SENSA

2022.09.01

【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス) 自身のレコード愛を語る「アナログ回 Vol.2」「Room H」 -2022.08.31-

【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス) 自身のレコード愛を語る「アナログ回 Vol.2」「Room H」 -2022.08.31-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当(番組は事前収録)。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

(黒川)8月も終わろうとしています。日付的には9月1日になりましたね。皆さんは元気にお過ごしでしょうか?ちょっと前まで実はコロナウイルスに感染しておりまして、元気が全然なかったんですけども、その間にたくさんご迷惑をおかけしてしまった方がいらっしゃったら本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりながらも、皆様からSNSなどで温かい励ましの言葉だったり、心配してくださるようなメッセージだったりをたくさんいただきまして、本当にありがとうございます。おかげで復帰して完全に復活して、今ではとても元気になりましたので、今後も気を引き締めて...(笑)。固くなってしまうとちょっとあれですけどね(笑)。気を引き締めて音楽活動に専念していきますので今後ともよろしくお願いします!


アナログレコードへの熱い想いを語る!@リビングルーム

Night Tempoさんの回を通して、本当に歌謡曲の熱に火がついてしまいまして、いきなりなんですけども、前回もやったんですけど、今回は僕の持っているコレクションのレコードから選曲して実際にレコードに針を落として流す、アナログレコード回のVol.2をやりたいと思います。家からめちゃくちゃコレクションを持って来ましたのでぜひ最後まで楽しんでいただければ嬉しいです。ということでこの前のNight Tempoさんの「ザ・昭和グルーヴ・ツアー」の東京公演でも盛り上がっていた曲のレコードを持ってきました。ぜひ皆さんに聴いていただきたいと思います。 近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」。

前回のアナログ回の記事はこちらからチェックしてください!


Night Tempoとの対談はこちらからチェックしてください!



ここからは@リビングルーム。最近僕がハッとしたことと今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間なんですが、先ほども言ったように今日はスペシャル回に無理やりしました。久しぶりのアナログ回Vol.2をやっております。僕の目の前に大きいレコードプレイヤーが置いてありまして、そこら中に僕のコレクションのレコードが散りばめられているんですけど、もうそれはすごい秘密基地のようになっておりますので、すごく素敵な空間になっております。
レコードに針を落とした瞬間の「ブツッ」という音とかも楽しんでほしいなと思っています。あと物によっては、僕は新品でなくてリサイクルショップで中古で買ったりするので、ちょっと状態が昔の物だから悪くなっていて、ほんの多少歪んでいたりするものも、もしかしたらあるかもしれないんですよ。音飛びが激しいような、あまりにも聴けたものではないものはもちろん省いていますけども、多少は「これはレコードの味だな」というものとかはあえて流していたりするので、もしそういうところに気づけたりすると、またレコードの楽しみ方が一つ増えると思います。僕はそういうのがすごく好きで大切にしたいなって思っております。実際に針の先からそこで音が鳴っているような魔法みたいなことを感じるんですよね。そういう魅力も伝えていけたらいいなと思っております。

黒川のレコードコレクション

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1曲目:久保田早紀「異邦人」
ということでこの辺でレコードの音を楽しんでいただきましょう。久保田早紀さんの「異邦人」です。たぶん知らない人はいないんじゃないですかね。たぶんタイトルを聞いただけで「あ、分かるかもしれない」という方々も多いと思います。それくらい本当に有名な楽曲で、いろんな方にカバーされているような名曲なんですよ。僕はオリジナルを最初に知ったんですけど、よく聴いていたカバーがあって、Acid Black Cherryの「異邦人」のカバーをめちゃくちゃ聴いていたんですよね。「Acid Black Cherryが昭和歌謡カバーするなんて!」と思っていました。オリジナルの詞やメロディーがめちゃくちゃいいと、それこそそれがガラッと変わった時に「これはこれでカッコいいし、オリジナルのかっこよさももちろんあるんだな」ということに気づけると思うんですよね。僕が初めて行った弾き語りイベント「素顔の見せ方」という弾き語りのイベントをまだVol.1しかやってないんですけど、その時に出てもらったPELICAN FANCLUBのボーカルのエンドウアンリさんもその時の弾き語りカバーで急遽「異邦人」をやったんですよ。それぐらいずっとずっと唄い継がれていっているような名曲です。これをぜひレコードの温かい音で皆さんに聴いていただきたいなと思って、僕の秘密基地から持ってきました。



僕はいま初めて知ったのですが、この曲の作詞作曲がご本人なんですね。どうやってこの世界観にたどり着いたんだろうと思って。「異邦人」という言葉の意味をスマホで調べたんですけど、"海外の方"とかいろんな意味があるのですが、3つくらい意味があって、"知らない人"という意味があったんですよ。その意味を知っていたのかなと思いまして、その意味を知らないとこういう曲を作れないなと感じました。曲を作るにしても歌うにしても、世界観を作り出すにしてもやっぱり学というのはある程度必要になってくるんだろうなと。僕にはまだほど遠いレベルかもしれませんが、もっといろんなものに触れていきたいなと思える1曲でした。

オンエアでは、2曲目に安全地帯「真夜中すぎの恋」、3曲目にBBHF「ホームラン」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!



3曲どれもレコードで流させていただきました。いかがだったでしょうか?良さが伝わりましたでしょうか?僕はずっと曲が流れている間、「やべえ!やべえ!」しか言ってなかったんですけど(笑)。おそらく前回も同じこと言ったかもしれないんですけど、レコードの仕組みというのはざっくり言うと、CDよりも少し大きい円盤に音の溝が刻まれているんですよ。デジタルで言うと、DTMの波形みたいなのがあるわけじゃないですか?「あ」と言うと、「あ」の形の波形が出るわけで、それが溝として盤に刻まれていて、針を落としたらその針が振動で音になって再生されるという仕組みです。それってそこで音が鳴っているものを増幅させて再生させているわけなんですけども、アナログをデジタルにしてというのが、目の前で鳴っている魔法みたいなことが好きですね。あとその温度感も好きです。経年劣化で歪んじゃったりとか、ちょっとほこりとかが乗っちゃうと「プツ」と鳴ったり、それこそ再生する瞬間の針を落とした時の音とか、こういうのは人間の手が加わっている感じがより分かるので、それがレコードの魅力の一つだと思うんですよね。本当にもっと出した方がいいです。皆さんぜひレコードに手を出してください、本当にお願いします!


薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」 弾き語りカバー@レコーディングルーム

続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日僕、黒川がピックアップした楽曲は、薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」という楽曲です。これは前回のアナログ回で実際にレコードで流させていただきました。今回は僕の弾き語りカバーバージョンという形でお届けしたいと思います。せっかくのアナログ回なので、弾き語り音源もちょっとレコードチックなエフェクトがかかっているようなものでお届けしたいなと思っています。ほんのりちょっとそういうようなエフェクトもかかっておりますし、ちょっと僕の色が強いしっとりアレンジで歌わせて頂いておりますので、楽しんで頂けたらと思います。



ということで今日は薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」という楽曲の弾き語りカバーバージョン(アナログ回バージョン)をお届けしました。僕はよく自分の弾き語りをこういうレコードチックな、少しこんもりした音質になるようなエフェクトをかけて自分で楽しんでいたり、それこそカセットテープに焼いて聴いたりという楽しみ方をよく自分の家でやるんですよ。その楽しみみたいなのを少し共有できたらなということで、せっかくアナログ回と言っているくらいなので、ここで披露といいますか、お届けできたらなと思って流させていただきました。


泰葉「フライディ・チャイナタウン」@ベッドルーム

ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを毎週1曲紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、泰葉さんの「フライディ・チャイナタウン」という曲です。大好きです(笑)。僕はソロ名義でもアコースティック・カバーとして「フライディ・チャイナタウン」を出していますし、それぐらい大好きな曲です。自分のソロ名義のカバーの1曲目として選ぶぐらいは本当に好きな曲で、ライブでもずっとやっています。
どうやって出会ったかとかぶっちゃけ覚えてないんですよね。おそらく昭和歌謡メドレーとかをCDとかテレビとかYouTubeとかでなにか聴こえた時に出会ったと思うんですけども、もうその瞬間からずっと好きで、レコードは早い段階で持っていたんですよ。それこそ「フライディ・チャイナタウン」はやっぱりTikTokとかでも最近使われるようになったし、もちろんNight TempoさんがDJでアレンジしたものを流してとかで、いろんな所でいろんな広まり方をした曲で、もうめちゃくちゃ知られていると思うんですよ。最近の若い子たちでも「この曲すごく好き」と言っているぐらいなので。最近YouTubeで公式のミュージックビデオが出たり、アナログ盤が再販されたり、とかしたんですよ。でも僕はオリジナルをずっと持っているので(笑)。もし見たかったら見せてあげてもいいですよ(笑)。正直どこが違うとかわからないんですけども、持っているということがすごく自分の自信に繋がるし、自分の好きの現れだと思いますので、そんな大好きな曲を今回は流します。本当は針も落としたくらいなのですが(笑)。それだとレコードの役割を果たせてないので、しっかりと流させていただくんですけど、ぜひレコードで楽しんでいただければと思います。



レコードとか昭和歌謡をよく聴くので、ボーカルの目線で改めて思ったのは、当時の楽曲って、結構カラオケっぽいエコーがボーカルにかかっているんですよね。今とはちょっと感じの違うエコーというんですかね?リバーブというよりかはエコーと言い表した方がいいような気がして、スナックのカラオケっぽい感じの反響音。でもあれはすごく雰囲気にピッタリだし、レコードで聴くとより良さが伝わるなと思っています。あとはコーラスのかかったギターとかを聴くと、それこそどうやってあの音がこの盤に入っているのかわかんないですよ。楽曲がフェードアウトしていく様とかって、どうやってこの盤に刻んでいるのかわかんないです。そういうのを考えるのは僕好きなんですよ。「どうなっているんだろう?」とか、レコードの中身を顕微鏡で見たいですね。「アウトロの終わりの辺りとかどうなっているんだろう?」という楽しみがたくさんレコードにはあります(笑)。魅力が伝わると嬉しいです。

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8月31日(水) オンエア楽曲
近藤真彦「ギンギラギンにさりげなく」
久保田早紀「異邦人」
安全地帯「真夜中すぎの恋」
BBHF「ホームラン」
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」 弾き語りカバー
泰葉「フライディ・チャイナタウン」
ユアネス「ありえないよ。」

番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト @lampinterren @pgt79 / @lampinterren

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森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト @odol_jpn @KokiMoriyama


LINK
FM福岡「Room "H"」

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