【読むラジオ】MC:黒川侑司(YOURNESS) 「自分なりに」をテーマに選曲!「Room H」-2026.10.21-
RADIO
2026.10.29
【読むラジオ】MC:VivaOla ゲストにSPENSR 登場!「Room H」-2026.10.28-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。YOURNESSの黒川侑司、VivaOla、grating hunnyが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、VivaOlaが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さんこんばんは。DJを務めるシンガーのVivaOlaです。3週間ぶりにこのRoom"H"に帰ってきました。この収録日の前日に『RIOT 2026』というフェスに出ていて、そのフェスでは仲間のKingo君が出ていたり、KroiがLIQUIDROOMでライブをしていたり、バンドの人が多くて、バンドはバンドで温度感がソロシンガーの集まりと全然違っていました。端的に言うとすごく温かいし、みんな帰る場所、自分のバンドだったりホームはあるけど、交流が壁があるからこそやりやすいみたいな感じをすごく感じて良かったです。お客さんもノリがすごく良くて、とても良かったです。来てくれた方、ありがとうございました。ぜひKingoの曲に僕が参加しているので、それも聴いてください。
では早速番組を始めていきましょう。今日はゲストが来るんですけど、そのゲストと自分の曲を流したいと思います。聴いてください、SPENSR feat.VivaOlaで「Draw Me」。
VivaOla:この時間は@リビングルーム。最近僕が良いなと思ったこと、今聴いてもらいたい音楽を共有していますが、今日はゲストが来てくれています。自己紹介をお願いします!
SPENSR :はい、シンガー兼プロデューサーのSPENSRです。よろしくお願いします。
VivaOla:SPENSRさんが来てくれました!パチパチパチ。じゃあ軽くプロフィールを紹介させていただきます。
岡山県出身、現在東京都を拠点に活動するシンガー、プロデューサー。作詞作曲、アレンジ、演奏、デザイン、映像までセルフプロデュースをするマルチアーティスト。2019年に活動開始して以来、Neo Soul、Alternative R&B、UK Rockなどのジャンルを織り交ぜた楽曲が徐々に広まっていき、FUJI ROCK FESTIVALや台湾のRock in Taichungなどのイベントに出演。国内外問わず活動を広めている。また近年のサウンドプロデューサーとして、Archeや森田美勇人など、他アーティストの楽曲アレンジも多数行う。
とのことです。はい!僕とSPENSR君、結構長いですよね。
SPENSR :そうね。だってVivaが日本に帰ってきて最初のライブだっけ?最初に会ったの。
VivaOla:俺の初のVivaOlaライブがSPENSR君と一緒でした。BASEMENT BARで、しかもFREE THROWでしたよね。
SPENSR :そう、FREE THROWの深夜だったね。
VivaOla:僕がお世話になっていたタイラダイスケさんのイベントで対バンしてもらって。
SPENSR :そうね。
VivaOla:でもその時は対バンしてありがとうございました、で終わって。ずっと何となくコンタクト取っていて、最初聴いてもらった「Draw Me」をやるタイミングで仲良くなった気がします。
SPENSR :そうね。そこから...あれが2021年か、22年に入ったぐらいに俺が「一緒に曲やろう」って連絡して。
VivaOla:自分のファーストアルバムが出た後だったんで、多分深夜までやった覚えがあります。めっちゃボーカル切り詰めて、何回もやって試行錯誤した。
SPENSR :そうね。
VivaOla:今日そんなSPENSRさんが来てくれたんですけど、せっかくなら色々紹介できたらと思っていて。僕の勝手な独断と偏見で言うと、やっている音楽、さっきのプロフィールのルーツの話もあったけど、Neo Soul、R&Bと言いつつ、やっぱりRockが強いからすごく好きで。バンドセットやった時もあったじゃないですか。
SPENSR :うん。
VivaOla:アコースティックもそうだし、やっぱり、すごくロックを感じるというか、バンド、生演奏に重きを置いている感じがあって。そもそもどうやって音楽を始めたんですか?
SPENSR :やっぱりバンドだね。バンドでギター・ボーカルやっていた。最初はギターとドラムをやりたくて始めて、その後にバンドを組んだ。
VivaOla:それは地元の友達とか知り合いと、みたいな?
SPENSR :テル(SPENSRのサポートベーシスト)とだね。
VivaOla:出た!(笑)そっか、出身が一緒ですもんね。そのバンドはオリジナル?カバー?
SPENSR :オリジナルやっていた。最初からオリジナルやっていた。
VivaOla:最初からオリジナル?早い!その時は何だったんですか、一番大きい影響は?
SPENSR :バンドで言うとArctic MonkeysやUK RockはBloc Partyとか。学生の頃はそこら辺でハマったかな。
VivaOla:今のいわゆるSPENSR、ソロアーティストになる経緯は何だったんですか?
SPENSR :やっていたバンドが解散して、俺は別にまだバンドやるつもりだったんだけど、それこそベースのテルに"ソロのほうが合っているんじゃない?"みたいな。
バンドの頃から俺がほとんどデモとか作ってほぼほぼやっていたから、"作れるのは作れるから、ソロでもいけると思う"と言われて。そこがSPENSRの始まり。
VivaOla:改めて何でSPENSRという名前なのか聞いてもいいですか?
SPENSR :そんなに深い意味はないけど、ソロになるにあたって個人名っぽいのをつけたいなと思って。SPENSRってイギリスの名字なんだけど、響きが好きで、綴りをちょっと変えてSPENSRにした。
VivaOla:名前にもUKが出ているという、UKの申し子というか。今日の対談はUSの申し子VivaOlaとUKの申し子SPENSRでお届けしているんですけど(笑)。せっかくならみんなにSPENSR個人として「この曲を聴いてもらいたい」というのがあれば話が早いかなと思って。ミスターSPENSRのルーツになった曲、聴いてみてください。Bloc Partyで「Helicopter」。
VivaOla:さっき聴きながら話したけど、サマソニ見に行ったんですよね?
SPENSR :去年ね。めちゃめちゃ久しぶりに来ていて、多分このアルバムぶりとかに来たんじゃないかな。
VivaOla:これ、もう20年前...20年前!?Holy smokes!(笑)
SPENSR :もうさすがに青春を取り戻しに見に行った(笑)。青春を取り戻しに来ていた人たちがいっぱいいたね。
VivaOla:僕はまだ7歳でしたよ、リアルに出た時は。こういう音楽を聴くとバンドをやりたくなります。
SPENSR :まさにこういうのをやっていました、昔は。
VivaOla:羨ましい(笑)。友達いなくてVivaOlaになったんで(笑)。「バンドができない!」ってなって。
SPENSR :俺、部活に入らず楽器屋にずっと通っていて。一応軽音部はあったんだけど、そこにもあんまり人いなくて、気の合う人もいなくて、他で探そうと思って。楽器屋に行って店員と仲良くなって、その人に色んな人を紹介してもらっていました(笑)。
VivaOla:じゃあテルも全然違う学校?
SPENSR :テルは全然歳も違うし、学校も違う。
VivaOla:すごい、ちょっと平成ですね(笑)。人を探す欲はあるけど、探し方がちょっと泥臭いというか。
SPENSR :アナログだね。
VivaOla:最近Archeというアーティストの楽曲が本当にたまたまApple Musicで流れてきて。ソウルフルでヒップホップでかっこいいなと思って、誰が作っているんだろうと思ったらクレジットにSPENSR君の名前があって。どういう流れで始まったんですか?
SPENSR :元々俺のスタッフやっていた人が今Archeのスタッフで。Archeは一人でずっとやっていて"人と作ったことない"って言っていたから、"じゃあトラック作れるし、ちょっと作ってみて"って言われて、そこから始まった。
VivaOla:なるほど。そこからもう3年ぐらいやっていますよね。2人で言ったら何が共通項なのですか?
SPENSR :Erykah BaduとかD'Angeloとか、そこら辺は多分お互い通ってきていて。でも彼女のほうがもうちょいヒップホップ寄りというか。彼女はLauryn Hillとかそこら辺が大好きで、そこが合ったって感じかな。
VivaOla:SPENSR君ってすごく奥行きがあるアーティストだと思っていて。「あれもこれも好き」っていうのが音楽に出ている人って少ないと思っていて、Archeさんの作品でそれが見えるというか。ただのLauryn Hillじゃないアプローチがめっちゃいいなと思って。
SPENSR :まんまやるとやっぱ面白くないから、どうしても俺が聴いてきた色んなものが混ざっちゃうじゃん。それが結果的にちょっと違うものになっているっていうのはあるかもね。
VivaOla:普段作る時ってトラックから始めています?
SPENSR :トラックが多いかもね。どういうサウンドにしたいかってところから始める。
VivaOla:何が多いですか?俺だったらどんなアイデアでも基本ドラムが多いんですよ。
SPENSR :俺もビートミュージックだからドラムが多いけど、最近ピアノの音色から決めるとか。トーンから曲のイメージを作る。
VivaOla:表でアーティストができて、裏方で提供もできて文脈が増える、どっちもできる人って日本においてすごく少ないから、今そのロールモデルなんじゃないですか?結構マジで思っている。
SPENSR :俺もそれが理想だな、そういう風にできるのが。
VivaOla:もうちょっとプロフィールのNeo Soulとか、Soul、R&B寄りの曲とか聴けたら嬉しいなと思ったんですけど、SPENSRさんから曲振りお願いしていいですか?
SPENSR :はい。Alabama Shakesで「Don't Wanna Fight」。
VivaOla:僕からはこの曲で行きたいと思います。続けて2曲行きます。Steve Lacy feat. Fousheéで「Sunshine」。
VivaOla:良いロックンロールはどんどんソウルを感じてくるし、良いR&Bアクトはどんどんブルースとかロックンロールの反骨精神を感じる。結局全部ブラックミュージックだから、そこに戻ってくる感じが今の2曲すごくありましたね。
SPENSR :あったね、確かに。
VivaOla:バンドでやっていた時とソロで、曲作っていて一番違うのって何ですか?
SPENSR :最終的に人に魅せる時にどうなるかのイメージがちょっと違うというか。バンドの時は自分で割とある程度作るけど、メンバーのアレンジとかが加わって、作っている時点ではいい意味で最終形態が見えてなくて。ソロだともう最終形態まで見えた状態で作っているというか。
VivaOla:バンドでやっていると見えてないんですね。
SPENSR :メンバーとのディスカッションで変わっていくから、良くも悪くも違う方向にどんどん行くというか。
VivaOla:ソロは最初に思った通りになりやすいってことですね。
SPENSR :最近も曲は作っていて、今その次のアルバムなのかEPなのかをどういう作品を作ろうかなって模索していて。
VivaOla:新しい作品作る上でどういうモードですか?
SPENSR :前回のアルバムより前とかはちゃんとNeo Soulをやろうみたいな感じで作っていたんだけど、バンド上がりっていうのもあって、どんどんオルタナな方向に俺の気持ちがいっていて(笑)。最近作っている曲はそういうマインドをどんどん出していこうみたいな。
VivaOla:「DRUNK」で俺、超イメージ変わったと思っていて。
SPENSR :そこからルーツとかを全部ひっくるめたものを作ろうというか、自分の全てを出そうみたいな感じになっていったから、だいぶ雰囲気変わったかもね。
VivaOla:僕今のほうが好きで、はっちゃけたというか(笑)。「DRUNK」ずば抜けている感じがするから。今作っている感じは、その延長線なんですか?
SPENSR :延長線じゃないかな。そこを通った上でトラックっぽいもの作るとどうなるんだろうみたいなのを模索している感じ。
VivaOla:新曲とか聴けたら嬉しいなと思っているんですけど。
SPENSR :せやねん。ちょうど放送日の本日リリースしました新曲、SPENSRで「Back of the Closet」。
VivaOla:New Songでした!最高です!
SPENSR :ありがとうございます。
VivaOla:リリースおめでとうございます!この曲は最初どう作りました?
SPENSR :これドラムかな。ドラムのパーン!みたいな、ドラムにもめっちゃエコーかけていて。
VivaOla:スネアえぐいっすよね(笑)。パーン!(笑)
SPENSR :それが頭の中にあったから、それを具現化して、ほぼほぼどの楽器もエコーっぽい感じ(笑)。
VivaOla:ボーカルが一番すごくないですか?(笑)
SPENSR :ボーカルがどんどん遠くに行くっていう(笑)。
VivaOla:途中でフィルターかかって一瞬インタールードっぽい感じになる瞬間、超かっこいいですよ。間奏がある感じとか、ちょっとバンドルーツっぽいですよね。一瞬歌が休まるみたいな。
SPENSR :ソロってなると歌メインになっちゃうから、間奏作らないじゃんあんまり。
VivaOla:そう!ソロのアーティストの一番の特徴って、息できないですよね(笑)。「やばい、休めない!この後バースで、この後サビで」みたいな(笑)。さっきのインタールードでシンセがテレレテレレって鳴っていて、そのモチーフがすごい息継ぎになっている。
SPENSR :そういうのは意識してちゃんと構成しているから。
VivaOla:個人的に一番気に入っているところ、ここ聴いてほしいみたいなところを知りたいです。
SPENSR :ボーカルを歌としてというか、楽器として捉えているミックスというか。ミックスも今回自分でやっていて。
VivaOla:マスタリングも?全部!?すごっ!
SPENSR :エンジニアとかが見たら"なんじゃこのミックス"みたいな感じではあるんだけど、自分でやったからこそ風景がちゃんと見えるミックスにはなったかなっていう。
VivaOla:ボーカルの引っ込み方とかが80s、90sっぽいというか、2000年手前の空気感があっていいと思いました。そこに注目しながらSPENSRの新曲を聴いてもらえればとても嬉しいです。皆さんたくさん愛してやってください!
SPENSR :お願いします。
Bloc Party「Helicopter」
Alabama Shakes「Don't Wanna Fight」
Steve Lacy「Sunshine (feat. Fousheé)」
SPENSR「Back Of The Closet」
Oasis「Champagne Supernova」(VivaOla,SPENSRカバー)
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

VivaOla
東京を拠点に活動するR&Bシンガー、ソングライター、プロデューサー。
洗練された音像、英語と日本語を織り交ぜた歌詞、唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了する。
2020年にリリースしたミニアルバム『STRANDED』は、J-WAVE TOKYO HOT100にてトップ10入りを果たす。
翌年にstarRo,YonYon,ZINなど多彩なゲストと共に制作しリリースした1stフルアルバム『Juliet is the moon』は、「ロミオとジュリエット」を題材にしたコンセプチュアルな作品で、ストリーミングサービスのR&B チャートで1位を獲得し大きな話題を呼んだ。
2024年にはトラップ・ソウルに傾倒した内省的なムードを持つ2ndフルアルバム『APORIE VIVANT』をリリース。渋谷WWWX、大阪 yogibo HOLY MOUNTAINでリリースを記念した東阪ワンマンライブを開催し、大盛況に終わる。
同年Rolling Stoneの「Future of Music」日本代表25組へ選出。2025年には新章の幕開けとなるEP『TWOTONE』をリリース。
アメリカ・SXSWを筆頭に、台湾やシンガポール、イギリスのThe Great Escapeなど海外の数々のフェスにも出演し、アジアを代表するアーティストとして注目され始めている。
オフィシャルサイト/ @viva0la/ @viva0la

grating hunny
大阪のパンクバンド、grating hunny。
平均年齢20歳。2023年1月5日結成。
結成当初から年間50本以上のライブを行うなど、精力的に活動を開始。
2025年7月、SEEZ RECORDSより「インソムニアの底で」をリリース。
2026年3月、ベースとドラムが脱退するも、10月には新ベーシスト・カンザキハヤトが正式加入。
「PUNK ROCK by YOUTH」を掲げ、純粋な熱量で、無邪気に楽器を掻き鳴らし、本能のままに、爆音でロックを叫ぶ。
オフィシャルサイト/ @gratinghunny / @gratinghunny_info
今週のMCは、VivaOlaが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さんこんばんは。DJを務めるシンガーのVivaOlaです。3週間ぶりにこのRoom"H"に帰ってきました。この収録日の前日に『RIOT 2026』というフェスに出ていて、そのフェスでは仲間のKingo君が出ていたり、KroiがLIQUIDROOMでライブをしていたり、バンドの人が多くて、バンドはバンドで温度感がソロシンガーの集まりと全然違っていました。端的に言うとすごく温かいし、みんな帰る場所、自分のバンドだったりホームはあるけど、交流が壁があるからこそやりやすいみたいな感じをすごく感じて良かったです。お客さんもノリがすごく良くて、とても良かったです。来てくれた方、ありがとうございました。ぜひKingoの曲に僕が参加しているので、それも聴いてください。
では早速番組を始めていきましょう。今日はゲストが来るんですけど、そのゲストと自分の曲を流したいと思います。聴いてください、SPENSR feat.VivaOlaで「Draw Me」。
ゲストにSPENSR 登場!@リビングルーム
VivaOla:この時間は@リビングルーム。最近僕が良いなと思ったこと、今聴いてもらいたい音楽を共有していますが、今日はゲストが来てくれています。自己紹介をお願いします!
SPENSR :はい、シンガー兼プロデューサーのSPENSRです。よろしくお願いします。
VivaOla:SPENSRさんが来てくれました!パチパチパチ。じゃあ軽くプロフィールを紹介させていただきます。
岡山県出身、現在東京都を拠点に活動するシンガー、プロデューサー。作詞作曲、アレンジ、演奏、デザイン、映像までセルフプロデュースをするマルチアーティスト。2019年に活動開始して以来、Neo Soul、Alternative R&B、UK Rockなどのジャンルを織り交ぜた楽曲が徐々に広まっていき、FUJI ROCK FESTIVALや台湾のRock in Taichungなどのイベントに出演。国内外問わず活動を広めている。また近年のサウンドプロデューサーとして、Archeや森田美勇人など、他アーティストの楽曲アレンジも多数行う。
とのことです。はい!僕とSPENSR君、結構長いですよね。
SPENSR :そうね。だってVivaが日本に帰ってきて最初のライブだっけ?最初に会ったの。
VivaOla:俺の初のVivaOlaライブがSPENSR君と一緒でした。BASEMENT BARで、しかもFREE THROWでしたよね。
SPENSR :そう、FREE THROWの深夜だったね。
VivaOla:僕がお世話になっていたタイラダイスケさんのイベントで対バンしてもらって。
SPENSR :そうね。
VivaOla:でもその時は対バンしてありがとうございました、で終わって。ずっと何となくコンタクト取っていて、最初聴いてもらった「Draw Me」をやるタイミングで仲良くなった気がします。
SPENSR :そうね。そこから...あれが2021年か、22年に入ったぐらいに俺が「一緒に曲やろう」って連絡して。
VivaOla:自分のファーストアルバムが出た後だったんで、多分深夜までやった覚えがあります。めっちゃボーカル切り詰めて、何回もやって試行錯誤した。
SPENSR :そうね。
VivaOla:今日そんなSPENSRさんが来てくれたんですけど、せっかくなら色々紹介できたらと思っていて。僕の勝手な独断と偏見で言うと、やっている音楽、さっきのプロフィールのルーツの話もあったけど、Neo Soul、R&Bと言いつつ、やっぱりRockが強いからすごく好きで。バンドセットやった時もあったじゃないですか。
SPENSR :うん。
VivaOla:アコースティックもそうだし、やっぱり、すごくロックを感じるというか、バンド、生演奏に重きを置いている感じがあって。そもそもどうやって音楽を始めたんですか?
SPENSR :やっぱりバンドだね。バンドでギター・ボーカルやっていた。最初はギターとドラムをやりたくて始めて、その後にバンドを組んだ。
VivaOla:それは地元の友達とか知り合いと、みたいな?
SPENSR :テル(SPENSRのサポートベーシスト)とだね。
VivaOla:出た!(笑)そっか、出身が一緒ですもんね。そのバンドはオリジナル?カバー?
SPENSR :オリジナルやっていた。最初からオリジナルやっていた。
VivaOla:最初からオリジナル?早い!その時は何だったんですか、一番大きい影響は?
SPENSR :バンドで言うとArctic MonkeysやUK RockはBloc Partyとか。学生の頃はそこら辺でハマったかな。
VivaOla:今のいわゆるSPENSR、ソロアーティストになる経緯は何だったんですか?
SPENSR :やっていたバンドが解散して、俺は別にまだバンドやるつもりだったんだけど、それこそベースのテルに"ソロのほうが合っているんじゃない?"みたいな。
バンドの頃から俺がほとんどデモとか作ってほぼほぼやっていたから、"作れるのは作れるから、ソロでもいけると思う"と言われて。そこがSPENSRの始まり。
VivaOla:改めて何でSPENSRという名前なのか聞いてもいいですか?
SPENSR :そんなに深い意味はないけど、ソロになるにあたって個人名っぽいのをつけたいなと思って。SPENSRってイギリスの名字なんだけど、響きが好きで、綴りをちょっと変えてSPENSRにした。
VivaOla:名前にもUKが出ているという、UKの申し子というか。今日の対談はUSの申し子VivaOlaとUKの申し子SPENSRでお届けしているんですけど(笑)。せっかくならみんなにSPENSR個人として「この曲を聴いてもらいたい」というのがあれば話が早いかなと思って。ミスターSPENSRのルーツになった曲、聴いてみてください。Bloc Partyで「Helicopter」。
VivaOla:さっき聴きながら話したけど、サマソニ見に行ったんですよね?
SPENSR :去年ね。めちゃめちゃ久しぶりに来ていて、多分このアルバムぶりとかに来たんじゃないかな。
VivaOla:これ、もう20年前...20年前!?Holy smokes!(笑)
SPENSR :もうさすがに青春を取り戻しに見に行った(笑)。青春を取り戻しに来ていた人たちがいっぱいいたね。
VivaOla:僕はまだ7歳でしたよ、リアルに出た時は。こういう音楽を聴くとバンドをやりたくなります。
SPENSR :まさにこういうのをやっていました、昔は。
VivaOla:羨ましい(笑)。友達いなくてVivaOlaになったんで(笑)。「バンドができない!」ってなって。
SPENSR :俺、部活に入らず楽器屋にずっと通っていて。一応軽音部はあったんだけど、そこにもあんまり人いなくて、気の合う人もいなくて、他で探そうと思って。楽器屋に行って店員と仲良くなって、その人に色んな人を紹介してもらっていました(笑)。
VivaOla:じゃあテルも全然違う学校?
SPENSR :テルは全然歳も違うし、学校も違う。
VivaOla:すごい、ちょっと平成ですね(笑)。人を探す欲はあるけど、探し方がちょっと泥臭いというか。
SPENSR :アナログだね。
VivaOla:最近Archeというアーティストの楽曲が本当にたまたまApple Musicで流れてきて。ソウルフルでヒップホップでかっこいいなと思って、誰が作っているんだろうと思ったらクレジットにSPENSR君の名前があって。どういう流れで始まったんですか?
SPENSR :元々俺のスタッフやっていた人が今Archeのスタッフで。Archeは一人でずっとやっていて"人と作ったことない"って言っていたから、"じゃあトラック作れるし、ちょっと作ってみて"って言われて、そこから始まった。
VivaOla:なるほど。そこからもう3年ぐらいやっていますよね。2人で言ったら何が共通項なのですか?
SPENSR :Erykah BaduとかD'Angeloとか、そこら辺は多分お互い通ってきていて。でも彼女のほうがもうちょいヒップホップ寄りというか。彼女はLauryn Hillとかそこら辺が大好きで、そこが合ったって感じかな。
VivaOla:SPENSR君ってすごく奥行きがあるアーティストだと思っていて。「あれもこれも好き」っていうのが音楽に出ている人って少ないと思っていて、Archeさんの作品でそれが見えるというか。ただのLauryn Hillじゃないアプローチがめっちゃいいなと思って。
SPENSR :まんまやるとやっぱ面白くないから、どうしても俺が聴いてきた色んなものが混ざっちゃうじゃん。それが結果的にちょっと違うものになっているっていうのはあるかもね。
VivaOla:普段作る時ってトラックから始めています?
SPENSR :トラックが多いかもね。どういうサウンドにしたいかってところから始める。
VivaOla:何が多いですか?俺だったらどんなアイデアでも基本ドラムが多いんですよ。
SPENSR :俺もビートミュージックだからドラムが多いけど、最近ピアノの音色から決めるとか。トーンから曲のイメージを作る。
VivaOla:表でアーティストができて、裏方で提供もできて文脈が増える、どっちもできる人って日本においてすごく少ないから、今そのロールモデルなんじゃないですか?結構マジで思っている。
SPENSR :俺もそれが理想だな、そういう風にできるのが。
VivaOla:もうちょっとプロフィールのNeo Soulとか、Soul、R&B寄りの曲とか聴けたら嬉しいなと思ったんですけど、SPENSRさんから曲振りお願いしていいですか?
SPENSR :はい。Alabama Shakesで「Don't Wanna Fight」。
VivaOla:僕からはこの曲で行きたいと思います。続けて2曲行きます。Steve Lacy feat. Fousheéで「Sunshine」。
VivaOla:良いロックンロールはどんどんソウルを感じてくるし、良いR&Bアクトはどんどんブルースとかロックンロールの反骨精神を感じる。結局全部ブラックミュージックだから、そこに戻ってくる感じが今の2曲すごくありましたね。
SPENSR :あったね、確かに。
VivaOla:バンドでやっていた時とソロで、曲作っていて一番違うのって何ですか?
SPENSR :最終的に人に魅せる時にどうなるかのイメージがちょっと違うというか。バンドの時は自分で割とある程度作るけど、メンバーのアレンジとかが加わって、作っている時点ではいい意味で最終形態が見えてなくて。ソロだともう最終形態まで見えた状態で作っているというか。
VivaOla:バンドでやっていると見えてないんですね。
SPENSR :メンバーとのディスカッションで変わっていくから、良くも悪くも違う方向にどんどん行くというか。
VivaOla:ソロは最初に思った通りになりやすいってことですね。
SPENSR :最近も曲は作っていて、今その次のアルバムなのかEPなのかをどういう作品を作ろうかなって模索していて。
VivaOla:新しい作品作る上でどういうモードですか?
SPENSR :前回のアルバムより前とかはちゃんとNeo Soulをやろうみたいな感じで作っていたんだけど、バンド上がりっていうのもあって、どんどんオルタナな方向に俺の気持ちがいっていて(笑)。最近作っている曲はそういうマインドをどんどん出していこうみたいな。
VivaOla:「DRUNK」で俺、超イメージ変わったと思っていて。
SPENSR :そこからルーツとかを全部ひっくるめたものを作ろうというか、自分の全てを出そうみたいな感じになっていったから、だいぶ雰囲気変わったかもね。
VivaOla:僕今のほうが好きで、はっちゃけたというか(笑)。「DRUNK」ずば抜けている感じがするから。今作っている感じは、その延長線なんですか?
SPENSR :延長線じゃないかな。そこを通った上でトラックっぽいもの作るとどうなるんだろうみたいなのを模索している感じ。
VivaOla:新曲とか聴けたら嬉しいなと思っているんですけど。
SPENSR :せやねん。ちょうど放送日の本日リリースしました新曲、SPENSRで「Back of the Closet」。
VivaOla:New Songでした!最高です!
SPENSR :ありがとうございます。
VivaOla:リリースおめでとうございます!この曲は最初どう作りました?
SPENSR :これドラムかな。ドラムのパーン!みたいな、ドラムにもめっちゃエコーかけていて。
VivaOla:スネアえぐいっすよね(笑)。パーン!(笑)
SPENSR :それが頭の中にあったから、それを具現化して、ほぼほぼどの楽器もエコーっぽい感じ(笑)。
VivaOla:ボーカルが一番すごくないですか?(笑)
SPENSR :ボーカルがどんどん遠くに行くっていう(笑)。
VivaOla:途中でフィルターかかって一瞬インタールードっぽい感じになる瞬間、超かっこいいですよ。間奏がある感じとか、ちょっとバンドルーツっぽいですよね。一瞬歌が休まるみたいな。
SPENSR :ソロってなると歌メインになっちゃうから、間奏作らないじゃんあんまり。
VivaOla:そう!ソロのアーティストの一番の特徴って、息できないですよね(笑)。「やばい、休めない!この後バースで、この後サビで」みたいな(笑)。さっきのインタールードでシンセがテレレテレレって鳴っていて、そのモチーフがすごい息継ぎになっている。
SPENSR :そういうのは意識してちゃんと構成しているから。
VivaOla:個人的に一番気に入っているところ、ここ聴いてほしいみたいなところを知りたいです。
SPENSR :ボーカルを歌としてというか、楽器として捉えているミックスというか。ミックスも今回自分でやっていて。
VivaOla:マスタリングも?全部!?すごっ!
SPENSR :エンジニアとかが見たら"なんじゃこのミックス"みたいな感じではあるんだけど、自分でやったからこそ風景がちゃんと見えるミックスにはなったかなっていう。
VivaOla:ボーカルの引っ込み方とかが80s、90sっぽいというか、2000年手前の空気感があっていいと思いました。そこに注目しながらSPENSRの新曲を聴いてもらえればとても嬉しいです。皆さんたくさん愛してやってください!
SPENSR :お願いします。
10月28日(水)オンエア楽曲
SPENSR「Draw Me (feat. VivaOla)」Bloc Party「Helicopter」
Alabama Shakes「Don't Wanna Fight」
Steve Lacy「Sunshine (feat. Fousheé)」
SPENSR「Back Of The Closet」
Oasis「Champagne Supernova」(VivaOla,SPENSRカバー)
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、VivaOla、grating hunnyが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

VivaOla
東京を拠点に活動するR&Bシンガー、ソングライター、プロデューサー。
洗練された音像、英語と日本語を織り交ぜた歌詞、唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了する。
2020年にリリースしたミニアルバム『STRANDED』は、J-WAVE TOKYO HOT100にてトップ10入りを果たす。
翌年にstarRo,YonYon,ZINなど多彩なゲストと共に制作しリリースした1stフルアルバム『Juliet is the moon』は、「ロミオとジュリエット」を題材にしたコンセプチュアルな作品で、ストリーミングサービスのR&B チャートで1位を獲得し大きな話題を呼んだ。
2024年にはトラップ・ソウルに傾倒した内省的なムードを持つ2ndフルアルバム『APORIE VIVANT』をリリース。渋谷WWWX、大阪 yogibo HOLY MOUNTAINでリリースを記念した東阪ワンマンライブを開催し、大盛況に終わる。
同年Rolling Stoneの「Future of Music」日本代表25組へ選出。2025年には新章の幕開けとなるEP『TWOTONE』をリリース。
アメリカ・SXSWを筆頭に、台湾やシンガポール、イギリスのThe Great Escapeなど海外の数々のフェスにも出演し、アジアを代表するアーティストとして注目され始めている。
オフィシャルサイト/ @viva0la/ @viva0la

grating hunny
大阪のパンクバンド、grating hunny。
平均年齢20歳。2023年1月5日結成。
結成当初から年間50本以上のライブを行うなど、精力的に活動を開始。
2025年7月、SEEZ RECORDSより「インソムニアの底で」をリリース。
2026年3月、ベースとドラムが脱退するも、10月には新ベーシスト・カンザキハヤトが正式加入。
「PUNK ROCK by YOUTH」を掲げ、純粋な熱量で、無邪気に楽器を掻き鳴らし、本能のままに、爆音でロックを叫ぶ。
オフィシャルサイト/ @gratinghunny / @gratinghunny_info




