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2026.01.29

【読むラジオ】MC:VivaOla  「今聴いてもらいたい音楽」を選曲「Room H」-2026.1.28-

【読むラジオ】MC:VivaOla 「今聴いてもらいたい音楽」を選曲「Room H」-2026.1.28-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。YOURNESSの黒川侑司、VivaOla、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、VivaOlaが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"。DJを務めます。シンガーのVivaOlaです。久々にRoom"H"に帰ってきました。これが2026年最初の収録になります。放送自体は2回目ですね。もう1年がスタートしているんですけど、去年末からのプロジェクトやセッションを引き続きやりつつ、新しいことが始まったり。ここ5年で一番スピード感のある始まり方で、とてもワクワクしてます。今年はRoom"H"もそうだし、自分の活動の方でも、いろいろ発表できる1年になりそうなので、楽しみにお待ちください。では、早速始めていきましょう。2026年も始まったということで、"ムードスターター"というテーマで行きます。1日の始まりや1年の始まり、または週末の始まり、ムードをスタートさせる、テンションを一発上げる、そういう曲たちを集めてます。1曲目いきましょう。VivaOlaで「Who Cares」。



今聴いてもらいたい音楽を選曲!@リビングルーム

ここからは@リビングルーム。最近、僕がいいなと思ったこと、今聴いてもらいたい音楽を共有していこうと思います。自分自身、年始に体調を崩してしまいまして、2日間記憶がないんですけど、その1週間は何もなく、ゆっくりできました。
ゲームが好きなので、いろいろピックアップしたり、観たかった映画とか、アニメを最近また観直しまして。そんな年始っぽいことをしました。ちょうど1週間終わった頃に、友達がボーナスでも入ったのかな?「気分がいいから、今からショッピング行こう」と言い出して、行ったんですけど、その友達がEDM好きで、プログレッシブ・ハウスと言うらしいんですけど、よくあるEDM。ドロップとか、盛り上げのライザーがあったりとか。
それを行き帰りの計4時間聴かされ、とても学びになったと同時に、R&Bシンガーの VivaOla は大変困惑。そんなことがありました。悪い意味じゃなく、最初は全部同じに聴こえるんです。
例えば、K-POPグループにハマって、名前と顔が一致しないみたいになるけど、聴いてるうちにどんどん分かってくるんですよ。「こういう派生があるんだ」とか「この人ってフォークの影響があるから、こうなっているんだ」みたいになります。皆様もぜひEDMどうでしょうか(笑)?今からVivaOla が運転してる横で聴いてるみたいな体で、音楽を聴いてもらえたら嬉しいです。Dr.SWAGで「SWAGGIN (feat. 藤田織也)」。



Dr.SWAG さんはダンスグループ。そこに自分の盟友、シンガーの藤田織也くん。プロデューサーの方がNAKKIDさんで、年始に彼とセッションをして、その夜リリースされたので、一緒に聴いていろいろ話しました。この曲は音楽的にはJustin TimberlakeとかMichael Jacksonとか。Michael Jacksonでも『Off The Wall』とか、その辺の影響がすごく強いのかな。作り方が超面白くて、自分も最近試してみてるんですけど、大体曲作る時って、コードがあったり、いわゆるソングライティング、ピアノの前とかギターを弾きながらメロディを書いたり、トップラインと言って、現代的なビートがあって、その上でフリースタイルをするじゃないけどメロを紡いで、歌詞を書いて終わらせるみたいのが多いんですけど、メトロノームだけで作る方法があって。クリックをただ聴きながら、頭の中でコードや展開を思い浮かべて、メロだけ出すみたいな。聴いている側はメロしか聴こえないから、新しいインスピレーションを受けるみたいな。それこそ逸話で、Michael Jacksonは楽器を弾けなかったから、そうやって曲を作っていたらしいですね。この曲も織也くんがそのやり方をやったみたいで、とても面白いなと思いました。コードがすごく変なところに行っているけど、成立してるというか。メロに一貫性があるから、普通じゃ思いつかない展開がたくさんあって、ダンスとかにちょうどいいのかなと思いました。
ダンス関連で次の曲にいきたいと思うんですけど、まず聴いてもらいましょう。Crush で「UP ALL NITE (feat. SUMIN)」 。



彼の最新EP『FANG』の1曲目。自分の最新作『TWOTONE』というEPが完成したぐらいにリリースされて、セッションやライブがある日の1発目、これを風呂場で大音量に流しながら一緒に歌ってました。まさに"ムードスターター"です。4つ打ちで、これはいわゆる渋めのハウスですね。使っている音色とか、ベースのラインが源流のハウスっぽくて、K-R&B括りの Crush ですが、結構渋い1曲を出したなという印象でした。SUMIN もすごく勢いがあるアーティストだなと思っていて、ここのフィーチャリングもすごく熱い。MVがすごく良いので、ぜひ気になった方はMV観てみてください 。

どんどんいっちゃいましょう。ちょっとダンサブルなナンバーが続いたので、ちょっとトーンを落として、8ビートのグルーヴの曲を流せればなと思います。一旦聴いてもらいましょう。Brent Faiyazで「have to.」。



さっきの2曲とは違って、拍感がスネアにすごく近いというか。リズム感がすごく強い曲なんですけど、バイブスが、ちょっと前に出た keshi の「WANTCHU」とか、90'sのTLC とか、女性のR&Bグループっぽい感じ。Brent Faiyaz はソロの男性のシンガーなんですけど、生の声が1個も出ないのがすごく面白い。作り方としては、まずビートがあって、バリスピードという概念があるんですけど、テープマシンがあった時にノブをいじるとスピードが変わって、テープが走る。そうなると、ピッチも下がったり上がったりするんですよ。その上で例えば、遅らせた状態でピッチが下がった状態で歌って上げると、ピッチも上がって、トーンも上がってボーカルのスピードも上がるみたいな状況になるんですよね。
Bruno Mars と Lady Gaga がやった「Die With A Smile」という曲のMVもそうで、リップシンクが原曲と合っているのに、2人とも動きが遅い。タバコ吸ってるシーンがあるんですけど、煙の動きがすごく遅くて、あれはたぶん2倍速で撮って、それを等倍にすると、スローモーションっぽいのにスピード感は合っているみたいな。それが音楽でも同じ技があるわけですね。サビの声は全部低いから、加速した状態で録ったものを遅らせて、バースは伸ばしたものを戻すという。藤井風さんの「まつり」という曲も似た考え方で、みなさんの知らないところで使われてる技だったりします。ちょっとダンサブルな"ムードスターター"ということで、この人の"ムードスターター"でいこうかなと思います。聴いてください。Justin Bieber で「SPEED DEMON」。



いい曲ですね。間違ってるかもしれないんですけど、何が面白いって、歌詞をよく読んだら、"駆け抜けて気持ちいいぜ"みたいな曲じゃなくて、パパラッチの曲みたいで。妬んだり、噂したり、右往左往しているけど、俺は駆け抜けるぜ、みたいな曲。めっちゃ Justin Bieber だなと思いました。こんな曲を歌えるのってこの人しかいないなと。歌詞を見ると、よくわかんないこと言ってるんですよ。〈Heat checking, uh, heat chеcking these chickens〉。直訳すると「このチキンの熱を測る」みたいな。どういう意味?となるけど、バースを見ると。熱量を確認したり、お前と正直言い争う理由はないとか。パパラッチっぽいなと。面白い曲ですね。これもさっきの Brent Faiyaz と同じで、VivaOla の話になっちゃうんですけど、僕は2・4ビートがすごい好きで。曲を作る時は低音とかキックをすごい気にするんですけど、ライブをやる時、スネアの調子が良くないと乗れないんです。サポートのドラマーと話す時も「スネアを大事にしてほしい」みたいな話をすごくしますね。さっきのBrent Faiyaz もそうですけど、すごくスネアが気持ちよくて、一緒にスナップしながら踊ったりするとムードが上がる気がします。次もスネア関連でいきましょう。イントロから素晴らしいスネアが流れる曲。Michael Jackson で「Baby Be Mine」。



『Thriller』という名盤があるんですけど、そこからの2曲目。このアルバムで思いつくのは、Bruno Mars。Bruno Mars って、『24K Magic』から曲数がすごく減って、新作がつい最近発表されたと思うんですけど、9曲(収録)になってるんですよね。 音楽人あるあるの会話なんですけど、Michael Jackson が9曲(収録)で名盤を出し続けてきたから、9がラッキーナンバーみたいになっていて、Bruno Mars も偶然なのか必然なのか9曲になってます。10数曲も出さずに、9曲でいいだろみたいな。このアルバムの面白いところは、Michael Jackson が意外と書いてない曲が多い。今、流れた「Baby Be Mine」も「Thriller」も、Rod Temperton という人が曲を書いているんですけど、あの時代のディスコ・ファンクをやってた人で、Michael Jackson のサウンドにすごく影響を与えた人だと思います。彼バージョンのデモが残っていたりするんですけど、Michael Jackson が歌ったことで、曲の輪郭がはっきりしたというか。デモの良さもあるので、ぜひ聴いてみてください。
次は、最近知ったアーティストです。前にこのラジオの企画で一緒にカバーをしたタイセイくんのお家で遊んでた時に、彼がこのアーティストのレコードを持ってて、年末年始ずっと聴いてました。Parcelsで「Comedown - from Hansa Studios, Berlin」。



SpotifyとかDSPで聴くのもすごく良いんですけど、YouTubeに行くと、彼らのチャンネルで、1時間ぐらいのライブがノンストップで流れるんですよ。メンバーのビジュアルもすごいし、持っている楽器も特徴的。ファッションもおしゃれだし、スタジオも綺麗で、音楽も良いという。抜け目のないバンドですね。1980年代の日本のジャズファンクを彷彿とさせると言うか、モータウン、ファンクとか。いろんなものを感じます。Tom Mischが好きな人は刺さるんじゃないかなと思います。ノリノリ系でもう1曲いっちゃいましょう。Nerd in Disco で「Smooth」。



お送りしたのは Nerd in Disco で「Smooth」でした。実はこのトラックの裏には w.a.uの Kota Matsukawa と01sailがいるんですけど、この2人は自分の最新作『TWOTONE』を一緒に作った2人ですね。Kota Matsukawa は普段R&Bとかハウスが多くて01sailはもっとソウルな曲をプロデュースしてるんですけど、この2人集まった瞬間、この感じになるのがめちゃくちゃ面白いなと思ったり。リリースされたのがちょっと前なんですけど、Parcelsを聴いていたら、思い出した2人ですね。もう1曲流したいんですけど、もし自分が今DJしていたら流すであろう曲を聴いてもらいたいです。Rick Jamesで「Give It To Me Baby」。



Rick James、何がすごいって、この曲のギター、パーカッション、ドラム、ベース、ボーカル、そしてホーンのアレンジを全てやっている。だいぶクレイジーですね。Prince的な「全部、俺がやっちゃうぞ」みたいな感じがすごいです。なぜかわからないけど、別世界の「Thriller」感がすごくあって、「Thriller」より好きかもしれないです。とても面白いですね。Quincy Jonesとかも別に(クレジットに)載ってないけど、年代が近いから、誰かの影響を受けたのか。このラインが当時流行っていたのか。誰かわかる方、ぜひ教えてください。

1月28日オンエア楽曲
VivaOla「Who Cares」
Dr.SWAG「SWAGGIN (feat. 藤田織也)」
Crush「UP ALL NITE (feat. SUMIN)」
Brent Faiyaz「have to.」
Justin Bieber「SPEED DEMON」
Michael Jackson「Baby Be Mine」
Parcels「Comedown - from Hansa Studios, Berlin」
Nerd in Disco「Smooth」
Rick James「Give It To Me Baby」
voquote & reina「U THINK (feat. VivaOla)」


番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、VivaOla、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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VivaOla
東京を拠点に活動するR&Bシンガー、ソングライター、プロデューサー。
洗練された音像、英語と日本語を織り交ぜた歌詞、唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了する。
2020年にリリースしたミニアルバム『STRANDED』は、J-WAVE TOKYO HOT100にてトップ10入りを果たす。
翌年にstarRo,YonYon,ZINなど多彩なゲストと共に制作しリリースした1stフルアルバム『Juliet is the moon』は、「ロミオとジュリエット」を題材にしたコンセプチュアルな作品で、ストリーミングサービスのR&B チャートで1位を獲得し大きな話題を呼んだ。
2024年にはトラップ・ソウルに傾倒した内省的なムードを持つ2ndフルアルバム『APORIE VIVANT』をリリース。渋谷WWWX、大阪 yogibo HOLY MOUNTAINでリリースを記念した東阪ワンマンライブを開催し、大盛況に終わる。
同年Rolling Stoneの「Future of Music」日本代表25組へ選出。2025年には新章の幕開けとなるEP『TWOTONE』をリリース。
アメリカ・SXSWを筆頭に、台湾やシンガポール、イギリスのThe Great Escapeなど海外の数々のフェスにも出演し、アジアを代表するアーティストとして注目され始めている。

オフィシャルサイト @viva0la @viva0la

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Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト @lauradayromance @lauradayromance

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FM福岡「Room "H"」

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