SENSA

2020.04.23

生活をうたう。「浮(ぶい)」

生活をうたう。「浮(ぶい)」

今回のレコメンドは、「浮(ぶい)」です。

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浮(ぶい)
2018年から、米山ミサのソロプロジェクトとして活動を始める。最近は他アーティストの楽曲に参加するなど活動の幅を広げ、何百通りの風に吹かれながら生活をうたう。
2019年12月12日に音楽レーベルFABIENNEより、1st album"三度見る"を発売。同時に石垣島で録りおろした弾き語り曲集"部屋の中"を配信リリース。



浮(ぶい)「街」





一年ほど前にYouTubeでいろんなアーティストの弾き語り動画を観ていたとき、この動画にたどり着きました。聴いた瞬間、心に滲みる歌声にグッと引き込まれ、何度もリピート再生した記憶があります。
詩的な歌詞、言葉の置き方が魅力的。特につよく印象に残る "この街はゆれてる" というフレーズから、雑多な都会の情景が浮かびます。淡々とした都会の景色や人に、心のどこかで寂しさを感じる瞬間は誰しもあると思いますが、そういう人々の "物思いにふける" 瞬間が表現された一曲。
現在の外出自粛が続く日々に聴くと、以前の都会の景色に戻って欲しいと望んでいるかのような、また違った印象を受けます。人が行き交い、ゆれている街の光景がはやくまた見たいです...



浮(ぶい)「風はながれて」







Saboten Neon House Vo&Gt 伊佐郷平とのツインボーカル曲。軽やかなバンジョーの音が心地よく、晴れやかで明るい曲調。それに反して、"たいていの事は雲に紛れて 写真にも残らない" や "疑っても疲れるだけ 実は何にもないのさ" など、現実を悟ったような歌詞。その曲調と歌詞のバランスが絶妙で、肩の荷を下ろしてくれるような柔らかさと落ち着きを纏った一曲。



浮(ぶい)「丘に沈む」







「丘に沈む」は、優しいアコースティックギターの音色と、ふわっと消えてしまいそうな淡い歌声が、聴いていてとても心地よい。また、透徹なメロディーや歌声に加わるドラムの音が良いアクセントになっていて、楽曲の世界観をより深く引き出しています。
シネスコ比率のぼやけた雨や光の映像が美しい、楽曲の魅力が伝わるMusic Videoも素敵です。



どの曲も、哀愁漂った生活の情景が浮かぶ楽曲ばかり。日常に寄り添い、心を落ち着かせてくれる力を持っていて、昨今の先行きが分からない不安を和らげてくれるアーティストだと思い、今回ご紹介しました。
上記3曲は、昨年12月に発売された1st album『三度見る』に収録されています。しんどいなぁと思うことが多い毎日ですが、また平穏な日々が訪れるまで、自宅にいてもあたたかい空気や自然を感じられる浮(ぶい)の楽曲を聴いてみてはいかがでしょうか?






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