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2020.04.17
SENSAの記事内にもよく登場する言葉、「デジタルディストリビューション&プロモーションサービス FRIENDSHIP. 」。
【SENSA講座】デジタルディストリビューションサービスとは?の中では、FRIENDSHIP.について、『2019年5月にHIP LAND MUSICが立ち上げたデジタルディストリビューションサービス。アーティスト、DJ、ライブハウススタッフ、アパレルショップオーナーなどカルチャーの前線で活躍するキュレーターを迎え、FRIENDSHIP.のサイトからエントリーされたアーティストの楽曲の配信を行うか審査します。審査を通過したアーティストがFRIENDSHIP.から楽曲の配信を行うことができます。』と紹介しました。
今回はその続編。じゃあ実際のところ、 「FRIENDSHIP. ってどんなことをしているの?」ということで、FRIENDSHIP.の大きな特徴の一つでもあるキュレーターによる審査、"試聴会" に密着しました!
試聴会とは、月に1回、キュレーターで集まり、エントリーまたはキュレーターによって推薦された音源をすべて聴き、どのアーティストをサポートするかを話し合う会議のこと。リリースへ向けた第一歩となる大切な会議です。
キュレーターの他にもFRIENDSHIP.に関わりのあるHIP LAND MUSIC社員も会議に参加。一番大きな部屋を使っての、大所帯な会議です。お菓子も置いてあったりと、意外と和やかな空気。
始まる前に今月エントリーされたアーティストが一覧になったシートが配られます。写真は1月実施の試聴会用のもの。こちらと各アーティストから提出されたプロフィールを元に会議がスタート。
司会・進行はFRIENDSHIP. キュレーターリーダーをしている、FREETHROW タイラダイスケ さん。
そしてひたすら視聴......
会議の時間のほとんどは視聴に当てられます。毎月多くのエントリーがあるため、視聴するだけでもかなりのボリューム。1アーティストずつ丁寧に真剣に聴いていきます。
「かっこいい!」「◯◯が好きそう」「新しい!」「他の音源も聞いてみたい」などなど音源を聴きながら会話も。
FRIEDNSHIP.のキュレーターは、様々なジャンルから集まっているので出てくる意見や得意ジャンルも様々です。
すべての音源を聴き終えると、最初に配られたシートを元に各々が「配信したい!」と思ったアーティストに投票、集計を行います。ですが、多数決にはせず、あくまで参考程度のもの。この後、気になったアーティストは再度音源を聴きなおし、話し合いながらサポートするアーティストを決定していきます。
ちなみに全体に設けている投票の基準は、 "自分のプレイリストに入れたいかどうか" が目安だそうです。
2時間以上に及ぶ試聴会、お疲れさまでした。
配信決定後は、FRIENDSHIP. キュレーターリーダー タイラダイスケさんと各アーティストで、リリーススケジュールやプロモーションの要望についてミーティングを行います。アーティストの立てたプランに寄り添った提案をしながら、リリースに向けたコミュニケーションを取っていきます。
FRIENDSHIP.の最大の特徴、プロモーション。顔の見える相手とやりとりをしていくことを大切にしながら、コミュニケーションを取り、リリースに向けて動いていきます。
今後は、現状を考慮した上でさらにコンスタントなリリースを目指し、リモートでの試聴会の実施を予定しているとのこと。
試聴会後に、キュレーターである、The fin. Yuto Uchinoさん、LITE Jun Izawaさん、下北沢BASEMENTBAR ブッキングスタッフ / BYE CHOOSE 片山翔太さん、この日試聴会に来ていたFRIENDSHIP.からの配信アーティスト Wez Atlasさんにインタビューを行いました!
俺はFRIENDSHIP.が立ち上がる前の構想の段階から話を聞いていたので、気がついたら参加していました。笑
純粋に、自分が良いと思ったか。それとあまり年齢とかは気にしないようにしています。
FRIENDSHIP.はこれから先の広がりが大きくなるプロジェクトだと思っていて、「こんなとこにも広がった」とか「こんなサービスもでてくるんだ」みたいに、みんなをワクワクさせられるんじゃないかと思います。それのヘルプができたらと思っています。
(LITEが)元々所属をしているHIP LAND MUSICのサービスなので、参加しませんかって聞かれたら、「はい」ではあるんだけど(笑)、自分でレーベルをやっていて、海外のバンドを日本に連れてきたりしているので、それを会社でやってくれるなら助かるな、とラッキーって感じでした。
自分がすごいこれ良いって思わなくても、周りが良いと思っていたらそれに任せるというか、一回聴き直したら良いって思うのかもしれないな、と人の意見を聞くことが楽しくて。
自分の、"楽曲へのこだわり"は自分の楽曲の中にあるから、こだわりを捨てて向かっているように思います。
個性丸出しのキュレーターしかいなくて、その中で見つけてくる推薦アーティストってそれぞれのキュレーターの個性とは全く関係のない所に良いと思う芯の部分が表れている気がするんです。
俺らがキュレーターをやるから俺らの色に染まってる、って訳ではないことがすごく面白くて、だからある意味ではどこよりも色がないんじゃないかと思います。
自分のやれることが物凄く増えると思ったので、大変そうだとは思いましたが、精力的に参加したいなと思いました。
自分が心の底からプッシュできるかを基準に一つひとつ丁寧に聴いています。
従来の概念にとらわれず、新しいことにチャレンジしているというか、今の音楽シーンに合った形を柔軟に探して、やりたいことに取り組んでいるサービスだと思います。
アーティストとしてFRIENDSHIP.にお世話になっているので、聴く側は初めてだったのですが、良いなと思う音源は目立つんだなと思いました。
今まで日本に足りなかったサービスがやっと出てきたと思っていて、頑張っているアーティストや才能のあるアーティストはたくさんいるのに、今まではそういったアーティストに目が届ききっていなかった。けど、FRIENDSHIP.のおかげで表に出てこれるのですごくいいなと思います。
お互いさまなんですけど、どんどん上にいきたいですね。
僕もどんどん上にいってFRINEDSHIP.の力になりたいし、FRIENDSHIP.にもいっぱい助けてもらって、名を広げていきたいです。
2月上旬に実施された講習会では、実際にInstagramで働いている方からInstagramの特徴や使い方のコツを教えてもらったり、アーティストにとって重要な音楽の"権利"についての話を聞くことができました!講習会最後には質疑応答の時間も。
終わった後には懇親会。はじめは緊張した様子でしたが、段々と打ち解け、アーティスト同士で連絡先を交換している姿も。新たな交流も生まれていました。
いかがでしたでしょうか?
デジタルディストリビューション&プロモーションサービス FRIENDSHIP. は今回取り上げた試聴会を元に、毎週たくさんの厳選された良い音楽を配信しています。記事を通して興味を持ってくれた方はぜひ、Spotify プレイリスト『Curated by FRIENDSHIP.』をフォローして、チェックしてみてくださいね!バリエーションに富んだ音楽が毎週更新されています!
また、FRIENDSHIP.から配信してみたいと思ったアーティストの方はぜひこちらからエントリーしてください!
FRIENDSHIP.を通してすきな音楽を見つけてみませんか?
【SENSA講座】デジタルディストリビューションサービスとは?の中では、FRIENDSHIP.について、『2019年5月にHIP LAND MUSICが立ち上げたデジタルディストリビューションサービス。アーティスト、DJ、ライブハウススタッフ、アパレルショップオーナーなどカルチャーの前線で活躍するキュレーターを迎え、FRIENDSHIP.のサイトからエントリーされたアーティストの楽曲の配信を行うか審査します。審査を通過したアーティストがFRIENDSHIP.から楽曲の配信を行うことができます。』と紹介しました。
今回はその続編。じゃあ実際のところ、 「FRIENDSHIP. ってどんなことをしているの?」ということで、FRIENDSHIP.の大きな特徴の一つでもあるキュレーターによる審査、"試聴会" に密着しました!
試聴会に密着!
試聴会とは、月に1回、キュレーターで集まり、エントリーまたはキュレーターによって推薦された音源をすべて聴き、どのアーティストをサポートするかを話し合う会議のこと。リリースへ向けた第一歩となる大切な会議です。
キュレーターの他にもFRIENDSHIP.に関わりのあるHIP LAND MUSIC社員も会議に参加。一番大きな部屋を使っての、大所帯な会議です。お菓子も置いてあったりと、意外と和やかな空気。
始まる前に今月エントリーされたアーティストが一覧になったシートが配られます。写真は1月実施の試聴会用のもの。こちらと各アーティストから提出されたプロフィールを元に会議がスタート。
司会・進行はFRIENDSHIP. キュレーターリーダーをしている、FREETHROW タイラダイスケ さん。
そしてひたすら視聴......
会議の時間のほとんどは視聴に当てられます。毎月多くのエントリーがあるため、視聴するだけでもかなりのボリューム。1アーティストずつ丁寧に真剣に聴いていきます。
「かっこいい!」「◯◯が好きそう」「新しい!」「他の音源も聞いてみたい」などなど音源を聴きながら会話も。
FRIEDNSHIP.のキュレーターは、様々なジャンルから集まっているので出てくる意見や得意ジャンルも様々です。
すべての音源を聴き終えると、最初に配られたシートを元に各々が「配信したい!」と思ったアーティストに投票、集計を行います。ですが、多数決にはせず、あくまで参考程度のもの。この後、気になったアーティストは再度音源を聴きなおし、話し合いながらサポートするアーティストを決定していきます。
ちなみに全体に設けている投票の基準は、 "自分のプレイリストに入れたいかどうか" が目安だそうです。
2時間以上に及ぶ試聴会、お疲れさまでした。
配信決定後は、FRIENDSHIP. キュレーターリーダー タイラダイスケさんと各アーティストで、リリーススケジュールやプロモーションの要望についてミーティングを行います。アーティストの立てたプランに寄り添った提案をしながら、リリースに向けたコミュニケーションを取っていきます。
FRIENDSHIP.の最大の特徴、プロモーション。顔の見える相手とやりとりをしていくことを大切にしながら、コミュニケーションを取り、リリースに向けて動いていきます。
今後は、現状を考慮した上でさらにコンスタントなリリースを目指し、リモートでの試聴会の実施を予定しているとのこと。
キュレーター・配信アーティストに質問
試聴会後に、キュレーターである、The fin. Yuto Uchinoさん、LITE Jun Izawaさん、下北沢BASEMENTBAR ブッキングスタッフ / BYE CHOOSE 片山翔太さん、この日試聴会に来ていたFRIENDSHIP.からの配信アーティスト Wez Atlasさんにインタビューを行いました!
The fin. Yuto Uchino
−FRIENDSHIP.へキュレーターとしての参加が決まった時どう感じましたか?
俺はFRIENDSHIP.が立ち上がる前の構想の段階から話を聞いていたので、気がついたら参加していました。笑
−試聴会で音源を聴いた時の審査基準や、心がけていることを教えてください。
純粋に、自分が良いと思ったか。それとあまり年齢とかは気にしないようにしています。
−FRIENDSHIP.に対するイメージはありますか?
FRIENDSHIP.はこれから先の広がりが大きくなるプロジェクトだと思っていて、「こんなとこにも広がった」とか「こんなサービスもでてくるんだ」みたいに、みんなをワクワクさせられるんじゃないかと思います。それのヘルプができたらと思っています。
LITE Jun Izawa
−FRIENDSHIP.へキュレーターとしての参加が決まった時どう感じましたか?
(LITEが)元々所属をしているHIP LAND MUSICのサービスなので、参加しませんかって聞かれたら、「はい」ではあるんだけど(笑)、自分でレーベルをやっていて、海外のバンドを日本に連れてきたりしているので、それを会社でやってくれるなら助かるな、とラッキーって感じでした。
−試聴会で音源を聴いた時の審査基準や、心がけていることを教えてください。
自分がすごいこれ良いって思わなくても、周りが良いと思っていたらそれに任せるというか、一回聴き直したら良いって思うのかもしれないな、と人の意見を聞くことが楽しくて。
自分の、"楽曲へのこだわり"は自分の楽曲の中にあるから、こだわりを捨てて向かっているように思います。
−FRIENDSHIP.に対するイメージはありますか?
個性丸出しのキュレーターしかいなくて、その中で見つけてくる推薦アーティストってそれぞれのキュレーターの個性とは全く関係のない所に良いと思う芯の部分が表れている気がするんです。
俺らがキュレーターをやるから俺らの色に染まってる、って訳ではないことがすごく面白くて、だからある意味ではどこよりも色がないんじゃないかと思います。
下北沢BASEMENTBAR ブッキングスタッフ / BYE CHOOSE 片山翔太
−FRIENDSHIP.へキュレーターとしての参加が決まった時どう感じましたか?
自分のやれることが物凄く増えると思ったので、大変そうだとは思いましたが、精力的に参加したいなと思いました。
−試聴会で音源を聴いた時の審査基準や、心がけていることを教えてください。
自分が心の底からプッシュできるかを基準に一つひとつ丁寧に聴いています。
−FRIENDSHIP.に対するイメージはありますか?
従来の概念にとらわれず、新しいことにチャレンジしているというか、今の音楽シーンに合った形を柔軟に探して、やりたいことに取り組んでいるサービスだと思います。
Wez Atlas
−試聴会に参加してみてどうでしたか?
アーティストとしてFRIENDSHIP.にお世話になっているので、聴く側は初めてだったのですが、良いなと思う音源は目立つんだなと思いました。
−配信をするアーティスト側として、FRIENDSHIP.に対するイメージはありますか?
今まで日本に足りなかったサービスがやっと出てきたと思っていて、頑張っているアーティストや才能のあるアーティストはたくさんいるのに、今まではそういったアーティストに目が届ききっていなかった。けど、FRIENDSHIP.のおかげで表に出てこれるのですごくいいなと思います。
−これからのFRIENDSHIP.にどんな期待をしていますか?
お互いさまなんですけど、どんどん上にいきたいですね。
僕もどんどん上にいってFRINEDSHIP.の力になりたいし、FRIENDSHIP.にもいっぱい助けてもらって、名を広げていきたいです。
こんなこともやっています
講習会
FRIENDSHIP.では、配信アーティストを対象に『Instagram講習会』や『著作権・出版管理講習会』などを行うことも!2月上旬に実施された講習会では、実際にInstagramで働いている方からInstagramの特徴や使い方のコツを教えてもらったり、アーティストにとって重要な音楽の"権利"についての話を聞くことができました!講習会最後には質疑応答の時間も。
終わった後には懇親会。はじめは緊張した様子でしたが、段々と打ち解け、アーティスト同士で連絡先を交換している姿も。新たな交流も生まれていました。
いかがでしたでしょうか?
デジタルディストリビューション&プロモーションサービス FRIENDSHIP. は今回取り上げた試聴会を元に、毎週たくさんの厳選された良い音楽を配信しています。記事を通して興味を持ってくれた方はぜひ、Spotify プレイリスト『Curated by FRIENDSHIP.』をフォローして、チェックしてみてくださいね!バリエーションに富んだ音楽が毎週更新されています!
また、FRIENDSHIP.から配信してみたいと思ったアーティストの方はぜひこちらからエントリーしてください!
FRIENDSHIP.を通してすきな音楽を見つけてみませんか?