SENSA

2025.10.30

文学やフォークが令和のインディーロックになって咲き誇る「爛漫天国」-Highlighter Vol.253-

文学やフォークが令和のインディーロックになって咲き誇る「爛漫天国」-Highlighter Vol.253-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.253は、福岡発のインディーロックバンド・爛漫天国を取り上げる。
文学やフォークロックに影響を受けたモモノマナト(Vo/G)が、弾き語りからバンドへと音楽性を発展させるタイミングだった2024年4月に結成。最新曲「月の話」では、"純愛に見せかけた、狂愛"を描くなど、一筋縄ではいかない歌詞になっており、今後の表現にも期待が高まる。


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活動を始めたきっかけ
モモノ:爛漫天国自体は、もともと僕が弾き語りで活動しておりまして、自分の曲をバンドで表現したいというときに知り合いに声をかけて始まったのがきっかけです。

影響を受けたアーティスト
モモノ:幼少期の頃ピアノを始めたのが最初に音楽に触れたきっかけですので、僕自身の根本はクラシックにあるのかなと。積極的に自分で曲を作り始めたきっかけはフォークソング、フォークロックというジャンルに触れたときですね。
具体的なアーティスト名を出しますと高田渡andymoriなどです。
メンバーもジャズが好きだったりブルースが好きだったりなど、結構ルーツはバラバラです。





注目してほしい、自分の関わった作品
モモノ:今回のシングル「月の話」につきましては、ちょっとした大人っぽさと幼さが混じり合ったなんとも言えない時期を上手く表現できたのかなと。純愛に見えるなかのちょっとした狂愛、ちょっとした危うさを感じ取ってくれればいいなと思います。
サウンド面につきましても、miyamo(G)が初めてRECに参加した作品となっておりますので、爛漫天国らしさがより引き出せた作品になっているのかなと思います。





今後挑戦してみたいこと
モモノ:大型フェス出演、全国のサーキット出演。全国ツアー、企画、ワンマンライブ、ドラマタイアップ、などなど。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
モモノ:古本、散歩。

今注目しているカルチャー
モモノ:本はよく読みます。古本屋、ブックオフなどから、小説をよく買い漁ってます。純文学も好きなのですが、情景をより綺麗にわかりやすく表現してくれる作家さんが好きでして、歌詞のルーツ的な意味合いにもなっているのかなと思います。
あとカルチャーと言っていいのかわかりませんが、散歩をするのが好きでして、それでこそ、小説の聖地を巡ったり、ちょっとだけ遠くまで景色を見に行ったりなどよくします。

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『四畳半神話大系』(森見登美彦・著)に出てくる聖地の鴨川デルタ


今読んでいる本.jpg

今読んでいる本



RELEASE INFORMATION

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爛漫天国「月の話」
2025年10月29日(水)

試聴はこちら


LIVE INFORMATION

hyakki 1st E.P. "Auftakt" Release Tour 『月に願いを籠めるツアー』大分編
2025年11月24日(月)
tops_inc 

コールスロー 2nd full album 「Dog River Gatling」リリース巡業 『あんときの犬ツアー』 福岡編
2025年11月28日(金)
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仲野茂バンド 福岡見参!
2025年12月3日(水)
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ONE STEP LIVE 2025
2025年12月6日(土)
さわやかアリーナ袋井市総合体育館

PROFILE

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爛漫天国
福岡発のインディーロックバンド。2024年4月結成。
フォークロック、ブルース、歌謡曲などに影響を受けて活動を開始。
福岡を拠点に活動中。

LINK
@ranmantengoku
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