる「silver rain EP」についてのインタビューでした。前作の海外での評価をそのままに、これからというタイミングでの"緊急事態宣言"や、思うように活動がうまくいかなかった1年間をどう過ごしたのか、楽曲制作への情熱について、そして2021年への意気込みも語っています。掲載写真も、「silver rain EP」の世界観にあわせて、淡い雰囲気となりました。ぜひ写真にも注目して読んでください。



Sundayカミデが訴える自分の居場所を守る大切さ
取材・文:真貝聡/撮影:山川哲矢

2021年2月にチプルソ、奇妙礼太郎と共に作り上げた一服track名義の「I think feat.チプルソ 奇妙礼太郎 Sundayカミデ」、エレキコミック・やついいちろうと結成したユニット・ライトガールズの「I Like this music」、自身のバンド・ワンダフルボーイズの「NICE PLACE」と、"自分の居場所"をテーマに3週にわたって連続リリースした作品について、楽曲のテーマに紐づけてSundayカミデに語ってもらいました。そして自身が主催しているイベント「Love sofa」についても、20年以上続くイベントの継続とSundayカミデ自身の音楽とイベントに対する意志が伝わってくるインタビューです。



カネコアヤノ、初めてバンドメンバー全員で語り合う、4人の出会いから最新アルバム『よすが』まで
取材・文:金子厚武/撮影:馬込将充

2021年、初の武道館ワンマン公演を成功させたカネコアヤノ。アルバム「よすが」について、初のバンドメンバーを交えてのインタビューでした。伊豆スタジオでの合宿レコーディングについて、どんな風に4人が集まり、惹かれ合い、時間を共有し、いかにしてアルバム『よすが』を作り上げたのか伝わる内容になっています。2021年、SENSAで最も読まれた人気記事となりました。カネコアヤノとバンドメンバーの雰囲気や、空気感が伝わる写真も要チェック!



いまこそ新しいものを生み出すとき。Ivy to Fraudulent Game、バンドを再定義する3rdアルバム『再生する』
取材・文:小川 智宏/撮影:佐藤 祐介

3rdアルバム「再生する」をリリースし、これまでとは違う形での活動を余儀なくされた彼らの、"コロナ禍に見つけた「ロックバンド」としての在り方"が語られています。迷いや苛立ちの中で「やれることをやるしかない」という思いで過ごした2020年からアルバムリリースまで、音楽とライブに対する思いが語られたインタビューです。
2022年1月には新曲のリリースと、東京・群馬の2ヶ所でリリースパーティーの開催も発表されています。



odolが辿り着いた新しい音。リアレンジシリーズと最新作『はためき』から紐解く
odolの2年8ヵ月ぶりにリリースされたアルバム『はためき』について、FM福岡のラジオ番組「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」6月9日放送回でオンエアには乗り切らなかった内容をSENSAでインタビューとして公開!番組キュレーターの金子厚武とラジオDJ MISATOがミゾベリョウ(Vo/Gt)、森山公稀(Piano/Synthesizer)とともに、アルバム収録の2019年~2020年に書き下ろしてきた5曲のタイアップ曲について、そして並行して発表してきた「Rework Series」について、深く掘り下げて話しています。



そして、odolにとって大きな変化のあった2021年を振り返るインタビューも公開しました。11月13日に恵比寿Time Out Cafe&Dinerにて開催した、EP「pre」リスニング・パーティーでのトークを掲載しているので、ぜひ読んでみてください。



アツキタケトモ×okkaaa対談──真逆なふたりが解剖する新作『幸せですか』
取材・文:秦理絵/撮影:林直幸

全楽曲の作詞、作曲、編曲、演奏、録音のすべてをひとりで行うシンガーソングライターのアツキタケトモ。2021年に2ndアルバム『幸せですか』をリリースし、Spotifyをはじめとした各サブスクリプションサービスでも注目を集めました。SENSAでは、アツキタケトモと親交のある同世代シンガーソングライターokkaaaとの対談インタビューを敢行!アーティスト同士だからこそ語れる音楽の話はもちろん、『幸せですか』という作品についての新たな発見が感じられるインタビューでした。11月にはNEW SINGLE「Family」をリリースしたアツキタケトモが、これまで影響を受けた音楽はもちろん、楽曲制作への姿勢や、どういうアーティストなのかがわかる内容です。



VivaOla×Wez Atlas対談。最新作から紐解く、ジャンル論の無意味さとルーツの大切さ
取材・文:金子厚武/撮影:山川 哲矢

7月に『Chicken Soup For One』をリリースしたラッパーのWez Atlas、そして9月にフルアルバム『Juliet is the moon』をリリースしたR&Bシンガー/プロデューサーのVivaOlaの対談インタビュー。音楽/アートコレクティブ"Solgasa"のメンバーであり、学生時代からの友人でもある2人のパーソナルな部分に迫りつつ、アーティスト目線でお互いの作品について語ってもらいました。仲が良いからこそ、お互いの作品について真摯に話していたのが印象的でした。



不可解に歪に。ラベリングをすり抜ける4人組バンド んoonが新作『Jargon』を語る
取材・文:田中亮太/写真:宮下夏子

ヴォーカル、ベース、キーボード、ハープの4人編成バンド、んoonのEP『Jargon』リリースインタビュー。バンド結成の経緯や、現在の編成に至るまで、んoonというバンドの核心に迫っています。EPの内容について、普段の楽曲制作や、"ラベリングしない音楽"など、バンドのこだわりも垣間見えました。



バンドの音楽をまだ信じてやまない人たちへ。BROTHER SUN SISTER MOON、No Buses、Newdumsによる3マンツアー鼎談
取材・文:石角友香

10月から「FAR FROM HOME」と銘打ったスプリットツアーを東名阪で開催した、BROTHER SUN SISTER MOONの惠翔兵(Vo/Gt)と惠愛由(Vo/Ba)、No Busesの近藤大彗(Vo/Gt)と和田晴貴(Gt)、Newdumsの伊井祥悟(Vo/Gt)と林幸次郎(Gt)をリモート鼎談インタビュー。各々新作アルバムを引っさげてのスプリットツアーということで、各バンドの出会いから、お互いの印象、そしてそれぞれのアルバムについて、3バンドをより知ることのできるインタビューです。スプリットツアー「FAR FROM HOME」のライブレポートも公開中!



相互の深い理解が生んだ妥協のない創作。フレデリック・三原康司×透明回線、対談インタビュー
取材・文:小松香里

テレビアニメ『さんかく窓の外側は夜』のオープニングテーマとして書き下ろされたフレデリックの新曲「サイカ」のリリースに伴い、ジャケットのデザインを担当している三原康司(Ba&Cho)と、そのジャケットをベースにMVを制作した、関西を中心に活動するクリエイターチーム、透明回線との対談インタビューを行いました。
三原康司と透明回線のメンバーは芸大時代からの旧知の仲で、以前からお互いにコラボレーションを熱望していたということで、インタビュー序盤から熱量の溢れる内容になっています。楽曲「サイカ」についてはもちろん、アートワークのクリエイティブの部分でも、お互いのこだわりや思いが感じられます。



「普通」の枠に収まらないギタリストDURAN、新作『Kaleido Garden』に刻んだ生きた証
文:兵庫慎司/撮影:森リョータ

ソロ・アーティストとしては2作目となるアルバム『Kaleido Garden』をリリースした、ギタリストのDURAN。ギタリストとしては、すでによく知られた存在ですが、アルバムリリースを機に、これまでの活動や、その軸となるミュージシャンとしての考え方など、じっくり話してもらったインタビューです。写真は、10/27に開催された「QUATTRO MIRAGE 2020 to 2021"10th Anniversary Special」でのライブ写真を掲載しています。



bonobos・Keishi Tanaka・LITE・odolらが出演、「Soundscape」スペシャル座談会。コロナ禍を生き抜くアーティストのいま
11月22日に恵比寿LIQUIDROOMで開催された、音楽ディストリビューションサービス「FRIENDSHIP.」がキュレートするライブイベント「Soundscape」。開催を記念して、出演アーティスト4組をそれぞれ代表して、bonobosの蔡忠浩(Vo/Gt)、Keishi Tanaka、LITEの武田信幸(Gt)、odolのミゾベリョウ(Vo/Gt)を迎えて座談会を行いました。FRIENDSHIP.キュレーターのタイラダイスケがインタビューアーとなり、それぞれの音楽に抱くリスペクトやライブの変化、デジタル配信の在り方について聞いています。各アーティストの意外な接点やお互いの印象はもちろん、デジタル配信のメリット、デメリットといったアーティスト目線でのデジタルのプラットフォームやストリーミングの是非について話しています。



世界との柔らかな対峙と偶然のコロナ禍──The fin. Yuto Uchinoが自我の内と外を行き来するアルバム「Outer Ego」を作り上げた必然性
文:石角友香/撮影:Yoshiaki Miura

約3年8ヶ月ぶりとなるアルバム「Outer Ego」をリリースしたThe fin.。今作はYuto Uchino(Vo/Gt/Syn)がほぼすべての楽器、打ち込み、歌、プロデュースから録音、ミックスまでワンマン・レコーディングで完成させた作品ということもあり、創作の原点かつアウトプットの場所であるスタジオ兼自宅でインタビューを敢行しました。バンドという形態に縛られない制作とライブ活動を行い、ロンドンを拠点に国内外で長期に渡るツアーも行ってきたタイミングで、コロナ禍を迎え、その中で完成させたアルバムについてじっくりと話を聞きました。



Panorama Panama Town、<好き>の正体に手を伸ばす最新ミニアルバム「Faces」
取材・文:秦理絵/写真:今井駿介

結成から7年を迎えたPanorama Panama Townが11月24日にリリースした最新ミニアルバム『Faces』についてインタビューを行いました。メンバーの脱退、ボーカル岩渕想太(Vo/Gt)のポリープ手術といった、ここ数年のバンドと取り巻く出来事を通して、いまのパノパナが目指す理想のロックは何なのか紐解いています。メンバーとの距離感やこの1年で感じたバンドの転換点、楽曲への思いなど、パノパナというバンドのこれからへの期待も高まるインタビューになりました。



ユアネス、初のフルアルバム『6 case』で辿り着いた「2.5次元バンド」という個性。バンドとネットシーンの中間に立つ存在として
取材・文:金子厚武/写真:林直幸

自身初のフルアルバム『6 case』をリリースしたユアネスにインタビュー。今作は1stフルアルバムということもあり、"名刺がわりになるような1枚"とインタビュー内でも語っています。これまでリリースしてきた楽曲とアルバムのために書き下ろした楽曲へのこだわりや、古閑翔平(Gt / Programming)が語る"二次元のコンテンツに寄せたサウンド"とは?そして黒川侑司(Vo/Gt)のボーカリストとしての変化と本質にも迫っています。2021年1月からフルアルバム『6 case』を引っさげて全国ワンマンツアーも開催されます。ぜひアルバムとあわせてインタビュー記事もチェックしてください!



LAMP IN TERREN、新作そして年末ライブ『A Dream of Dreams』=夢から醒めた夢。分岐点の2021年を包み隠さず語る
取材・文:秦理絵/写真:山川哲矢

2021年9月にドラムの川口大喜の年内いっぱいでの脱退が発表され、12月にはデジタルEP『A Dream Of Dreams』(2021年リリースされた「心身二元論」「ニューワールド・ガイダンス」に加えて、結成15周年ライブで初披露された「カームダウン」を収録)をリリースしたLAMP IN TERREN。今の4人への最後のインタビューとなりましたが、LAMP IN TERRENというバンドへのそれぞれの思い、これからの活動や未来について、デジタルEP『A Dream Of Dreams』に込められた思いなどが濃密に語られています。



いかがでしたでしょうか?インタビューはアーティストの新しい一面や、音楽に対する気持ちを知るきっかけにもなります。SENSAで行ってきたインタビューは、アーティストはもちろん、たくさんの素敵なライターさんとカメラマンさんのおかげで成り立っています。来年もSENSAでは、ボリュームたっぷりの読み応え抜群な"ここでしか読めない"アーティストインタビューをお届けしますので、引き続きよろしくお願いします!


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