【読むラジオ】MC:黒川侑司(YOURNESS) 夏のノスタルジーを感じる1曲をテーマに選曲!「Room H」-2026.7.29-
RADIO
2026.08.06
【読むラジオ】MC:VivaOla ゲストに濵田大成が登場!「Room H」-2026.8.5-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。YOURNESSの黒川侑司、VivaOla、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、VivaOlaが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
VivaOla:これからの1時間はRoom"H"。DJを務めます。シンガーのVivaOlaです。3週間ぶりにこのRoom"H"に帰ってきました。ついに僕の新曲が出ました!ゲストも登場ということで、たくさんお話しできればと思っております。では新曲を聴いてもらいましょう。完全にプロモーションです。すごく良い曲になっています。VivaOlaで「understand」。
VivaOla:これからは@リビングルーム。今日はゲストをお迎えしております!
濵田:こんにちはー!どうもどうも。
VivaOla:ゲストの濵田大成さんです。
濵田:よろしくお願いします。
VivaOla:一旦プロフィールから。1999年神奈川県出身。米国ボストンのバークリー音楽大学作曲プロダクション科を卒業。2024年に帰国後、Ongakushitsu Inc.に入社。国内外問わずイベント、広告、映画、ドラマなど音楽の作曲・プロデュースを手がける音楽家。最近の人生のテーマは『日本文化をどう残していくか』。
濵田:偉そうですね(笑)。
VivaOla:噛まないで頑張ったのに!「特技は人の話を半分しか聞かないこと」。まさにじゃん!
濵田:それを言われて、最近それを自認してるから、ここに残してる(笑)。
VivaOla:ということで、バークリー時代からの同期が来てくれました!Room"H"で言うと、実は去年の11月頃にJourneyの「Don't Stop Believin'」を一緒に弾き語りで。あの時、忙しかったのにありがとうね。
濵田:いやいや、こちらこそ!
VivaOla:アレンジ含めバックボーカルとか歌ってくれたじゃん。
濵田:なんなら最初うちで作ったよね。
VivaOla:そう!その曲を一度聴いてもらいましょうか。では聴いてください。濵田大成とVivaOlaで、Journeyの「Don't Stop Believin'」。
VivaOla:良いですねー。リファレンスで僕は多分Tevin Campbellのニュージャックスウィングの曲を流した記憶があると思うだけど、結果Bruno Marsになっているんだよね。
濵田:そんなもんですよね。
VivaOla:せっかく濵田くんが来てくれているので、音楽紹介ができたらなと思います。バークリー(音楽大学)を僕は卒業していないけど、大成は卒業したよね。
濵田:うん。親に感謝ですね。
VivaOla:それは間違いないです。せっかくなら皆さんに大成くんのことを知ってもらいたいので、今所属している会社について教えてもらっていいですか?
濵田:クライアントワークを中心にして音楽を作っています。お客さんがいて、そのお客さん発信で依頼されて作るという音楽を作るプロデューサーの集団の会社におります。原宿にスタジオがあって、メインはCM、あとは映画とかイベントとかですね。
VivaOla:いわゆる企画が来て、「こういう音楽作ってほしい」とか、コーディネートみたいなのもするのかな?「こういう音楽家を探しているんだけど」とか。
濵田:言っちゃえばプロデューサーの集団な訳で、プロデューサーって結構好きに仕事しちゃうから、何していても良い。僕はイベント系とかをやらせてもらっているのだけど、主要アーティストのPVに出るミュージシャンの人たちをコーディネートしてくれという依頼を受けている先輩とかもいるし、それぞれの強みを活かして、所属事務所みたいな感じで好きにやらせてもらっているのだけど、メインは音楽を作ること。プロデューサーなので外注して歌ってもらったり。書いてもらったり。
VivaOla:クライアントワークって個人で来るものもあるし、会社で来るものもあるしみたいな話だよね。
濵田:そうです。でも、業界にバークリーの人多いですね。あんまりVivaくんはそういうの好きじゃないかもしれないけれど、「あ、バークリーなの?イエーイ!」みたいなノリが(笑)。
VivaOla:全然いいから!(笑)
濵田:でも、そういう繋がりはありがたいなと。例えば最近海外に本社があるクライアントさんのCMの音楽作った時に、ずっと権利回りを電話していたんですよ。その権利を管理している日本の会社の社長さんがめちゃくちゃ高圧的で。でも、少し経ったら、「濵田くんってバークリーだったの?今度飲もうよ!」みたいな(笑)。それは浅はかなんだけど、やりやすい。ブランドを背負わせていただいていると「君そこの人なんだ、じゃあ話合うね。」となってくれるから、それはすごくありがたいですね。
VivaOla:そういうクライアントワークがお仕事なわけで、その中だと卒業した方がやっぱ箔があると思うんだよね。しっかり過程を経て、「この人は信用にできるスキルを持っているんだ」という評価になると思う。
濵田:社会的信用と考えたらそうかもしれないけれど。
VivaOla:中退の僕が真面目に説明するのもあれだけど、中退する理由の半分は「音楽が合わなかったんだ」という人と幸いなことに学業よりアーティスト活動をやった方が、お金も時間も無駄にならないと思う人がやっぱ多いと思っていて。だからアーティストやっている上に中退となると中退がブランドになっている気がする。
濵田:なるほどね。(バークリーは)すごく良いところでしたね。
VivaOla:良いところでしたね。僕らはそこで実際出会えたわけですからね。
濵田:19歳、20歳とかの時ですね。
VivaOla:8年前?おじさんになっちゃう(笑)。ミュージシャンと言えば、「ルーツは何ですか?」みたい質問あるじゃん。あと「好きなジャンルは何?」みたいな。答えるのムズいけどね。
濵田:ムズいけれど、なんだかんだみんなありますよね。
VivaOla:大成のルーツは?
濵田:物心ついて最初の思い出は保育園に行く時に、車の中で父親と母親とQueenを歌ったこと(笑)。
VivaOla:Queen(笑)!
濵田:そうそう。「I Was Born To Love You」を歌っていたのが一番最初の記憶。めちゃくちゃルーツっちゃルーツはそこかもしれない。
VivaOla:僕の中のイメージだけど、今もそうだし話聞いても、ロックの影響が結構強いよね。僕もロック好きだし。でも、大成はハードロックとか、オールドロックが好きなイメージ。
濵田:なんか言ってくれるよね。
VivaOla:ファッションに出ている気する。ハツラツとしているロックンローラー。
濵田:おしとやかなつもりなんだけど。勢いがある感じは好きですね。
VivaOla:あはは(笑)。多分Journeyのカバーの案が出たのもそれなのかなと思って。2人で夜飲んでいた時に「普段の音楽でR&Bとかやっているから、そうじゃない何かやってみたい」と多分僕から言ったんだよね。
濵田:そうかも。ルーツを辿ると、(2人とも)結局ちょっとアメリカなんだよね。19〜20歳の時のボストンのHemingway Streetとかが出てくるので(笑)。Massachusetts Avenueとか。VivaOlaのファンはVivaOlaがどれだけアメリカのストリートな感じかとか知っているのかな?
VivaOla:俺、ストリートな感じなの?(笑)
濵田:ストリートな感じ。「Yo Bro!」みたいな。そのノリをリスナーのみんなは知っているのかな?ライブとかでもあんまりしゃべらないもんね。
VivaOla:楽曲でちょっと出てるんじゃない?自分で言うのもあれだけど、一瞬オラついている時もある。
濵田:うん。オラついている感じ(笑)。
VivaOla:そもそもR&Bってガッチリしたジャズと違ってそうだと思う。僕からしたら、ジャズもオラついているけれどね。(笑)。僕ら音楽の話をしたら一生止まらないのですが、福岡の皆さんに濵田さんが聴かせたい曲を流せたらなと僕は思っているのですが...。
濵田:最近27歳になりまして、良いと思うものが変わってきたというか、増えてきたなと。これがきっと35歳とかになると、美味しさが違うのだろうなという一曲を紹介します。
VivaOla:良さを知っていたけど、解像度上がったんだね。
濵田:そうだと思う。でもまだ多分フルじゃないよ。480pとかだと思うよ(笑)。では、聴いてください。David Bowieで「Starman」。
VivaOla:僕からも1曲、その雰囲気に合わせて選曲させていただきました。合わせて聴いてください。Bryan Adamsで「Heaven」。
VivaOla:濵田くんは現在、国内外問わずイベント、広告、映画、ドラマなど音楽の作曲プロデュースを手がける音楽家。そんな濵田くんの視点から最近良いなと思ったことをお話ししたいのですが。
濵田:海外から見た日本、日本から見た海外、その狭間で色々なことをしている時に「日本ってなんて美しい国なんだろう」と(笑)。海外にいたから思っていたことと、今思っていることはまた違うんだよね。ただ日本にいただけじゃ気づけなかったことも絶対あるはずで。だから本当に、日本って良いなと(笑)。
VivaOla:分かります。二人とも英語ペラペラだけど、英語を話せるただの日本人の人だったじゃん。ちょっと自分の話になっちゃうけれど、マクドナルドとか行って普通に注文して「Hey!」「How's it going?」みたいに言われて、「なんでこの人挨拶してるの?僕に?」みたいな(笑)。英語話せるのに話せない時があったし、そういうカルチャーショックがあった。僕は洋楽を聴いて育っちゃったから、「洋楽の方がかっけえだろ」「あっちで本物覚えてやる」みたいな感じでちょっと尖っていたんだよね。でも、(留学に)行ったら、J-POPって良いなとか急に思い始めて。自分も作曲するから、「和」というか東アジア的というか哀愁というか、いわゆるエモさみたいなメロディーやコード進行が出てきて、その違いが良い悪いというより、どこまで行ってもアジア人で、偶然英語ちゃんと話せているわけで、これを強みにできないかなと思った時に魅力が見えたよね。
濵田:本当にそう。友達の家に行って、2人で僕のデモを聴いてもらったことあったじゃん。あの時にVivaOlaの音楽を聴くと、「東京のビル群が思い浮かぶ」みたいな話をしたと思うの。それは今も全然ブレていない。聴いている人もそうだと思う。
VivaOla:ありがたい。
濵田:そういうところに出るよね。アメリカの西部、南西部とかで聴いたカントリー音楽は全然違って聴こえるし、その説得力みたいな部分がやっぱり出てくるよね。
VivaOla:わかる。説得力ね。
濵田:それを出せているからかっこいいと思うし、みんなにも絶対伝わっているよね。
VivaOla:嬉しい。そうじゃない時期ももちろん以前にはあったわけで、それに気づいた時に、良い出発地点になった気がする。たまに迷ったりするのだけど、良い意味でも悪い意味でも、自分が憧れた音楽と違うんだよね。でも、違う情景とかで似た感動は与えられると思う。急に良い話になっちゃったね(笑)。
濵田:良い話しようよ!(笑)
VivaOla:最近イベントでいろんなところ飛んでるじゃん。海外で新しい発見とかあった?
濵田:2〜3週間前カナダのトロントに行きまして。カナダって特に移民国家なので移民の割合がすごく多いんだけど、基本掘り下げていくとみんな一緒で。仲良くすればいいのにといつも思う(笑)。
VivaOla:それはそうだね(笑)。
濵田:日本のコンテンツを扱っているとすごく思うのは、「和をもって貴しとなす」って日本のコンテンツだからできることだと思っていて。宗教色も強くないし、そこに対して寛容なので、色々な人がそこに集まれるという場を日本のカルチャーは提供できる気がしています。そういう和を広げていけたらいいなという話。アニメを観ている時は人種関係なくみんな楽しむし、寿司と言っても寿司じゃないケースもあるけれど(笑)、楽しんでいるしさ。
VivaOla:アニメの描写でポリティカル・コレクトネスというものが強かった時期があったじゃん。その主張も一理あると思うけれど、いわゆる人間としての描写でストーリーテリングしたいだけじゃん。失恋や友情って人種関係なく経験することだから。日本はその良さがあるよね。あと、日本って多神教的じゃん。
濵田:そうそう。
VivaOla:(僕の)バックグラウンドが韓国だから余計思うけど、自分の家系の宗教は、すごいバプテスト的。韓国で長老派と言うんだけど、プロテスタントの長老、バプティズムの下と思うと、キリスト教はすごい単一神教的だよね。
濵田:単一神だもんね。
VivaOla:そう。影響として、それに対する八百万的な概念もある気がするんだよね。
濵田:めっちゃ難しいと思うのは、日本の美徳を海外の人に知ってもらおうと思った時に、正しく伝えようと思うと、(八百万的な概念を)絶対通んなきゃいけないのよ。生活様式や日本食の素晴らしさってやっぱりその地域の土着のものだからこその理由があるし。最近は歴史とかそういうのを調べている。風土にどう基づくとか。
VivaOla:この辺で音楽に戻りましょうか。全然関係ないかもしれませんが、もう一曲、大成のレコメンドを聴きたいなと思って。
濵田:仕事柄、リファレンスを探す仕事をよくするんですよ。その時に「こんな曲あったんだ」と思って、夜中聴いてみたらちょっと泣いちゃって(笑)。
VivaOla:泣いた!?大成が!?
濵田:僕、全然感動して泣くとかいうタイプじゃないのだけど。
VivaOla:感動系の映画でも泣かないもんね。
濵田:まだ27歳なんだけど、「自分歳取ったな」と(笑)。こうやって人は変わっていくんだなと思った曲です。
VivaOla:大成の涙腺を崩壊させた楽曲です。Pietro Mascagniで「Cavalleria Rusticana」。
VivaOla:そろそろお別れの時間となってしまいました。全然話し切れないね。あと3回くらいやる?
濵田:全然いいよ!
VivaOla:全然いいんですか?(笑)
濵田:全然何でもやりましょうよ。
VivaOla:じゃあまた定期的にやろう。せっかくなら夏来るから、思い出を溜めてまたぶつけますか!
濵田大成 & VivaOla「Don't Stop Believin' (Journey Cover)」
David Bowie「Starman」
Bryan Adams「Heaven」
Pietro Mascagni「Cavalleria Rusticana」
VivaOla, Sala「If You」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

VivaOla
東京を拠点に活動するR&Bシンガー、ソングライター、プロデューサー。
洗練された音像、英語と日本語を織り交ぜた歌詞、唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了する。
2020年にリリースしたミニアルバム『STRANDED』は、J-WAVE TOKYO HOT100にてトップ10入りを果たす。
翌年にstarRo,YonYon,ZINなど多彩なゲストと共に制作しリリースした1stフルアルバム『Juliet is the moon』は、「ロミオとジュリエット」を題材にしたコンセプチュアルな作品で、ストリーミングサービスのR&B チャートで1位を獲得し大きな話題を呼んだ。
2024年にはトラップ・ソウルに傾倒した内省的なムードを持つ2ndフルアルバム『APORIE VIVANT』をリリース。渋谷WWWX、大阪 yogibo HOLY MOUNTAINでリリースを記念した東阪ワンマンライブを開催し、大盛況に終わる。
同年Rolling Stoneの「Future of Music」日本代表25組へ選出。2025年には新章の幕開けとなるEP『TWOTONE』をリリース。
アメリカ・SXSWを筆頭に、台湾やシンガポール、イギリスのThe Great Escapeなど海外の数々のフェスにも出演し、アジアを代表するアーティストとして注目され始めている。
オフィシャルサイト/ @viva0la/ @viva0la

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、VivaOlaが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
VivaOla:これからの1時間はRoom"H"。DJを務めます。シンガーのVivaOlaです。3週間ぶりにこのRoom"H"に帰ってきました。ついに僕の新曲が出ました!ゲストも登場ということで、たくさんお話しできればと思っております。では新曲を聴いてもらいましょう。完全にプロモーションです。すごく良い曲になっています。VivaOlaで「understand」。
ゲストに濵田大成が登場!@リビングルーム
VivaOla:これからは@リビングルーム。今日はゲストをお迎えしております!
濵田:こんにちはー!どうもどうも。
VivaOla:ゲストの濵田大成さんです。
濵田:よろしくお願いします。
VivaOla:一旦プロフィールから。1999年神奈川県出身。米国ボストンのバークリー音楽大学作曲プロダクション科を卒業。2024年に帰国後、Ongakushitsu Inc.に入社。国内外問わずイベント、広告、映画、ドラマなど音楽の作曲・プロデュースを手がける音楽家。最近の人生のテーマは『日本文化をどう残していくか』。
濵田:偉そうですね(笑)。
VivaOla:噛まないで頑張ったのに!「特技は人の話を半分しか聞かないこと」。まさにじゃん!
濵田:それを言われて、最近それを自認してるから、ここに残してる(笑)。
VivaOla:ということで、バークリー時代からの同期が来てくれました!Room"H"で言うと、実は去年の11月頃にJourneyの「Don't Stop Believin'」を一緒に弾き語りで。あの時、忙しかったのにありがとうね。
濵田:いやいや、こちらこそ!
VivaOla:アレンジ含めバックボーカルとか歌ってくれたじゃん。
濵田:なんなら最初うちで作ったよね。
VivaOla:そう!その曲を一度聴いてもらいましょうか。では聴いてください。濵田大成とVivaOlaで、Journeyの「Don't Stop Believin'」。
VivaOla:良いですねー。リファレンスで僕は多分Tevin Campbellのニュージャックスウィングの曲を流した記憶があると思うだけど、結果Bruno Marsになっているんだよね。
濵田:そんなもんですよね。
VivaOla:せっかく濵田くんが来てくれているので、音楽紹介ができたらなと思います。バークリー(音楽大学)を僕は卒業していないけど、大成は卒業したよね。
濵田:うん。親に感謝ですね。
VivaOla:それは間違いないです。せっかくなら皆さんに大成くんのことを知ってもらいたいので、今所属している会社について教えてもらっていいですか?
濵田:クライアントワークを中心にして音楽を作っています。お客さんがいて、そのお客さん発信で依頼されて作るという音楽を作るプロデューサーの集団の会社におります。原宿にスタジオがあって、メインはCM、あとは映画とかイベントとかですね。
VivaOla:いわゆる企画が来て、「こういう音楽作ってほしい」とか、コーディネートみたいなのもするのかな?「こういう音楽家を探しているんだけど」とか。
濵田:言っちゃえばプロデューサーの集団な訳で、プロデューサーって結構好きに仕事しちゃうから、何していても良い。僕はイベント系とかをやらせてもらっているのだけど、主要アーティストのPVに出るミュージシャンの人たちをコーディネートしてくれという依頼を受けている先輩とかもいるし、それぞれの強みを活かして、所属事務所みたいな感じで好きにやらせてもらっているのだけど、メインは音楽を作ること。プロデューサーなので外注して歌ってもらったり。書いてもらったり。
VivaOla:クライアントワークって個人で来るものもあるし、会社で来るものもあるしみたいな話だよね。
濵田:そうです。でも、業界にバークリーの人多いですね。あんまりVivaくんはそういうの好きじゃないかもしれないけれど、「あ、バークリーなの?イエーイ!」みたいなノリが(笑)。
VivaOla:全然いいから!(笑)
濵田:でも、そういう繋がりはありがたいなと。例えば最近海外に本社があるクライアントさんのCMの音楽作った時に、ずっと権利回りを電話していたんですよ。その権利を管理している日本の会社の社長さんがめちゃくちゃ高圧的で。でも、少し経ったら、「濵田くんってバークリーだったの?今度飲もうよ!」みたいな(笑)。それは浅はかなんだけど、やりやすい。ブランドを背負わせていただいていると「君そこの人なんだ、じゃあ話合うね。」となってくれるから、それはすごくありがたいですね。
VivaOla:そういうクライアントワークがお仕事なわけで、その中だと卒業した方がやっぱ箔があると思うんだよね。しっかり過程を経て、「この人は信用にできるスキルを持っているんだ」という評価になると思う。
濵田:社会的信用と考えたらそうかもしれないけれど。
VivaOla:中退の僕が真面目に説明するのもあれだけど、中退する理由の半分は「音楽が合わなかったんだ」という人と幸いなことに学業よりアーティスト活動をやった方が、お金も時間も無駄にならないと思う人がやっぱ多いと思っていて。だからアーティストやっている上に中退となると中退がブランドになっている気がする。
濵田:なるほどね。(バークリーは)すごく良いところでしたね。
VivaOla:良いところでしたね。僕らはそこで実際出会えたわけですからね。
濵田:19歳、20歳とかの時ですね。
VivaOla:8年前?おじさんになっちゃう(笑)。ミュージシャンと言えば、「ルーツは何ですか?」みたい質問あるじゃん。あと「好きなジャンルは何?」みたいな。答えるのムズいけどね。
濵田:ムズいけれど、なんだかんだみんなありますよね。
VivaOla:大成のルーツは?
濵田:物心ついて最初の思い出は保育園に行く時に、車の中で父親と母親とQueenを歌ったこと(笑)。
VivaOla:Queen(笑)!
濵田:そうそう。「I Was Born To Love You」を歌っていたのが一番最初の記憶。めちゃくちゃルーツっちゃルーツはそこかもしれない。
VivaOla:僕の中のイメージだけど、今もそうだし話聞いても、ロックの影響が結構強いよね。僕もロック好きだし。でも、大成はハードロックとか、オールドロックが好きなイメージ。
濵田:なんか言ってくれるよね。
VivaOla:ファッションに出ている気する。ハツラツとしているロックンローラー。
濵田:おしとやかなつもりなんだけど。勢いがある感じは好きですね。
VivaOla:あはは(笑)。多分Journeyのカバーの案が出たのもそれなのかなと思って。2人で夜飲んでいた時に「普段の音楽でR&Bとかやっているから、そうじゃない何かやってみたい」と多分僕から言ったんだよね。
濵田:そうかも。ルーツを辿ると、(2人とも)結局ちょっとアメリカなんだよね。19〜20歳の時のボストンのHemingway Streetとかが出てくるので(笑)。Massachusetts Avenueとか。VivaOlaのファンはVivaOlaがどれだけアメリカのストリートな感じかとか知っているのかな?
VivaOla:俺、ストリートな感じなの?(笑)
濵田:ストリートな感じ。「Yo Bro!」みたいな。そのノリをリスナーのみんなは知っているのかな?ライブとかでもあんまりしゃべらないもんね。
VivaOla:楽曲でちょっと出てるんじゃない?自分で言うのもあれだけど、一瞬オラついている時もある。
濵田:うん。オラついている感じ(笑)。
VivaOla:そもそもR&Bってガッチリしたジャズと違ってそうだと思う。僕からしたら、ジャズもオラついているけれどね。(笑)。僕ら音楽の話をしたら一生止まらないのですが、福岡の皆さんに濵田さんが聴かせたい曲を流せたらなと僕は思っているのですが...。
濵田:最近27歳になりまして、良いと思うものが変わってきたというか、増えてきたなと。これがきっと35歳とかになると、美味しさが違うのだろうなという一曲を紹介します。
VivaOla:良さを知っていたけど、解像度上がったんだね。
濵田:そうだと思う。でもまだ多分フルじゃないよ。480pとかだと思うよ(笑)。では、聴いてください。David Bowieで「Starman」。
VivaOla:僕からも1曲、その雰囲気に合わせて選曲させていただきました。合わせて聴いてください。Bryan Adamsで「Heaven」。
VivaOla:濵田くんは現在、国内外問わずイベント、広告、映画、ドラマなど音楽の作曲プロデュースを手がける音楽家。そんな濵田くんの視点から最近良いなと思ったことをお話ししたいのですが。
濵田:海外から見た日本、日本から見た海外、その狭間で色々なことをしている時に「日本ってなんて美しい国なんだろう」と(笑)。海外にいたから思っていたことと、今思っていることはまた違うんだよね。ただ日本にいただけじゃ気づけなかったことも絶対あるはずで。だから本当に、日本って良いなと(笑)。
VivaOla:分かります。二人とも英語ペラペラだけど、英語を話せるただの日本人の人だったじゃん。ちょっと自分の話になっちゃうけれど、マクドナルドとか行って普通に注文して「Hey!」「How's it going?」みたいに言われて、「なんでこの人挨拶してるの?僕に?」みたいな(笑)。英語話せるのに話せない時があったし、そういうカルチャーショックがあった。僕は洋楽を聴いて育っちゃったから、「洋楽の方がかっけえだろ」「あっちで本物覚えてやる」みたいな感じでちょっと尖っていたんだよね。でも、(留学に)行ったら、J-POPって良いなとか急に思い始めて。自分も作曲するから、「和」というか東アジア的というか哀愁というか、いわゆるエモさみたいなメロディーやコード進行が出てきて、その違いが良い悪いというより、どこまで行ってもアジア人で、偶然英語ちゃんと話せているわけで、これを強みにできないかなと思った時に魅力が見えたよね。
濵田:本当にそう。友達の家に行って、2人で僕のデモを聴いてもらったことあったじゃん。あの時にVivaOlaの音楽を聴くと、「東京のビル群が思い浮かぶ」みたいな話をしたと思うの。それは今も全然ブレていない。聴いている人もそうだと思う。
VivaOla:ありがたい。
濵田:そういうところに出るよね。アメリカの西部、南西部とかで聴いたカントリー音楽は全然違って聴こえるし、その説得力みたいな部分がやっぱり出てくるよね。
VivaOla:わかる。説得力ね。
濵田:それを出せているからかっこいいと思うし、みんなにも絶対伝わっているよね。
VivaOla:嬉しい。そうじゃない時期ももちろん以前にはあったわけで、それに気づいた時に、良い出発地点になった気がする。たまに迷ったりするのだけど、良い意味でも悪い意味でも、自分が憧れた音楽と違うんだよね。でも、違う情景とかで似た感動は与えられると思う。急に良い話になっちゃったね(笑)。
濵田:良い話しようよ!(笑)
VivaOla:最近イベントでいろんなところ飛んでるじゃん。海外で新しい発見とかあった?
濵田:2〜3週間前カナダのトロントに行きまして。カナダって特に移民国家なので移民の割合がすごく多いんだけど、基本掘り下げていくとみんな一緒で。仲良くすればいいのにといつも思う(笑)。
VivaOla:それはそうだね(笑)。
濵田:日本のコンテンツを扱っているとすごく思うのは、「和をもって貴しとなす」って日本のコンテンツだからできることだと思っていて。宗教色も強くないし、そこに対して寛容なので、色々な人がそこに集まれるという場を日本のカルチャーは提供できる気がしています。そういう和を広げていけたらいいなという話。アニメを観ている時は人種関係なくみんな楽しむし、寿司と言っても寿司じゃないケースもあるけれど(笑)、楽しんでいるしさ。
VivaOla:アニメの描写でポリティカル・コレクトネスというものが強かった時期があったじゃん。その主張も一理あると思うけれど、いわゆる人間としての描写でストーリーテリングしたいだけじゃん。失恋や友情って人種関係なく経験することだから。日本はその良さがあるよね。あと、日本って多神教的じゃん。
濵田:そうそう。
VivaOla:(僕の)バックグラウンドが韓国だから余計思うけど、自分の家系の宗教は、すごいバプテスト的。韓国で長老派と言うんだけど、プロテスタントの長老、バプティズムの下と思うと、キリスト教はすごい単一神教的だよね。
濵田:単一神だもんね。
VivaOla:そう。影響として、それに対する八百万的な概念もある気がするんだよね。
濵田:めっちゃ難しいと思うのは、日本の美徳を海外の人に知ってもらおうと思った時に、正しく伝えようと思うと、(八百万的な概念を)絶対通んなきゃいけないのよ。生活様式や日本食の素晴らしさってやっぱりその地域の土着のものだからこその理由があるし。最近は歴史とかそういうのを調べている。風土にどう基づくとか。
VivaOla:この辺で音楽に戻りましょうか。全然関係ないかもしれませんが、もう一曲、大成のレコメンドを聴きたいなと思って。
濵田:仕事柄、リファレンスを探す仕事をよくするんですよ。その時に「こんな曲あったんだ」と思って、夜中聴いてみたらちょっと泣いちゃって(笑)。
VivaOla:泣いた!?大成が!?
濵田:僕、全然感動して泣くとかいうタイプじゃないのだけど。
VivaOla:感動系の映画でも泣かないもんね。
濵田:まだ27歳なんだけど、「自分歳取ったな」と(笑)。こうやって人は変わっていくんだなと思った曲です。
VivaOla:大成の涙腺を崩壊させた楽曲です。Pietro Mascagniで「Cavalleria Rusticana」。
VivaOla:そろそろお別れの時間となってしまいました。全然話し切れないね。あと3回くらいやる?
濵田:全然いいよ!
VivaOla:全然いいんですか?(笑)
濵田:全然何でもやりましょうよ。
VivaOla:じゃあまた定期的にやろう。せっかくなら夏来るから、思い出を溜めてまたぶつけますか!
8月5日(水)オンエア楽曲
VivaOla「understand」濵田大成 & VivaOla「Don't Stop Believin' (Journey Cover)」
David Bowie「Starman」
Bryan Adams「Heaven」
Pietro Mascagni「Cavalleria Rusticana」
VivaOla, Sala「If You」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、VivaOla、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

VivaOla
東京を拠点に活動するR&Bシンガー、ソングライター、プロデューサー。
洗練された音像、英語と日本語を織り交ぜた歌詞、唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了する。
2020年にリリースしたミニアルバム『STRANDED』は、J-WAVE TOKYO HOT100にてトップ10入りを果たす。
翌年にstarRo,YonYon,ZINなど多彩なゲストと共に制作しリリースした1stフルアルバム『Juliet is the moon』は、「ロミオとジュリエット」を題材にしたコンセプチュアルな作品で、ストリーミングサービスのR&B チャートで1位を獲得し大きな話題を呼んだ。
2024年にはトラップ・ソウルに傾倒した内省的なムードを持つ2ndフルアルバム『APORIE VIVANT』をリリース。渋谷WWWX、大阪 yogibo HOLY MOUNTAINでリリースを記念した東阪ワンマンライブを開催し、大盛況に終わる。
同年Rolling Stoneの「Future of Music」日本代表25組へ選出。2025年には新章の幕開けとなるEP『TWOTONE』をリリース。
アメリカ・SXSWを筆頭に、台湾やシンガポール、イギリスのThe Great Escapeなど海外の数々のフェスにも出演し、アジアを代表するアーティストとして注目され始めている。
オフィシャルサイト/ @viva0la/ @viva0la

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance




