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2022.08.11
【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス) ユアネスの新曲「ありえないよ。」を最速OA!「Room H」 -2022.08.10-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当(番組は事前収録)。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(黒川)最近のユアネスなんですけど、SNSをチェックしてくださっている方は知っているかと思うんですけども、ちょっと前に新曲たちのレコーディングをせっせとしておりました。今回もめちゃくちゃいい作品が出来上がりました。
日付変わっちゃったんですけど、本日8月10日に新曲のリリース情報の解禁とがありまして、その新曲を今日番組の後半で宇宙最速オンエアをしたいと思います。「ありえないよ。」という楽曲です。どうか最後まで楽しんでいただければと思います。
前回、Night Tempoさんをゲストにお招きしたのですが、実は僕がちょっと喋りすぎてしまって、オンエアできなかったパートがあったんですよ。さすがにもったいないなと思って、今日はそのNight Tempoさんとの対談の蔵出しを行いたいと思います。かなりマニアックな話を楽しくしておりますのでどうか楽しみにしてください(笑)。
この前は音楽の話だけじゃなくて、アニメやゲームの話もたくさんお伺いしたんですけど、実は意外な共通点も見つかりました。ということで蔵出しのパートをお楽しみください。
黒川:Night Tempoさんはカセットテープのコレクターでもあるということで、僕も実はカセットテープが好きなんですよ。今手元にもありまして、これは『安全地帯II』のアルバムなんですが、カセットテープって何で聴かれていますか?僕はポータブルカセットプレーヤーのショックウェーブというので聴いています。
Night Tempo:僕はカセットプレイヤーも集めているので、デッキもあったりします。実はウォークマンもコレクションしています。130個くらい持っています。
黒川:130個(笑)!?
Night Tempo:あと当時のラジカセとかも集めています。おそらくそれも100個くらいあります。家に全部置いておくことができないので、いまは個人用の倉庫を借りて、そこで劣化しないように温度も合わせて保管しています。
黒川:そうなんですね。ちなみにカセットテープのどういうところが魅力的だと感じますか?
Night Tempo:プレイヤーによって音楽が違って聴こえる部分ですね。
黒川:そうですよね!僕も同じです。
Night Tempo:あまり管理されていないもので聴いたら、音にノイズが帯びていたり、しっかり手入れしたら綺麗な音質で聴こえたりと、そういう部分も魅力的だと思います。あと自分で修理とかもしているので。
黒川:すごい!そうなんですね!
Night Tempo:ダメになったものを自分で修理して、綺麗になった時の快感というのも好きです。
黒川:修理もやられるんですね。僕も修理するのは好きで、話が飛んでしまうのですが、Night Tempoさんはゲームボーイとかを改造したものをInstagramに上げていたりとかしましたけど、僕もそういうことをやっていまして、ゲームボーイをスケルトン仕様にしたりしています。
Night Tempo:僕は最近LCD(液晶)スクリーンに変えたりしました。
黒川:どんどんパーツが進化していっていますよね。それこそこれはゲームボーイカラーなのですが、僕の中で最新だなと思っているのはC端子で充電できるバッテリーができたりとか、あと赤外線のところをタッチすると明るさが4段階くらい変わるものです。あと自分で塗装したものですが、内側に水色のラメのスプレーをかけて亜美ちゃんをイメージして作ってみたのですが、クリアすぎますね。
Night Tempo:とても綺麗だと思います!あと最近はBluetooth端子も出ましたね。なのでBluetoothイヤホンとペアリングして聴けるようにもなりました。
黒川:そんなのも出ているんですね!それはチェックしていなかったのであとで調べます。やはりめちゃくちゃお詳しいですね。アニメやゲーム、もちろん音楽のお話ができてすごく嬉しかったです。ありがとうございました!
Night Tempo:ありがとうございました!
(黒川)ということで蔵出しトークはいかがだったでしょうか?Zoomで収録のやり取りをさせてもらったんですけども、Night Tempoさんの背景がやっぱりすごいんですよ。僕も自分の家にはコレクションや宝物たちがたくさんあるんですよ。それこそインスタライブとかで、「このカセットテープいいでしょう」とか「このレコードいいでしょう」とか紹介するんですけど、僕は整理整頓ができないからそこら辺に散らかっているんですね。Night Tempoさんは背中一面にカセットテープの棚がズラッと並んでいまして、さらに蔵出しトークでもおっしゃっていましたけど、別でレンタル倉庫を借りて、そこで温度や湿度とかも調整して物を管理していると言っていたじゃないですか?趣味は同じかもしれないけど、そこのガサツさみたいなのが全然違うなと思いました(笑)。
でもそういう共通の趣味があること、音楽じゃないところでの話で盛り上がれたのがすごく嬉しいです。音楽だけで繋がってしまう/仲良くなってしまうと、それ以降の話の盛り上がり方みたいなのが、ちょっと固くなってしまいそうで...。僕がだいたい仲良い人って、音楽じゃない趣味でめちゃくちゃ共通の趣味があう人が自分の周りには多いイメージなんですよね。もちろん音楽も好きですけど、そういう音楽じゃないところの趣味で、心を子供にして喋ることができるというのは、めちゃくちゃ大切だなと思っていて、貴重な機会をいただけましたし、普通にやっぱり楽しかったので、すごく嬉しかったです。
ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。毎回3曲なんですけど、今日はてんこ盛りな回になったので、2曲にさせて下さい。
今日は「電波ソング」というテーマで2曲選んできました。本当は3曲ぐらいあったんですけど、てんこ盛りなので2曲にしたいなと思います。
まず1曲目は、Aiobahnさんが作曲されて、フィーチャリングでKOTOKOさんを迎えた「INTERNET OVERDOSE」という楽曲です。2021年ぐらいに出たPC ゲームの『NEEDY GIRL OVERDOSE』というゲームがあるんですよ。マルチ破滅エンディングアドベンチャーゲームというジャンルのゲームがありまして、それのテーマソングの楽曲なんですよね。令和の電波ソングというイメージなんですよ。電波ソングというと、2000年代初頭ぐらいにこの言葉が生まれたイメージが強くて、それこそ『涼宮ハルヒの憂鬱』の「恋のミクル伝説」とかは代表的な電波ソングだとは思うんですけども、ちょっと伝わらなかったら申し訳ないです。
この曲は突然この令和の時代に現れた電波ソングで、僕はすごくエモーショナルな気持ちになったんですよね。なんだか泣きそうになってしまって、当時のインターネットを生きてきた戦士としては、すごく刺さるサウンドの楽曲だなと思いました。電波ソングってやっぱ「エイエイオー!」とかの掛け声だったり、突然曲中に曲調がめちゃくちゃ変わったりする、オタクの好きなものてんこ盛りで詰め込みましたみたいなイメージなんですね。あと女性ボーカルのめちゃくちゃ早口のセリフ調の歌唱が入ったりするとか。それで言うと、僕がよく見ている動画サイトのニコニコ動画というサイトがあるんですけど、そこにある「ニコニコ動画流星群」とか「七色のニコニコ動画」とか、既存の曲を合体させて40分ぐらいのメドレーにしたみたいな。それを1曲として呼んでいる作品があるんですけど、それのてんこ盛り感をこの曲から感じることができて、この令和の時代に僕は平成に帰った気分になって、涙がポロリとなりそうになりました(笑)。そんな気持ちをみんなで共有できたら嬉しいなと思いまして、今回はこの曲を選んできました。
改めて電波ソングがどんなものかというの分かりやすく言いますと、萌え要素を念頭に置いた萌えソングらしいです。女性的なアニメ声で、それこそさっき言った「エイエイオー!」みたいな掛け声とか、台詞とかが入ったり、萌えるか否かみたいなので、それが電波ソングかどうかが決まります。あとやっぱり不思議で予想だにしないフレーズや、それこそ曲中で突然雰囲気がガラッと変わってまた戻って、またテンポが変わってみたいな「めちゃくちゃじゃん!」と思うような感じなんだけど、それは1つの作品として成り立って聴こえる。僕はそれを電波ソングと呼んでいます。そういうイメージの楽曲だと大体思っていただければ大丈夫です。
続いては@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日僕がピックアップした楽曲は、DALIの「ムーンライト伝説」という曲です。セーラームーンの「ムーンライト伝説」と言った方が伝わるのかな?「知らない人はいないんじゃないのかな?」くらいの伝説的なアニメソングですよね。最近もマツコデラックスさんの番組でこの「ムーンライト伝説」が取り上げられていたみたいで、僕はよく弾き語りライブとか配信とかでこの「ムーンライト伝説」は歌うんですけど、やっぱりどの世代にも刺さるといいますか、ずっと生き残っていきそうな、それくらい伝説的なアニメソングだと思っています。前回Night Tempoさんが来られた回を聞いてくださった方はご存知かと思いますが、僕はずっと小さいときからセーラームーンがめちゃくちゃ好きで、子供の頃からずっと歌っていたわけですよ。カラオケに行っても「ムーンライト伝説」は欠かせないぐらい歌っていました。最近弾き語りのかっこいいアレンジみたいなものを思いついたので、ここでワンコーラスになるんですけども、披露させて頂きます。
弾き語りツアーに遊びに来てくださった方は、このアレンジの「ムーンライト伝説」は何回か聴いてくださったかと思うんですけども、やっぱり来られなかった人や配信も見られない時間帯にやっていたりするので、今回はここで披露しました。Twitterとかにも弾き語りの動画を上げていたりはするのですけど、こうやって改めて宅録をしてという形でお届けしたのは今回が初だと思います。これを聴いて気に入ってくださったら、ハッシュタグをつけて「黒川さんの「ムーンライト伝説」のアコースティックカバーぜひリリースしてください」でたくさんTwitterに書くと、もしかしたらいろんな人の気が向いて、これがリリースされる可能性があります。僕はめちゃくちゃリリースしたいです。たくさん書いてください。100件ぐらい書いてください(笑)。お願いします。
新曲の「ありえないよ。」はいかがだったでしょうか?今までやってそうでやってなかったような曲調のユアネスの楽曲なんですよね。僕はめちゃくちゃ好みなサウンドで、もちろん好みじゃないサウンドがあるとかというわけじゃないですけど、プライベートでもすごく好きで聴きそうな楽曲だなと思っています。
あとユアネスにしては珍しい楽曲といいますか、コード進行が難解ではないんですよね。ほぼ4つぐらいのコードでずっと展開してループしているから、アコギとかも軽く入れたりしたんですけどそこもずっと同じような感じでした。もちろん多少違う音が1音と入っていたりするんですけど、基本的にはずっと同じだし、歌も歌いやすいし、乗りやすいと思うんですよ。たぶん今までのユアネスの存在する曲の中で1番カバーしやすいと思います。みんながカバーしてくれることを僕はずっとずっと待っています。「難しくて歌えないです」と言って頂けるのがボーカルである僕はやっぱりどこか自信がつくので嬉しいんですけど(笑)、みんなが歌っている「ありえないよ。」を聴きたいです。ぜひチャレンジしてください。TikTokでカバーしてバズらせてください(笑)。
KAKKO&TAKASHI「We Should Be Dancing」
NEEDY GIRL OVERDOSE, KOTOKO & Aiobahn「INTERNET OVERDOS」
神宿「グリズリーに襲われたら♡」
DALI「ムーンライト伝説」 弾き語りカバー
ユアネス「ありえないよ。」
ユアネス「49/51」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当(番組は事前収録)。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(黒川)最近のユアネスなんですけど、SNSをチェックしてくださっている方は知っているかと思うんですけども、ちょっと前に新曲たちのレコーディングをせっせとしておりました。今回もめちゃくちゃいい作品が出来上がりました。
日付変わっちゃったんですけど、本日8月10日に新曲のリリース情報の解禁とがありまして、その新曲を今日番組の後半で宇宙最速オンエアをしたいと思います。「ありえないよ。」という楽曲です。どうか最後まで楽しんでいただければと思います。
Night Tempoとの対談の未公開部分を公開!
前回、Night Tempoさんをゲストにお招きしたのですが、実は僕がちょっと喋りすぎてしまって、オンエアできなかったパートがあったんですよ。さすがにもったいないなと思って、今日はそのNight Tempoさんとの対談の蔵出しを行いたいと思います。かなりマニアックな話を楽しくしておりますのでどうか楽しみにしてください(笑)。
この前は音楽の話だけじゃなくて、アニメやゲームの話もたくさんお伺いしたんですけど、実は意外な共通点も見つかりました。ということで蔵出しのパートをお楽しみください。
前回の対談は、下記からチェックしてください!
黒川:Night Tempoさんはカセットテープのコレクターでもあるということで、僕も実はカセットテープが好きなんですよ。今手元にもありまして、これは『安全地帯II』のアルバムなんですが、カセットテープって何で聴かれていますか?僕はポータブルカセットプレーヤーのショックウェーブというので聴いています。
Night Tempo:僕はカセットプレイヤーも集めているので、デッキもあったりします。実はウォークマンもコレクションしています。130個くらい持っています。
黒川:130個(笑)!?
Night Tempo:あと当時のラジカセとかも集めています。おそらくそれも100個くらいあります。家に全部置いておくことができないので、いまは個人用の倉庫を借りて、そこで劣化しないように温度も合わせて保管しています。
黒川:そうなんですね。ちなみにカセットテープのどういうところが魅力的だと感じますか?
Night Tempo:プレイヤーによって音楽が違って聴こえる部分ですね。
黒川:そうですよね!僕も同じです。
Night Tempo:あまり管理されていないもので聴いたら、音にノイズが帯びていたり、しっかり手入れしたら綺麗な音質で聴こえたりと、そういう部分も魅力的だと思います。あと自分で修理とかもしているので。
黒川:すごい!そうなんですね!
Night Tempo:ダメになったものを自分で修理して、綺麗になった時の快感というのも好きです。
黒川:修理もやられるんですね。僕も修理するのは好きで、話が飛んでしまうのですが、Night Tempoさんはゲームボーイとかを改造したものをInstagramに上げていたりとかしましたけど、僕もそういうことをやっていまして、ゲームボーイをスケルトン仕様にしたりしています。
Night Tempo:僕は最近LCD(液晶)スクリーンに変えたりしました。
黒川:どんどんパーツが進化していっていますよね。それこそこれはゲームボーイカラーなのですが、僕の中で最新だなと思っているのはC端子で充電できるバッテリーができたりとか、あと赤外線のところをタッチすると明るさが4段階くらい変わるものです。あと自分で塗装したものですが、内側に水色のラメのスプレーをかけて亜美ちゃんをイメージして作ってみたのですが、クリアすぎますね。
Night Tempo:とても綺麗だと思います!あと最近はBluetooth端子も出ましたね。なのでBluetoothイヤホンとペアリングして聴けるようにもなりました。
黒川:そんなのも出ているんですね!それはチェックしていなかったのであとで調べます。やはりめちゃくちゃお詳しいですね。アニメやゲーム、もちろん音楽のお話ができてすごく嬉しかったです。ありがとうございました!
Night Tempo:ありがとうございました!
(黒川)ということで蔵出しトークはいかがだったでしょうか?Zoomで収録のやり取りをさせてもらったんですけども、Night Tempoさんの背景がやっぱりすごいんですよ。僕も自分の家にはコレクションや宝物たちがたくさんあるんですよ。それこそインスタライブとかで、「このカセットテープいいでしょう」とか「このレコードいいでしょう」とか紹介するんですけど、僕は整理整頓ができないからそこら辺に散らかっているんですね。Night Tempoさんは背中一面にカセットテープの棚がズラッと並んでいまして、さらに蔵出しトークでもおっしゃっていましたけど、別でレンタル倉庫を借りて、そこで温度や湿度とかも調整して物を管理していると言っていたじゃないですか?趣味は同じかもしれないけど、そこのガサツさみたいなのが全然違うなと思いました(笑)。
でもそういう共通の趣味があること、音楽じゃないところでの話で盛り上がれたのがすごく嬉しいです。音楽だけで繋がってしまう/仲良くなってしまうと、それ以降の話の盛り上がり方みたいなのが、ちょっと固くなってしまいそうで...。僕がだいたい仲良い人って、音楽じゃない趣味でめちゃくちゃ共通の趣味があう人が自分の周りには多いイメージなんですよね。もちろん音楽も好きですけど、そういう音楽じゃないところの趣味で、心を子供にして喋ることができるというのは、めちゃくちゃ大切だなと思っていて、貴重な機会をいただけましたし、普通にやっぱり楽しかったので、すごく嬉しかったです。
電波ソングを紹介!@リビングルーム
ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。毎回3曲なんですけど、今日はてんこ盛りな回になったので、2曲にさせて下さい。
今日は「電波ソング」というテーマで2曲選んできました。本当は3曲ぐらいあったんですけど、てんこ盛りなので2曲にしたいなと思います。
まず1曲目は、Aiobahnさんが作曲されて、フィーチャリングでKOTOKOさんを迎えた「INTERNET OVERDOSE」という楽曲です。2021年ぐらいに出たPC ゲームの『NEEDY GIRL OVERDOSE』というゲームがあるんですよ。マルチ破滅エンディングアドベンチャーゲームというジャンルのゲームがありまして、それのテーマソングの楽曲なんですよね。令和の電波ソングというイメージなんですよ。電波ソングというと、2000年代初頭ぐらいにこの言葉が生まれたイメージが強くて、それこそ『涼宮ハルヒの憂鬱』の「恋のミクル伝説」とかは代表的な電波ソングだとは思うんですけども、ちょっと伝わらなかったら申し訳ないです。
この曲は突然この令和の時代に現れた電波ソングで、僕はすごくエモーショナルな気持ちになったんですよね。なんだか泣きそうになってしまって、当時のインターネットを生きてきた戦士としては、すごく刺さるサウンドの楽曲だなと思いました。電波ソングってやっぱ「エイエイオー!」とかの掛け声だったり、突然曲中に曲調がめちゃくちゃ変わったりする、オタクの好きなものてんこ盛りで詰め込みましたみたいなイメージなんですね。あと女性ボーカルのめちゃくちゃ早口のセリフ調の歌唱が入ったりするとか。それで言うと、僕がよく見ている動画サイトのニコニコ動画というサイトがあるんですけど、そこにある「ニコニコ動画流星群」とか「七色のニコニコ動画」とか、既存の曲を合体させて40分ぐらいのメドレーにしたみたいな。それを1曲として呼んでいる作品があるんですけど、それのてんこ盛り感をこの曲から感じることができて、この令和の時代に僕は平成に帰った気分になって、涙がポロリとなりそうになりました(笑)。そんな気持ちをみんなで共有できたら嬉しいなと思いまして、今回はこの曲を選んできました。
改めて電波ソングがどんなものかというの分かりやすく言いますと、萌え要素を念頭に置いた萌えソングらしいです。女性的なアニメ声で、それこそさっき言った「エイエイオー!」みたいな掛け声とか、台詞とかが入ったり、萌えるか否かみたいなので、それが電波ソングかどうかが決まります。あとやっぱり不思議で予想だにしないフレーズや、それこそ曲中で突然雰囲気がガラッと変わってまた戻って、またテンポが変わってみたいな「めちゃくちゃじゃん!」と思うような感じなんだけど、それは1つの作品として成り立って聴こえる。僕はそれを電波ソングと呼んでいます。そういうイメージの楽曲だと大体思っていただければ大丈夫です。
オンエアでは、2曲目に神宿「グリズリーに襲われたら♡」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!
DALI「ムーンライト伝説」 弾き語りカバー@レコーディングルーム
続いては@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日僕がピックアップした楽曲は、DALIの「ムーンライト伝説」という曲です。セーラームーンの「ムーンライト伝説」と言った方が伝わるのかな?「知らない人はいないんじゃないのかな?」くらいの伝説的なアニメソングですよね。最近もマツコデラックスさんの番組でこの「ムーンライト伝説」が取り上げられていたみたいで、僕はよく弾き語りライブとか配信とかでこの「ムーンライト伝説」は歌うんですけど、やっぱりどの世代にも刺さるといいますか、ずっと生き残っていきそうな、それくらい伝説的なアニメソングだと思っています。前回Night Tempoさんが来られた回を聞いてくださった方はご存知かと思いますが、僕はずっと小さいときからセーラームーンがめちゃくちゃ好きで、子供の頃からずっと歌っていたわけですよ。カラオケに行っても「ムーンライト伝説」は欠かせないぐらい歌っていました。最近弾き語りのかっこいいアレンジみたいなものを思いついたので、ここでワンコーラスになるんですけども、披露させて頂きます。
弾き語りツアーに遊びに来てくださった方は、このアレンジの「ムーンライト伝説」は何回か聴いてくださったかと思うんですけども、やっぱり来られなかった人や配信も見られない時間帯にやっていたりするので、今回はここで披露しました。Twitterとかにも弾き語りの動画を上げていたりはするのですけど、こうやって改めて宅録をしてという形でお届けしたのは今回が初だと思います。これを聴いて気に入ってくださったら、ハッシュタグをつけて「黒川さんの「ムーンライト伝説」のアコースティックカバーぜひリリースしてください」でたくさんTwitterに書くと、もしかしたらいろんな人の気が向いて、これがリリースされる可能性があります。僕はめちゃくちゃリリースしたいです。たくさん書いてください。100件ぐらい書いてください(笑)。お願いします。
ユアネスの新曲「ありえないよ。」を最速解説!
新曲の「ありえないよ。」はいかがだったでしょうか?今までやってそうでやってなかったような曲調のユアネスの楽曲なんですよね。僕はめちゃくちゃ好みなサウンドで、もちろん好みじゃないサウンドがあるとかというわけじゃないですけど、プライベートでもすごく好きで聴きそうな楽曲だなと思っています。
あとユアネスにしては珍しい楽曲といいますか、コード進行が難解ではないんですよね。ほぼ4つぐらいのコードでずっと展開してループしているから、アコギとかも軽く入れたりしたんですけどそこもずっと同じような感じでした。もちろん多少違う音が1音と入っていたりするんですけど、基本的にはずっと同じだし、歌も歌いやすいし、乗りやすいと思うんですよ。たぶん今までのユアネスの存在する曲の中で1番カバーしやすいと思います。みんながカバーしてくれることを僕はずっとずっと待っています。「難しくて歌えないです」と言って頂けるのがボーカルである僕はやっぱりどこか自信がつくので嬉しいんですけど(笑)、みんなが歌っている「ありえないよ。」を聴きたいです。ぜひチャレンジしてください。TikTokでカバーしてバズらせてください(笑)。
新曲「ありえないよ。」を最速オンエア!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!
8月10日(水) オンエア楽曲
黒川侑司 「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover) feat. こーじゅん」KAKKO&TAKASHI「We Should Be Dancing」
NEEDY GIRL OVERDOSE, KOTOKO & Aiobahn「INTERNET OVERDOS」
神宿「グリズリーに襲われたら♡」
DALI「ムーンライト伝説」 弾き語りカバー
ユアネス「ありえないよ。」
ユアネス「49/51」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama