FM福岡で毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角（けごむつかど）」。"203号室（毎週水曜日の26:00～26:55）"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある３組のバンド、ユアネスの黒川侑司、LAMP IN TERRENの松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート！（聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。）

3人のMCが集まって収録した回の後、初めての収録となった今回。
先輩方に囲まれ、実は緊張しきった中での収録だったようで、帰りの電車ではうとうとしていたという話からスタートしましたが、黒川さんらしい色々な楽曲を今回も紹介してくれました。

about a ROOM「何もしてない」紹介＠リビングルーム

（黒川）FM福岡からユアネスの黒川侑司がお送りしている「Room "H"」 。ここからは＠リビングルーム。最近僕がハッとしたこと、今聞いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。ハッとしたこと、ハマっている事、最近やってること、あのー、結構前にですね僕、実はダイエットをしてましてめちゃくちゃ痩せたんですよ。
10kg一気に落として、食事制限もして運動もして早寝早起き、ライブとかも詰まってないのでこれを機にダイエットしようって張り切って10kg痩せたんですけども、なんか調子に乗っとったら、ちょっと実は2kgぐらい太っちゃって、今、最近頑張ってまたダイエット始めました。
あのランニングをしております。今一番ハマってるのがそれですね。ハマってる？！やらなきゃという使命感に駆られて走ってますが、、（笑）なんか運動が元々僕すごい好きなので、苦ではないんですけど、食事制限がちょっとやっぱり油断したら本当にきつくなってきました。もう、ふとした時にラーメン食いてぇとなるんですよね（笑）。それこそ福岡はラーメンが美味しいじゃないですか。痩せて状況も落ち着いたら福岡に遊びに行きたいなと思っております（笑）。皆さんもこれを機にダイエット始めてみてはいかがでしょうか。

それではこの辺りで音楽の方に行きましょう。毎回3曲「Room "H"」の住人がそれぞれのカラーで、今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
まあさっきちょっと喋ったんですけども、今ランニングをしているということで、僕、今回自分がランニングしてる時にめちゃくちゃ聴く曲達を皆さんにお薦めしようかなと思って、そんな3曲を選んできました。
まず1曲目はabout a ROOMの「何もしてない」という曲です。えーと、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。about a ROOM、福岡で活動しているバンドになります。
あの僕たちの先輩バンドなんですけど福岡の。まあ、それこそ福岡いるときはめちゃくちゃお世話になって。企画に呼んでもらったり、企画に出てもらったり。
自分たちの「上京します、ありがとう福岡」みたいなイベント自主企画にも出てもらって。そこでabout a ROOMのライブにメンバーみんな泣かされて。すごいよくて、頑張れよ！みたいな。今でもちょくちょく、たまにSNSやったりで連絡取って、会いたいなと思う先輩方の楽曲になります。
あの「何もしてない」という曲なんですけど、本当にランニングする時っちゅうよりか、ランニング行く前、ヤベェ何もしてないなーっていう気持ちの時に聴くと凄い焦るんです。この曲聴くとやらなきゃいけんなって。皆さんもこの曲を聴いてぜひ走りに行ってはいかがでしょうか。



もう今聴くだけであの忙しない、忙しないと言うか目まぐるしいギターのリフで、僕も走りに行かなきゃって気持ちになっちゃったし。あのまぁ詞がですね、本当に自分にすごい刺さるんですよ。これもう僕のためにabout a ROOMが書いてくれたので（笑）。まあでもそういう感想をね、この曲を聴いて持つ人っていうのが少なからずいると思うので、もうむしろ今、みんなラジオ聴きながら走りに行ったらいかがでしょうか。
ここから2曲も僕のランニング中の曲が続くので楽しみにして下さい。


ここからさらに2曲、黒川さんが選曲したランニングにおすすめの楽曲をO.Aしました。どちらの曲も熱い想いを交えての曲紹介でした！

・麻帆良学園中等部2-A(柿崎美砂・神楽坂明日菜・春日美空・絡繰茶々丸・釘宮円)「ハッピー☆マテリアル」
・ポルノグラフィティ「Mugen」

秦 基博「トレモロ降る夜」弾き語りカバー＠レコーディングルーム

（黒川）続いてはリビングルームから仕事部屋へ移動です。＠レコーディングルームと題して、毎週一曲「Room "H"」の住人が弾き語りや宅録で何か一曲収録してきて皆さんに聞いていただこうという時間です。
今日、僕、黒川がピックアップしたのは秦 基博さんの「トレモロ降る夜」という曲です。2007年にリリースされたアルバム『コントラスト』に収録されている一曲です。



でまぁなぜこの曲を選んだのかと言うと、秦 基博さん僕、すごい好きで。好きになったきっかけがですね、専門学生1年生の時に、まだギターも歌もやってなかった時なんですよね。学校の先生に"黒ちゃん、秦 基博さんに顔が似てるね"って言われて、そこからすごい聴き始めたんですよ。
ちょうどその時が確か「ひまわりの約束」が出た頃ぐらいだったのかな。まず「ひまわりの約束」の人かって思って。そこで聴いてすごいハマって、甘い声に。
まあアコギ一本で弾き語りされてる音源もあるんですけど、その中からいっぱい秦 基博さんの曲をYouTube で辿っていってたら、秦 基博さんじゃない方がカバーされてる「トレモロ降る夜」のライブ映像が出てきて。「トレモロ降る夜」は多分僕一番好きです、多分秦 基博さんの曲の中で。
しかもその人は「ハモネプ」っていう番組で、えーとアルファベットのAにハイフンでZって書いて"A-Z(アズ)"って読む、アカペラグループのリードボーカルのけいちゃんっていう方が、アカペラを日頃やられてるのにアコギを持ってライブハウスでこの曲をカバーしてる動画がYouTubeにあって、それでめちゃくちゃ歌が上手くて、凄いハマりましたね。


秦 基博さんの曲なんですけども、秦さんももちろんですけども、僕その、けいちゃん、今は村上佳佑って名前で活動されてるんですけど、お二方どっちも僕、歌に関してめちゃくちゃ影響されているので、ずっと「トレモロ降る夜」は特別な曲なので、この曲を選びました。どこが好きかっていうと、一箇所めちゃくちゃすごい詞があるんですよ。あの＜光の雨の一雫を　奪って　その薬指へ＞っていう詞があって。こんなん僕たぶん考えられないんですよ、こんな詞は、僕の生活だと。
そこにぐっと惹かれて、夜の寂しい時に聴いてると、すごいあったかい気持ちになる曲だなって思います。この曲をね、カバーさせてもらったんですけども、めちゃくちゃ難しかったんですよ。コード進行がね、ちょっとお洒落で、お洒落すぎて。アコースティックギターでよくそんなコード進行で弾き語りされるなっていうのを改めて実感しました。本当に秦基博さん、すごい尊敬しております。

猫戦「Pap Love!」紹介＠ベッドルーム

後半戦に突入しておりますがこれからは「Room "H"」の住人がプライベートで大事にしているディープな偏愛ソングを毎週一曲ご紹介、@ベッドルームのコーナーです。今日、僕黒川が選んだのは、猫戦の「Pap Love!」という曲です。本当にたぶんディープな曲なのかな。
あの猫戦って、あの動物の猫に、戦（いくさ・たたかい）という漢字で猫戦（ねこせん）って読むんですけども。えーと京都のバンドなんですよね。公式ホームページとかもなくって情報がそれぐらいしか僕知らなくてですね。
どうやってその曲と出会ったのかと言いますと、ツアー中？ツアーじゃない遠征？自分たちの遠征中に、まー、車の中で過ごす時間があるじゃないですかー、あるんですよ。いろんな曲をちょっと聴こうかなと思って、僕、あのプレイリストとかって聴く習慣が実はあんまし、なかったんですよね。
でもまあ自分たちの曲も色んな所でプレイリストに入れてもらっているし、これを機にプレイリスト聴いてみよっかなっていう。どのプレイリストかちょっと忘れてしまったんですけども、その中の一曲にこの曲が入ってて、もうそっからずっと聴いてます。
で何が好きなんかっちゅうと、まあこのあとちょっと流させてもらうんですけども、あの80年代のシティポップっぽいって言うんですかね、僕がすごい好みとしているジャンルの楽曲だなって思って。
なんか想像できるんですよ、あの当時のアニメって、ごめんなさい、またアニメの話になっちゃうんですけど、あのエンディングとか映像技術がたぶん今ほど発達してないので、セル画とかキャラクターのセル画とかを横に「スーッ」ってスライドして流すみたいな、ちょっと簡易的なエンディングが多いと思うんですけど、それが流れて、スタッフロールがバッ・バッ・バッと画面の右・左って出る感じの映像、すごいイメージできるような本当にそんな曲なんですよ、歩きながら聴くと。
「らんま1/2」って戦い要素が多いんですけども、何かシーズンによってはキャラクターの恋愛のお話とかもあるんですよ。その恋愛シーズンの時のエンディングに使われてそうなイメージ。ちょっと伝わりづらいかもしれないですけど、そう完全に個人的なあれが入ってしまっているんですけども。
でもこの部分を聴いてほしいというポイントは、ピンポイントで聴いて欲しいっていうよりかは全体的な雰囲気を楽しんでほしいんですよ。全体的な雰囲気を楽しんでほしいし、こういう曲の強みっていうのは歌詞がすごい自由なんですよね。可愛らしい歌詞で、すごい自由に本当に猫のように自由な歌詞、そこがすごいポイントだなと思う一曲です。



あのアニメのエンディングの映像、皆さん浮かびましたでしょうか？！僕はすごい浮かんだんですけど、4対3の比率でちょっとガチャってしてる画質で、なんかキャラクターがずっと上下左右にスライドしていって、携わった人達の名前が出てきてみたいな。
それぐらいなんかポケットにちょっと忍ばせときたいみたいな、そんな、なんて言うんですかね、ふと聴きたくなる瞬間にポロって出せたらいいなぁみたいな、そんな一曲だなと思います。
これからもチェックしていこうと思います、このバンド。皆さんも是非チェックして下さい、お願いします。

5月5日(水) オンエア楽曲

ユアネス「Alles Liebe」
about a ROOM「何もしてない」
麻帆良学園中等部2-A(柿崎美砂・神楽坂明日菜・春日美空・絡繰茶々丸・釘宮円)「ハッピー☆マテリアル」
ポルノグラフィティ「Mugen」
秦 基博「トレモロ降る夜」弾き語りカバー
猫戦「Pap Love!」
坂上香織「プラトニックつらぬいて」
ユアネス「風景の一部」

80年代、90年代のアニメ、ゲームをより楽しみたいと思って買ったブラウン管テレビ

動物に例えると「ねこ」というのがよく表れていると黒川さんが語る本人のパスポート

番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #roomh をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください！

RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」

放送時間：毎週水曜日 26:00~26:55
放送局：FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

番組MC

黒川侑司（ユアネス Vo.&Gt.）
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年4月21日にFRIENDSHIP.より新曲「Alles Liebe」を配信リリース。
オフィシャルサイト／ @yourness_on／ @yourness_kuro


松本大（LAMP IN TERREN Vo.&Gt.）
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2020年10月14日にアルバム「FRAGILE」をリリース。
オフィシャルサイト／ @lampinterren／ @pgt79


森山公稀（odol Piano&Synth.）
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した5人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2021年6月9日に、NEW ALBUM「はためき」をリリース。
オフィシャルサイト／ @odol_jpn／ @KokiMoriyama

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FM福岡「Room "H"」