SENSA

2024.02.28

活動を物語に、歌を力に変えていく「ラックライフ」-Highlighter Vol.195-

活動を物語に、歌を力に変えていく「ラックライフ」-Highlighter Vol.195-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.195は、大阪・高槻市出身の4人組、ラックライフを取り上げる。
「100 万枚売りたいのではない。100万人の心に届けたい」という想いを胸に、真摯に活動を続ける彼ら。名だたるアニメの主題歌を手掛けており、海外にも名と音を届けている。


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活動を始めたきっかけ
PON(Vo/G) :高校の軽音部で絵に描いたような人気者の先輩がライブしてるのを見て、俺の高校生活はこれにしようと思って始めたのがきっかけです。"目立ちたい・モテたい・楽しそう"が始まりですね。

ikoma(G/Cho):小学校高学年頃から父のギターで遊んでいたのですが、高校1年生の時に軽音楽部に入り部室でエレキギターを触っていたところ、初対面のLOVE大石に「バンドやらへん?」と誘われました。

たく(B):高校の同級生で組んだバンドで、そのときに軽音部に所属していたのがきっかけです。

LOVE大石(Dr):テレビなどで見たバンドや、聴いてたバンドがカッコよくて、自分もそうなりたいと思ったからバンドをやり始めました。

影響を受けたアーティスト
PON:小学生の頃『ミュージックステーション』でKinKi Kidsが歌ってるのを見て、自分は歌手になろうと決めました。決めたものの恥ずかしくて誰にも言えなかったのをすごく覚えてます。



ikoma:小学3年生の時に初めて買ったCDがGLAYで、そのあとBUMP OF CHICKENのCDを買ってよく聴いていました。
中学生になった頃には友達の影響でNew Found Gloryをはじめ洋パンクを中心に聴くようになり、自宅で爆音で流していました。



たく:父の影響でサザンオールスターズをよく聴いていました。幼い頃に祖母のいる土地へ帰省する際に車でよく聴いていて、たまたま海沿いだったのですが、今でもサザンの音楽を聴くと祖母の街を思い出します。海を連想させる音楽だと幼いながらも感じていました。



LOVE大石Hi-STANDARDに影響を受けてドラムをやり始めて、ライブハウスを知り、ただ熱くなるだけでなく、ライブで何かに感動をすることを教えてもらった気がします。



注目してほしい、自分の関わった作品
PON:15周年のライブで初披露したのが新曲の「Believe」でした。これだけバンドを続けてきて、まだこういうテーマで歌えるって嬉しいなあと思いました。
願い続けることは答えに繋がってくし、何度も迷うことが自分らしさになる。続けてきたからこそ気付けたことや、歌にできることがきっとまだまだあるんやなあって。



ikoma:曲によってはVoからもらったメロディーから大枠を編曲することもあるんですが、基本的には上物、イントロを一から作ることが多いので、しいて言うなら曲を聴くか聴かないかを決めるイントロに注目してほしいです。

新曲の「Believe」に関しては制作期間がツアー中ということもあり、ファイナルで演る目標があったため、とても忙しいスケジュールのなか、よく出来たねと褒めてあげたいです(笑)。

たく:2月28日に「Believe」がリリースされます!是非とも聴いてください!



LOVE大石:もちろん全部ですが、「軌跡」という曲ですね。アニメ(『文豪ストレイドッグス』)のエンディングテーマとして制作した楽曲だったのですが、イントロが激しかったので、もしかしたらイントロをNGにされるかされるかも...とヒヤヒヤしていましたが、激しいイントロも起用していただけたのがとても嬉しかったです。

そして、新曲の「Believe」は、希望に満ち溢れた、前に進んでいく、ワクワクするような気持ちにさせてくれます。あなたのことも、僕たち自身も、聴いたら何か熱くなり、後押ししてくれるような曲になりました。ラックライフというバンドはこれだよな!って曲だと思います。

今後挑戦してみたいこと
PON:たくさん曲を作りたいと思ってます。あんまり得意ではないので(笑)。
最近になって曲作りがまた面白く感じているというか、まだやれることがたくさんあると気付いたので、勉強と経験のためにもたくさん作りたいです。

ikoma:最近は海外に行くことも多く、16周年を目前にした今でもまだまだ経験していないことがあるなぁと思っていて、まだやれてない会場、音楽制作の進め方、ギタープレイなど、経験したことのない未知なることへの探究心を持って挑戦していきたいなと思っています。

たく:変わらず一人ひとりと向き合えるように、かつ今よりもさらに広げていろんな方に聴いてもらえるように頑張ります。

LOVE大石:海外にも待ってくれている人たちがいることを知り、よりたくさんの人に生のライブを届けに、会いに行きたいなと思ってますので、海外ライブにもたくさん挑戦したいです。日本でも、ずっと掲げてる目標のために、地道にしっかりとライブをしていきたいですね。

あとは、自分が0から曲を作れるように具現化できるくらいになりたいので、ギターを勉強することです。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
PON:あんまり多くのことに触れてきたタイプではないのであれですけど、漫画はたくさん読んできた気がします。特に『SLAM DUNK』は、これを読んだことで中学高校はバスケ部やったし、今でも人生のバイブルとしてお世話になっております。



ikoma:わりと自分でも多趣味なほうかなと思っています。昔からお酒が好きなのですが、韓国で爆弾酒を飲んだときはびっくりしました(笑)。
体を動かすことも好きで、ゴルフや筋トレにハマっています。
最近は比較的ゆっくり遊べる遊びが好きです。
これはカルチャーなのか...?(笑)。



たく:料理です。
好きになったきっかけはこれまた父の影響で、土曜日の学校が休みの日に父が作るチャーハンが美味しくて、それを真似て作り始めたのがきっかけです。
こだわりとかはないですが、美味しくできると自己満足で嬉しい気持ちになります(笑)。

LOVE大石:野球ですかね。
誰かに負けたくないなど、誰かが自分よりうまいと感じると、自分ももっとやらなきゃと思わせてもらうことができたのは、間違いなく野球のおかげ。チームで一緒に喜びや悔しさを共有でき、また頑張ろうと思えることが宝物になったなと。

今注目しているカルチャー
PON:のめり込んでしまうタイプなので正直新しいものをあまり取り入れないようにしています(笑)。
アニメももともと好きなので見てみようと思ったら、2日で24話ぐらい見てしまって、日常生活に支障をきたすので泣く泣く諦めました(笑)。
なので自分が主題歌やる作品をメインで見てます(笑)。



ikoma:ちょっと釣りにも挑戦してみたいんですが、魚を触れないという最大の難関があるので諦めようと思っています...(笑)。
あとは、上述の通りいろんなお酒を飲んでみたいなぁと思っていたり、ゴルフをいろんな人と回って友達を増やしたいなぁと思っています。
お酒とゴルフで散財しているので程々に。

たく:サッカーです。
小学校に上がるときに幼馴染がやっているのを真似てやり始めてすぐにやめたのですが、大人になってからやる機会が増えました。自分でやるのも、プロの試合の観戦もしていきたいです。

LOVE大石:格闘技です。もともと中学まではやっていましたが、やはり自分との闘いであり、自分がやらなきゃすべて終わるような世界なので、というか一対一での勝負だからこそ、主役であり、勝てばその瞬間はナンバー1ですよね?日本の格闘技の盛り上がりを見ていると、自分もまたやりたくなっています。なう。

RELEASE INFORMATION

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ラックライフ「Believe」
2024年2月28日(水)

試聴はこちら


LIVE INFORMATION

ラックライフ 16th Anniversary「僕らの生まれた日」
2024年3月15日(金)
豊洲PIT
開場/開演:18:00/19:00
チケット料金:全席指定 ¥5,000(税込)※D代別途必要
●一般チケット販売中
本公演に関するお問合せ:DISKGARAGE https://info.diskgarage.com/

イベント出演
2024年3月30日(土)
"CONNECT" in Korea
韓国 Yes24 WanderLoch Hall

2024年4月7日(日)
"I ROCKS 2024 stand by LACCO TOWER"
メガネのイタガキ文化ホール伊勢崎

2024年4月29日(月・祝)
"FLOW THE PARTY 2024"
福岡 DRUM LOGOS

PROFILE

lucklife_a_1500.jpgラックライフ
高校の同級生であるPON(Vo/G)、ikoma(G/Cho)、たく(B)、LOVE大石(Dr)の4人からなる大阪・高槻出身のギターロックバンド。人と人との繋がりを大切に、ライブハウスとオーディエンスへの想いをまっすぐに歌い続け、「100 万枚売りたいのではない。100 万人の心に届けたい」をスローガンに活動。

2016年にTVアニメ『文豪ストレイドッグス』のエンディングテーマ「名前を呼ぶよ」でメジャーデビュー。以降「風が吹く街」「Lily」「僕ら」「しるし」「軌跡」と、『文豪ストレイドッグス』シリーズのエンディングテーマを歌い続けている。また、『最遊記RELOAD BLAST』の「リフレイン」、京都アニメーションのアニメ『ツルネ』シリーズの「Naru」「Hand」「°C」など数々の有名アニメの主題歌を担当しており、日本国内に留まらず東アジアにて人気を博している。

2023年には結成15周年を迎え、初のベストアルバム『LUCK LIFE』をリリース。15周年記念ツアー「LIVE」では、韓国と台湾を含む17ヶ所にてワンマンを行い、 FINAL公演のZepp DiverCity(Tokyo)は完売させ大盛況を収めた。

2024年2月28日には配信シングル「Believe」をリリース。3月15日(金)には東京・豊洲PITにて、16th Anniversaryワンマンライブ「僕らの生まれた日」の開催が決定している。

LINK
オフィシャルサイト
@lucklife_info
@lucklife_official_jp
@lucklife0315
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