2021.09.13
んoonが3作目となるEP『Jargon』をリリース。ラッパーのvalkneeをフィーチャーした「Lobby」を筆頭に、これまで以上にバンドが持つエッジ―さ、プログレッシヴな側面が開花している印象だ。今回はメンバーの4人に、新作についてはもちろん、バンドの成り立ちについてもインタビュー。んoonの正体に迫った。
4人が集まるまで
―ベースの積島さんとハープのウエスさんはもともとノイズインプロビゼーション(即興)をやっていたそうですね。
積島直人(Ba):はい。僕はアルミサッシに弦を張って弓で弾いていました。ウエスはハープをドライバーで叩いて音を出していたよね(笑)。
ウエスユウコ(Harp):はい(笑)。私はハープを小さい頃からやっていたんですけど、10代半ば頃になると普通に弾くのに飽きてきたんです。難しい曲を弾けるようになりたいとは思わなかったし、ハープを横に倒して、ネジでギュギュギュとやって音を出したりしていましたね。美大に入ってからは、ジーナ・パーキンスとかノイズ系のハーピストもいるんだと知って。ノイズ畑でライブをしていくなかで積島さんと会ったんです。
積島:ウエスさんはほかの女性奏者と2人でハープ・ユニットをやっていて、僕はノイズ界のWinkと呼んでいました。ノイズのシーンって自作の音具を作ったり、ベンディング(改造) したマシーンを使ったりする人が多いんだけど、そういう人たちを見て、それじゃなくてもその音は出せるよな、と思うことも多かったんです。ただ、ウエスさんはもともと弾ける人だということもあって、彼女の演奏からは「ハープじゃなくてもいいはずなんだけど、やっぱりハープじゃないといけない」という歪んだ必然性を感じられて。そのギリギリのラインにいることへの共感もあり、「一緒にやりませんか?」と声をかけました。
―当初のんoonではどういう音楽をやりたいと考えてたんですか?
積島:ウエスさんに声をかけたとき、「マイス・パレードと現代詩をモチーフにしたプログレッシヴな音楽を作りたい」とメールしました。当時、言葉や言語にすごく興味があって、それをいわゆる音節化していくような音楽をやってみたくて。「バンドとしてやっていくぞ」というよりは、「こういう音楽をしてみたい」という気持ちだったと思います。そのあとに誘った鍵盤の江頭(健作)も含めて、みんな和音も単音も出せる編成なので、その役割をくるくると交換しながらアンサンブルを作ろうとしたんです。
―江頭さんは、積島さんの後輩だそうですね。
江頭健作(Key):はい、高校が一緒でした。なので積島がノイズをやっているときは、彼のパシリをやっていましたね(笑)。「車出せー」と言われて、運転したり。
積島:江頭は、小学校~中学校のときは地域でも有名なピアノ少年だったんだよね?春日部で(笑)。
―(笑)。最初は3人で、積島さんがさっき言われたようなコンセプトを追及していたんですか?
積島:うーん、やってはいたんたけど、結果的に霧散していきましたね。手段ってだんだん目的化するじゃないですか。難しい演奏をやろうとすることや練習すること自体が快楽になっていく。でも、録音を聴いてみるとやれてはいるが......くらいの感じで。音楽としてのおもしろさを感じられなくなっていったんです。
―確かに前衛的な音楽が聴き手を置いてけぼりにするケースはあります。それから、JCさんがヴォーカルとして加入されるわけですよね。その経緯を教えてもらえますか。
JC(Vo):私とユウコはもともと知り合いで、彼女から「バンドやってる」と言われて、「私もやりたい!」と言ったんです。じゃあ会ってみようと。一緒にハイエイタスのライブ見て、そのあとみんなで居酒屋に行ったら、リーダー(積島)の喋りの量にあてられて(笑)。すんげえやつがいるんだなと思い、んoonのライブを観に行ったんです。そのライブがかっこよくて、ええやんってなり、じゃあ来週スタジオに入ってみようよ、みたいな流れだったと思います。
ラベリングしない音楽の在り方
―JCさんが加入することで、音楽性も変化していったのかと思いますが。
積島:シンプルにヴォーカルありのアンサンブルになりました。その変化に抵抗もなかったですね。
ウエス:最初は"ヴォーカル・ミュージック"というジャンルでいこうと言っていたよね。でも、それはJCさんが嫌だって。
JC:ヴォーカルがフロントという構造が嫌だったんです。みんなでやりたかった。
―現在のんoonの特徴であるネオソウル的な要素は、JCさん加入後に出てきたものなんですか?
積島:そうだと思います。ただ、いまのいままで我々から自分たちをネオ・ソウルと言ったことはなくて。初期はなんて言ってたっけ、セミ・プログレ・ヒップ・オルタナ・ロキノン・パンクみたいな。ジャンルの意味合いをわざとぼかすような茶化すような。
JC:そこは全スルーされていたよね(笑)。『Freeway』(2018年)の頃はシティポップと言われることもあった。それが別に悪いとか嫌だとかはないんだけど、自分たちから「○○だ」とは言わないし、いろいろな人がいろいろな見方をしてくれればいいやと思っています。作品ごとのテーマや曲ごとのモチーフもなくて、その都度やりたいことをやっているだけなんです。ちょっと突っ込みどころが多いバンドだから、みんなネオソウルだとか、ブラックミュージックだとかなんだとか、いろいろと分析してくれるんですけど、ぶっちゃけ好きにどうぞ、って感じです。
積島:そうだよね、僕自身はMerzbowや灰野敬二と同じ延長線上に、んoonはあると思っているから。あとKORN(笑)。
JC:ジャンルの話に近いものとして毎回音源を出すと、「フルアルバムはまだですか?」とも言われる。でも、私としてはそのときの音楽は音楽で。出した音楽に対してラベリングが発生するのは仕方がないんですけど、こっちは気にしていないから、これが何であるとかを気にせずに楽しんでほしい。
積島:そこでいちばん助かっているのは、フィジカルのディストリビューションはじめ、色々お世話になっているFLAKE SOUNDSのDAWAさんのスタンス。アルバム出せとか一言も言われたことがないんです。というか、何か出せと言われたことが一度もない。そこは大きいよね。自分たちがやりたい音楽をやるうえで、あまり重要じゃないと思う制約を押し付ける人が周りにいないから、非常にのびのびとできているんです。
ジャーゴン=「わけのわからない言葉」を共有する
―今回の『Jargon』は、オリジナル作としては前作の『Body』から2年2か月ぶりのリリースです。結構空きましたけど、それには何か理由があったんですか?
JC:トクマルシューゴさんとやった「みずのうた」だったり、PARCOのWebCM用に音楽を提供したりはあったので、作るペースがめちゃくちゃ落ちたという感覚はなかったですね。まぁ、コロナ禍もあいまって、普段よりはちょっと時間がかかったかもしれないです。
ウエス:でも、『Jargon』というタイトルは、かなり早くから決まってたよね。
JC:前作の『Body』のマスタリング後の打ち上げですでに話していた気がする。そのタイトルはいいね、って。
積島:普段の我々の会話は、音楽以外のたわいないことが多いんですよ。4人だけで通じるジャーゴンもいっぱいあって。
―これまでの会話からも、そうした印象は受けました(笑)。
積島:バンド内でジャーゴン的な言葉を使っているけど、お互いの捉えている意味は違っていたりする。でもキャッチボール自体は成立しているという不思議な感覚なんですよね。コミュニケーションにおいても、制作においてもそうで、抽象的な言葉で何かを伝えたとき、みんな「わかった」と言うけど、実はわかってないんですよね。わかってないのにわかったことになっている(笑)。「わかんないし説明して」となるより、「わかったわかった、これね」って間違った解釈のまま、伝えたほうは「いや違うんだけどな」となりつつも進んでいくほうがおもしろくなるんです。
スキルの底上げで辿り着いた理想的な音楽の形
―その創作論は、んoonの根幹を成していると言えそうですね。では、今回の『Jargon』の収録曲を1曲ごとに解説してください。まずはvalkneeさんをフィーチャーしたグルーヴィーな「Lobby」。
JC:これは私がデモを作ったんですけど、なぜかすごく明るい曲になってしまったんです(笑)。みんなに聴かせても笑われたし、練習でもダサい音をあてられたりしたんだけど、私も途中からおもしろくなって。どんどんデモから変わってって。ちょうど構成上、間が空いていた部分もあり、そこに私がもともと好きだったvalkneeさんの真似をしてラップを乗せたら、うまくハマった。こうなったら本人にやってもらおうとメールしてみたら、ご快諾いただけたんです。
―ちなみにレコーディングはリモートでされたんですか?
JC:いえ、私たちがいつも録っているTSUBAME STUDIOにvalkneeさんも来てくれたんです。レコーディングはめちゃめちゃおもしろかったです。「天才じゃー」ってなりましたし、最高でした。こんなに楽しい時間があるんだなってくらい。はじめて人とやってみて、人とやるのは楽しいなと気付いた。
積島:我々は人ではないので。
一同:(笑)。
―メンバー以外ってことですよね(笑)。バンドとvalkneeさんとでリリックのテーマを擦り寄せたりはしたんですか?
JC:いえ、特に歌詞を共有してはいなくて、リリックも全任せでお願いしたんです。並行世界というか、それぞれが自由に作っていて出来たものを組み合わせたらヤバいものになった。そういう合体技でした。
積島:共有しないことや確認しないことって結構重要で。合わせて読めば意味を持つことが、ひとつになると支離滅裂になる、それがすごくおもしろいんですよね。それは一人じゃ出せないところ。ほかの曲もそうですけど、僕らは歌詞もフレーズもみんなで作るんですよ。そうすることによって意味や解釈に責任を負わずに作れるし。
―2曲目の「Godot」は数年前からあった曲だそうですね。
ウエス:2015年くらいに、私がポチポチとデモを打ち込んで作ったんです。みんなに、「このアレンジのままやってください」と渡したんですけど、デモのとおりにやるのが大変だったみたいで、みんなは嫌になっちゃったんですよね(笑)。そういういわくつきの曲がようやく形になりました。
―当初のデモからアレンジは変わったんですか?
ウエス:ベースはデモに忠実ですね。あ、ピアノもか。で、歌はJCさんが考えて。ドラムはずっとサポートしてくれている久保田正道さんがいろいろアレンジしながらやってくれました。
積島:この曲のベースは、弾くのが大変です。ハープとベースって楽器の構造が違うから、それぞれの楽器の演奏者で音をどう移動させるかという感覚がまったく違うんですよ。ウエスさんのデモを聴くと、ベースのフレーズもハープ脳で作っているなとすごくわかるんです。だから、実際には非常に弾きにくい。なんだけど、「これはできないです」と言うのも違うなと思って、6弦ベースでがんばりました。
―一度頓挫した曲が今回うまくいったのはどうしてなんですかね?
ウエス:ライブではずっとやっていて、だんだん上手くやれるようになっていったんですよね。
積島:そのうちに隠れていた曲の本質が顕わになっていったんだよね。もともと「Godot」には、非常によくわからないグルーヴやダイナミクスがあったんですけど、やり続けるうちに、その歪さを残したうえで曲としてまとめられるようになった。
―3曲目の「Green」もリズム面でおもしろい楽曲です。ドラムは手数が多いですけど、これは打ち込みも使っていますか?
積島:ほぼ生音です。ドラムはサポートということもあり、曲作りの場にいないときもあるから、4人で打ち込んで練っていって。そこでおもしろいと思ったパターンを、録音ではクボタさんに身体化してもらうという。
―へえー。
積島:だから、打ち込みの音に生ドラムを当てはめてもらっている、という感じ。
ウエス:スタジオ・エンジニアの君島(結)さん曰く、んoonのドラム録りはマイクの数がどのバンドのレコーディングよりも多いらしいです(笑)。この曲のドラム録りに関しては、今回のテイクはハイハットだけ、次はスネアだけとか、もう心を無にして禁欲的に叩いてもらいました。
―そういうやり方じゃないと組めなさそうな緻密なビートですよね。あと、中盤の展開もいいなと感じました。
ウエス:あれもクボタさんの提案だったよね。
積島:そうそう、「5分の7を13で割っている」と言っていたかな。全然違うかもしれないけど(笑)ドラム以外の演奏はもともとのカウントのままやっているんですが、ドラムのアクセントが変だから、すごくおもしろく聴こえますよね。
―んoonは作品を重ねていくごとに、ビートミュージック的なアプローチを強めていっている印象なんですが、そのあたりはいかがですか?
ウエス:ブレインフィーダーやストーンズ・スロウ、ワープあたりのレーベルはすごく好きだし、ビート・ミュージックやエクスペリメンタル系......リーヴィングの作品とかもめちゃくちゃ聴いています。でも......バンドとしてそういう方向に行こうとかはないんです。ただ好きっていう。
JC:ピュアリー・ファンなんだよね。私たちは普通に音楽のファン。メンバーそれぞれ聴いている音楽は違うけど、そのなかで「これ、いいよね」っていうものが出ているのかも。
積島:演奏力がついた結果、もともとバンドが持っていた願望を、しっかり曲に落とし込めるようになったことは、今回大きいと思う。実際、変拍子とか転調とかプログレッシヴなものはすごく好きです。でも、リズムを奇数にするとか、何かを抜くのとか思い付きはするんだけど、それで曲がよくなるかは別の問題で。前のEPまでは、「普通にやったほうがハマりがいいよね」と最終的に消えていった変拍子とかがたくさんあったんです。いまは尖らせすぎず、曲のなかでしっかり収められる形で、表現できるようになった気はします。
「4人で老人ホームに入って演奏したい」
―4曲目の「Orange」は、しっとりとストレートに「ポップソング」と呼べそうな楽曲かなと。
積島:変なリズムとかエッジ―な部分はないですもんね。
JC:この曲は江頭さんと、気持ちいい系の和音でやりたいねって話をしていて。甘めっていうか、気持ちのいいキーボードのまったりした感じ――『Body』に入っていた「Custard」の親戚みたいな曲をやりたいなと。
江頭:そこで、いくつかコード進行の案を出し、あんな感じになった。あれこれゴチャゴチャいじろうというのはなかったですね。
ウエス:ハープのリフもJCさんが全部口で伝えてくれて。コンコンコンって(笑)。
積島:「Orange」がないと、『Jargon』のダイアグラムはちょっと歪になると思うんです。尖った側面が出すぎちゃうというか。この曲があるからギリギリ分裂した多面性を保っていると思うな。テンポもいちばん緩やかだし。
―5曲目の「Kuba」には、幾何学模様のGo Kurosawaさんがトランペットで参加。
JC:「Kuba」は、鼻歌です。特にピアノを弾けるわけではないんだけど、ピアノも弾いて。そしたらみんなに笑われて。これなんなんって(笑)。私はみんなで演奏しようと思ってたのに、もうこれ完成じゃんとなって。ちゃんと話を聞いてくれる君島さんに相談したところ、「管楽器を入れてもいいね」と言ってくれて、じゃあGoさんかなって。もともと君島さん経由で、幾何学模様のみなさんとは仲良くしてもらっていたんです。
―じゃあJCさんがほぼ1人で作った楽曲なんですね。
JC:そうですね。あとはクボタさんがパーカッションを入れてくれて。
―実際のレコーディングでは、ほかの3人も演奏を......。
積島:してないです。だから、曲単位でクレジットを入れると、んoonのメンバーではない人ばっかりになっちゃうね(笑)。
―JCさんは、作っているときにこういう感じにしようといったイメージはあったんですか?
JC:具体的にはなかったですね。デモを鼻歌で作るときはリラックスした状態、ほぼ横になって録っているんですけど、あれはなかでも気分良く出来た。さらにピアノを弾いてみようかなという気持ちも出てきて。
積島:そのデモの感じがすごくよかったんですよ。んoonというバンドは、ゴールイメージを持たずに進めていくことが多く、どういう曲にするかではなくて、場当たり的な積算志向で作っていくんです。その結果、Goさんのキーもいまだによくわからないもんね。
―6曲目、最後の「Sniffin'」は今作のなかでも特にプログレッシヴな楽曲かなと。
ウエス:2016年くらいからネタ自体はあったんですけと、いまとは全然違うスロウな曲でした。今回復活させようとなり、取り組んでいった結果、どんどん違う方向に行きましたね。リフとかメロディーはそこまで変わってないんだけど、テンポやリズムでいろいろと実験ができました。
積島:今回の制作初期の段階でウエスさんから、この曲は「好きにベースを弾いて」と言われたので、ベースラインは江頭に任せて、自由に弾きました。それが気持ちよくて(笑)。こんなにラクなのかって。
JC:ライブで「Freeway」をすっごくうるさくアレンジしたヘル・ヴァージョンっていうの をやっていて、あれは演奏するのが気持ちいいんですよね。私たちのテンションも上がるし。それで、ベースとドラムはズダダダダとアグレッシヴでやかましい曲を作りたいねって。
ウエス:で、最後はガバ(笑)。
―ガバの箇所、めちゃくちゃ好きですよ。もっと長くやってほしいくらい。
JC:私たちもガバが好きで、どうにかガバをやりたいとは思ってたんだよね。「Sniffin'」はみんなが自由にできて、この先にも繋がりそうな感じがあります。1曲のなかに、いろんなリズムを入れられたし、やりたいことをやれてすっきりしました。
―今回、『Jargon』の6曲を中心に話を訊けて、んoonはすごく自由に創作をできているんだなと確認できました。
積島:我々は一緒に演奏する以前から知り合いであるというのが、このバンドは大きいと思います。音楽の話と音楽じゃない話に境界線がなく喋れていて、そこらへんからいろいろと発想が生まれている。
―仲良いんだなと思いましたよ(笑)。でも4人のジャーゴンを受け止めて、メンバーの理想に応えているクボタさんの懐の深さとドラマーとしての技術もすごいなって。
JC:ほんとうに、半端ないおもんばかりをしてもらってるよね(笑)。
一同:間違いない(笑)。
―(笑)。最後にバンドとしてどうなっていきたいかを教えてくたさい。
ウエス:それは恥ずかしくて言えない。
一同:(笑)。
ウエス:あそこでライブしたいとか、海外に行きたいとか、コラボをいっぱいしたいとかいろいろあるんですけど、私はおじいちゃんおばあちゃんになっても、4人が老人ホームにいて、そこで演奏したいなって。
積島:それはヤバいね(笑)。老人になったときに出す音はすごいと思うんだよね。加齢でどんどん高音域が聴こえなくなってくるから。カナダのザ・ニヒリスト・スパズム・バンドとか、みんなじいちゃんになっているけど、やっぱり若いときより音が変わっていると思う。低音の出方とか高音のつんざき具合とかが。
江頭:まぁ、自分たちのペースでやりたいことをできるのがいいな。
JC:それはすごくいいことだと最近思う。
―んoonはそうできる環境を頑なに守っているバンドではないでしょうか。
積島:いま変な外圧はないよね。この日までにこれをやってくれとかもないし。
JC:4人でやるってことがいちばん大事なので、業界的な流れとかは、あんま関係ない。ちゃんと会話ができる人たちではないんだけど(笑)、それでも話が通じるのがこの人たちだから。そういう意味では、メンバーに「サンキューな」って感じ。
取材・文:田中亮太
写真:宮下夏子
RELEASE INFORMATION
んoon「Jargon」
2021年8月25日(水)
Format: CD/Digital
Label:FLAKE SOUNDS
Track:
1. Lobby
2. Godot
3. Green
4. Orange
5. Kuba
6. Sniffin'
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
Jargon
2021年9月20日 (月) WWW渋谷
Open17:00/ Start 17:30
チケット3,500円
出演:んoon
FLAKE RECORDS 15th Anniversary
んoon 「Jargon」 揺らぎ 「For you, Adroit it but soft」
W Release Party
2021年10月2日 (土) 大阪Music club JANUS
出演:んoon / 揺らぎ
Open 17:30 / Start 18:00
チケット 3,800円(+1D)
LINK
オフィシャルサイト@hoon_jp
@hoon_jp_
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