SENSA

2024.02.22

【読むラジオ】MC:Wez Atlas ヒップホップ以外の好きな音楽を紹介!「Room H」-2024.2.21-

【読むラジオ】MC:Wez Atlas ヒップホップ以外の好きな音楽を紹介!「Room H」-2024.2.21-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Wez Atlasが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めますWez Atlasです。2024年もなんか、すぐ過ぎていっちゃいそうな感じですけど、早いですね。どう過ごしてますか?
僕は今はちょっとゆっくりしてて、こういうこと最近全然やってないなっていうことを色々積極的にやっていこうと、ボルダリング行ったり、図書館で本読んだり、温泉行ったり、めっちゃゆっくり過ごしてます、っていう感じです。



ヒップホップ以外の好きな音楽を紹介!@Living Room

FM福岡からWez Atlasがお送りしているRoom"H"、ここからは特集コーナー@Living Roomの時間です。
今まで、自分のヒップホップのルーツについては色々語ってきたんですけど、ヒップホップ以外の音楽からもすごく影響を受けてるし普段から聴いてるので、ヒップホップじゃない自分の好きな音楽を紹介していきたいと思います。

まずは、Samm Henshawの「Broke」という曲なんですけど、ヒップホップとは近いジャンルではあるけど、どっちかというとゴスペルの方で、ブラックミュージックだけどまた違う、いとこみたいな感じなのかな。Samm Henshawのこの「Broke」って曲はめっちゃ大好きな曲でいつも聴いてますね。歌詞も超いいし、サウンドもすごく明るくて楽しいけど、歌詞の内容はちょっと切ないのがすごく好きで、多分恋愛の相手に対して"俺、お金ないけど頑張ってるから、それでも愛してくれる?"みたいなやつで、ミュージック・ビデオもSamm Henshawが家にずっといて、ソファーの上に座っててダラダラしてるみたいなやつで、僕もそういうのにインスピレーションを受けて 自分のMVでも似たようなことやったりしました。



いいですね、途中に入ってくるトランペットの音とかも、日本ではあんまりゴスペルの音楽って身近ではないから、でもアメリカに住んでると教会に行ってる人とかはそれが小さい時からずっと聴いてきた音楽で、なんか憧れますね。かっこいいなって思います。だから、なかなか自分でゴスペルっぽいサウンドはやらないっていうか、文化的な背景もあるからそれを全く知らないでゴスペルやっちゃうと あれなのかな、とか思ったりして、でも憧れっていうか、かっこいいなって思います。

次に紹介するのはMac DeMarcoっていうインディミュージックの、ジャンル分からないけど、アメリカの中心部の田舎の音楽みたいな感じで、何にもない馬と畑とみたいなところを連想するような音楽なんですけど。Mac DeMarcoどこ出身なんだろうな...あ、カナダか全然違いました(笑)。 でも多分、カナダの田舎の方の出身なんじゃないですかね、分からないけど...僕、コロラド州に住んでて都会ってよりかはちょっと遠くに出ると牧場とかそういうのがいっぱいあるようなとこで育ったので、ゆったり、まったりみたいなバイブスで、このMac DeMarcoもすごく親近感湧くっていうか、ちょっと故郷みたいな味があってめっちゃ好きですね。



やっぱりギターのあのメロディがめっちゃ耳に残りますね。なんか超テンション上がる。 Mac DeMarco、人としてもすごく面白い人みたいですね。僕のマネージャー曰く、下北沢とかをうろうろ歩いててクラブでよく見かけられたっていうエピソードもありました。あと結構ラッパーとの繋がりもあって、めっちゃ意外でジャンル全然違うけど、Odd FutureのTyler, The Creatorと仲良かったりとか、よくラッパーと一緒にいる写真をインターネットで見たりしますね、面白い人ですね。

3曲目に選んだのは Dijonの「Big Mike's」という曲です。このDijonっていう人もまたMac DeMarcoみたいに都会のサウンドじゃなくて、もうちょい田舎風っていうかローカルなバイブスがあって、メロディーのラインもすごく少なくて、Dijonの声もインストと一緒になってるっていうか、ボーカルが前にいるってよりかは全体としてサウンドになっててすごく好きですね。すごくゆったり、ゆったりしたバイブスで。



声質っていうか、録り方がすごい。部屋の音響が聴こえてくるっていうか、部屋の空気を感じるっていうか、声が真ん前にあるんじゃなくて、ボイスメモで録ってんのかなみたいな感じの音質がすごく面白くて、でもめっちゃ心地よくてすごく好きですね。で、Dijonの声、歌い方が声張ってるっていうか、ちょっと声枯れそうな感じなのもめっちゃ好きですね。すごくエモーションが伝わるっていうか、本当に心から歌ってんだろうな、みたいなのがすごく伝わってすごく好きです。

次に聴いてほしいのはTaylor Swift「Lover」ですね。Taylor Swiftとかはあんまり今まで聴いてきてなかったんですけど、まぁ、ラジオで流れてるのはもう自然と耳に入ってくるけど、自分からTaylor Swift聴こうって思って聴いたことはあんまりなかったんですけど。
2月に来日してて、東京ドーム5日間ぐらいやってて、 僕、観に行ったんですけど、観に行ってから、めっちゃTaylor Swift好きになったっていうか。そう言えばちゃんと聴いたことなかったわ、と思って、そこから興味持つようになりましたね。
なかでも、この「Lover」って曲がすごく好きで、ポップなTaylorよりカントリーとか、そういう昔やってた方が僕的には好きでいいですね。ギターと作曲のストーリーテラーの力だけみたいなのがめっちゃ好きです。



最後はもうちょい身近なアーティストを紹介したいんですけど、ちょっと前にこのRoom"H"にHelsinki Lambda Clubのボーカルの薫さんに出てもらったんですけど、改めてヘルシンキの音楽良いなって最近思ってて、自分でもちょいちょい聴いたりしてて、特に好きなのがこの「収穫(りゃくだつ)のシーズン」っていうタイトルの曲ですね。
ライヴでも多分10回以上観てるから、ヘルシンキの曲覚えてくるようになってきたんですけど、その中でも毎回ライブでも聴くと"あーいいなー"ってなるのがこの曲で。途中でビルドアップしてバーンって弾けて、めっちゃかっこいいギターのラインが入る部分があって、めっちゃテンション上がりますね。





2月21日(水) オンエア楽曲
Wez Atlas, Seann Bowe「Echo」
Samm Henshaw「Broke」
Wataru Fujiwara「December」
Mac DeMarco「Freaking Out the Neighborhood」
Dijon「Big Mike's」
Taylor Swift「Lover」
Helsinki Lambda Club「収穫(りゃくだつ)のシーズン」
NewJeans「Ditto (250 Remix)」
Roy Orbison「You Got It」

LIVE INFORMATION

Wez Atlas Presents "SPRING DEW"
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2024年3月16日(土)
会場:心斎橋ANIMA(大阪市中央区西心斎橋2-10-21 スパジオビルB1F)
開場/開演 18:00/18:30
出演者:
Wez Atlas(with w.a.u)/DENIMS/ego apartment
前売:¥3,000(税込・ドリンク代別途必要)/当日:¥3,500(税込・ドリンク代別途必要)
最速先着先行<e+>
販売期間(先着受付):2月21日(水)12:00~2月25日(日)23:59
【URL】
https://eplus.jp/springdew/


番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
1月5日に配信SG「匿名奇謀」をリリース。
オフィシャルサイト @atsukitaketomo @atsukitaketomo

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Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas


LINK
FM福岡「Room "H"」

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