2021.10.26
これまでも幾度となくバンドのアートワークを手掛けてきた三原康司(Ba&Cho)がジャケットのデザインを担当しており、様々なモチーフがコラージュされた存在感あるビジュアルとなっている。そのジャケットをベースにしたMVを手掛けているのが関西を中心に活動するクリエイターチーム、透明回線だ。康司とは芸大時代からの旧知の仲で、以前からお互いにコラボレーションを熱望していたという。そこで、三原康司と透明回線のうきち、SHUN、としおの4人による対談インタビューを行った。
友達であり、刺激を与え合える存在でありたい
─康司さんと透明回線の皆さんはそもそも昔からの友達ということですが。
三原康司:そうですね。自分が通ってた芸大の友達を通して知り合って、徐々に仲良くなって、音楽やデザインだけに止まらずいろんな話ができる友達ですね。絵を描いてる友達みんなで一緒に旅行に行ったり、コロナ禍でもZoom飲みをやったりしてずっと交流があって。僕もバンドをやっていく中で色んな友達ができていくんですが、その中でも透明回線のみんなってすごく野心があって。普段はふざけてワイワイしてる感じなんですけど、旅行に行った時も夜になると大体熱い話になるような関係で(笑)。それで「いつか何か一緒にやれたらいいよね」っていう話をよくしてたんです。それがようやく実現できた。だから、今日こういう形で取材を一緒にやるのが不思議な感じです。
うきち:康司くんはずっとめちゃくちゃ優しい印象ですね。僕らが大学卒業して、透明回線として活動するようになって。一回現場が一緒になったんですよね。FM802のイベントで、僕らがメインビジュアルを描いていて、フレデリックはライブをやって。その時も嬉しかったんですが、いつかがっつり一緒にやりたいなと思ってたのが今回叶ったのですごく嬉しいです。
としお:康司くんのことは学生の頃からずっとかっこいい先輩っていう風に思ってます。生き様を見せてくれる先輩。
康司:めっちゃ褒めてくれるやん(笑)。
としお:(笑)ほんとにそう思っています。
SHUN:フレデリックは僕らからするとジャンルは違えどずっと前を走ってる友達って感じなんです。有言実行っていうか。新曲も毎回めっちゃ良くて。だからこっちも「負けへんぞ。もっといい絵描いたろ」っていう気持ちになる。僕らも康司くんに対してもそうやって刺激を与えたいって思うし。
康司:旅行の夜にまさにそんな話したよね(笑)。透明回線は全員が全員負けん気が強い感じがあって。自分も音楽をやってるとどこかでずっとそういうものを焚きつけてるので、同じような人を見ると安心するというか。近しい友達でそういう人がいることが嬉しかった。お互いに刺激し合えてる感じがすごく好きだし、波長も合うんですよね。落ち着いて話せる時もあるし、ふざける時もある。だから、今回の制作みたいな真面目な感じに最初慣れなかったところもありました(笑)。
「サイカ」のテーマは個性や才能を尊重するということ
─今回オファーに至ったのはどうしてだったんですか?
康司:「サイカ」はアニメの『さんかく窓の外側は夜』のオープニングテーマとして書き下ろしたんですが、原作のマンガを読ませていただいて、キャラクター同士の関係性に深さをすごく感じたんです。信頼関係っていう形がなくて目に見えないものをどれだけ持てるか、お互いの個性や才能をどう尊重するかっていうことがすごく繊細に描かれてる作品で。自分の身近な友達の中で、個性や才能の面で一番面白いなと思うのが透明回線だったんで、一緒に何かできたら楽曲のテーマにもすごく合うし、面白いものができるんじゃないかって思って相談しました。あと、ミュージックビデオを作ってくれる監督さんや、ライブの照明さんやPAさんっていう存在って裏方って言われたりもしますけど、僕としてはそれぞれが主役だと思っていて。そういうつながりにこだわってきたバンドだからこそ、そこをフィーチャーしたかったのもあります。
うきち:俺が最初に康司くんから「透明回線とフレデリックで一緒に作品を作りたい」っていう相談を受けて。その時に、「対等に作りたいから、透明回線の色も遠慮なく出してほしい」っていうようなことを言ってくれたので、嬉しかったと同時にかなり気合が入りましたね。
康司:そもそもジャケットのイメージを作る時から相談してたんですね。その段階からアイディアをもらってたりして。なので、ジャケットのデザインはメインで僕がやってますけど、そこから透明回線と一緒に作っていったっていうか。それで、今回の楽曲は個性や才能を活かすっていうメッセージがあるので、1つのコラージュ作品になってる絵柄がテーマに合うなって思ってジャケットのアートワークを作っていきました。
-そのジャケットのアートワークをもとに、MVはどうやって作っていったんですか?
SHUN:「サイカ」を聴かせてもらって、僕ら3人の歌詞の解釈だったりを康司くんに話して、康司くんの歌詞の解釈も聞いた上で、世間話も交えながら4人でMVのストーリーを作っていきましたね。僕らはこれまでミュージックビデオを何作か作ってきたんですけど、今回は共作みたいな感じだったのですごく新鮮でした。康司くんのアートワーク自体ずっと好きやったんで、それをどう活かしてかっこよくMVで見せていくかを考えるのはすごい楽しかったですね。
─「サイカ」の曲の印象はどうでした?
SHUN:すごく跳ねてて踊っている感じはあるけど、なんか大人の感じがしましたね。曲を聴いていくうちにアメリカやイギリスの高校であるプロム(学年の最後におこなうダンスパーティー)のイメージが浮かんで。その感じをMVのアニメーションにちょっとだけ入れたんですけど。これは今初めて共有しました(笑)。
康司:そうやったんや(笑)。
うきち:僕は今までのフレデリックの楽曲イメージがありながら、ゆっくり踊っているような優しい印象を受けたので、デジタルな中にもアナログっぽい質感をどこかに出したいなと思ったんです。それで、そういう質感の歌詞のアニメーションを作っていきました。
康司:アナログ感をどう出すかっていうことは最後らへんで結構話しましたね。曲を聴いてもらった時から、バランスについてもすごく感じ取ってくれてるなって思いました。僕らもそれぞれ考え方に違いもあって。でもそれを尊重できる相手でもあるので、だからこそそれぞれの才能や個性をいかに活かすかっていうことを主軸にできたミュージックビデオになったなって思うんですよね。それが「サイカ」っていう作品のメッセージにもなってると思います。
としお:僕はジャケットのモチーフひとつひとつをきちんと見せたかったのと、それぞれのモチーフを違う角度で見ると同じモチーフでも捉え方の違いが生まれるっていうことは曲のテーマに通じる部分でもあるので、3D空間上にモチーフを配置させて作ったんですよね。
SHUN:そもそも康司くんのジャケットのアートワークがあって、僕らそれぞれの個性っていうものもあって。それぞれを活かしたMVを作ろうってみんなで喋ってたので、本当に曲のメッセージとぴったりだったっていうか。実際アニメーションも、僕とうきちが素材やエフェクトを作って、それをとしおに渡してはめてもらってっていう、それぞれの役割や個性を発揮した作り方をしたので、すごく自由に4人の個性を活かせたんじゃないかって思いますね。
─そういうことが康司さんはやりたかったわけですもんね。
康司:そうなんですよね。そもそもこのジャケット自体個性が強いので、それをバランスよくMVにうまくまとめるのってすごく難しいことだと思うんですよ。その上で、自分たちの色も出してくれたのは素晴らしいことだと思います。
SHUN:作っていく中で、「ここをもうちょっとこうしたいな」っていうこととかも全部共有しながら進められたんですよね。「ここ違和感あるから一旦見てほしい」みたいな感じで康司くんと細かくやりとりして。そうやってお互いの脳内の意識をしっかり共有できたので、すごくやりやすかったです。
康司:やっぱり普段からよく話すような関係値ができあがってると、ある程度好きなものや「こうしてくるんだろうな」っていうことがなんとなくわかるというか。それがすごく活かせた感じはしてます。
SHUN:康司くんがどういう気持ちで音楽をやっててどういう気持ちでアートワークを作ってるかも知ってるし、お互いにそういうことを全部話してたので、信頼できてるから何がきてもこわくないっていうか。「あ、そう来るんだ」っていうのも僕にとっては康司くんの感じで。だから僕らも何でも康司くんに見せられるし、何を言われてもいいし。
うきち:ジャケのラフを何回かやりとりしてて、パターンは色々あるのに全部康司くんらしいんですよね。それも嬉しかったというか。
康司:それ結構言ってくれてたもんな。「全然俺らに合わせなくていいから」とも言ってくれて。
としお:僕は実際曲を作ってる人とここまで密接に話し合ったことが今までなかったっていうことと、内側を知ってる友達と映像を作ることもなかなかないことだったので、すごく貴重な経験ができたと思ってます。何を表現していいか、色々と考えることは多かったんですけど、今回の経験のおかげで前よりもっと映像を視覚化することについて深く考えるようになりましたね。
SHUN:他の仕事の場合だと、やっぱり納期があって、その1週間ぐらいに一旦見せてとか、スケジュールに合わせて動くことが多いんですけど、今回は毎日のように話しながら作ってたのでやっぱり全然違いましたね。全部一緒に作った感覚があってすごく楽しかったです。仕事なんだけど友達と遊びながら作れた感じです。
うきち:自由度高かったよな。その分冒険できたというか、攻められた。その表現について深く掘る時間がすごくもらえたので楽しかったですね。
SHUN:うん。作品を作るうえで、信頼関係やコミュニケーションって大事やなって思いました。
うきち:クリエイター同士のコミュニケーションがうまく取れてなくて、ここはこうしたかったけど先方からは違う要望が来たり、作りこめなかったことも過去にあったんですけど、そういうのが初めてゼロな状態で創作できたんですよね。だから、これからはもっと相手のことを尊重してコミュニケーションを取りながら、一緒にものを作っていく感覚を大事にしたいなって、今回の作品を通して強く思いましたね。
康司:友達同士だから逆にうまくいかないこともあると思うんで、俺も最初はどういう風になっていくのかなって思ったところもあったんですけど。でも音楽もそうですけど、余計なことを考えずに、素直に思ったものを表現するっていうことができたし、率直にすごく良いものができたと思うので、すごく嬉しいですね。
無機質なデザインの奥にある温かな質感
─康司さんはバンドのメンバーでもありコンポーザーでもあり、デザインも担当されていて。最初は全部ご自分でやられてましたが、今ではいろんな人と手を組むようになりました。
康司:知らない景色を見るのもすごく楽しくて。「はじめまして」の人が見るフレデリックってどういうものなんだろうとか。バンド自体、好奇心が旺盛なんですよね。その中で、今回は自分がデザインした方がいいなって思うタイミングもあるので、その都度いろんなことを考えてアートワークやグッズを作っていってますね。
─透明回線の皆さんから見て、フレデリックのアートワークはどういう印象がありますか?
SHUN:アートワークを見ても曲のイントロを聴いてもすぐにフレデリックってわかるっていうか。パッケージがすごくしっかりしてるなって思ってます。音がループする曲も多いですが、アートワークも有機的ではあるけど、一貫して無機質さを感じるというか。「サイカ」のジャケットも、手や植物とか有機物は入ってるんだけど、全体的には無機質な感じがある。
としお:僕も無機質さは感じていて。「サイカ」のMVではそのフレデリックの色をどう活かすか悩みましたね。
SHUN:透明回線の活動のコンセプトにも、アナログとデジタルの境界線を行き来するっていうのがあるんです。だから、康司くんのアートワークにも近しいものを僕らずっと感じてて。康司くんがすごいのが、出会った時の学生の頃のアートワークから印象が変わらないんです。一本の筋がちゃんと通ってるところがリスペクトできます。僕も作品を作る中で、そこが一番難しいと思ってて。やっぱりぶれちゃう時もあるし、好みが変わることもあって。でも康司くんはコアな部分が全く変わらないので、見習うべきところやなって毎回思います。
うきち:康司くんのアートワークは全部独特ですよね。学生の時に描いた『うちゅうにむちゅう』のジャケットのイラストを使ったアートワークから変化はしていってるんですけど、画面の作り方において一貫して康司くんを感じるんです。それこそ「サイカ」のアートワークを作る時に康司くんらしさを大事にしたいって思ったので、「それって何なんだろう」って探っていったんです。具体的にこのモチーフをずっと使ってるとか、この色をずっと使ってるとかはなくて、グラフィック的なアートワークが多いのに、素朴なあったかさを感じて。そこは康司くんの人柄がにじみ出てる部分なのかなって思いました。それで「サイカ」のMVでは、アナログなえんぴつの線を使ったりして、自分なりにその康司くんらしさを解釈したんです。
康司:今の3人の話を聞いて、よく見てくれてるなって思いました(笑)。無機質とあったかいって違うことを言ってるように思えるけど、自分としては無機質な表現やシンプルな表現ってめちゃくちゃ考えられてることが多いと思ってるんです。自分は平面的なデザインもするんですが、シンプルさや無機質さの裏側に何を込めるかをすごく考える。その背景にあるストーリーを想像することってすごく大切だと思ってて。
SHUN:平面的なデザインで無機質でシンプルなものって、僕の中ですごく紙一重なビジュアルで。一歩間違えばダサくなって、「なんやこれ」で終わっちゃうアートワークもすごく多いんですね。でも康司くんのアートワークはひとつひとつちゃんと裏側に意味があって、それがビジュアルにちゃんと出てる。だからすごく安心して見れるんです。
康司:「サイカ」のMVでも空間を見せるっていうことをすごく意識してくれたんですよね。こういう隙間があって立体感があってっていう。それは今の話にも通じるなって思いました。だから、自分が考えるデザインの意味みたいなものを3人とも自然と汲み取ってくれてたんだなって。やっぱり、透明回線っていうグループがどういう活動をしてきてるか知ってるからこそ、自分も半端な形で一緒にやろうとは思わなかったですし。フレデリック自体、これまでいろんなクリエイターさんと一緒にものを作ってきましたけど、こうやって身近な仲間とやることはなかったので、そういう関係の相手と気兼ねなくものを作れたっていう経験は今後にも活かされていくんだろうなって思いますね。
取材・文:小松香里
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※プレゼントの当選権利は、当選者本人に限ります。第三者への譲渡・転売・質入などはできません。
RELEASE INFORMATION
フレデリック「サイカ」
2021年10月6日(水)
Format: Digital
Label: A-Sketch
Track:
1. サイカ
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LIVE INFORMATION
FREDERHYTHM TOUR 2021〜思い出にされるくらいなら二度とあなたに歌わないよ〜
2021年10月31日(日)仙台 Rensa2021年11月06日(土)高松 festhalle
2021年11月13日(土)新潟 LOTS
2021年11月14日(日)金沢 EIGHT HALL
2021年11月27日(土)広島 BLUE LIVE
2021年11月28日(日)岡山 CRAZYMAMA KINGDOM
FREDERHYTHM TOUR 2021-2022〜朝日も嫉妬する程に〜
2021年12月11日(土)北海道 Zepp Sapporo2021年12月17日(金)大阪 Zepp Osaka Bayside
2021年12月18日(土)大阪 Zepp Osaka Bayside
2022年01月20日(木)愛知 Zepp Nagoya
2022年01月21日(金)愛知 Zepp Nagoya
2022年01月30日(日)福岡 Zepp Fukuoka
2022年02月03日(木)東京 Zepp Haneda(TOKYO)
2022年02月04日(金)東京 Zepp Haneda(TOKYO)
PROFILE
フレデリック
神戸にて結成された三原健司(Vo./Gt.)、三原康司(Ba.)の双子の兄弟と、赤頭隆児(Gt.)、高橋武(Dr.)で編成される4人組バンド。
2014年9月、ミニアルバム「oddloop」でメジャーデビュー。2016年6月に1stフルアルバム「フレデリズム」をリリース、2018年4月には地元・神戸ワールド記念ホールにて初のアリーナワンマンを開催。2019年2月2ndフルアルバム「フレデリズム2」をリリースし、2作連続でオリコンアルバムTOP10入りを果たす。2020年2月には横浜アリーナ公演、2021年2月には初の日本武道館公演を開催した。4月に配信シングル「名悪役」をリリース、10月から全国ワンマンツアー「FREDERHYTHM TOUR 2021~思い出にされるくらいなら二度とあなたに歌わないよ~」、12月から「FREDERHYTHMTOUR 2021-2022~朝日も嫉妬する程に~」を予定している。2014年にリリースした「オドループ」はYouTube再生回数【約9,500万回】を記録(※2021年10月現在)、TikTokでは2020年11月週間楽曲ランキングで1位になるなど現在もなお脚光を浴びている。
独特なユーモア性と幅広い音楽的背景から生みだされる繰り返されるリズムと歌詞は中毒性が高く、印象的なミュージックビデオやアートワークも一目おかれる一方、ライブならではの楽曲アレンジや多彩な演出、そして高い演奏力でライブバンドとしても定評があり、毎年全国各地のフェスに多数出演。どのシーンにも属さない「オンリーワン」なバンドである。
透明回線
関西を中心に活動するクリエイターチーム。2012年5月 大阪芸術大学で結成うきち(ペイント・デザイン)、SHUN(ペイント・イラスト)、としお(映像・音響)の3名で構成。
主にライブペイントとプロジェクションマッピングを組み合わせたライブパフォーマンス作品を制作。
近年ではMV制作やアニメーション制作など映像作品や、企業へのグラフィックイラストの提供など、ライブパフォーマンスの枠を超え精力的に制作活動を行っている。
LINK
フレデリックオフィシャルサイト@frederitter
@frederigram
透明回線オフィシャルサイト
@towmeiline
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