SENSA

2021.03.27

貪欲なる音楽の開拓者・踊ってばかりの国「下津光史」-Highlighter Vol.062-

貪欲なる音楽の開拓者・踊ってばかりの国「下津光史」-Highlighter Vol.062-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.062は、2018年にリリースされた『下津光史歌集』から約2年ぶりとなるソロ第2弾アルバム『Transient world』をリリースした、踊ってばかりの国の下津光史を取り上げる。
ギターの弾き語りで制作された前作から一転。ベース、ドラムも自身で演奏し、ほぼすべての音をひとりで録音した今作は、一部楽曲のゲストアーティストにヤナセジロウ(betcover!!)、UCARY VALENTINEを迎えた全9曲を収録。ソロアーティスト=下津光史の新たな可能性を開拓する1枚になっている。


下津光史_ソロアー写.jpg

活動を始めたきっかけ
僕は小さい時から歌うのが好きで、歌う仕事をしたいと思っていました。今のバンドを組んだのは19の時です。

影響を受けたアーティスト
挙げるとキリがないですが、fishmans大瀧詠一荒井由実ルー・リードデュアン・オールマンデベンドラ・バンハートなどです。
基本的に子供の頃の記憶の中で鳴っていた音楽が今の創作にもかなり反映されております。意図しないところの音のマジックが多い作品に強く惹かれます。



注目してほしい、自分の関わった作品
この春に出たソロの新譜『Transient world』は是非聴いてもらいたいです。



踊ってばかりの国のほかにTHE STRANGE FOLKSという宇宙人4人でやっているバンドもありまして、ソロツアー東名阪はこの4人と回ります。ギターに元踊っての林くんもいるのでテンション上がります。


今後挑戦してみたいこと
これからの時代、俗世に反映されて、より歌の輪郭がはっきりしてくると思うので、そこはサボらず、いまロックバンドができることとカッコイイことを模索しております。
浜辺で野外のフリーパーティーやりたいなーとか思います。夏。
あとは、もうすぐやっばい音源をお届けできそうなんでそちらもお楽しみに。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
音楽は音楽以外の何かから生まれるっていう概念が僕にはずっとありまして、『Trainspotting』などのアーヴィン・ウェルシュ作品や三島由紀夫などの小説をよく読んでおります。



あとはサーフィンやスケボーもやります!17歳の頃、アメリカ村で古着屋のスタッフしていまして、その時にストリートカルチャーのすぐ横でタムロしていたので、大体の遊びはその時に教わりました。



今注目しているカルチャー
今は音楽シーンで言うと、南アフリカのフォーク音楽に興味があります。アフリカのジャズも掘れたらと。





RELEASE INFORMATION

下津光史-Transient  world_ジャケ_re.jpg
下津光史『Transient world』
2021年3月24日(水)
視聴はこちら

PROFILE

下津光史_ソロアー写.jpg
下津光史
踊ってばかりの国のギターボーカル。2018年に初のソロアルバム『下津光史歌集』、2021年3月24日に約2年ぶりとなる2ndアルバム『Transient world』をリリース。同日に初の歌詞集『下津光史歌詞集』も発売され、踊ってばかりの国の楽曲など、132編の歌詞が収められている。

LIVE INFORMATION

下津光史ソロツアー 「スカイウォークツアー」

<下津光史(弾き語り)>
2021/4/09(金) 広島 QUATTRO
2021/4/10(土) 福岡 UNION SODA
2021/4/17(土) 札幌 PROVO

<下津光史&THE STRANGE FOLKS(Band Set)>
2021/5/04(火) 大阪 Shangri-La 2021/5/06(木) 名古屋得三
2021/5/13(木) 恵比寿 LIQUIDROOM

LINK
踊ってばかりの国 オフィシャルサイト
@odotte_official
@shimotsukoji
踊ってばかりの国 Official YouTube Channel

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