2025.05.15
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。 Vol.236は、男女ふたり組バンドayutthayaを取り上げる。
90's/00'sロックからの影響が顕著な太田と、HR/HMやソウル好きの右田によって、独自のオルタナティブロックを生み出す。新作EP『epoch』のテーマは宇宙。全5曲のなかに広がる"ロマンと現実との対比"に注目してほしい。

みんなそれぞれキャリアのあるメンバーだったので声をかけるときはとても緊張しました。
今メンバーは右田さんとふたりですが、10年も続けられて驚きと感謝の気持ちです。
右田眞(B):美音ちゃんはayutthaya始める前から知ってて、一緒に呑んでいるタイミングで「バンド組みたい」って言ってたので「俺弾きたい」と言ったのですが、本当にお誘いが来るとは思ってなくてびっくりしてOKと即答した覚えがあります。
それからまもなく10年。いろいろと山あり谷ありですが、ふたりでも楽しく元気にやっています。
シンプルなコード進行と耳に残るリフやメロディーが好きで、歌詞も重過ぎず、ライトなようで解釈の仕方によっては深い意味があるように聴こえる言葉遊びが多かったり、韻や言葉の音を重視した曲など、作ったときは意識してなかった曲も、のちのち聴くともろ影響を受けてるじゃん!と気付くことが多々あります。
右田:ピアノやギターを幼い頃からやっていたのもあって好きな音楽がクラシック音楽だったり、ロックやメタルだったり。ベースをやり始めてからはソウル、ファンク、ジャズが好きになったりしてます。
どの音楽や楽器でもメロディックなフレーズがあったりやリフ化されたフレーズがある音楽が好きなような気がしてます。
ayutthayaの曲を作っている時にもたぶん意識している、というかそういうふうな作り方を好んでしているかもしれません。
バラバラに作った5曲のはずなのに、この並びで聴くとスッとハマって私の中にもスッと馴染んできて、実は昔からここにいたような、知っていたような、不思議な気持ちです。
右田:宇宙って分からないこと多いし、デカいし、なんか怖い部分もあるしってことをRECの時に考えていて、思いを馳せながら作りました。
細かいdetailに拘ってない訳ではないけど、今回は特に全体的な音を今までよりもっと考えて作ってます。バンドが出す音像全体に拘ったというか。
バラバラな印象な曲たちだけどミックス&マスタリングをした時は作品としてまとまったなと思ったのと同時に新しい印象も受けたので、また次作も違うところに進めそうで楽しみです。
右田:美音ちゃんと一緒ですけど海外に行きたいですね。アジア、アメリカ、ヨーロッパとあるけどどこでもいいです。どこでも行きたい。
どこでも行きたいって言ったら、日本でもayutthayaで行ったことないところにも行きたいです。
我々を知らない多くの人たちに会いに行きたいです。
高校生の頃、近所のTSUTAYAで"旧作DVDレンタル5枚で1,000円"をフル活用して、返却のたびに新しい5枚を借りては毎週少なくとも5本はいろいろな映画を観漁ってました。
その頃に観た映画も今では忘れているものも多く、観たことないと思っていた映画も観始めて少し経つと話の流れが見えてきて「あれ?これ観たことあるかも?」と気付くこともよくあります......。
今はサブスクも使いますが、スマホの通知などに邪魔されない「ひとりで映画を楽しむだけの時間」がシンプルで贅沢な大好きな時間です。
あと旧作の再上映を映画館にわざわざ観に来るほどその映画が好きな人たちが同じ空間に集まっている現象も、くすぐったくて大好きです。



右田:昔から星新一が書くショートショート小説が好きで、理由としては移動中だったり待ち時間にサクッと読めるというのはあるのですが、いちばんは彼の作る世界観をキッカケに空想にふけることが出来るからです。
また文字から得る情報で空想をする、自分の頭の中だけで具現化した形を作るというのは絶対に自分の自由なので共有・共感出来ることはないけど、誰にも邪魔をされないというのが自分にとって凄く大事なことでした。あと出掛ける時も特に準備せずに小説1冊だけ持てばいいというのも好きです。
また、表紙イラストの和田誠さんの絵も大好きです
最近あんまり読めてないけどこれをキッカケにまた読みたいです。
ライブには老若男女いろーんな人が好きに声を出して、好きに踊って、みんなパワーがあってたくさん元気をもらえます!

右田:音楽以外で常に好きなのは車と競馬とサッカーとお酒とかです。
お酒に関してはもう呑めれば幸せになっているレベルなので何にも追ってないんですが、競馬とサッカーに関してはずっと好きですね。車に関してはにわかです(笑)。
競馬の話をすると、日本に限って言えば走破タイムがドンドン早くなっているんですが、馬だけが改良されているって訳でなく、コース改良や餌や馬へのケアの改良、馬具の改良、調教技術の改良、騎手の技術の向上、牧場の環境改良と他にきっと知らない事もあると思いますが、いろいろなところで関係者が頑張っているのを見て、なんか音楽と一緒だなーと思って刺激を受けています。
また日本馬が海外のレースにも挑戦しまくっていて、俺もライブしに海外行きたい!って勝手になってます(笑)。
ちなみにいちばん好きな馬は競馬にはまるキッカケをくれたナリタブライアンという馬です。
長くなったのでサッカーや車に関してはまた話す機会あれば(笑)。

ayutthaya「epoch」
Digital Release:2025年5月14日(水)
試聴はこちら

ayutthaya「epoch」
Limited Package:2025年5月16日(金)
¥2,000(税込)
※パッケージ商品はライブ会場限定盤のため、通常流通はいたしません。

2025年5月16日(金)
大阪・心斎橋Live House Pangea
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV ¥3,800(+1drink)
(問)GREENS 06-6882-1224
https://www.greens-corp.co.jp/
2025年5月22日(木)
東京・Shibuya WWW
OPEN 18:15 / START 19:00
ADV ¥3,800(+1drink)
(問)HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077
https://www.red-hot.ne.jp/
【TICKET】
一般発売 https://eplus.jp/ayutthaya/

ayutthaya
オルタナティブロックバンドayutthaya。ライブを中心に活動。
90's/00'sロックや絵からの影響が顕著な太田とHR/HMやソウル好きの右田によって生み出される楽曲は、どこか懐かしさと新鮮さの同居したバンドサウンドを生み出している。
@ayty7
@ayutthayaband
@ayutthaya8471
@omitao
@omitao
@nenemigita
@makotomigita
FRIENDSHIP.
90's/00'sロックからの影響が顕著な太田と、HR/HMやソウル好きの右田によって、独自のオルタナティブロックを生み出す。新作EP『epoch』のテーマは宇宙。全5曲のなかに広がる"ロマンと現実との対比"に注目してほしい。

活動を始めたきっかけ
太田美音(Vo/G):高校の時からやっていたバンドが活動できなくなったので、ずっと弾き語り活動を続けていたのですが、大きい音で歌いたくなったのでメンバーを集めてayutthayaを結成しました。みんなそれぞれキャリアのあるメンバーだったので声をかけるときはとても緊張しました。
今メンバーは右田さんとふたりですが、10年も続けられて驚きと感謝の気持ちです。
右田眞(B):美音ちゃんはayutthaya始める前から知ってて、一緒に呑んでいるタイミングで「バンド組みたい」って言ってたので「俺弾きたい」と言ったのですが、本当にお誘いが来るとは思ってなくてびっくりしてOKと即答した覚えがあります。
それからまもなく10年。いろいろと山あり谷ありですが、ふたりでも楽しく元気にやっています。
影響を受けたアーティスト
太田:中学、高校の頃からよく聴いていたスーパーカーやGRAPEVINEから大きな影響を受けています。シンプルなコード進行と耳に残るリフやメロディーが好きで、歌詞も重過ぎず、ライトなようで解釈の仕方によっては深い意味があるように聴こえる言葉遊びが多かったり、韻や言葉の音を重視した曲など、作ったときは意識してなかった曲も、のちのち聴くともろ影響を受けてるじゃん!と気付くことが多々あります。
右田:ピアノやギターを幼い頃からやっていたのもあって好きな音楽がクラシック音楽だったり、ロックやメタルだったり。ベースをやり始めてからはソウル、ファンク、ジャズが好きになったりしてます。
どの音楽や楽器でもメロディックなフレーズがあったりやリフ化されたフレーズがある音楽が好きなような気がしてます。
ayutthayaの曲を作っている時にもたぶん意識している、というかそういうふうな作り方を好んでしているかもしれません。
注目してほしい、自分の関わった作品
太田:今回久しぶりのリリースとなったEP『epoch』は、「宇宙」をコンセプトにパッケージしました。人間がはじめて月に行ったとき、生中継されたブラウン管TVから流れる映像を見た地上の人間のロマンと、実際にそこに行った人間が見る綺麗だけじゃ済まない現実の対比をイメージしました。バラバラに作った5曲のはずなのに、この並びで聴くとスッとハマって私の中にもスッと馴染んできて、実は昔からここにいたような、知っていたような、不思議な気持ちです。
右田:宇宙って分からないこと多いし、デカいし、なんか怖い部分もあるしってことをRECの時に考えていて、思いを馳せながら作りました。
細かいdetailに拘ってない訳ではないけど、今回は特に全体的な音を今までよりもっと考えて作ってます。バンドが出す音像全体に拘ったというか。
バラバラな印象な曲たちだけどミックス&マスタリングをした時は作品としてまとまったなと思ったのと同時に新しい印象も受けたので、また次作も違うところに進めそうで楽しみです。
今後挑戦してみたいこと
太田:海外でライブがしてみたいです。言葉が通じなくても好きなものが同じだったり、心が通じてそれでOK!になる感覚は何度もゾクゾクします。自分たちのライブでそれが感じられたら最高です!もっと多くの人とその場を共有してみたいです。右田:美音ちゃんと一緒ですけど海外に行きたいですね。アジア、アメリカ、ヨーロッパとあるけどどこでもいいです。どこでも行きたい。
どこでも行きたいって言ったら、日本でもayutthayaで行ったことないところにも行きたいです。
我々を知らない多くの人たちに会いに行きたいです。
カルチャーについて
触れてきたカルチャー
太田:映画館に映画を観に行くのは好きで、特に過去の名作映画が単館映画館で再上映されるとよく観に行きます。高校生の頃、近所のTSUTAYAで"旧作DVDレンタル5枚で1,000円"をフル活用して、返却のたびに新しい5枚を借りては毎週少なくとも5本はいろいろな映画を観漁ってました。
その頃に観た映画も今では忘れているものも多く、観たことないと思っていた映画も観始めて少し経つと話の流れが見えてきて「あれ?これ観たことあるかも?」と気付くこともよくあります......。
今はサブスクも使いますが、スマホの通知などに邪魔されない「ひとりで映画を楽しむだけの時間」がシンプルで贅沢な大好きな時間です。
あと旧作の再上映を映画館にわざわざ観に来るほどその映画が好きな人たちが同じ空間に集まっている現象も、くすぐったくて大好きです。



右田:昔から星新一が書くショートショート小説が好きで、理由としては移動中だったり待ち時間にサクッと読めるというのはあるのですが、いちばんは彼の作る世界観をキッカケに空想にふけることが出来るからです。
また文字から得る情報で空想をする、自分の頭の中だけで具現化した形を作るというのは絶対に自分の自由なので共有・共感出来ることはないけど、誰にも邪魔をされないというのが自分にとって凄く大事なことでした。あと出掛ける時も特に準備せずに小説1冊だけ持てばいいというのも好きです。
また、表紙イラストの和田誠さんの絵も大好きです
最近あんまり読めてないけどこれをキッカケにまた読みたいです。
今注目しているカルチャー
太田:韓国を拠点に活動している日本人7人グループXGを応援してます!歌唱力、ラップ、ダンス、ビジュアル全て宇宙レベル!そして何より曲が良すぎる......!先日のコーチェラ中継は部屋でひとりワーキャー言いながら最終的には号泣してました(笑)。ライブには老若男女いろーんな人が好きに声を出して、好きに踊って、みんなパワーがあってたくさん元気をもらえます!

右田:音楽以外で常に好きなのは車と競馬とサッカーとお酒とかです。
お酒に関してはもう呑めれば幸せになっているレベルなので何にも追ってないんですが、競馬とサッカーに関してはずっと好きですね。車に関してはにわかです(笑)。
競馬の話をすると、日本に限って言えば走破タイムがドンドン早くなっているんですが、馬だけが改良されているって訳でなく、コース改良や餌や馬へのケアの改良、馬具の改良、調教技術の改良、騎手の技術の向上、牧場の環境改良と他にきっと知らない事もあると思いますが、いろいろなところで関係者が頑張っているのを見て、なんか音楽と一緒だなーと思って刺激を受けています。
また日本馬が海外のレースにも挑戦しまくっていて、俺もライブしに海外行きたい!って勝手になってます(笑)。
ちなみにいちばん好きな馬は競馬にはまるキッカケをくれたナリタブライアンという馬です。
長くなったのでサッカーや車に関してはまた話す機会あれば(笑)。
RELEASE INFORMATION

ayutthaya「epoch」
Digital Release:2025年5月14日(水)
試聴はこちら

ayutthaya「epoch」
Limited Package:2025年5月16日(金)
¥2,000(税込)
※パッケージ商品はライブ会場限定盤のため、通常流通はいたしません。
LIVE INFORMATION
ayutthaya 春いワンマンライブ2025

2025年5月16日(金)
大阪・心斎橋Live House Pangea
OPEN 18:30 / START 19:00
ADV ¥3,800(+1drink)
(問)GREENS 06-6882-1224
https://www.greens-corp.co.jp/
2025年5月22日(木)
東京・Shibuya WWW
OPEN 18:15 / START 19:00
ADV ¥3,800(+1drink)
(問)HOT STUFF PROMOTION 050-5211-6077
https://www.red-hot.ne.jp/
【TICKET】
一般発売 https://eplus.jp/ayutthaya/
PROFILE

ayutthaya
オルタナティブロックバンドayutthaya。ライブを中心に活動。
90's/00'sロックや絵からの影響が顕著な太田とHR/HMやソウル好きの右田によって生み出される楽曲は、どこか懐かしさと新鮮さの同居したバンドサウンドを生み出している。
LINK
オフィシャルサイト@ayty7
@ayutthayaband
@ayutthaya8471
@omitao
@omitao
@nenemigita
@makotomigita
FRIENDSHIP.