2021.02.19
YAJICO GIRL、コロナ禍の閉ざされた社会に投げかける新作『アウトドア』に込めた<繋がる>という価値観
『アウトドア』は前作で共有したバンドの新たな方向性を基に、メンバーがより有機的に曲作りに関わり、さらにはアレンジャーらも参加することで、以前から標榜していた「Indoor Newtown Collective」という活動スタンスを明確に体現する仕上がりに。『アウトドア』というタイトルは『インドア』の制作直後に決めていたそうだが、誰もが家に閉じこもり、コミュニケーション自体が閉ざされていく中にあって、重要な価値観を提示するタイトルになったと言える。この1年について、メンバー5人にじっくり語ってもらった。
新たなスタート地点になった前作アルバム『インドア』
―2019年に発表した前作『インドア』は、以前までのギターロック的な作風から、同時代のR&Bやヒップホップ、ビートミュージックなどの影響を咀嚼した、転換点となる作品だったわけですが、リリース後の反響や手応えをどのように感じましたか?
四方颯人(Vo):『インドア』は当時の自分のビジョンだったり、やりたいことをできるだけ100%に近い形で残したくて作ったアルバムだったので、僕自身はやり切れた感じがします。
吉見和起(Gt):しばらく聴いてなかったんですけど、今回のレコーディングがある程度終わったタイミングで改めて聴いたら、「いつでも戻ってこられる場所」みたいな感じがして。
武志綜真(Ba):曲の大元を作る四方とは違って、メンバー側の意見としては、逆に手応えはあんまりなくて。ほとんど四方ひとりで完成したようなイメージというか。ただ、吉見が言ったように、今回作った曲の土台の部分は、『インドア』で作られたものだったなと思います。
―『インドア』を作ったことによって、これから先YAJICO GIRLが進んでいく方向性を共有することができた。そういう意味での「いつでも戻ってこられる場所」であり、新たなスタート地点になったというか。
榎本陸(Gt):『インドア』さえあったら、この先どんなことをしても、「YAJICO GIRL昔こんな風にやってたんや」って思ってもらえると思うから、1枚そういう作品を作ったおかげで、これから安心して攻めて行ける気がします。
古谷駿(Dr):どういう音楽を聴いたらいいか、あのときに示してもらった感じがあります。
―四方くんに新しくやりたいことがはっきりあって、他のメンバーはそれに着いていく感じだった?
吉見:はじめは参考になる曲を聴かされても、理解ができないというか、どういうところを吸収したらいいかわからなくて、「ギター鳴ってなくない?」とかも多かったんですけど、今になってようやくやりたいことがはっきりわかった感じですね。
四方:『インドア』のときはいろいろな意見を跳ね除けてやった部分も多かったというか。一旦わがままを言わせてもらって、「ごめんね、ありがとう」って感じで、「じゃあ、次はどうしようか?」って、今回作った感じです。
―そうやって意見を跳ね除けてでも、自分たちの立ち位置を再定義する作品を作りたくて、それが実際にできたという意味では、四方くんにとっては確かな手応えがあったと。
四方:はい、それはめちゃめちゃ強くありました。自分の中で区切りをつけるじゃないですけど、あの作品を作らなかったら、モヤモヤしたままバンドを続けることになってた気がします。
―去年の1月に上京したのも、『インドア』を作ったことによって、榎本くんが言ったように「攻めて行ける」と思ったわけですか?
吉見:もともと大学を卒業したタイミングで上京を考えてたんですけど、半年留年した人がいて、それで年明けのタイミングになったんです。なので、上京自体は前から考えてたことではありました。事務所の先輩からも「東京に来たほうがいいよ」って言われてて、僕らは音楽的な知り合いが少ないから、そういう人と知り合いたかったし、あとはスタッフの人と迅速にやりとりできたりとか、刺激を受ける意味でも東京がいいなって。
―今は選択肢もだいぶ広がってきていて、大阪に拠点を置いたまま活動することもできなくはなかったと思うけど、それでも一回東京にトライしてみたかった?
四方:僕はもともと大阪にいたかったタイプで、「東京一極集中みたいなのもどうなん?」って気持ちがあったし、地方だからこそオルタナティヴな音楽が作れる気もしてたから、「どうなんだろう?」と思ってて、『インドア』はそういう気持ちの中で作ったアルバムでもあったんです。そこで自分が満足するアルバムが作れたので、これがあるなら東京に行ってもいいかなって、個人的に思いましたし、バンドで話したときも、面白い音楽を作ることはもちろん、ちゃんと売れたいっていうビジョンがみんなにあったので、だったらやっぱり東京に行ったほうがいいだろうなと思ったんですよね。
―ただ、いざ東京に来てみたら......。
吉見:えらいことになっちゃいましたね。まあ、俺たちだけじゃないけど。
ひとつのチームで音楽を作り上げていく
―コロナで状況が大きく変わったことで、曲作りの方向性にも変化がありましたか?
四方:『インドア』はライブで聴いて楽しい音楽というよりは、家の中で、ヘッドフォンで聴いて染みるような音楽性だったから、次は東京に行って、もうちょっと開いた感じの音楽を作ろうと思っていたので、そこはバランスを考えないとあかんなっていうのは思ってました。テイラー(・スウィフト)の新譜とかもそうですけど、ライブでどうなるかは関係ない、とにかくいい曲みたいなのがグローバルにもどんどん出てたので、ここでライブ向けの曲を作るのは時代的にどうなんや?みたいな葛藤の中、いいバランスのアレンジや歌詞を考えていった感じですね。
―去年の2月に「街の中で」、3月に「セゾン」が配信でリリースされていて、このあたりの曲はまだコロナの影響はあまり受けていないと思うんですけど、「街の中で」は上京に対する所信表明のような1曲だったと言えますか?
吉見:『インドア』を作って、「次はちゃんとA、B、サビっていう展開がある曲を作ろう」くらいの感じで、「上京の勝負曲」みたいな、力んだ感じはなかったと思います。
―うん、曲調的にも力んだ感じはないですよね。でも、〈ただ風に身をまかせるだけ〉という歌詞が上京に対する期待と不安を表していて、さらに最後の〈その風を作り出すのは誰?〉という一行が、自分たちが新たな風を作り出すという、ある種の決意表明にも受け取れるなと思って。
四方:なるほど。実際、最後の一行で自分たちの意志みたいなものを感じ取ってくれる方が多くて、もちろん、そういう意味にも取れるように書いてるんですけど、僕としては、自己決定してると思ってることでも、誰かによって仕向けられてたり、そういうことが多い世の中で、そこを考え直すきっかけになる一行でもあるかなって。でも、2パターン受け取れるのはいいなって思います(笑)。
―歌詞はそういうほうがいいよね。
四方:〈その風を作り出すのは誰?〉の部分は最初からあったわけじゃなくて、アレンジとして引っかかりが欲しくて、最後に足したんです。で、そこで何を言おうかと思ったときに、出てきたのがこの歌詞だったんですよね。
―8月にリリースされた「WAV」からまたモードが切り替わった感じですか?
四方:そうですね。「コロナ以降」って感じがするかな。
―制作の方法自体が変わった?
吉見:スタジオに入れないので、リモートで作るようになって、今回レコーディングスタジオを使ったのはボーカル録りだけです。あと、『インドア』のときは基本的に四方がひとりで作ってて、「ギターを入れてくれ」ってなったときも、「こういう感じのギター」みたいな要望込みというか。でもまだ四方の聴いてる音楽を吸収し切れてない段階だったから、手探りでやってて、自分の意志がない......とまでは言わないですけど、自分のギターアレンジにも四方の意見がすごく混ざっていて。
武志:でも、今回はメンバーからの提案がすごく増えたし、メンバー以外のアレンジャーさんとかエンジニアさんも含めて、ひとつのチームとして作った感じです。
吉見:『インドア』のときは四方が「これをやんねん!」みたいな感じだったけど、今回は結構意見を取り入れようとしてくれて。もちろん、譲らない部分もあるけど、聞くところは聞いてくれて、よりチームで作ってる感じになりましたね。
―「コレクティヴ(集合体)」により近づいたと。
四方:そもそも『インドア』を作り終わってすぐに、「次は『アウトドア』っていうタイトルで作ろうか」っていう話はしてて、もっと開いて、他の人の意見を取り入れるっていう意味でもタイトルが機能するようにしたいと思ってたんです。
吉見:「Futura」のデモ段階のタイトルが「アウトドア」で、この曲の明るさ具合からして、『インドア』とは違うモードになったんだなって、はっきりわかりましたね。
―「WAV」以降の楽曲にはアレンジャーとしてTEMMA-Tejeが参加してるんですよね。ロンドンを拠点に、トラックメーカーとしてもバンドでも活動されていた方ですが、どのように知り合ったのでしょうか?
吉見:いつも僕たちのレコーディングの仕切りをやってくれているディレクターさんが、YAJICO GIRLが今やろうとしてる音像感とか音楽性に合うんじゃないかって紹介してくれて。はじめは「どうなんだろう?」と思いつつ......いざ一緒にやってみると、すげえよくて(笑)。「WAV」のベースとドラムのアレンジから始まったんですけど、普段あんまり個人LINEをしない武志から「TEMMAさん、マジですげえ」って送られてきて。実際すごい波長が合うというか、いい人に出会えたなって。
―特に楽曲のどんな部分でプラスに作用したと言えますか?
四方:何でもできる人なんですけど、ジェイムス・ブレイクっぽい音作りに長けていて、国内でそういう人があんまりいないから、そこも良かったなって。作曲はもちろん、プロダクションとか音作りにすごく気合が入ってる人なんです(笑)。
―今は音像に時代感が出るし、『インドア』以降はYAJICO GIRLがアンビエンスを大事にしていることもはっきり伝わるようになったから、そこをさらにブラッシュアップできるアレンジャーの存在は大きいですよね。「WAV」、「Futura」に続いて、12月にリリースされた「FIVE」も大きな反響があって、タイトルはメンバー5人を表しているのだと思いますが、なぜこのタイミングでメンバーに対する歌詞を書こうと思ったのでしょうか?
四方:自粛期間中は外に出られなくて、そうなるとやっぱり普段会ってた人のことを考えるじゃないですか?その中で生まれた曲ですね。あとは暇なので、自分の将来像とかをすごく考えて、このバンドの夢だったりも改めて考えながら、歌詞を書きました。
吉見:「FIVE」をリリースするちょっと前くらいに改めて5人で集まって、「今後どうしようか?」って話をしたときに、「やっぱり大きくなりたいね」って話になったんです。「FIVE」ができて、全員の気持ちが昂ぶってたからなのかわからないけど(笑)。
バンド編成にこだわらない自由なアプローチ
―『インドア』のタイミングでは四方くんが好きな音楽として、フランク・オーシャンやチャンス・ザ・ラッパーの名前を挙げていましたが、今作を作るにあたってメンバー全員で共有したリファレンスはありましたか?
四方:リファレンス元はそこまで変わってないかもしれない。ただ、今回は自分が関わるところが前より少なくなった分、メンバー各々が自分でリファレンスを探してきて、上手いことやってくれた印象があります。
武志:『インドア』のベースはアンビエンスをすごく意識したので、白玉だったり、ループものが多かったんですけど、今回もループの感じは残しつつ、前よりもっと派手にしてもいいと思ったので、「Better」とかは意図的に動くベースラインを作ったりして。
四方:ベースは歌えるラインがすごく増えたよな。
武志:四方の作るメロディーは、歌謡曲みたいに歌えるメロディーではないから、「Surfing」とか「Better」に関しては、自分がメロディーを弾けばいいかなって。
―歌えるベースラインを作る上では、何かリファレンスがありましたか?
武志:特にはなくて、コロナ禍の中で教則本のフレーズ集みたいなのを延々とやってたので、勝手に身に着いたのかなって。でも、ゴスペルっぽいベースはいっぱい聴いたかも。
―「Better」はまさにチャンス・ザ・ラッパーやBrasstracksの流れにある1曲ですもんね。榎本くんはどうですか?
榎本:まず「ギター2本いらんのかな?」と思って、「ライブどうしよう?」ってなったので、とりあえずアコースティックギターを買って。なので、最近アコギの曲もちょいちょい増えてて。鍵盤にも挑戦したいし、今年もいっぱいいろんな楽器を買おうかなって(笑)。
―だんだんギタリストじゃなくなっていくと(笑)。
榎本:吉見がギターを頑張ってくれてるから、俺はお騒がせ担当というか。
吉見:自称「サイケデリックパフォーマー」やもんな(笑)。いずれライブでは榎本のブースにいろんな楽器が並ぶようになるかも。
―でも確かに今の音楽性とツインギターという編成の相性の問題はありますよね。最近はR&Bやヒップホップでも歪んだギターが使われる割合も増えてるから、そこを強みにして2本押し出す手もあると思うし、もちろん他の楽器も使いながら音色を広げる手もあるし。
吉見:ギターのアレンジは僕が全般やっていて、2本にするのか、1本で行くのか、その揺らぎは曲ごとにあって。「Futura」ではギターソロをハモったりしてるんですけど、「Better」はめちゃめちゃ迷った末に2本にして、1本はリード、1本はコードにして。四方はギタリストではないから、フレーズはほぼ委ねられてるので、そこはやりやすいんですけどね。
―四方くんは曲を作るときにギターが2人いることを意識してますか?それとも、そこは取っ払って考えてる?
四方:後者ですかね。音源の段階では考えないようにしてます。
―「コレクティヴ」という発想で言うと、「担当楽器」という考え方も取っ払って、それぞれが自由にアプローチするのもアリですよね。で、ライブは自分の楽器を弾くっていう。
四方:僕は全然それでもいいと思ってます。
―その上で、もちろんギターが2本がっつり鳴ってる曲があってもいいし。
四方:「わかったよ / PARASITE」とかただのロックバラードやもんな(笑)。
吉見:『インドア』と比べて、ギターの自由度はすごく上がってるんですよね。前はアンビエントっていうキーワードに縛られて、ギターの特徴的なアタック音を消したりもしたけど、今回は「Futura」のサビでカッティングをしたり、「WAV」でひさしぶりにソロを弾いたりもしてて。ただ、自分のスタンスとして、あんまり普通の音像ではやりたくないから、「WAV」は実はFX(エフェクト)的に9本くらいギターが入ってて。TEMMAさんはそういうのも面白がってくれて、自分の個性を認めてくれるから、そういう意味でもいいチームだなって。
―「わかったよ / PARASITE」は「ただのロックバラード」って言ってたけど、途中で曲調がガラッと変わりますよね。これはタイトル通り、映画の『パラサイト 半地下の家族』を意識したわけですか?
四方:最初から映画を意識したわけじゃなくて、ギャーンって鳴らして、エモく歌うと、どうやってもいい曲になるじゃないですか(笑)? そういう感覚に依存しちゃってるみたいな、批判的なまなざしもありつつ、別れた彼女のことを今でも考えて、感傷に浸る自分に依存してるっていう、そのふたつのパラサイトがあって、それが切り替わる。歌詞のテーマと曲の構造が有機的に混ざってて、僕この曲めちゃめちゃ好きです。
―テーマとアレンジはどっちが先だったんですか?
四方:アレンジが先で、そこからテーマが出てきました。そもそもは普通に、切り替わる前までで1曲だったんですけど、これだと普通過ぎるってなって、バキッとトラップっぽいのに変わる展開にして、そこから歌詞を書いたんです。
―駿くんはビートに関してどんな風にアプローチしましたか?
古谷:ベースと同じで、『インドア』はループのオンオフみたいな考え方だったけど、今回はつなぎ目にフィルが入ってることも多くて、Zoomでアレンジャーさんと「これはこっちに動かしましょう」みたいに、音を一個一個動かして作りました。「Futura」は僕が打ったやつがわりとそのまま使われてるんですけど、武志に「めっちゃ変」って言われて(笑)。
武志:言葉で上手く言えないんですけど、駿が一回手を付けると、独特なビートになるんですよ。なので、「Futura」が一番ベースを弾きにくい(笑)。「FIVE」のドラムも打ち込みならではで、一個一個音を並べた感じがすごくしますね。
吉見:あれはレコーディングスタジオだったらもうちょっと生々しいというか、ノリが変わった気がするから、リモートならではの仕上がりだと思います。
分断と多様化が進む社会に必要なもの
―タイトルの『アウトドア』は早い段階で決めていたそうですが、コロナ禍になって、その意味合いにも変化が生じたのかなと。
四方:一度決めてはいたものの、自分の中のイメージと合わなかったらやめようと思ってたんですけど、コロナ禍の中でいろいろ考えた上で、やっぱり『アウトドア』がいいなって、再確認しました。全員が家に籠って、いろいろ考え事をしてたと思うんですけど、自分から扉を開かない限り、分断とかはなくならないと思って、そういう意味でも『アウトドア』っていうタイトルが今一番いいんじゃないかなって。
―コロナ禍の中で、特にインスピレーション源になった出来事はありましたか?
四方:グローバルなポップカルチャーと接続されて生きてる感覚があるから、トランプとバイデンとか、BLM(Black Lives Matter)とかは、自分事のように考えちゃうし、その中で音楽や映画の表現も変わってくるじゃないですか?そういうのを見ながら、今自分が語れるテーマを探す感じでした。「Surfing」はネット社会の話で、ポスト・トゥルースとかも関わるんですけど、何が本当かはどうでもよくて、自分が信じたいことを信じて、見たいものを見て、それに合ったものを提供されるようになると、反対意見に面と向かう機会が減るので、「あいつ何考えてるのか意味わからねえ」みたいになりがちだと思うんです。それはまずいなっていうのが問題意識としてあるので、そこを真剣に書きました。
―エコーチェンバーやフィルターバブルが問題になる中での、開かれたコミュニケーションの重要性を感じます。言ってみればですけど、「バンド」ではなく「コレクティヴ」という考え方も、閉じた世界ではなく、多様な考えに触れることに繋がりますよね。
四方:今回のアートワークには、チームの人たちの名前が全部書いてあるんですよ。
古谷:デジタルだから、普通はCDのブックレットに書いてあるのを、そのままアートワークに全部入れました。
―「Better」の歌詞もすごく印象的で、〈川に映る都市の灯りと暮らし それはいつまでもかけがえのないもの〉というラインからは、一人ひとりの生き方を肯定して、後押しするようなポジティブなフィーリングを感じました。
四方:ありがとうございます。でも、この歌詞は結構難航して。言いたいことが溢れて、どこを入れてどこを外していいかわからなくなっちゃったんですよね。だから、何かを感じ取ってもらえたら嬉しいけど、自分の中では結構散文的というか、しっかり作り上げたというよりは、自分のイメージが羅列されてる感覚に近いかもしれない。
―最後は〈まだ音は続いてる〉で終わっていて、たとえまとまらなかったとしても、考え続けることが大事というか。実際まだまだいろんな問題が終息してないわけだし。
四方:そうですね。今はお先真っ暗な感じですけど、より良い方向に行くように、考えたり、行動していくしかないかなって。
―YAJICO GIRLの活動も、2021年はより良い方向に向かうといいですよね。
吉見:この前「Mashroom 2021 ~Hello new wind~」に出て、2~3か月ぶりにライブをしたんですけど、ライブ感を忘れちゃってて。でもすごく楽しかったし、生きてるなって感じがしたんですよね。なので、今年はもっとライブもしたいし、作品ももっと出したいです。
―ちなみに、バンドのこれからについて話し合ったときって、具体的にはどんな話をしたんですか?
吉見:僕らはそもそも活動が遅かったというか、『インドア』を出すまでに2年かかったし、ライブももともとそんなに本数が多くなかったから、周りからはあんまり必死さが見えなかったと思うんです。でも、僕らの意志としてはやっぱり大きくなっていきたくて、それこそ日本武道館とか、そういうところに行きたいよねっていうのを再確認して。前までは具体的なキーワードが出てこなかったんですけど、それが出たのはよかったと思うし、これからはそこも見据えた上で、活動していけたらいいなって思ってます。
取材・文:金子厚武
撮影:今井駿介
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■期間
2021年2月19日(金)20:00〜2021年2月28日(日)23:59まで
■当選発表
2021年3月3日(水)予定
■注意事項
※アカウントが非公開の投稿は応募を無効とさせて頂きます。
※当選者にのみDMもしくはメッセージでご連絡します。DM・メッセージの受信機能を有効にして頂くようお願い致します。
※当選のご連絡から2日以内にお返事がない場合は当選を無効とさせて頂きます。
※選考経過および結果に関するお問い合わせには一切お答えできません。
※プレゼントの当選権利は、当選者本人に限ります。第三者への譲渡・転売・質入などはできません。
RELEASE INFORMATION
YAJICO GIRL『アウトドア』
2021年2月17日(水)
1. Futura
2. WAV
3. 街の中で
4. Surfing
5. FIVE
6. ただいま
7. 今夜は眠らないで
8. セゾン
9. わかったよ/ PARASITE
10. Better
視聴はこちら
LIVE INFORMATION
ヤジヤジしようぜ!Vol.5 "Outdoor Release Party"
2021年3月7日(日) 渋谷 WWW
2021年3月21日(日) 梅田Shangri-La
<チケット情報> ¥ 3,300(税込/ドリンク代別途要)
■一般発売
発売開始日:2/21(日)10:00~
受付URL:https://eplus.jp/yg-ep/
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YAJICO GIRL オフィシャルサイト@YAJICOGIRL
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