SENSA

2023.09.06

類まれなる情報量と実力で

類まれなる情報量と実力で"遠距離系"の可能性を証明「放課後ホタル」-Highlighter Vol.181-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.181は遠距離系ポップスユニット・放課後ホタルを取り上げる。
「自給自足」の設楽ナギと「都会暮らし」の根菜が完全リモートで制作した2ndミニアルバム『Similar code』を、9月6日にリリースしたばかり。楽曲はもちろん、その在り方も注目すべきアーティストだ。

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活動を始めたきっかけ
設楽ナギ :「自身の作品をもっと沢山の人に聴いてほしい」という設楽ナギと「とにかく歌いたいだけ」の根菜。
「ちょっとふたりでやってみる?」から始まったユニットです。

出会いは10年前、楽器屋店員の先輩(根菜)と後輩(設楽ナギ)でした。
紆余曲折ありましたが、今では自称最強コンビです。

影響を受けたアーティスト
設楽ナギ :J-POPを聴いている頃はリスナーだったんですが、聖飢魔IIさんを見てからプレイヤーになりたいと強く思うようになりました。


注目してほしい、自分の関わった作品
設楽ナギ :今回リリースしましたEP『Similar code』です!
発芽前の根菜へあて書きした「Similar」、「最古の証明」以来の情報量でお届けする「Fistrophy」、過去や内面と向き合った「ラ ムネ」、アフター卒業ソング「再開日和」、そして一曲目と対をなすもうひとつの「Similar code」。

放課後ホタルとして企画しながらも、そのすべてが設楽から根菜個人への宛て書き集というコンセプトも一貫しており、その点も作品に深みを与えられていると感じています。
最初から最後まで、何度も聴いてください。



今後挑戦してみたいこと
設楽ナギ :放課後ホタルの楽曲をもとに、ドラマや映画の制作に携わりたいです。
「是非この曲をコンセプトに、映画を作らせてください」なんてお誘いをいただけるよう精進します。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
根菜:とにかく旅が好きで、バイクに乗って都道府県を制覇したことがあります。
旅といっても観光地を巡るような旅行ではなく、貧乏旅が好きなんです。
「ここではこれが普通なんだ!」という感覚、いわゆるカルチャーショックをうけたいんです。

今まででいちばんびっくりした&自分に馴染んだことは、ベトナムにて用を足した後、お尻を手で拭くという文化です。
当時「これめっちゃ楽やしエコやん!」と感動したのを覚えています。

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旅をとおして沢山の人と出会いました。
そのせいか、その辺の人に何の躊躇いもなく話しかけます。
最近では、カップルが写真を撮っているところを見つけたら、「撮りますよ!」と声をかけることがマイブームです。

今注目しているカルチャー
設楽ナギ :自給自足生活です。
現代社会の抱える沢山の問題と解決策にまつわる数々の矛盾に疑問を持ち、対処療法ではなく根本解決の生き方がしたいと強く思って自給自足に舵を切りました。自然とはどういう状態なのか、不自然と反自然の違いとは何なのか、そんなことを日々考えながら一反の畑と約30羽の鶏と共に生活しています。

カップルが写真を撮っているところを見つけたら「撮りますよ」と声をかけることをマイブームにしたいところですが、ここではまず人間のカップルを見ません。
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RELEASE INFORMATION

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放課後ホタル「Similar code」
2023年9月6日(水)

試聴はこちら

PROFILE

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放課後ホタル
2022年元日結成。島根在住の設楽ナギ(Prod./Vo)と横浜在住の根菜(Vo)ふたりによる 遠距離系ポップスユニット。ライブ経験はまだなし。
全曲の作詞・作曲・編曲・演奏・Prog.・歌唱(サブボーカル)の全てをこなす マルチな才能を持つ設楽ナギが放つ楽曲は、ラウドなロックをルーツに持ちつつも、音楽的なジャンルや時代を超越したポップスで、ライトな音楽ファンからコアなユーザーまでを唸らせる。 情報量多めな楽曲が多く、目まぐるしく変わる展開を得意としつつ、それでいて押し付けがましくない卓越したアレンジメントが創り上げる美しいストーリーは、聴き手にカタルシスを感じさせる。
メインボーカルを務める根菜は、柔らかく温かみのある一方、 ハイノートにも屈することのない確かな歌声で楽曲の世界観を表現し続ける。

LINK
@Houkago_Hotal
@houkago_hotaru
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