【読むラジオ】MC:VivaOla 「今聴いてもらいたい音楽」を選曲「Room H」-2026.1.28-
RADIO
2026.02.01
FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!Gateballers・odol・THE CHARM PARKほか全31作品 -2026.1.31-
New Release Digest Part 1
みさと:1月26日週にFRIENDSHIP.からリリースの新譜、全31作品の中からPart-1をダイジェストでご紹介しました。リリースおめでとうございます!おひさしぶり、ZARUKAME。
金子:ZARUKAMEはヴァイオリニストの亀井友莉さんとチェリストの村岡苑子さんのユニットですけど、今回は"ヴァイオリンとチェロ、2つの楽器で新しい世界を切り拓く"をテーマに、タイトルも「NEW WORLD」ということで、すごい曲でしたね。お2人に加えて、ドラムが石若駿くん、ベースが相棒とも呼ぶべきMarty Holoubek、ギターに遠山哲朗さん、さらにピアノ・編曲に兼松衆さんという豪華メンツ。
みさと:豪華!
金子:兼松衆さんはMrs. GREEN APPLEの楽曲にもアレンジで結構参加していて、去年出たRADWIMPSのトリビュートで、Mrs. GREEN APPLEが「狭心症」のカバーをしていて、すごい出来だったんですけど、それも兼松さんがアレンジを担当していて。
みさと:仕事人だ。
金子:その曲も弦が印象的に使われてるから、もしかしたらZARUKAMEの2人が弾いているかなと思って、クレジットを見たんだけど、違って。
みさと:それは違うのか!
金子:でも同じトリビュートの中で、Vaundyが「前前前世」のカバーをしてるんだけど、そっちにZARUKAMEの2人が参加していて。
みさと:そうだったんだ!あのストリングスめっちゃ印象的ですよね!
金子:このお2人、やっぱりめちゃ活躍してるなあと思って。
みさと:お名前の並びを見ても"肉厚、脂乗ってる"ってこのことだなと思わせるようなメンバーだし、音の厚みというか、実績と経験値から鳴らせる音が詰まっていますよね。続いて、Alaska Jam。今回フィーチャリングにIKEくんです。
金子:割と意外な組み合わせな気がしたけど、もともと繋がりがあったのかどうか、ちょっと聞いてみたいところですね。元SPYAIRのIKEさんとのコラボレーションで、「光と光」という曲タイトル。まさに心言くんの歌やラップと、IKEさんの歌のエモーショナルな感じがぶつかり合ってましたけど、さらに言うと、武正くんのギターも歌に負けず劣らず、めっちゃ存在感があって。もう「光と光と光」みたいな(笑)。
みさと:3人分ね!
金子:めっちゃぶつかり合ってる印象でした。
みさと:畳み掛けるギターソロと、IKEちゃんの感情の乗せ方がずっと好きなんですけど、ぶつかり合う様、光がバチバチに広がっていく様子、ライブハウスで浴びたい曲だなと。相性が良すぎなミクスチャーロックだと思います。そんな中、Part-1からどうしましょう?
金子:Gateballersの新曲を紹介しようと思います。
みさと:これもまたコラボという意味では素晴らしい楽曲です。
金子:Gateballersは2月にアルバムのリリースが予定されていて、それに先駆けての先行シングルなわけですけど、今回は弦楽四重奏を取り入れた曲になっていて、そのスコアを書いているのが、くるりの岸田さんという。
みさと:最高すぎる。
金子:もともとGateballersが岸田さんのファンだったということで、今回のコラボが実現。いい曲ですよねえ。東ヨーロッパ、東欧感のあるクラシックのアレンジが岸田さんの持ち味で、それにバンドサウンドが絡むことによる重厚さがめちゃめちゃ出ていました。さらに言うと、Gateballersがもともと持っているサイケ感であり、歌の普遍的な良さも詰まっていて、素晴らしいコラボレーション。ちなみにGateballersのアルバムリリース日と同じ日にくるりのアルバムも出る予定になっていたりするので、どちらも楽しみです。
みさと:華美じゃないけど、温もりとフックのある弦楽器の使い方が岸田さんっぽい感じがしますし、そのアレンジに引っ張られない楽曲の強さがないと、この曲は完成しなかったと思うので、歌詞もじっくり味わってほしいです。
New Release Digest Part 2
みさと:お送りしたのは新譜ダイジェストPart-2でした。リリースおめでとうございます!まずは、urema。
金子:2017年に解散していたバンドが、昨年8年ぶりの再結成を発表して、ひさびさの新曲と。
みさと:おめでとうございます。おかえりなさい!
金子:えんどあ。のリリースが先週ありましたが、えんどあ。はmol-74の髙橋くんが新しく始めたバンドで、uremaは髙橋くんがmol-74に入る前から、もともとやっていたバンド。2010年代初頭から活動していて、2000年代のエモとかポストロックの流れを汲んだ、ちょっとダークな、歪んだ音像で、変拍子とかも使いつつ、ボーカルがちゃんとポップさも担保しているという音楽性。今のシーンには間違いなくハマるし、実際、再結成が発表されたときもリアクション大きかったので、これからどうなっていくのか楽しみです。
みさと:世界観的には、希死念慮を描いているようで、生きることに対して茫然としながら、最後の最後まで自問自答を繰り返すところは、矛盾を孕みながらも、やっぱりしがみついてしまう人間らしさがすごく詰まってるなと。一言では言い表せないような、そんな人間だからこその感情が詰まっている1曲だったかと思います。続いて、フリージアン。
金子:フリージアンは2021年の元旦に始動しているので、2026年で結成5年という節目。 そんなタイミングで発表されるのが、フリージアンによる「フリージアン」という曲。
みさと:いい曲。
金子:フリージアンは前身バンドがCOSMOSというバンドで、「フリージアン」という曲を歌っていて、そこからこのバンド名が取られているというストーリーがあったりするので、その曲をこのタイミングでいよいよリリース。5年経って、彼らにとっても今年は勝負という、そんな気合いを感じさせるリリースかなと思います。
みさと:5年、もしくは5年以上の時を走り続けてきたことが感じられるような歌詞であり、疾走感がありました。この疾走感に乗って、2026年、どこまでも突き進んでほしいですね。そんなPart-2から!待望の?
金子:odolの新曲を紹介しようと思います。
みさと:やったー!待ってたよ!
金子:ちょっと前にソフィアンがゲストで来てくれて、そのときはGuibaのアルバムリリースタイミングではあったけど、「odolも実はやってますよ」という話をしてくれてましたが、ついに新曲が届きました。odolらしいアンビエントとかポストクラシカル的な上ものと、かっこいいビートが同居してて、ドラムは大井くんかな?これまでも大井くんがドラムで参加しているので(*正解でした)。
みさと:最近多いですしね。
金子:タイトルが「電話」で、やっぱりodolというバンドは時間と距離を表現し続けているバンドだなと改めて思ったりもしました。ちなみに今週Foiさんのリリースもあって、Foiさんが12月にリリースしたのが「Calling」という曲で。もちろん電話を題材にした曲って昔からあるんだけど、今の若い子は電話が苦手、みたいな話もあったりするじゃないですか。LINEで全部済ませちゃう、みたいな。
みさと:ありますね。
金子:"電話"というアイテムが、今はある種のノスタルジーを感じさせるようなアイテムになっているのかなという気もして、そういうことも含め、odolが歌う題材としてぴったりだなと思いました。
みさと:ループ感のあるデジタルサウンドで、ポストクラシカル的なこのサウンドだからこそ、電波感がすごくあったなと。耳に受話器を当てるから、電話って嫌に静かで、嫌に声が近く感じるじゃないですか。その距離感も味わえるような音像になっていて、細かいところまでこだわりが感じられる1曲でした。
New Release Digest Part 3
みさと:お送りしたのは新譜ダイジェストPart-3でした。リリースおめでとうございます!Shimon Hoshinoさん、先日ゲストに来ていただきましたが、アルバムリリースになりました!
金子:先週・先々週とゲストで出ていただいていて、そのときにも、「今年はShimon Hoshino名義で結構リリースの予定があります」ということを言ってくれていましたが、早速アルバムが届いて。
みさと:素晴らしい!
金子:今回のアルバムは"世界中を旅しながらサーフィンをし、その土地で、海のそばで、その瞬間にしか形にならない音を一つずつ書き下ろしていった、そんな旅の記憶と波の哲学を閉じ込めたアルバム"ということで。
みさと:Shimonさん節だ。
金子:音楽的にもBill EvansとNujabesの融合のようなShimonさんらしさが詰まっていて、まさに!という1枚かと思います 。
みさと:今だからこそ聴かれる日本を代表するアーティストのNujabesと、絶対的存在のBill Evans、しっかり系譜を継ぎながらも、Shimonさんにしか書けない曲、落とせない音がしっかり詰まって、Shimonさんの人生そのものがいっぱい詰まった1枚になっているかと思います。そして、マクマナマンはEP です。
金子:こちらは福岡のバンドですね。2005年結成なので、20年以上やっているバンド。福岡のライブハウスシーン、割とアンダーグラウンドなシーンの中では、首領的なバンドと言ってもいいのかなと。FRIENDSHIP.的にはSACOYANSのメンバーが参加してたり、あとaldo van eyckのsakaguchiくんも今メンバーらしいですね。
みさと:えっ!そうなんですか!
金子:僕マクマナマンは昔から知ってはいるんだけど、sakaguchiくんがメンバーになっているというのは知らなくて、びっくりしました。音に関しては、もう激プログレですね。
みさと:激プログレ(笑)。
金子:全5曲、約1時間なので、EPという表記にはなってるけど、ほぼアルバム。
みさと:ですね(笑)。
金子:変拍子、ポリリズム、ロックバンドのダイナミズムがめちゃめちゃ詰まった作品で、この手の音楽が好きな人にはたまらない作品になっていると思います。
みさと:リード曲も10分43秒という大作でありながら、飽きさせない素晴らしいギミックの数々で、1音目から心を掴まれ、たくさんの構成、アレンジの中でこういう着地になるのかと。インストバンド界隈好きにとって、2026年、かなり虜にさせられるような1枚が生まれたんじゃないかと思います。続いて、はじめましてさんです。
金子:THE CHARM PARKの新曲を紹介しようと思います。
みさと:THE CHARM PARKさん、なんとFRIENDSHIP.からリリースですね!
金子:音楽ファンなら知っている方も多い名前だと思います。ソロでも活躍しているし、大橋トリオさんとユニットをやったり、FRIENDSHIP.で言うと、神谷洵平さんのアルバムに参加していたり。去年はfox capture planともコラボレーションをしていました。
みさと:合いそう!
金子:去年の4月から毎月新譜を配信リリースしているということで、今回もそういう中で生まれた1曲と。本当にポップ職人ですよね。いい声、いいメロディー、いいアレンジ。非常にオーガニックで、ストリングスが美しくて、まさに職人技を感じさせる1曲でした。毎月配信しているから、いずれはまとまってアルバムになったりすると思うので、追いかけたいなと思います。
みさと:この曲に関しては"新年のワクワク、去年へのノスタルジー、冬の尊さ、色んな気持ちを曲にしました"とセルフライナーをいただいているんですけど、アコギの弦の擦れる音、ちょっとクリスマス感があって。
金子:CHARMさんの曲は寒い時期に似合いますよね、声も含めて。
みさと:いいですね!吐息混じりの歌唱が白い息を想像させるし、寒いからこそ温かい、体温を感じるアレンジになっていて、THE CHARM PARKさん、好き!と思いました。
番組の後半はRol3ertがゲストで登場!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」
FRIENDSHIP.キュレーター達が厳選した音楽をラジオで紹介するプログラム「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」。キュレーターの金子厚武をコメンテーターに迎え、奥宮みさとと共にFRIENDSHIP.がリリースをする最新の音楽を紹介。放送時間:毎週土曜日 26:00~26:55 放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
NEW Releases FRIENDSHIP.
FM福岡で毎週水曜日の26:00~26:55まで放送中のラジオプログラム「Curated Hour〜FRIENDSHIP. RADIO」のアフタートーク、番組の中で紹介しきれなかったタイトルを紹介。DJの奥宮みさと、音楽ライターの金子厚武の2人でデジタル音楽ディストリビューション・プロモーション・サービスのFRIENDSHIP.から配信される新譜を中心に紹介するプログラム。
番組MC
金子厚武
1979年生まれ。埼玉県熊谷市出身。インディーズでのバンド活動、音楽出版社への勤務を経て、現在はフリーランスのライター。音楽を中心に、インタヴューやライティングを手がける。主な執筆媒体は『CINRA』『Real Sound』『ナタリー』『Rolling Stone Japan』『MUSICA』『ミュージック・マガジン』など。『ポストロック・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック)監修。デジタル配信サービス「FRIENDSHIP.」キュレーター。
@a2take / @a2take3
奥宮みさと
ラジオパーソナリティ/ナレーター/MC/ヨガインストラクター/酵素風呂サロンオーナー。 TOKYO FM、ZIP-FM、InterFM、FM 福岡など、ラジオパーソナリティ歴12年目。 安室奈美恵さんをはじめとするお茶の間ミュージシャンからコアなインディーズミュージシャンまで無数のインタビューを経験。コロナ前は年間200件程ライブや全国のフェスに行く現場派。野外フェスのヨガプログラムなども担当。倍音と1/fゆらぎの声を持ち、耳馴染みの良いベルベットボイスが特徴。
@_M1110_ / @11misato10




