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2026.01.25

FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!Keishi Tanaka・österreich・えんどあ。ほか全33作品 -2026.1.24-

FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!Keishi Tanaka・österreich・えんどあ。ほか全33作品 -2026.1.24-

カルチャーの前線で活躍するキュレーター達が厳選した音楽を配信するサービス FRIENDSHIP.の新譜を紹介。 キュレーターの金子厚武とナビゲーターの奥宮みさとによるFM福岡のラジオ番組「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」から、今週オンエアした内容を掲載!FRIENDSHIP.がリリースした最新の音楽をいち早くチェックしよう!

New Release Digest Part 1


みさと:1月19日週にFRIENDSHIP.からリリースの新譜、全33作品の中からPart-1をダイジェストでご紹介しました。リリースおめでとうございます!大豊作!ありがとうございます。まずははじめまして、岩崎桃子さん。


金子:彼女は岡山出身のシンガーソングライターなんですけど、現在の拠点は福岡みたいで。一昨年には「MUSIC CITY TENJIN」20回目のアニバーサリーソング、アナの「実はね」にフィーチャリングで参加していたり、去年も福岡出身のラッパー、Skaaiのアルバムに参加していたり、福岡と縁がある方。で、曲を聴いても、岡山と福岡のハイブリッドな感じがしたんですよね。近年の福岡っぽい、シティポップ以降の感じもあるし、岡山と言うと、FRIENDSHIP.的にはさとうもかさんやkiwanoさんがいて、彼女たちにも通じるキュートな部分も持ち合わせてる。なので、本当に福岡と岡山のハイブリッドな感じがします。

みさと:あはは(笑)。強みを活かせてますね。私はSkaaiとの「Namima」が気になっていて、そのときは言葉選びに品があって、クレバーで、声にもフックがあるなと思ってたんですけど、今回「国際ロマンス詐欺」を聴いて、ギャップがすごいと思って。同じ方と思えないぐらい幅を持ってらっしゃるんだなと感じてます。

金子:「国際ロマンス詐欺」というタイトルからして面白いですよね。

みさと:今っぽいよね!続いて、HoSoVoSoさんはEPです。


金子:HoSoVoSoさんといえば、これまでずっと弾き語りのスタイルで曲を発表してきたわけですけど、今回は"僕も誰かにアレンジされたい"ということで、友人でもある、はるこうべさんがアレンジした曲を集めたEP。

みさと:いい曲!

金子:新鮮でしたよね。弾き語りのイメージがあっただけに、アレンジが加わったらどうなのかなと思ったけど、変にオーバープロデュースしないで、HoSoVoSoさんの歌・演奏を活かしたアレンジになっていて、すごく良かったですね。

みさと:本当。ギターと、たぶんギターのボディでリズムをとっているのかなというような、あとウッドベースが入ってきたり、これがアレンジ力なんだと思わされるような素晴らしさ。そのアレンジの中に、芯としてブレない軸がHoSoVoSoさんの声で、参加者のいいところが全面的に詰まった1曲でした。とっても好きです。そして、Keishi Tanakaさんは今回LOSTAGEの五味さんと一緒にやってらっしゃいます。


金子:五味岳久さんが楽曲提供をしていて、演奏もLOSTAGEなので、ほぼほぼコラボと言っていいかなと思います。Keishiさんといえば、去年Riddim Saunterの復活があったり、LOSTAGEもドキュメンタリー映画が公開されてたりして、話題の2組が今コラボするというのは、タイミング的にもぴったりだなと思いました。Keishiさん自身で言うと、1年ぶりのリリースで、去年出した『Like A Diary』というアルバムは家のスタジオで日記を書くように作った作品だったわけですけど、今回LOSTAGEと一緒にやっているというのは、日記を一旦閉じて、もう一度外に出る感じがして、流れ的にもいいなと。ソロだとソウルやファンクのイメージもあった中で、LOSTAGEと一緒にやるという面白さもあるし、目の付け所がさすがだなと思いました。いい曲でしたね。

みさと:2025年の両バンドの歩みがあってこその「居心地のいい部屋」なんだなとすごく感じられるというか。「部屋」というのは家だけではなくて、ライブハウスとか、スタジオとか、バンドでもあって、それがすごく感じられましたね。Keishiさんは2025年にライフステージが結構変わったので、その一つひとつの居場所がより愛おしくてたまらないんじゃないかなと感じられる1曲でした。

New Release Digest Part 2


みさと:お送りしたのは新譜ダイジェストPart-2でした。リリースおめでとうございます!まずははじめましてさん、RUCHKA(ルチカ)。


金子:RUCHKAは愛知県岡崎市出身、東京在住のシンガーソングライターで、上京後にベーシスト兼プロデューサーの下で作曲を学び、バンド活動を経て、約2年の活動休止を挟み、ソロとしての再始動。1年前ぐらいからチームとしてプロジェクトが動き出したそうで、さらに言うと、以前はタイにいて、そこで得た影響が編曲にも活かされているということで、タイをはじめ、今のアジアのインディシーンの空気も音に含まれていました。もともとTikTokで曲を少し出していて、すでにバイラルでかなり再生もされているということで、この始まり方、グローバル感みたいなところはRol3ertとかにも通じる部分があって、これからが楽しみなシンガーソングライターだなと思います。

みさと:プロフィールでご紹介した通り、バンド感とソロのいい塩梅、すごくハイブリッドな感じが見えてくるし、日本の懐かしいバンドが浮かぶようなサウンド感もあるんですけど、作りは結構シンプルで、ループし続けている感じがソロっぽい質感。本当に面白いアーティスト、要注目です。続いて、NOUGAT


金子:2年半ぶりぐらいの新曲です。ツインベースが特徴で、このハードコアなサウンドは個人的にもすごく好き。それこそLOSTAGEみたいなバンドの系譜に連なる、とてもかっこいいバンドだなと思います。

みさと:闇と光が混在している、このサウンドメイクはまさにという感じがしますね。そんなPart-2からどうしましょう。

金子österreichの新曲を紹介しようと思います。


みさと:今回はボーカルがcinema staffの飯田瑞規さんです。

金子:3年半ぶりの新曲「ドミノのお告げ」が12月に出て、そのときは元ハイスイノナサの鎌野愛さんがボーカルだったんですけど、今回は飯田くん。österreichにはcinema staffのベースの三島くんも参加してるので、cinema staffチームです。ちなみに、NOUGATの作品はcinema staffのギターの辻くんのレーベル、LIKE A FOOL RECORDSからのリリースだったりもします。

みさと:すごいね、今週。

金子:で、österreichの曲はやっぱり今回もかっこよくて。「ドミノのお告げ」に引き続き、österreichの曲の中では結構ロック色強め。ただ、エレピが控えめに、アクセントとして入っていて、「ドミノのお告げ」にはヴァイオリンが入ってましたけど、そういう要素が加わることで、österreichらしさが醸し出されていて、今回もかっこよかったです。

みさと:österreichの難解なアンサンブルって毎回すごく印象的なんですけど、そのはずなのにすごいしっかり歌ものというか。cinema staffの飯田くんならでは。彼の声の可能性も感じられる1曲だなと思います。

New Release Digest Part 3


みさと:お送りしたのは新譜ダイジェストPart-3でした。リリースおめでとうございます!はじめましてさん、圭菜代(かなよ)。


金子:彼女は神奈川県生まれのシンガー/ソングライター。2020年から歌と音楽に目覚め、Björk、Thom Yorke、Billie Eilishなどから影響を受け、独自に歌声を研究し、2023年より東京を中心にライブ活動を開始していると。Björkっぽさとか、わかる気がしますね。今回の曲はピアノメインで、アコースティックな雰囲気ですけど、2月にアルバムが予定されているということなので、そっちではもうちょっといろんな音像の曲が聴けるのかなと。気になります。

みさと:英語と日本語を行き来できるという強みもありますし、弾き語りな感じもいけるし、トラックを使うとか、どちらにでも成長というか、無限の可能性を秘めている方だなと思って、とても気になる存在が出てきました。続いて、阿部芙蓉美さん。


金子:タイトルが「KARAOKE」。低体温なトラックと歌声で、〈カラオケが好き〉、〈カラオケばっかしてたい〉と歌っていて。すごくシュールなようにも聴こえるし、阿部芙蓉美さん意外と本当にカラオケ好きなのかも、と思ったり。独特ですけど、めちゃいいですね。それこそさっきの圭菜代さんじゃないけど、Billie Eilishとかの雰囲気もあったりするし、海外のインディ系と聴き比べても遜色ない面白さがあるなと思いました。

みさと:"カラオケが好き"ということだけで、こんなにかっこよく洗練された曲が作れるってどういうこと?と思いつつ、言葉を選ばずに言うと、意味のないような曲でも、圧倒的な歌唱力でこんなにかっこよくなっちゃうんだなとすごく思いました。シュールなのか、本気なのか。あなたにとってどんな曲になるのか、聴いてみてください。そんなPart-3、どうしましょう。

金子えんどあ。の新曲を紹介しようと思います。


みさと:えんどあ。もよかったです。

金子:mol-74をやっていた髙橋くんの新しいバンドで、これが2曲目。髙橋くんで言うと、mol-74に加入する前からやっていたuremaというバンドの再結成が発表されていて。レーベルとしては、Oaikoに所属するそうで。

みさと:へー!噂の。

金子:なので、uremaの新曲ができたら、もしかしたらFRIENDSHIP.からリリースかな?みたいな期待もできる。

みさと:可能性ありそうね。

金子:uremaもthe cabs以降の流れに位置していたというか、YOURNESSだったり、yeti let you noticeだったり、そういった人たちと近い世代のバンドなので、その髙橋くんがこうやってえんどあ。で新曲をリリースして、同じ週にösterreichもリリースしているのは、個人的にはすごくグッとくるところでもあります。音楽的にも、今週のösterreichの新曲は飯田くんがボーカルでしたけど、前の曲は女性ボーカルだったので、えんどあ。とは共通点がある。でも、えんどあ。の場合はネット以降の感覚と、エモやハードコアのニュアンスが混ざっていて、やはりすごく「今」を感じさせるバンドだなと思いました。

みさと:まさに私も「今」を感じていて、息継ぎのみのイントロって、平原綾香さんの「Jupiter」。息継ぎからアルペジオ、タイトなドラムで楽曲に集中させる始まりだったじゃないですか。そこから集中させ続ける様々な展開になっていて、(えんどあ。の新曲は)「令和を攻略した展開」だなと感じています。

金子:「令和」と言いつつ、平原綾香さん出す(笑)?

みさと:あはは(笑)。

金子:そこはヨルシカとか出そうよ(笑)。

みさと:最も有名なのは平原さんかな。あの息継ぎにはかなわないと思ってます(笑)。

番組の後半はShimon Hoshinoがゲストで登場!



RADIO INFORMATION

FM 福岡「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」

fmgfukuoka_curatedhour_logo_ok_2204.jpg FRIENDSHIP.キュレーター達が厳選した音楽をラジオで紹介するプログラム「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」。キュレーターの金子厚武をコメンテーターに迎え、奥宮みさとと共にFRIENDSHIP.がリリースをする最新の音楽を紹介。放送時間:毎週土曜日 26:00~26:55 放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)



NEW Releases FRIENDSHIP.
FM福岡で毎週水曜日の26:00~26:55まで放送中のラジオプログラム「Curated Hour〜FRIENDSHIP. RADIO」のアフタートーク、番組の中で紹介しきれなかったタイトルを紹介。

DJの奥宮みさと、音楽ライターの金子厚武の2人でデジタル音楽ディストリビューション・プロモーション・サービスのFRIENDSHIP.から配信される新譜を中心に紹介するプログラム。



番組MC

kanekoatsutake_20210528.jpg金子厚武
1979年生まれ。埼玉県熊谷市出身。インディーズでのバンド活動、音楽出版社への勤務を経て、現在はフリーランスのライター。音楽を中心に、インタヴューやライティングを手がける。主な執筆媒体は『CINRA』『Real Sound』『ナタリー』『Rolling Stone Japan』『MUSICA』『ミュージック・マガジン』など。『ポストロック・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック)監修。デジタル配信サービス「FRIENDSHIP.」キュレーター。
@a2take / @a2take3

1697255226457.jpg奥宮みさと
ラジオパーソナリティ/ナレーター/MC/ヨガインストラクター/酵素風呂サロンオーナー。 TOKYO FM、ZIP-FM、InterFM、FM 福岡など、ラジオパーソナリティ歴12年目。 安室奈美恵さんをはじめとするお茶の間ミュージシャンからコアなインディーズミュージシャンまで無数のインタビューを経験。コロナ前は年間200件程ライブや全国のフェスに行く現場派。野外フェスのヨガプログラムなども担当。倍音と1/fゆらぎの声を持ち、耳馴染みの良いベルベットボイスが特徴。
@_M1110_ / @11misato10

LINK
FM福岡「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」 FRIENDSHIP.

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