- TOPICS
- FEATURE
2024.10.10
【読むラジオ】MC: Laura day romance せつない音楽をテーマに選曲!「Room H」-2024.10.9-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と
鈴木:ギターの鈴木迅と
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりに今回もRoom"H"に帰ってきました。
鈴木:ライブとかが久しぶりにありまして、このRoom"H"の住人のNolzyさんが同い年だったりして。話も盛り上がって、やっと会えましたね、みたいな。
礒本:FEAT.というFRIENDSHIP.のイベントで。
井上:東京も大阪も同じメンツでやったから、やっぱり2回も近い頻度で会うと仲良くならざるを得ないというか(笑)。少し人見知りな私たちでも喋ることになってしまうというか。
鈴木:でも大阪とか打ち上げ参加できなかったよね。
井上:まあね、機材の片付けとか少し忙しかったから。
礒本:忘れていたみたいな感じになっていて(笑)
鈴木:(会場のあるビルの)下にいたという。
礒本:でも、そこまで会ったことがなかったというのが結構不思議な状態というか。このラジオ(Room"H")で声や名前は知っているけど、顔と人となりは分からないみたいな。
鈴木:楽屋とか一緒でね、ありがとうございました。
井上:喋った感じがNolzyくんはマジ同い年感がやばくて。
鈴木:同世代感あったね。
井上:すごくなんか高校の同級生と喋っているのかなぐらいの感じだったね。
鈴木:ありがたかったね。
井上:楽しかったです。ということで、私たちローラズがお届けするRoom"H"今日も1時間お付き合いよろしくお願いします。
礒本:では早速番組始めていきましょう、今日も一曲目は僕たちの曲を選んできました。
井上:ツアーの1日目が、実は私たちは。
礒本:札幌公演が終わりまして、
鈴木:そうか、終わっているんだ。
井上:この時期にはもう終わっていることになっておりますね。
鈴木:放送される時には終わっているということですね。
井上:まあこれを収録しているのはツアー1日目より少し前なんだけど
鈴木:盛り上がったことでしょう。
井上:おそらく大盛り上がりだったことでしょう。初めての札幌ワンマンだもんね。
鈴木:北海道好きすぎるから。
井上:私たちがラブだから、北海道のことをすごく。
鈴木:というわけでセットリストにも入っている1曲をね。ネタバレか、でもこれくらいだったら大丈夫。
礒本:これは入っているだろうと。
鈴木:そうね。
井上:聴いてもらったのは「リグレットベイビーズ」でした。FM FUKUOKAからLaura day romanceがお送りしているRoom"H"。ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。じゃあ礒やん、今週もテーマの発表をお願いします。
礒本:はい。@リビングルーム今夜のテーマは"せつない音楽"です。ディレクターからの指令が届いております。
今日のテーマは"せつない音楽"です。皆様、"せつない"という感じを表す言葉は日本ならではであることをご存知でしょうか?"せつない"という言葉は外国語にうまく置き換えることができない。悲しいでもないし、寂しいでもない。
井上:Sad Lonelyって書いてある。
礒本:Sad Lonelyって書いてあります。この2つ合わせて甘さと懐かしさを足したような、そんな日本人だけが感じている"せつない"感情を刺激するような音楽を秋の夜長に聴きたいです。そもそも"せつない"ってどんな気持ちなんでしょうね?3人それぞれの解釈によるせつない音楽を選んでください、ということです。
鈴木:"せつない"の定義
礒本:俺もすごく考えたけど、なかなか難しいよなと。
鈴木:でもせつないって少しコミカルな音にもできるよね?
礒本:そう、僕は結構、頻繁にあるんですよ。
鈴木:コミカルせつない。
礒本:バンドをやっているとドラムってすごく影が薄いので。ファンの人に写真を撮ってくださいって言われることがあるじゃないですか。当時は物販に全員でいましたから、ファンの方がわざわざ来てくれて写真撮ってくださいと、かっちゃんとか迅に言うんだよ。その時に誰かに写真を撮ってもらおうと......俺なんですよね。
井上:メンバーと認識されていない時代だったね。
礒本:一回、"僕撮りましょうか"って半分ボケぐらいな感じで、"いやいやメンバーさんじゃないですか"みたいなツッコミを期待して言ったら、"いいですか?"って言われてしまった。
井上:普通にね。
礒本:4、5枚撮りました。
鈴木:多めにね、念のため。
礒本:"はい笑って!"とか言って。
鈴木:いい撮影者だ。それは最近?だいぶ前だよね。
礒本:だいぶ前だね。
井上:最近のせつないことって何だろうね。
鈴木:なんだろう。せつないこと、めっちゃ難しいな。
井上:せつないか。
鈴木:せつねえなって何かないかな。
井上:まあでも年取ってないけど別に、世間的に見たら。けど自分の中で年取ったなと思う瞬間は、少しせつなさを感じるかも。
鈴木:具体的にもらっていいかな。
井上:えーなんだろう。マジで脂っこいラーメンとか食べた後に気持ち悪くなったりすると、"わー、せつなっ!"
てなる。
礒本・鈴木:それせつないなのかな?(笑)
井上:いや本当。
礒本:せつないかな?それ。
井上:だって胃袋がついていっていないじゃん。若さを失って。
鈴木:若くないんだみたいな?
井上:もうあんな風には食べられないんだなみたいな。
鈴木:あー。
礒本:昔を?
鈴木:なるほど。まあ動機はどうにしろ。そうね。感情としては正しいかもね。戻れない日々。
井上:戻れない日々。大学時代の元気に週7ラーメンだった時代、みたいな気持ちになる。
鈴木:確かに、戻れないな。確かに戻れないことはせつないよね。
井上:そうそう。
鈴木:確かに。なんだろうね。確かに懐かしさってさっき出たけど、そこはそうかもね。戻れないことに対する。
井上:親の子供の頃の写真とか見てもせつない気持ちになる。
鈴木:それは結構感受性豊かじゃないか?
井上:え?
礒本:もうせつないがもう全てにいってしまっている。
鈴木:そうそうそう。
井上:結構じゃあ、せつないマスターかもしれない。
鈴木:せつないマスターの意見は後で聞くとして。じゃあそのせつないマスター的なせつなさを感じる音楽ってどんな音楽なんですか?
井上:でも結構、"これはせつない"、"これはせつなくない"というのははっきりしているかもな。
礒本:すごいね。
井上:いや言おうと思えばね。
鈴木:自分たち(Laura day romance)は?
井上:自分らはかなりせつない方の音楽をやっている人だと思う。
鈴木:せつない部類(笑)。
井上:せつない部類だと思う。
鈴木:なるほどね。それでも光栄ですね。なんか日本的、日本にしかないというの(言葉)をできているのは嬉しいね。
井上:そうだね。なんか迅くんはさ、情緒を全部音楽に置いてくる人間じゃん。
鈴木:まあ確かに。
井上:日々に情緒を全く残さずに歌詞に全部置いてくるタイプじゃん。
鈴木:そうだね。あんまり(日々に情緒を残さない)。
礒本:キラーフレーズみたいな毎回言われていますけど。
鈴木:毎回これ(キラーフレーズ)で殺されている。
礒本:そうだね。
井上:これは昔、迅くんが自分で言っていたことなんだけど。
鈴木:ああ確かに。
井上:それで確かになと思って。歌詞とか歌っているから思うけど、せつないよ、だいぶ。
鈴木:それは思う?礒本も?
礒本:まあ、せつなさは分かりますよ。でもせつないよねって言われたら、、、、はい。(笑)
鈴木:仲悪いな(笑)。
井上:音像もせつないしさ。じゃあそんな迅くんにとってのせつない音楽を紹介していただくということでよろしいですか?
鈴木:はい、大丈夫です。でもこのテーマを見て少し考えてみて。僕は例えばその歌詞とかにせつなさを生み出すよりは、旋律とか音の並びとか曲ができた背景とかに何となくせつなさを感じるタイプの人間でして。
井上:私もそうだよ。
礒本:取るな、取るな。(笑)
鈴木:俺のターンね。
井上:俺はって言っていたから、私もそうだよって。
鈴木:それで、『her/世界でひとつの彼女』という映画がありまして。これがスパイク・ジョーンズという人が監督で、ホアキン・フェニックスさんが主演の映画なんですけど。ざっくり言えばAIソフトSFみたいな感じでAIと恋愛するみたいな映画なんですけど、要はデートとかできないんですよ。スマホで景色を撮りながら一緒にデートしている気分に、それに対してAIがリアクションしてみたいな。そういうデートのシーンみたいなのがある。すごく近未来な映画なんですけど、でももうすぐそこまで来ている感じがあるか。
礒本:そうだね。
鈴木:いやすごいな、とか思いながら。その映画内で、その人が撮った写真で、私が作曲をしますみたいなAIのシーンがあって。それが曲になっているんですよ。
井上:へー、そんなシーンあったっけ?
鈴木:そう。その曲が、サントラはアーケイド・ファイアとオーウェン・パレットという人がやっているんだけど、絶妙に機械っぽく作ってあるというか。人間の感じというよりは、機械がイメージで作った、機械がそのデータ内で作ったみたいな感じが絶妙に表現されていて。
井上:すごいね。
鈴木:それがマジですごいなって思うのと、そこには人と機械との埋まらない差みたいなものも感じさせてくれる旋律があるというか、そういう不思議な曲で。恋愛しているのにそこは絶対的に埋まらないという感じが、 俺的にせつない音楽なのかなという風に思いまして、選ばせていただきました。見事な曲フリ!
井上:ほんとだよ。
鈴木:お送りしたのはアーケイド・ファイア&オーウェン・パレットで「Photograph」でした。
いやー、沁みました。
井上:確かにね。聴いている間も言っていたけど、加速している人工的な感じがすごく機械かも確かにっていう。
鈴木:機械が人を真似ている感じを出しているのが上手い。人が作っているけど。
井上:私も映画のすごいファンってわけじゃなかったけど、このサントラをずっと聴いている時期があって、ちょうど今ぐらいの時期だった気がする。
鈴木:超名作ですよ。本当に頭から最後まで全曲めっちゃいいのでこれ(サントラ)丸ごとおすすめです。せつなかった。では、礒本くんお願いします。
礒本:せつない曲、さっき、かっちゃんが言っていた"戻らない時間"みたいなやつは結構近い気がしていたりするんだけど、最近めっきり寒くなったじゃないですか。やっぱり秋の夜長にというぐらいですから。
井上:一気に寒くなりましたね。
礒本:一気に寒くなった。僕らって基本、夏嫌いでしたよね。夏に滅びてほしいみたいな。そんな話があったぐらいなんだけど、俺も多分どっちかと言うと暑いの嫌いなんですよ。なんだけどいざ寒くなってみると、少し恋しくない?っていう。少し恋しくない?
井上・鈴木:...。
鈴木:失敗してる、曲フリ(笑)
礒本:今まさにせつない気持ちです。(笑)
鈴木:ここにきて裏切られるんだって。
礒本:全然話を合わせてくれない。
井上:ごめんね。
鈴木:でもせつないね。
礒本:俺は思うんですよ。夏はそんなに好きじゃなかったと思っていたんだけど、冬とか寒くなってみると少し戻ってきてほしいなみたいな。そんな気持ちがあったり、せつないって少しプラスじゃないけど、そういう感情もあるんじゃないかみたいな話を考えながら今日いたんですが
井上:そしてどの曲になりました?
礒本:秋ということで、終わった夏の歌をお届けしたいと。それでは聴いてくださいと。
礒本:お送りしたのは森山直太朗で「夏の終わり」でした。やっぱりせつないという言葉が日本ならではということで。
井上:今は迅くんが目の前に座っているけど、山と川が見えてきた私には
鈴木:俺が前に座っているのに?こんな都内のスタジオで。
井上:大草原が目の前に見えて、そうめん用意しなきゃみたいな気持ちになりましたね。
礒本:歌詞を見ると、実際は反戦歌なんだよね。
井上:そうなんだ
礒本:なんだけど、自分の個人的な思い出と重ね合わせても全然聴けるという。解釈が多分色々あると思うんだけど、反戦歌なんじゃないかなとは思ったり。少し日本的な
鈴木:触れ幅がすごかった、俺の選曲と。歌を聴け、歌詞を聴けっていう。
井上:ピアノからの、一転して。
礒本:結構好きでね
鈴木:いい曲だね。
礒本:では、ラスト。ボーカルのかっちゃん、お待たせしました。かっちゃんのせつない音楽、エピソードと好きな音楽を教えてください。
井上:せつないね...でも、せつないものに触れないようにしているかも普段あんまり。
鈴木:ぐちゃぐちゃになるから、感情が?
井上:そう。私せつないマスターだから、やっぱり。
鈴木:引っかかっているんだよな(笑)。なんか全然引っかかっているんだけど
井上:日常生活においてせつないとか、少し心揺らぐみたいなものを見つけるのが多分人より若干得意なのかもしれない。
鈴木:なるほど。
井上:だから、日常の中で感情をゆらゆらさせたいわけでもないからそんなに、疲れちゃうから。なるべく自分の感情が動かないように、せつなそうな映画とか、泣けそうなものとかはなるべく避けているかも。結構心の準備をしてからそういうものに挑んでいるという感じがするから、普段はわりかし避けている。映画とかも観るの苦手なんですよね、何回も言っているけど。長いのは別にいいんだけど、物語に入り込みすぎてしまって観終わった後にドッと疲れるんだよね。
鈴木:まあ映画は疲れるよね。
井上:でも迅くんがさっき『her/世界でひとつの彼女』という映画の曲から選んでいたから、私も『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』という映画から選びました。最高の映画だね。
鈴木:懐かしい。グッド・ウィル・ハンティング観たことある?
礒本:ありますよ。
鈴木:あるんだ。
礒本:あります、あります。
井上:超最高じゃなかった?
礒本:僕だけ自分独自の選曲をしてしまったなというせつなさを抱いて。
鈴木:(笑)。いやでも分からない、ここから急展開して
礒本:急展開でこっち側に寄ってくるかもしれない
鈴木:グッド・ウィル・ハンティングで思いっきり。
礒本:森山直太朗がかかる可能性ありますか?まだあります?
井上:ないやろ。
鈴木:グッド・ウィル・ハンティングね、いい映画ですね。
井上: Room"H"が始まった時からエリオット・スミス大好きってずっと言っていたし、迅くんも好きだけど、ド真ん中のせつな曲を流しますね。歌詞もせつないね、これはかなり。
鈴木:礒本の感想気になるね。
礒本:(笑)。音楽の感想ってすごく難しいんですよ。
鈴木:確かに。
井上:でも超せつなくない?
礒本:せつないです。はい。
鈴木:泣いてる?
礒本:泣いてます。
鈴木:嘘つけよ。(笑)
礒本:いやー。よかったっすよ。
井上:曲調もせつないし、歌詞もよく読んだら、もう本当せつなくて。
礒本:そう、歌詞をね、この間に読もうかなと思ったんだけど。
井上:そうなんだ。
礒本:ここ収録室って、Wi-Fiがぶった切られていまして。歌詞を見ようと頑張ったんだけど、もうタイムアウトになりました。はい。せつなかったです。
井上:迅くんはどういう歌詞か知っているでしょ?
鈴木:うん、ぼんやり。ぼんやり覚えているよ。でも、この曲にはダメな自分みたいな部分もやっぱりあるし。ダメな自分だけど、君はそんなにダメじゃないみたいなところもあって。そういう距離というか、プラスマイナス入り混じっている感じというか、せつない音楽ってそうだよねという。
井上:分かる。
鈴木:悲しいとか寂しいとかってやっぱりマイナスだけど、せつないってなんかプラスもマイナスもある感じ。
井上:結局、せつないってみんな感じたいからそういう言葉があるなという感じがする。
鈴木:そうそう、そんな気がする。だから、すごく良い言葉だなというか、僕らが作っているのもそういうところがある感じがして。
井上:今回、真面目やね、私たち。
礒本:いやでも、俺だけふざけてない?
井上:「夏の終わり」は一切ふざけてないよ。ド真面目だよね。
礒本:良かったですね、CHAGE and ASKAさんの「SAY YES」
井上:そっちじゃないですよ。急にふざけ出さないでください。
礒本:良かったと思いますけど。と言っていたら急にネット繋がって今歌詞がバーンと出てきましたね。
井上:本当、いい歌詞です。調べてみてください。映画も最高なので観てください。はい、ということで今日は"せつない音楽"というテーマで3人それぞれ選曲しました。最後にもう1曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲をかけたいなと思います。どうする?
礒本:いつもね、だいたいこれでいこうかなぐらいなんだけど、今回少し割れていますね。
鈴木:でも普通に俺は「happyend」いいかな。
井上:えー、じゃあいいよ。「happyend」
鈴木:えー?不服があるなら言いなさいよ。
礒本:少しズレただけじゃん、協議のタイミングが。(笑)意見割れてもないし。
井上:なんだろうな。音像的には。
鈴木:でも「little dancer | リトルダンサー」とかせつない?
井上:せつない。「little dancer | リトルダンサー」も切ないし、私は「春はバス」とかもせつないなと思うから。
鈴木:秋だからね、今。「little dancer | リトルダンサー」だろ。
井上:秋っぽいね、確かに。秋っぽいね、あの曲。
礒本:ぶち上がってきたな。
井上:「little dancer | リトルダンサー」だ!!
鈴木:様子がおかしいだろ、みんな。(笑)
井上:ということで今日は"せつない音楽"というテーマでお送りしてきましたが、楽しかったね。
礒本・鈴木:うん。
井上:なんか真面目やったな。
礒本:意外と各々のせつない感があって。
鈴木:意外に、確かに。
井上:意外とあったね。はい。誰の選曲がハマりましたとかSNSで感想を。感想さ、言ってくれている人いるのかな?
鈴木:夏の終わりハマったとか言って欲しい。
井上:言って欲しいよね、言ってください。
礒本:言ってください名指しでお願いしますね。
井上:礒本さんのって。
礒本:礒本さんの"礒"の字は絶対に間違えないで。
鈴木:少し難しいんだよね。"蟻"みたいな。
礒本:"蟻"いたからね。蟻本さん。
鈴木:蟻本さんはいないだろ。
礒本:俺、大学の出席で蟻本さんって言われて、そのままずっと過ごしていたからね。
井上:まあまあ、あるでしょう。
鈴木:それは今いいんですよ。
井上:以上、@リビングルームのコーナーでした。
アーケイド・ファイア&オーウェン・パレット「Photograph」
森山直太朗「夏の終わり」
Elliott Smith「Say Yes」
Laura day romance「little dancer | リトルダンサー」
Laura day romance「渚で会いましょう」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と
鈴木:ギターの鈴木迅と
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりに今回もRoom"H"に帰ってきました。
鈴木:ライブとかが久しぶりにありまして、このRoom"H"の住人のNolzyさんが同い年だったりして。話も盛り上がって、やっと会えましたね、みたいな。
礒本:FEAT.というFRIENDSHIP.のイベントで。
井上:東京も大阪も同じメンツでやったから、やっぱり2回も近い頻度で会うと仲良くならざるを得ないというか(笑)。少し人見知りな私たちでも喋ることになってしまうというか。
鈴木:でも大阪とか打ち上げ参加できなかったよね。
井上:まあね、機材の片付けとか少し忙しかったから。
礒本:忘れていたみたいな感じになっていて(笑)
鈴木:(会場のあるビルの)下にいたという。
礒本:でも、そこまで会ったことがなかったというのが結構不思議な状態というか。このラジオ(Room"H")で声や名前は知っているけど、顔と人となりは分からないみたいな。
鈴木:楽屋とか一緒でね、ありがとうございました。
井上:喋った感じがNolzyくんはマジ同い年感がやばくて。
鈴木:同世代感あったね。
井上:すごくなんか高校の同級生と喋っているのかなぐらいの感じだったね。
鈴木:ありがたかったね。
井上:楽しかったです。ということで、私たちローラズがお届けするRoom"H"今日も1時間お付き合いよろしくお願いします。
礒本:では早速番組始めていきましょう、今日も一曲目は僕たちの曲を選んできました。
井上:ツアーの1日目が、実は私たちは。
礒本:札幌公演が終わりまして、
鈴木:そうか、終わっているんだ。
井上:この時期にはもう終わっていることになっておりますね。
鈴木:放送される時には終わっているということですね。
井上:まあこれを収録しているのはツアー1日目より少し前なんだけど
鈴木:盛り上がったことでしょう。
井上:おそらく大盛り上がりだったことでしょう。初めての札幌ワンマンだもんね。
鈴木:北海道好きすぎるから。
井上:私たちがラブだから、北海道のことをすごく。
鈴木:というわけでセットリストにも入っている1曲をね。ネタバレか、でもこれくらいだったら大丈夫。
礒本:これは入っているだろうと。
鈴木:そうね。
"せつない音楽"をテーマに選曲!@リビングルーム
井上:聴いてもらったのは「リグレットベイビーズ」でした。FM FUKUOKAからLaura day romanceがお送りしているRoom"H"。ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。じゃあ礒やん、今週もテーマの発表をお願いします。
礒本:はい。@リビングルーム今夜のテーマは"せつない音楽"です。ディレクターからの指令が届いております。
今日のテーマは"せつない音楽"です。皆様、"せつない"という感じを表す言葉は日本ならではであることをご存知でしょうか?"せつない"という言葉は外国語にうまく置き換えることができない。悲しいでもないし、寂しいでもない。
井上:Sad Lonelyって書いてある。
礒本:Sad Lonelyって書いてあります。この2つ合わせて甘さと懐かしさを足したような、そんな日本人だけが感じている"せつない"感情を刺激するような音楽を秋の夜長に聴きたいです。そもそも"せつない"ってどんな気持ちなんでしょうね?3人それぞれの解釈によるせつない音楽を選んでください、ということです。
鈴木:"せつない"の定義
礒本:俺もすごく考えたけど、なかなか難しいよなと。
鈴木:でもせつないって少しコミカルな音にもできるよね?
礒本:そう、僕は結構、頻繁にあるんですよ。
鈴木:コミカルせつない。
礒本:バンドをやっているとドラムってすごく影が薄いので。ファンの人に写真を撮ってくださいって言われることがあるじゃないですか。当時は物販に全員でいましたから、ファンの方がわざわざ来てくれて写真撮ってくださいと、かっちゃんとか迅に言うんだよ。その時に誰かに写真を撮ってもらおうと......俺なんですよね。
井上:メンバーと認識されていない時代だったね。
礒本:一回、"僕撮りましょうか"って半分ボケぐらいな感じで、"いやいやメンバーさんじゃないですか"みたいなツッコミを期待して言ったら、"いいですか?"って言われてしまった。
井上:普通にね。
礒本:4、5枚撮りました。
鈴木:多めにね、念のため。
礒本:"はい笑って!"とか言って。
鈴木:いい撮影者だ。それは最近?だいぶ前だよね。
礒本:だいぶ前だね。
井上:最近のせつないことって何だろうね。
鈴木:なんだろう。せつないこと、めっちゃ難しいな。
井上:せつないか。
鈴木:せつねえなって何かないかな。
井上:まあでも年取ってないけど別に、世間的に見たら。けど自分の中で年取ったなと思う瞬間は、少しせつなさを感じるかも。
鈴木:具体的にもらっていいかな。
井上:えーなんだろう。マジで脂っこいラーメンとか食べた後に気持ち悪くなったりすると、"わー、せつなっ!"
てなる。
礒本・鈴木:それせつないなのかな?(笑)
井上:いや本当。
礒本:せつないかな?それ。
井上:だって胃袋がついていっていないじゃん。若さを失って。
鈴木:若くないんだみたいな?
井上:もうあんな風には食べられないんだなみたいな。
鈴木:あー。
礒本:昔を?
鈴木:なるほど。まあ動機はどうにしろ。そうね。感情としては正しいかもね。戻れない日々。
井上:戻れない日々。大学時代の元気に週7ラーメンだった時代、みたいな気持ちになる。
鈴木:確かに、戻れないな。確かに戻れないことはせつないよね。
井上:そうそう。
鈴木:確かに。なんだろうね。確かに懐かしさってさっき出たけど、そこはそうかもね。戻れないことに対する。
井上:親の子供の頃の写真とか見てもせつない気持ちになる。
鈴木:それは結構感受性豊かじゃないか?
井上:え?
礒本:もうせつないがもう全てにいってしまっている。
鈴木:そうそうそう。
井上:結構じゃあ、せつないマスターかもしれない。
鈴木:せつないマスターの意見は後で聞くとして。じゃあそのせつないマスター的なせつなさを感じる音楽ってどんな音楽なんですか?
井上:でも結構、"これはせつない"、"これはせつなくない"というのははっきりしているかもな。
礒本:すごいね。
井上:いや言おうと思えばね。
鈴木:自分たち(Laura day romance)は?
井上:自分らはかなりせつない方の音楽をやっている人だと思う。
鈴木:せつない部類(笑)。
井上:せつない部類だと思う。
鈴木:なるほどね。それでも光栄ですね。なんか日本的、日本にしかないというの(言葉)をできているのは嬉しいね。
井上:そうだね。なんか迅くんはさ、情緒を全部音楽に置いてくる人間じゃん。
鈴木:まあ確かに。
井上:日々に情緒を全く残さずに歌詞に全部置いてくるタイプじゃん。
鈴木:そうだね。あんまり(日々に情緒を残さない)。
礒本:キラーフレーズみたいな毎回言われていますけど。
鈴木:毎回これ(キラーフレーズ)で殺されている。
礒本:そうだね。
井上:これは昔、迅くんが自分で言っていたことなんだけど。
鈴木:ああ確かに。
井上:それで確かになと思って。歌詞とか歌っているから思うけど、せつないよ、だいぶ。
鈴木:それは思う?礒本も?
礒本:まあ、せつなさは分かりますよ。でもせつないよねって言われたら、、、、はい。(笑)
鈴木:仲悪いな(笑)。
井上:音像もせつないしさ。じゃあそんな迅くんにとってのせつない音楽を紹介していただくということでよろしいですか?
鈴木:はい、大丈夫です。でもこのテーマを見て少し考えてみて。僕は例えばその歌詞とかにせつなさを生み出すよりは、旋律とか音の並びとか曲ができた背景とかに何となくせつなさを感じるタイプの人間でして。
井上:私もそうだよ。
礒本:取るな、取るな。(笑)
鈴木:俺のターンね。
井上:俺はって言っていたから、私もそうだよって。
鈴木:それで、『her/世界でひとつの彼女』という映画がありまして。これがスパイク・ジョーンズという人が監督で、ホアキン・フェニックスさんが主演の映画なんですけど。ざっくり言えばAIソフトSFみたいな感じでAIと恋愛するみたいな映画なんですけど、要はデートとかできないんですよ。スマホで景色を撮りながら一緒にデートしている気分に、それに対してAIがリアクションしてみたいな。そういうデートのシーンみたいなのがある。すごく近未来な映画なんですけど、でももうすぐそこまで来ている感じがあるか。
礒本:そうだね。
鈴木:いやすごいな、とか思いながら。その映画内で、その人が撮った写真で、私が作曲をしますみたいなAIのシーンがあって。それが曲になっているんですよ。
井上:へー、そんなシーンあったっけ?
鈴木:そう。その曲が、サントラはアーケイド・ファイアとオーウェン・パレットという人がやっているんだけど、絶妙に機械っぽく作ってあるというか。人間の感じというよりは、機械がイメージで作った、機械がそのデータ内で作ったみたいな感じが絶妙に表現されていて。
井上:すごいね。
鈴木:それがマジですごいなって思うのと、そこには人と機械との埋まらない差みたいなものも感じさせてくれる旋律があるというか、そういう不思議な曲で。恋愛しているのにそこは絶対的に埋まらないという感じが、 俺的にせつない音楽なのかなという風に思いまして、選ばせていただきました。見事な曲フリ!
井上:ほんとだよ。
鈴木:お送りしたのはアーケイド・ファイア&オーウェン・パレットで「Photograph」でした。
いやー、沁みました。
井上:確かにね。聴いている間も言っていたけど、加速している人工的な感じがすごく機械かも確かにっていう。
鈴木:機械が人を真似ている感じを出しているのが上手い。人が作っているけど。
井上:私も映画のすごいファンってわけじゃなかったけど、このサントラをずっと聴いている時期があって、ちょうど今ぐらいの時期だった気がする。
鈴木:超名作ですよ。本当に頭から最後まで全曲めっちゃいいのでこれ(サントラ)丸ごとおすすめです。せつなかった。では、礒本くんお願いします。
礒本:せつない曲、さっき、かっちゃんが言っていた"戻らない時間"みたいなやつは結構近い気がしていたりするんだけど、最近めっきり寒くなったじゃないですか。やっぱり秋の夜長にというぐらいですから。
井上:一気に寒くなりましたね。
礒本:一気に寒くなった。僕らって基本、夏嫌いでしたよね。夏に滅びてほしいみたいな。そんな話があったぐらいなんだけど、俺も多分どっちかと言うと暑いの嫌いなんですよ。なんだけどいざ寒くなってみると、少し恋しくない?っていう。少し恋しくない?
井上・鈴木:...。
鈴木:失敗してる、曲フリ(笑)
礒本:今まさにせつない気持ちです。(笑)
鈴木:ここにきて裏切られるんだって。
礒本:全然話を合わせてくれない。
井上:ごめんね。
鈴木:でもせつないね。
礒本:俺は思うんですよ。夏はそんなに好きじゃなかったと思っていたんだけど、冬とか寒くなってみると少し戻ってきてほしいなみたいな。そんな気持ちがあったり、せつないって少しプラスじゃないけど、そういう感情もあるんじゃないかみたいな話を考えながら今日いたんですが
井上:そしてどの曲になりました?
礒本:秋ということで、終わった夏の歌をお届けしたいと。それでは聴いてくださいと。
礒本:お送りしたのは森山直太朗で「夏の終わり」でした。やっぱりせつないという言葉が日本ならではということで。
井上:今は迅くんが目の前に座っているけど、山と川が見えてきた私には
鈴木:俺が前に座っているのに?こんな都内のスタジオで。
井上:大草原が目の前に見えて、そうめん用意しなきゃみたいな気持ちになりましたね。
礒本:歌詞を見ると、実際は反戦歌なんだよね。
井上:そうなんだ
礒本:なんだけど、自分の個人的な思い出と重ね合わせても全然聴けるという。解釈が多分色々あると思うんだけど、反戦歌なんじゃないかなとは思ったり。少し日本的な
鈴木:触れ幅がすごかった、俺の選曲と。歌を聴け、歌詞を聴けっていう。
井上:ピアノからの、一転して。
礒本:結構好きでね
鈴木:いい曲だね。
礒本:では、ラスト。ボーカルのかっちゃん、お待たせしました。かっちゃんのせつない音楽、エピソードと好きな音楽を教えてください。
井上:せつないね...でも、せつないものに触れないようにしているかも普段あんまり。
鈴木:ぐちゃぐちゃになるから、感情が?
井上:そう。私せつないマスターだから、やっぱり。
鈴木:引っかかっているんだよな(笑)。なんか全然引っかかっているんだけど
井上:日常生活においてせつないとか、少し心揺らぐみたいなものを見つけるのが多分人より若干得意なのかもしれない。
鈴木:なるほど。
井上:だから、日常の中で感情をゆらゆらさせたいわけでもないからそんなに、疲れちゃうから。なるべく自分の感情が動かないように、せつなそうな映画とか、泣けそうなものとかはなるべく避けているかも。結構心の準備をしてからそういうものに挑んでいるという感じがするから、普段はわりかし避けている。映画とかも観るの苦手なんですよね、何回も言っているけど。長いのは別にいいんだけど、物語に入り込みすぎてしまって観終わった後にドッと疲れるんだよね。
鈴木:まあ映画は疲れるよね。
井上:でも迅くんがさっき『her/世界でひとつの彼女』という映画の曲から選んでいたから、私も『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』という映画から選びました。最高の映画だね。
鈴木:懐かしい。グッド・ウィル・ハンティング観たことある?
礒本:ありますよ。
鈴木:あるんだ。
礒本:あります、あります。
井上:超最高じゃなかった?
礒本:僕だけ自分独自の選曲をしてしまったなというせつなさを抱いて。
鈴木:(笑)。いやでも分からない、ここから急展開して
礒本:急展開でこっち側に寄ってくるかもしれない
鈴木:グッド・ウィル・ハンティングで思いっきり。
礒本:森山直太朗がかかる可能性ありますか?まだあります?
井上:ないやろ。
鈴木:グッド・ウィル・ハンティングね、いい映画ですね。
井上: Room"H"が始まった時からエリオット・スミス大好きってずっと言っていたし、迅くんも好きだけど、ド真ん中のせつな曲を流しますね。歌詞もせつないね、これはかなり。
鈴木:礒本の感想気になるね。
礒本:(笑)。音楽の感想ってすごく難しいんですよ。
鈴木:確かに。
井上:でも超せつなくない?
礒本:せつないです。はい。
鈴木:泣いてる?
礒本:泣いてます。
鈴木:嘘つけよ。(笑)
礒本:いやー。よかったっすよ。
井上:曲調もせつないし、歌詞もよく読んだら、もう本当せつなくて。
礒本:そう、歌詞をね、この間に読もうかなと思ったんだけど。
井上:そうなんだ。
礒本:ここ収録室って、Wi-Fiがぶった切られていまして。歌詞を見ようと頑張ったんだけど、もうタイムアウトになりました。はい。せつなかったです。
井上:迅くんはどういう歌詞か知っているでしょ?
鈴木:うん、ぼんやり。ぼんやり覚えているよ。でも、この曲にはダメな自分みたいな部分もやっぱりあるし。ダメな自分だけど、君はそんなにダメじゃないみたいなところもあって。そういう距離というか、プラスマイナス入り混じっている感じというか、せつない音楽ってそうだよねという。
井上:分かる。
鈴木:悲しいとか寂しいとかってやっぱりマイナスだけど、せつないってなんかプラスもマイナスもある感じ。
井上:結局、せつないってみんな感じたいからそういう言葉があるなという感じがする。
鈴木:そうそう、そんな気がする。だから、すごく良い言葉だなというか、僕らが作っているのもそういうところがある感じがして。
井上:今回、真面目やね、私たち。
礒本:いやでも、俺だけふざけてない?
井上:「夏の終わり」は一切ふざけてないよ。ド真面目だよね。
礒本:良かったですね、CHAGE and ASKAさんの「SAY YES」
井上:そっちじゃないですよ。急にふざけ出さないでください。
礒本:良かったと思いますけど。と言っていたら急にネット繋がって今歌詞がバーンと出てきましたね。
井上:本当、いい歌詞です。調べてみてください。映画も最高なので観てください。はい、ということで今日は"せつない音楽"というテーマで3人それぞれ選曲しました。最後にもう1曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲をかけたいなと思います。どうする?
礒本:いつもね、だいたいこれでいこうかなぐらいなんだけど、今回少し割れていますね。
鈴木:でも普通に俺は「happyend」いいかな。
井上:えー、じゃあいいよ。「happyend」
鈴木:えー?不服があるなら言いなさいよ。
礒本:少しズレただけじゃん、協議のタイミングが。(笑)意見割れてもないし。
井上:なんだろうな。音像的には。
鈴木:でも「little dancer | リトルダンサー」とかせつない?
井上:せつない。「little dancer | リトルダンサー」も切ないし、私は「春はバス」とかもせつないなと思うから。
鈴木:秋だからね、今。「little dancer | リトルダンサー」だろ。
井上:秋っぽいね、確かに。秋っぽいね、あの曲。
礒本:ぶち上がってきたな。
井上:「little dancer | リトルダンサー」だ!!
鈴木:様子がおかしいだろ、みんな。(笑)
井上:ということで今日は"せつない音楽"というテーマでお送りしてきましたが、楽しかったね。
礒本・鈴木:うん。
井上:なんか真面目やったな。
礒本:意外と各々のせつない感があって。
鈴木:意外に、確かに。
井上:意外とあったね。はい。誰の選曲がハマりましたとかSNSで感想を。感想さ、言ってくれている人いるのかな?
鈴木:夏の終わりハマったとか言って欲しい。
井上:言って欲しいよね、言ってください。
礒本:言ってください名指しでお願いしますね。
井上:礒本さんのって。
礒本:礒本さんの"礒"の字は絶対に間違えないで。
鈴木:少し難しいんだよね。"蟻"みたいな。
礒本:"蟻"いたからね。蟻本さん。
鈴木:蟻本さんはいないだろ。
礒本:俺、大学の出席で蟻本さんって言われて、そのままずっと過ごしていたからね。
井上:まあまあ、あるでしょう。
鈴木:それは今いいんですよ。
井上:以上、@リビングルームのコーナーでした。
10月10日(水) オンエア楽曲
Laura day romance「リグレットベイビーズ」アーケイド・ファイア&オーウェン・パレット「Photograph」
森山直太朗「夏の終わり」
Elliott Smith「Say Yes」
Laura day romance「little dancer | リトルダンサー」
Laura day romance「渚で会いましょう」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、 Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
ワンマンライブは開催を重ねるごとに規模を広げており、2024年10月~11月には、ツアーファイナルZepp Shinjuku(TOKYO)を含む全国ツアーが決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance