SENSA

2020.08.27

音楽とともにつくってあそぼう!SENSAのワクワク自由研究【工作編】

音楽とともにつくってあそぼう!SENSAのワクワク自由研究【工作編】

小学生の頃、夏休みの宿題だった"自由研究"。当時は面倒くさいと思っていましたが、大人になった今、改めて自由研究を真剣に取り組んでみたい!と思うときはありませんか?
今回、SENSA STAFFに自由研究をやりませんか...と提案したところ全員意気投合し、それぞれやりたいものを持ち寄って、SENSAのワクワク自由研究 工作編を決行!完成までの工程と作品を、工作にまつわる楽曲を紹介しながらお見せします!

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ちなみに、工作中は作業用BGMとしてSENSAで公開しているプレイリスト「集中。」を流していました!テレワーク時など作業中に集中力を高めたいときにおすすめのプレイリスト。集中力が切れて少し休みたい時に聴きたいプレイリスト「ホッとひと息。」も公開されています!ぜひあわせて聴いてみてください。





童心にかえって作ってみよう!「ビー玉ころがし」

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「ただただ、ビー玉を転がしたい。」、その一心で STAFF キムラエリカが選んだ工作は、ビー玉ころがしが作れるキット「コロコロガーレ コロがるくんの旅」。
キットを開けると、中には台紙、カラーモール、紙管、工作紙32切、ビー玉1個、パステル色の段ボール、スティックのりが。「どうせならたくさん転がしたい。」と、キットとは別でビー玉を追加購入。"とにかくビー玉を転がしたい"という、強い意志を感じました。

パーツの作り方が書いてある説明用紙も入っていますが、基本的に一から自分の思うままに自由に工作できるキット。
作り方の手順がすべて書いてあって、その通りに作れば完成するキットを想像していたキムラ。どう作り始めたらいいか戸惑い、震えるキムラ。小学生の頃はたとえ作り方が分からないものでも、後先考えずすぐに取りかかっていましたが、大人になると失敗を恐れたり色々と考えてしまい、取りかかるまでになかなか時間がかかってしまうもの...。「不器用だし...小学生の頃の図画工作の成績良くなかったし...」と嘆きながらも、小学生の頃の感覚を呼び覚まし、集中して工作に取りかかります。
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"ビー玉"で浮かぶ曲は、1994年に結成されたお笑い芸人ダウンタウンが芸者めいた姿で歌うユニット GEISHA GIRLSの「ビー玉」。作詞は、放送作家の倉本美津留氏、作曲は坂本龍一氏というなんとも豪華なメンバーで制作された一曲。フォーク調のシンプルなサウンドに重なるスティールパンの音色が痺れます。



簡単そうに見えていたビー玉ころがし。一つのレールを作るだけでも、なかなか時間がかかります。しかし、苦戦しながらも黙々と工作していくと、カーブのレールを作ってみたり、配色を考えながら作ったりと、徐々にいろんな発想が浮かんでくるようになりました。キムラ史上最高にクリエイティブな瞬間が、今ここに。

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パーツを作るごとに、"なんということでしょう!匠の見事な技によって、ただの紙が見事なレールへと生まれ変わりました。"というナレーションで、自分を繰り返し鼓舞させながら完成させたビー玉ころがしがこちら!「終盤は力技で作り上げましたが、不器用なりに頑張りました。」と、やりきった表情を浮かべていました。
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こだわったポイントは3つ!
1つめは、童心にかえって描いた土台のイラスト。幼少期によく描いていた動物の絵をこしらえ、右下には星を沢山ちりばめました。コンセプトは "星のお花畑"。
2つめは、レールの途中にあるドーナツ型の青い工作紙。中央の穴をくぐってビー玉が転がっていきます。ビー玉のサイズによってはハマってしまったり、スピードが速いと穴をくぐらず落っこちてしまう難関ゾーン。
3つめは、スタート地点にアーチとして飾ったピンクのモール!レールを柱に固定したくてつけたモールを、小学校低学年の頃のキュートな気持ちを思い出してハートにしました♡
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ビー玉を転がしながら聴きたい曲は、佐藤千亜紀「転がるビー玉」。女性ファッション誌『NYLON JAPAN』の創刊15周年プロジェクトとして製作された映画『転がるビー玉』の主題歌。そっと背中を押してくれる優しい歌声と歌詞で、自分を見つめ直すきっかけをくれる一曲。ビー玉を転がしながらこの曲を聴くと、ストリングスの演奏も相まって、壮大でなんだか凄い遊びをしている気持ちになります。



世界に一つだけのビー玉ころがし。成功確率は3回に1回。ビー玉を転がすスタート地点を調整しないと、スピードが出てしまって青いドーナツ型の難関ゾーンで勢いよくビー玉が飛んでいきます。
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成功

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失敗

確率はともあれ、無我夢中に工作へ没頭できて、無心で遊べる"ビー玉ころがし"。ストレス社会に疲弊した大人におすすめの工作です。たまには仕事から離れて、ビー玉をころがしてみませんか?



おうちでできる科学実験「つかめる水&一瞬で氷る水」

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「理科の実験のような自由研究をしたい!」とSTAFF ナカムラカナコが選んだのは、「触れる図鑑 つかめる水&一瞬で氷る水 2冊セット」。
まずは「つかめる水」からスタート!キットの中には、アルギン酸ナトリウム、乳酸カルシウム、スポイト1個、計量スプーンが入っています。用意するものは250mlペットボトル2本、容器2個、スプーン(レンゲなど底が深いものの方が○)。作り方がイラストで描かれた冊子も入っているので、とってもわかりやすい!作り方の動画も公開されているので、見ながらぜひ作ってみてくださいね。
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まずはアルギン酸水を作るべく、ぬるま湯を半分入れた250mlペットボトルに、アルギン酸ナトリウムの粉をスプーン2杯入れます。そして、約10分間粉が溶けるまで振ります。
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10分間ペットボトルを振りつづけるのはなかなかハードな作業。ペース配分を気にせず最初から全力で水を振ってしまい、体力がひんし状態。「疲れた...喉が渇きました...冷たい水をください...できたら愛してください...」と嘆くナカムラ。それでは聴いてください、ポルノグラフィティで「アゲハ蝶」。



つぎにカルシウム水をつくります。もう一本のペットボトルに水道水400mlを入れ、乳酸カルシウムの粉を計量スプーンで4杯入れます。蓋をしめたら軽く振って、容器にうつします。そして、もう一つの容器に水道水を約1L入れたら準備完了!

スプーンにアルギン酸水を入れて、カルシウム水が入った容器にゆっくりと沈めます。沈めたあと、カルシウム水を動かさないようにゆっくりスプーンを持ち上げ、好みの固さになったら水道水のボウルにくぐらせればできあがり!
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とっても綺麗なつかめる水ができました!綺麗に作るコツは、つかめる水をスプーンから静かに離すこと。カルシウム水に長く浸けておくとより丈夫なつかめる水ができます。
なんで水がつかめるようになるかというと、アルギン酸水をカルシウム水に入れることで、カルシウム水に接した部分が瞬間的に化学反応し、アルギン酸水に膜ができるからだそうです。不思議。
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透明なお皿にのせてみたら、思わず黒蜜をかけたくなるような美味しそうな見た目に。
冊子には、大きいサイズのつかめる水や、色付きのつかめる水の作り方も載っていたので、ぜひチャレンジしてみてください!
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つづいて、"一瞬で氷る水"。キットの中には、酢酸ナトリウム2袋、計量スプーン、フタ付きトレイ2個が入っています。使うものは、電子レンジ、かきまぜる棒、冷蔵庫。
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トレイに酢酸ナトリウムを少しだけ残して1袋入れ、計量スプーン1杯の水をいれてフタをします。それを電子レンジで温めて酢酸ナトリウムを溶かします。
電子レンジから取り出した後、棒でかきまぜて完全に溶かし、20分間放置してゆっくり冷まします。
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その後、冷蔵庫に入れて10分冷やせば準備完了!
冷蔵庫から取り出し、トレイの中が液体のままなら酢酸ナトリウム水の完成!...のはずが、先ほどの20分間で常温まで冷め切っていなかったのか、まばらに結晶ができてしまい失敗。
また温めて冷やせば、"一瞬で氷る水"は何度もやり直すことができるため、もう一度挑戦することに。しかし、次はきちんと常温まで冷ましたものの、冷蔵庫で冷やしすぎて失敗。3度目の挑戦では、わずかな衝撃があったのか気づかないうちに凍っていて失敗...。

失敗がつづいたときに聴きたい一曲は、千葉県市川市出身のヒップホップMC・RAU DEF の「FREEZE!!! feat.Sugbabe」。Sugbabe は、PUNPEE の別名義。中毒性のあるキャッチーなトラックと、抱えていた悩みがちっぽけに感じられるリリック。落ち込んだときに聴くと、心が軽くなり救われます。



時間もなくなり、最後の挑戦。今度は時間をしっかりと守って慎重に進めます。
そっと冷蔵庫から取り出し、少し残しておいた酢酸ナトリウムを指先に少しつけて、酢酸ナトリウム水の表面を触るとみるみる凍りだしました!大成功!!
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なぜ一瞬にして凍るのかというと、酢酸ナトリウムは凝固点(液体が固体になる温度のこと)を超えても液体から固体にならないのですが、指についた酢酸ナトリウムをつけたことで、液体から固体になるきっかけの種結晶が発生し凍りました。不思議。
4度目の挑戦を経て、ようやく成功を遂げた "一瞬で氷る水"。どんなことも怠らず慎重に進めていく大切さと、"2度あることは3度ある"ということを改めて学びました。今回の実験を通して、人生レベルがアップした気がします。
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おうちが満点の星空に!「プラネタリウム」

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「星を見て、ロマンチックな気分に浸りたい!」とSTAFF ウエムライユが選んだのは「プラネタリウムクラフトキット」。
開封すると、細かい部品と紙製のキットが。用意するものは、アルカリ単3電池とハサミ。「普段は大雑把な性格故、壊さないように丁寧に作らねば...!」と、説明書を読みながら一つひとつ丁寧に組み立てていきます。

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部品の豆電球を見つけるやいなや、「懐かしい!!」とテンションが上がり興奮した様子のウエムラ。小学生の頃、豆電球を使った理科の授業の記憶が一気に蘇りました。
豆電球の灯りがついた瞬間、STAFF一同テンションが上がり、「お〜〜〜!」と大きな歓声が上がりました。しかしその喜びも束の間、灯りがすぐに消えてしまいました。「この灯りがつかないと星が見れない...」と、かなり焦った様子のウエムラ。しばらく試行錯誤した結果、導線の巻き方を変えたらまた灯りがつくようになりました。理科の勉強にもなるキットです。
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奈良県出身のトラックメーカー EVISBEATSの「プラネタリウム」は、星空を見ながら聴きたくなるような、ささやくように歌われるリリックとメロウなトラックが印象的。寝れない夜に聴くと、自然と身体の緊張や疲れがほぐれてリラックスできます。



接着の作業に少し手間取るも、順調に本体が出来上がっていたところ、このキットで一番時間のかかる工程へ。豆電球の灯りを通すため、用紙に描かれている星に画鋲の針で一つひとつ穴をあけていきます。これがものすごく地道で、かなり根気のいる作業...。さっき豆電球を見た時のテンションとは打って変わって、無心になりながら黙々と針を刺していきます。

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すべての星に穴をあけ、ついにプラネタリウムが完成!見た目が立派でカッコイイ!勉強になる工程が多く、自由研究にふさわしいキットでした。
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完成後は、プラネタリウム観賞会!部屋を暗くして豆電球の灯りをつけてみると、一気にムーディな雰囲気に。この工作を通して、星座に詳しくなったウエムラ。「この星座、穴をあけるのがなかなか大変でした。」と、思い入れのある星座を教えてくれました。
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"プラネタリウム"と聞くと、この曲が浮かぶ方は多いのではないでしょうか?BUMP OF CHICKENの「プラネタリウム」は、2005年にリリースされた9枚目シングル曲。"手作りプラネタリウム"と歌詞にもある通り、プラネタリウム工作にうってつけの一曲。今回、四畳半よりは広い会議室の一角に満点の星空が拡がりました。





大人になった今だからこそできる工作「二眼レフカメラ」

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学習雑誌の付録のペーパークラフトが好きで、普段から工作に勤しむSTAFF ナカムラキサ。「小学生の頃にはできなかった、大人だからこそできる工作をしてみたい!」と今回選んだのは、大人の科学マガジンシリーズ「二眼レフカメラ」。2009年に発売された人気商品で、昨年に組み立てがより簡易的になった復刻版が発売されました。
開封すると色んなパーツが入っており、見るだけでワクワクが止まらない...!冊子には、作り方の説明、撮り方や作例などが載っています。冊子を読んでも組み立て方が分からない...という方は、作り方の動画も公開されているので、これを見て進めていくのがおすすめ!
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細かいパーツが袋に小分けされて入っていたので、一つひとつ開封していたときにトラブル発生。早く組み立てたいという気持ちが強いあまり、勢いよく袋を開けてしまい、細かいパーツを床にブチまけるという大失態。転がっていったパーツを必死に拾い集めましたが、ネジの上部にツバがついた"ツバ付きネジ"だけ見つからず...。
とても楽しみにしていた二眼レフ作り。大事なパーツがこんな早い段階でなくなるなんて想定していませんでした...。
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こんなはずじゃなかった...と途方に暮れていると、SENSA STAFFの皆も協力して探してくれました。ツバ付きネジのために一緒になって真剣に探してくれるなんて、皆やさしい...とあたたかい気持ちになりながら全員で床を這いつくばって探しましたが、一向にツバ付きネジは見つからず。。諦めかけましたが気持ちを切り替え、いっそのことツバ付きネジも自分で作ろうと決心!普通のネジのパーツが予備でいくつか余分に入っていたので、そのネジにクリアファイルを切って作ったツバをつけて、オリジナル"ツバ付きネジ"が完成!!
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まさかネジを作ることになるなんて思っていなかった、SENSAのワクワク自由研究。オリジナルツバ付きネジを作り終えた段階で、もう二眼レフ5個くらい作ったような達成感と満足感。工作の作品が「ツバ付きネジ」になりかけましたが、その後組み立てを再開し、ついに二眼レフ完成!
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早速35mmフィルムを買い、実際に写真を撮っていくことに。本体は小さくて軽いため、持ち運びやすいサイズ!二眼レフは、「撮影用のレンズ」と「ファインダー用のレンズ」の2つのレンズが縦に並んでいます。自分で作ったファインダーに撮りたい景色が映し出されたとき、なんともいえない感動が!ファインダーを覗きながらフォーカスを合わせ、シャッターレバーを下げると縦位置アングルの写真が撮れます。
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写真を撮る時に聴きたい曲は、米 ディスコ・ファンク・ユニットTuxedoの「Take a Picture」。この楽曲は、2017年リリースの2ndアルバム『Tuxedo II』に収録されており、昔のディスコ・ファンクミュージックを彷彿とさせ、自然と体が揺れてしまう一曲。間奏で入るシャッター音を聴いていると、シャッターを押す手が止まりません!



しかし、お手製ツバ付きネジによる弊害なのか、途中でフィルムが外れてしまったり、巻き付けがなかなかうまくいかず。。感光した写真や、なんだか前衛的な写真が撮れました。ですが、自分で作った二眼レフカメラだからこそ、失敗写真も思い入れのある一枚に。
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撮っていくうちに、フィルムが外れないように撮るコツを段々とつかんでいきました。今回撮った写真を見て、フィルムならではの質感・色味など、デジタルと違った良さを改めて感じました。縦アングルも新鮮で、周辺のボケ感がまた味わい深い写真に。
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男女2人組の夫婦デュオ・ラッキーオールドサンの「写真」は、寄り添ってくれるような優しい歌声が心地よく、ギターのサウンドが良いアクセントになっています。フィルム写真特有のあたたかさや懐かしさを纏った一曲。



手動でフィルムを送っていくため、若干フィルムがたるんでしまったり(お手製ツバ付きネジのせいかもしれませんが...)、ファインダーが若干暗いため、フォーカスを合わせるのが少し難しく、全体的にボケた写真も撮れました。撮るのが少し難しいところも手間のかかるところも、フィルムならではの面白さ。
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今回、二眼レフカメラの構造も学びながら楽しく作って撮ることができました。人生で初めてネジを作れたのも、貴重な経験になりました。冊子に多重露光の写真やスクエア写真を撮る方法も載っているので、皆さんもぜひ作って試してみてください!


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いかがでしたでしょうか!大人になっても、色々と学ぶところが多かった自由研究。やってみたい工作はありましたか?
まだなかなか気軽に外へ出歩けず、長いおうち時間を過ごす日々。自粛疲れの息抜きに、皆さんも自由研究をしてみては?