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2021.07.08
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(黒川)なんと今回はスペシャル企画でお送りしていきます。この番組の中でも何度か話題に挙げさせてもらっているんですけども、いま僕がハマっている、アナログレコードの世界へ皆様をご招待、ご案内したいと思います。だから、今日は自分の家からめちゃくちゃレコードのコレクションを持ってきました。リュックサックパンパンになるぐらい、重いですよ(笑)。
今日はアナログレコードをたくさんかけて、そのレコードについてお話ししたいなと思います。僕がレコードを聴くきっかけになったエピソードをちょっとお話しします。僕のお父さん方のおばあちゃんの家に、何回か遊びに行ってるはずなのに、その家にレコードプレーヤーがあることを僕は知らなかったんですが、高校生ぐらいになった時に遊びに行ったらレコードプレーヤーとめっちゃでっかいスピーカーがあるのに気付いて。僕、最初はスピーカー欲しさにおばあちゃんに「これもらっていい?」って聞いて、レコードプレーヤーは別にいらないやと思ったんですけど、おばあちゃんが「全然いいよ」って言うんで、車でめちゃくちゃでっかい良いスピーカーと、僕にとってはその時おまけだったレコードプレーヤーとアンプを持って帰ったんですよ。
実家でセッティングの仕方とかもパソコンで調べて、音が出るのは分かったんですけど、何で音が鳴るのか、保存されてるのかが分かんなくて。僕はデジタル人間で、ちっちゃいときからパソコンを与えられて、ずっとパソコンの世界で生活をしてきていたので。
それで、パソコンの力を借りてレコードの仕組みを調べたらすごい面白いなと思っちゃって。レコードって溝に音が形として保存されてるじゃないですか。そこの溝に針を落として針の振動で音が鳴るという仕組みでしたよね。だから実際そこで歌ってるに近い感覚をすごい感じちゃって、より生っぽさっていうのをね。CDとかでレーザーで読み取ってってよりも針の振動で音が鳴ってっていうところに、すごい魅力を感じちゃって。レコードの温かみも感じれるし。そこからハマりましたね。
デジタルで聴く人とかもいると思いますし、 CDとか音源データとかで聴く人もいると思うんですけど、さっき言った通り、レコードって距離感がすごく近く感じるんですよ。CDとかデジタルだといらない帯域というのは、まぁパソコンでちょっちょっちょっってイジっちゃえばカットできちゃうわけです。クリアにする、それはすごく良いことなんですけど、レコードって中音域が固まって膨張してる感じがするんですよね。それによって温かみを感じれるし、そこで本当にその黒い板の中で本人が歌ってマイク通して音が出てるんじゃないかみたいな感覚に陥れるんですよ。それが本当に鳥肌が立つぐらい好きで、ここがデジタルとレコードの差なんじゃないのかなと思います。
基本的にレコードを集める時は、自分が好きな曲とか狙ってヤフオクとかで買いに行く場合もあるんですけども、大体めぐり逢いみたいなのを大切にしたくて、基本的には行ったリサイクルショップやレコードショップに置いてあるものですごい欲しいなと思ったものを買ったりしているので、ものすごくコレクションがあるって訳じゃないんですよ。でも今日持ってくる時めっちゃ重かったです。レコードって1枚で持つとそんなに分かんないけど、10枚とかになるとすげー重いんだなーって感じて。今日はレコードの重みを感じながら、心は幸せな気持ちでウキウキしながらこの収録に来ました。今日は特に気に入っているレコードを何枚か選んで持ってきたので、その中から厳選して流したいと思います。
歌が上手すぎるとか歌のことばかりで注目されがちだと思うんですけど、演奏もすごく上手くて、なんか上手とかって言葉で言うのは本当に申し訳ないくらいすごくって。細かなニュアンスとかで全然変わるし、チープな感じに聞こえてしまう部分もあったりすると思っとって、フレーズ的な手数の多さとかではない、もっと繊細な音の出し方、ニュアンスの部分の難しさ、それを表現する歌も演奏も凄みを感じられる一曲ですね。それをなおさらレコードで聴くことによって、もっと距離感の近い位置・解像度・距離感で聞くことができるので、今回はこの曲を選ばせていただきました。
(中略)
黒川がお送りしているRoom"H"、このコーナーで今夜おかけした曲は安全地帯「ワンレッドの心」、小坂明子「あなた」、小林明子「恋におちて -Fall in Love-」の3曲でした。
今回レコード特集ということで3曲流してもらったんですけども、やっぱりなんか難しいですね。高音質とか低音質とかって各々の価値観で全然変わってくるじゃないですか。別にクリアなものが絶対高音質っていうわけでもないと思いますし、好みで左右されるものだと思うんですけども、レコードがすごい高音質だっていう人ももちろんいらっしゃると思いますし、実際レコードってすごい高音質なものだと思うんですよ。聴く物によって特徴って出て来ると思うから、レコードで聴かないから音楽の通じゃないみたいな、そういうのでは全くないと思います。自分の好みで聴いたら良いと思いますし、僕はレコードが好きだからレコードで聴いているだけで、デジタルで音楽聴く時もあるし、デジタルですごく好きな音楽、ボーカロイドとかも好きですし、たくさんあるので、そういうのに左右されずに頭を柔らかくしてたくさん聴く、音楽を選んで楽しんでくれたら嬉しいなと改めて思いました。
今日、このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」という曲です。このレコードと僕がどうやって出会ったのかといいますと、曲自体は徳永英明さんのカバーかな。徳永英明さんめちゃくちゃ好きで『VOCALIST』というカバーアルバムを出されています。その中の一曲で「セーラー服と機関銃」があって、シンプルに字のパワーに惹かれましたよね、"セーラー服" "機関銃"、原曲は"薬師丸ひろ子"、ってなんかその字のパワーにすごい惹かれて聴いたらめちゃくちゃいい曲だなと思って。徳永英明さんの声質のカバーだとすごくしっとりした、ものすごく穏やかなバラードと思ってたんですよ。
実は僕、オリジナル全然知らなくて、レコード買ったのも実は本当に最近なんですよね。オリジナルを聴くとね、結構淡々と単調と進んで行くバラード...なんて言うんだろな、別に明るくもないんですけど、そんなに暗くもしっとりもしてる感じはしないっていうような音、でもすごく分かりやすくて良い曲だなって感じました。この曲にはめっちゃ好きな部分があるんですよ。いまレコードがあるんですが、これなんて言うですかね、歌詞カードっていうのかな、でっかいポスター?説明書が入っているんですよ。薬師丸ひろ子さんの若い頃の写真がたくさん載ってるんですけども、一番サビの〈このまま何時間でも抱いていたいけど ただこのまま 冷たい頬をあたためたいけど〉"〜けど" で終わって "..." が後ろに付くような感じ。 "..." が後ろに付くような、そこから何なんだろうっていう、なんか明確にしないところがすごくこの曲の良いところだなと思います。
「この特集良いですね、またやりたいですね!」と笑顔で、大量のレコードをリュックに詰め込んで帰途についた黒川くん。
後日、自宅で録音して届けてくれた(今回O.Aした)「ラヴ・イズ・オーヴァー」の弾き語りカバーも秀逸でした。(radikoプレミアムで、ぜひお聴きください!)
今回、O.Aはできませんでしたが、黒川くんが持ってきたレコードの写真にも写っている松田聖子さんのアルバム「Tinker Bell」。楽曲のクレジットを見ると、ほとんどの曲のシンセサイザーを、先週森山くん(odol)のゲストでお越しいただいた松武秀樹さんが担当されていることを発見。接点は違えども、それぞれの音楽のバックボーンの繋がりも感じた回となりました。
小坂明子「あなた」
小林明子「恋におちて -Fall in Love-」
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」弾き語りカバー
ユアネス「Alles Liebe」
ユアネス「籠の中に鳥」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #FM福岡 #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年4月21日にFRIENDSHIP.より新曲「Alles Liebe」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年6月9日に、NEW ALBUM「はためき」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
アナログレコード紹介
(黒川)なんと今回はスペシャル企画でお送りしていきます。この番組の中でも何度か話題に挙げさせてもらっているんですけども、いま僕がハマっている、アナログレコードの世界へ皆様をご招待、ご案内したいと思います。だから、今日は自分の家からめちゃくちゃレコードのコレクションを持ってきました。リュックサックパンパンになるぐらい、重いですよ(笑)。
今日はアナログレコードをたくさんかけて、そのレコードについてお話ししたいなと思います。僕がレコードを聴くきっかけになったエピソードをちょっとお話しします。僕のお父さん方のおばあちゃんの家に、何回か遊びに行ってるはずなのに、その家にレコードプレーヤーがあることを僕は知らなかったんですが、高校生ぐらいになった時に遊びに行ったらレコードプレーヤーとめっちゃでっかいスピーカーがあるのに気付いて。僕、最初はスピーカー欲しさにおばあちゃんに「これもらっていい?」って聞いて、レコードプレーヤーは別にいらないやと思ったんですけど、おばあちゃんが「全然いいよ」って言うんで、車でめちゃくちゃでっかい良いスピーカーと、僕にとってはその時おまけだったレコードプレーヤーとアンプを持って帰ったんですよ。
実家でセッティングの仕方とかもパソコンで調べて、音が出るのは分かったんですけど、何で音が鳴るのか、保存されてるのかが分かんなくて。僕はデジタル人間で、ちっちゃいときからパソコンを与えられて、ずっとパソコンの世界で生活をしてきていたので。
それで、パソコンの力を借りてレコードの仕組みを調べたらすごい面白いなと思っちゃって。レコードって溝に音が形として保存されてるじゃないですか。そこの溝に針を落として針の振動で音が鳴るという仕組みでしたよね。だから実際そこで歌ってるに近い感覚をすごい感じちゃって、より生っぽさっていうのをね。CDとかでレーザーで読み取ってってよりも針の振動で音が鳴ってっていうところに、すごい魅力を感じちゃって。レコードの温かみも感じれるし。そこからハマりましたね。
デジタルで聴く人とかもいると思いますし、 CDとか音源データとかで聴く人もいると思うんですけど、さっき言った通り、レコードって距離感がすごく近く感じるんですよ。CDとかデジタルだといらない帯域というのは、まぁパソコンでちょっちょっちょっってイジっちゃえばカットできちゃうわけです。クリアにする、それはすごく良いことなんですけど、レコードって中音域が固まって膨張してる感じがするんですよね。それによって温かみを感じれるし、そこで本当にその黒い板の中で本人が歌ってマイク通して音が出てるんじゃないかみたいな感覚に陥れるんですよ。それが本当に鳥肌が立つぐらい好きで、ここがデジタルとレコードの差なんじゃないのかなと思います。
基本的にレコードを集める時は、自分が好きな曲とか狙ってヤフオクとかで買いに行く場合もあるんですけども、大体めぐり逢いみたいなのを大切にしたくて、基本的には行ったリサイクルショップやレコードショップに置いてあるものですごい欲しいなと思ったものを買ったりしているので、ものすごくコレクションがあるって訳じゃないんですよ。でも今日持ってくる時めっちゃ重かったです。レコードって1枚で持つとそんなに分かんないけど、10枚とかになるとすげー重いんだなーって感じて。今日はレコードの重みを感じながら、心は幸せな気持ちでウキウキしながらこの収録に来ました。今日は特に気に入っているレコードを何枚か選んで持ってきたので、その中から厳選して流したいと思います。
黒川くんが自宅から持ってきたレコードの数々
安全地帯「ワインレッドの心」紹介@リビングルーム
まず1曲目は安全地帯の「ワインレッドの心」という曲です。安全地帯自体が世の中に知れ渡るようになったきっかけの曲って言われているほどの名曲ですよね。僕も以前弾き語りカバーのコーナーでもこの曲を歌わさせてもらったぐらいすごい大好きなんですけど、当時の若いっていうかガラスみたいな、なんかちょっと落としちゃったら壊れちゃうみたいな、そういった若さを持った、目がちょっと切れ長な玉置さんの姿が凄く浮かんでくる1曲です。歌が上手すぎるとか歌のことばかりで注目されがちだと思うんですけど、演奏もすごく上手くて、なんか上手とかって言葉で言うのは本当に申し訳ないくらいすごくって。細かなニュアンスとかで全然変わるし、チープな感じに聞こえてしまう部分もあったりすると思っとって、フレーズ的な手数の多さとかではない、もっと繊細な音の出し方、ニュアンスの部分の難しさ、それを表現する歌も演奏も凄みを感じられる一曲ですね。それをなおさらレコードで聴くことによって、もっと距離感の近い位置・解像度・距離感で聞くことができるので、今回はこの曲を選ばせていただきました。
(中略)
黒川がお送りしているRoom"H"、このコーナーで今夜おかけした曲は安全地帯「ワンレッドの心」、小坂明子「あなた」、小林明子「恋におちて -Fall in Love-」の3曲でした。
今回レコード特集ということで3曲流してもらったんですけども、やっぱりなんか難しいですね。高音質とか低音質とかって各々の価値観で全然変わってくるじゃないですか。別にクリアなものが絶対高音質っていうわけでもないと思いますし、好みで左右されるものだと思うんですけども、レコードがすごい高音質だっていう人ももちろんいらっしゃると思いますし、実際レコードってすごい高音質なものだと思うんですよ。聴く物によって特徴って出て来ると思うから、レコードで聴かないから音楽の通じゃないみたいな、そういうのでは全くないと思います。自分の好みで聴いたら良いと思いますし、僕はレコードが好きだからレコードで聴いているだけで、デジタルで音楽聴く時もあるし、デジタルですごく好きな音楽、ボーカロイドとかも好きですし、たくさんあるので、そういうのに左右されずに頭を柔らかくしてたくさん聴く、音楽を選んで楽しんでくれたら嬉しいなと改めて思いました。
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」紹介@ベッドルーム
ここからはRoom"H"の住人がプライベートで大事にしているディープな偏愛ソングを毎週一曲ご紹介、@ベッドルームのコーナーです。今日はこちらのコーナーも僕のレコードのコレクションの中からご紹介したいと思います。今日、このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」という曲です。このレコードと僕がどうやって出会ったのかといいますと、曲自体は徳永英明さんのカバーかな。徳永英明さんめちゃくちゃ好きで『VOCALIST』というカバーアルバムを出されています。その中の一曲で「セーラー服と機関銃」があって、シンプルに字のパワーに惹かれましたよね、"セーラー服" "機関銃"、原曲は"薬師丸ひろ子"、ってなんかその字のパワーにすごい惹かれて聴いたらめちゃくちゃいい曲だなと思って。徳永英明さんの声質のカバーだとすごくしっとりした、ものすごく穏やかなバラードと思ってたんですよ。
実は僕、オリジナル全然知らなくて、レコード買ったのも実は本当に最近なんですよね。オリジナルを聴くとね、結構淡々と単調と進んで行くバラード...なんて言うんだろな、別に明るくもないんですけど、そんなに暗くもしっとりもしてる感じはしないっていうような音、でもすごく分かりやすくて良い曲だなって感じました。この曲にはめっちゃ好きな部分があるんですよ。いまレコードがあるんですが、これなんて言うですかね、歌詞カードっていうのかな、でっかいポスター?説明書が入っているんですよ。薬師丸ひろ子さんの若い頃の写真がたくさん載ってるんですけども、一番サビの〈このまま何時間でも抱いていたいけど ただこのまま 冷たい頬をあたためたいけど〉"〜けど" で終わって "..." が後ろに付くような感じ。 "..." が後ろに付くような、そこから何なんだろうっていう、なんか明確にしないところがすごくこの曲の良いところだなと思います。
「この特集良いですね、またやりたいですね!」と笑顔で、大量のレコードをリュックに詰め込んで帰途についた黒川くん。
後日、自宅で録音して届けてくれた(今回O.Aした)「ラヴ・イズ・オーヴァー」の弾き語りカバーも秀逸でした。(radikoプレミアムで、ぜひお聴きください!)
今回、O.Aはできませんでしたが、黒川くんが持ってきたレコードの写真にも写っている松田聖子さんのアルバム「Tinker Bell」。楽曲のクレジットを見ると、ほとんどの曲のシンセサイザーを、先週森山くん(odol)のゲストでお越しいただいた松武秀樹さんが担当されていることを発見。接点は違えども、それぞれの音楽のバックボーンの繋がりも感じた回となりました。
7月7日(水) オンエア楽曲
安全地帯「ワインレッドの心」小坂明子「あなた」
小林明子「恋におちて -Fall in Love-」
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」弾き語りカバー
ユアネス「Alles Liebe」
ユアネス「籠の中に鳥」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #FM福岡 #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年4月21日にFRIENDSHIP.より新曲「Alles Liebe」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大(LAMP IN TERREN Vo.&Gt.)
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年6月9日に、NEW ALBUM「はためき」をリリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama