SENSA

2023.08.31

元The Cigavettesメンバー集結の山本政幸『LUCKY』リリース記念!政幸(兄)&幹宗(弟・プロデューサー)対談

元The Cigavettesメンバー集結の山本政幸『LUCKY』リリース記念!政幸(兄)&幹宗(弟・プロデューサー)対談

2013年に解散したThe Cigavettesのボーカリストとして活躍していた山本政幸が、復活作となるミニアルバム『LUCKY』を完成させた。The Cigavettesのギタリストだった、解散後はくるりや銀杏BOYZなどのサポート、さらに自身のバンドのsunsiteや好芻で活躍する、そして政幸の弟である山本幹宗が主催するレーベル・Costello Musicからのリリース。また幹宗は、プロデューサーやソングライター、ギタリストとしても今作に関わっている。加えて、制作には小田淳之介(G)、篠崎光徳(B)、戸高亮太(Dr)というThe Cigavettesだった面々が集結。バンド解散から10年を経て、このような形でリリースを果たした背景には何があったのだろうか。解き明かすべく、政幸と幹宗の兄弟対談を行った。

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ビートルズ・テイストの曲を出したら、タイ辺りで流行るんじゃないかって(笑)

─まず今回のミニアルバム『LUCKY』を制作するにあたって、きっかけというか言い出しっぺは、幹宗さんと政幸さん、どちらだったんでしょうか?


山本幹宗:僕が最近よく作品をリリースしてるFabtone RecordsのA&Rの方から、ざっくりと「政幸のソロ、どうかな?」みたいなオファーがあり。幹宗くんが仕切って、好きなようにやってほしいっていうことで。(政幸に)電話して、こういう話があるけどやるかい?って言ったら、「うん」っていうとこから始まりましたね。

─そっか、第三者の方きっかけだったんですね。


幹宗:そうなんですよ。しかも、「不思議な海」っていう曲が入ってるんですけど、ああいう、ちょっとゆっくりなテンポのビートルズ・テイストの曲を出したら、タイ辺りで流行るんじゃないかっていうようなことを言われて(笑)。最近、サブスクリプションでどこの国でも聴けるじゃないですか。

─(笑)。政幸さんは即答でOKだったんですか?


山本政幸:もちろん、もちろん。ヒマだったんで(笑)。

─(笑)。今回いただいたプロフィールにも「解散後は適当にプラプラと過ごす」というふうに書かれていたんですけど。だから久しぶりに歌をリリースすることに対して、ちょっと悩む時間もあったのかなと思ったんですが、それもなく?


政幸:はい。でも、曲作りとかはやっておくべきだったなって。さぼってたような感じになっちゃったんで。だから、久しぶりにいいきっかけになったなっていう。

─じゃあ、今回リリースすることになって、目標ができたことによって、これだけいい楽曲ができて、歌うことができたという。


政幸:そうなんです。みんなも(曲を)作ってくれるって言ったんで、俺は1曲ぐらいできればいいかな、これならできそうだ、みたいな。俺の曲だけで一枚作るってなると、まあ1年ぐらいはかかるんで(笑)。

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─幹宗さん的には、政幸さんのソロを自分も出したいし、聴きたいなって思いましたか。


幹宗:いや、そういったわけではなくて。えっと、まあ、それなりのギャランティを提示されたんで(笑)。

─そこですか(笑)。


幹宗:仕事なんでね。すごい多忙な時期ではあったんですけど、逆に忙しいときの方が無茶できるんで、やっちゃおうと思って。あと単純に、自分のアウトプットができてない部分というか。たとえばThe Cigavettesっぽいものだったりとか、そういうのは作ってなかったんで、ちょうどいいなっていうところもあり。

─幹宗さんは、サポートやご自身のバンドも含めて、今たくさんアウトプットがあるじゃないですか。そういう中で今回、言ってしまえばほぼThe Cigavettesというプロジェクトに取り組んだのは、再びこういったサウンドがやりたくなったとか、このメンバーと、政幸さんの歌でやりたくなったっていう、そういう気持ちもあったのかなと......ギャランティとはおっしゃっていましたが(笑)。


幹宗:いや、なんていうか、サービス精神といいますか。昔から知ってる人は、そうするのがいちばん喜んでくれるんじゃないかなっていうところですね。これがもともとやりたかったとかでは......もちろんできてるものは素晴らしいし、やってることは楽しいんですけど、理由というかモチベーションとしては、こうやったらみんな喜んでくれるんじゃないかっていう。と、そこそこいい額のギャランティを提示していただいたんで(笑)。

─お金も大事ですからね。でも、The Cigavettesは解散して10年じゃないですか。だから、同じメンバーがよく揃ったなって。解散したバンドで同じメンバーが揃って再び音を鳴らすって、なかなか難しいイメージがありますけど。


幹宗:でも僕ら、仲良かったので。(解散後も)季節の折に、忘年会とかはやっていて。特に仲たがいしたわけでもなく、みんな東京近辺にいますし。政幸のやつをやる前にも、ちょこちょこライブしたり。今回もわりと自然に、特に久しぶりという感じもなく。ドラムの(戸高)亮太なんて、僕んちから歩いて行けるとこに住んでるんで。

─なるほどね。でもね、誰かが楽器をやめてたりとか、レコーディングするような演奏はできない、したくないとか、そういうことを言い始める人もいなかったのはよかったですね。


政幸:それを言うと俺はあやしかったですけど(笑)。

幹宗:お前はかなりあやしかった(笑)。

政幸:カラオケとかすげえ行きましたもん。高いところが出ないとかあるかもしれないと思って、おだじゅん(小田淳之介:G)と一緒に横浜のカラオケに行きました。

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─政幸さんは、やると即答したものの、やっぱり歌に関しては不安だったんですね。


政幸:はい。でも、そんなひどくはなかったよね。

幹宗:まあ、カラオケで聴かせてくれた歌がいちばんよかったかな、BIGBANGの。

政幸: K-POPしか歌ってない。

─今回の作風とまったく違うじゃないですか(笑)。でも、今回の作品を聴かせていただいても、そんなブランクがあるとは思えない伸びやかな歌声でしたよ。


政幸:伸びやかなだけっすね(笑)。あとは、大変なことになっています。

ラッキーだなあって思ってたんじゃないですか(笑)。人生ラッキーだなあ、みたいな

─楽曲もすごく粒揃いですが、まずはどこから作っていったんですか。


幹宗:まずは、政幸にちょっと何曲作ってみてっていう発注をしつつ、僕にはレーベルからビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」みたいな曲がいいって言われていたんで。

─すごい具体的ですね。


幹宗:はい。だから、それをかなり意識して「不思議な海」を作りながら、おだじゅんとみっくん(篠崎光徳:B)にも1曲ずつ出してって言って、来たやつを僕が編曲というか。おだじゅんからは本当に簡単なコード進行だけ送られてきたので、それをもとに作っていくっていう。で、政幸の曲も聴いて、これじゃないとか、別のやつくださいとか言いながら、どんどん作っていきましたね。

─幹宗さんのプロデューサー的なジャッジが、かなり効いている作品なんですね。


幹宗:そうですね。これだったらリリースするクオリティに達するっていうのをジャッジしながら。みっくんの曲は半分ぐらいは使えるとか、おだじゅんのは5パーぐらい使えそうとか(笑)。政幸のやつは、せっかくなんでひとりでつるっと書いたものを使いたいなと、1曲採用させてもらいました。

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─「フリー・アズ・ア・バード」とか、そういうテーマがあったのは1曲だけ?


幹宗:はい。あとは、みんな自由に好きなようにやったと思います。

─それでいて、やっぱり趣向が近いからなのか、全体のトーンは統一されていますよね。


幹宗:それもあると思うんですけど、僕がちょっと軌道修正としたところもあります。なのでお兄ちゃんの作った曲だけ、ちょっと毛色が違うというか。それを(作品に)寄せていくのはちょっと大変だったっていうか、がんばりました。

─それでも、やっぱり政幸さんの曲はそのまま入れた方がいいっていうご判断だったわけですね。


幹宗:そうですね。1曲ぐらいやっぱり入れとかないと、お母さんとかも聴くんで。

政幸:(笑)。

幹宗:「なんでお兄ちゃんの曲が入ってないの」って言われたら、ちょっとまずい(笑)。

─なるほど(笑)。最初に指針としてできあがったのは「不思議な海」だったんでしょうか。


幹宗:そうですよね、政幸さん。

政幸:最初は「不思議な海」。

─取り掛かってみて、歌はどうでしたか。


政幸:いや、楽しかったですよ。ただ、音程があんまりうまくいかないときがあって。カラオケでBIGBANGとかBTSを歌ってたときはできてたんですけど(笑)。まあ、幹宗がうまくアドバイスしてくれてうまくいったっていうか。

幹宗:なんか、ずっと歌ってないから癖が抜けちゃって、朴訥というか、唱歌を歌う小学生みたいな感じになってたんで。もうちょっとロックっぽくいやらしい癖がつくように。

政幸:リアム・ギャラガーだのジョン・レノンだの、自分が好きだった音楽を思い出しながら歌いました。

─ロック・ヴォーカリストって、ただ丁寧に歌うだけじゃダメですもんね。


幹宗:そうですね。サウンドとの兼ね合いでよく聴こえるようにしましたね。

─ロック特有の匂いみたいなものを、この短期間でよく取り戻せたなっていう。


政幸:それは、言われたらすぐできます。ああ、そっかそっかってなるので。

幹宗:抜けてたっていうか、忘れてたっていう。

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─なるほどね。「不思議な海」は作曲が幹宗さん、作詞が幹宗さんと政幸さんの共作です。そして政幸さんが作詞作曲もひとりで行ったのが「LUCKY」ですが、これはリリースが決まってから作ったんですか。


政幸:そうです。慌てて作りました(笑)。「LUCKY」の前にも、1曲作ったんですけどボツになって、今回俺の曲ないかもと思って、何とかいい曲をっていうので慌てて作ったのが「LUCKY」。15分ぐらいで完成しました。

─早いですね!


政幸:僕、題名から決めるので。で、歌詞が先にできて、曲があとからついてくるみたいな。思いついたぞ、〈ラララ luckyを半分くらい〉みたいな、っていうのから15分ぐらいでした。

─口ずさめるフレーズから思いつくあたりが、ボーカリストの作曲っていう感じがしますね。なんで「LUCKY」だったんでしょうね。


政幸:ああー、ラッキーだなあって思ってたんじゃないですか(笑)。人生ラッキーだなあ、みたいな。

─そのマインドだからこそ、15分で完成したんでしょうね。


政幸:15分は盛っているかも(笑)。その後で幹宗にかけた苦労の方が遥かに多いです。

幹宗:聴くに堪えないデモが送られてきたので(笑)。自宅の部屋で考え得る最小の音量でなでるように弾いたアコースティックギターと、考え得る最小の音量でささやくような歌っていう、なんだか要領を得ないデモが送られてくるんですよ。まずそれを1曲聴ききることが非常にストレス(笑)。いつか機会があったら聴かせますよ。

─それはそれで聴いてみたいです(笑)。


幹宗:じゃあ、YouTubeにあげますね。政幸の作ったデモ、それを聴いて僕が作ったデモ、本チャンはサブスクで、みたいな。そうしたら、いかに僕が優れた仕事をしてるかっていうのがわかるはずです(笑)。

政幸:個人的に聴かせるしかできないな。ちょっとYouTubeにあげられたら恥ずかしい(笑)。

─あんまりラッキー感のないデモだったっていうか(笑)。


政幸:ご利益のない感じです(笑)。そこから、これならいけるって想像してもらえたのもありがたい。

─原石の作曲も大事なんですけど、編曲もすごく大事というか。そこは、バンドとか、作詞作曲者と編曲者が別人という、チームならではのミラクルですよね。


幹宗:同じぐらいの価値があると思います。

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錆びついていた心と体が、油をさしてみたら意外と動いた

─他の楽曲のお話もいろいろ伺っていきたいんですけれども、幹宗さんと小田さんの共作曲が「グリースガン」。さっき、小田さんは5%だけ作ったっておっしゃってましたけど(笑)。どうやって完成させていったんですか。


幹宗:すごい簡単なオケの、リフのデータが送られてきて。なんとなく気に入ったんで、ちょっとコード進行を変えて、ワンコーラスしかないのを伸ばしてメロディをつけたんで、厳密に言うと僕の曲と言えるかもしれないですね(笑)。

─そうか(笑)。


政幸:でも、おだじゅんの5%も俺の中にはすごい尊いなと思ってて。その5パーって、要は扉を選んだみたいなことじゃないですか。

幹宗:やっぱ、立ち上がるところがいちばん面倒くさい。生活してても、立ち上がれば、冷蔵庫にジュースを取り行くのもトイレに行くのもできるでんすけど、最初の「よいしょ」が億劫っていうか。って意味で言うと、非常にラクでした。

─この曲は「グリースガン」というタイトルも印象的で。作詞は幹宗と政幸さんの共作ですが、タイトルは政幸さんですか。


政幸:はい。過去イチで気に入っているタイトルです。

─これ、歌詞には「グリースガン」って出てこないじゃないですか。どういう由来があるんですか?


政幸:グリースガンって油差しのことなんですよけど、曲名にはふたつ理由があって。僕がこうやって久しぶりにやるということで、錆びついてたんですよ、心と体が。改めて走ってみようってときに、油をさしてみたら意外と動いた、みたいな。

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─なるほど!


政幸:ただ、グリースガンっていう単語を思いついたきっかけは、もっとさかのぼるんですよ。コーキングガンっていうのがあるんですけど。中身が補修用のクリームみたいなので、割れたプラスチックとかをくっつけるっていう。うちの実家が工務店やってて、親父の車とかにも積んであるんです。で、子どもの頃、親父と風呂に入っていて。僕が6歳で、親父が27、8とかのとき。言ったら、親父もまだクソガキの年ですよ。だから、子どもに自分が力持ちであることを誇示したかったんでしょうね。昔って、シャンプーのボトルが、ポンプじゃなくって指でパカッて開けるタイプで。それをうちの親父は、力があるから、手で押す圧力で蓋をパンッてあげることができるんだって言い出したんですよ。で、「すごいすごい、お父さんやって!」って言って。でも、開かないんですね。父親としては、言った手前もう戻れないじゃないですか。で、浴槽の足を開くところで、足を開く力で開けようとしたんですよ。そうしたら、キャップが開くより先に浴槽が壊れちゃったっていう。

─なんと!


政幸:お湯がジャーって流れてって、親父が悲しそうにコーキングガンを持ってきて、補修して。その話がずっと頭に残ってたんすよ。

幹宗:その話を、レコーディングの合間にしたら、スタッフの人とかカメラマンの人が大ウケしてて。レコーディング終わってタイトルを決めたよね。画竜点睛的な。

─タイトルっていうところで言うと、「カンジのスライダー」も気になります。


政幸:この曲のイメージが、(埼玉)西武ライオンズなんですよ。

─ああ、〈小手指の橋の向こう〉ですもんね。


政幸:そうそう。小手指陸橋を越えた先にあるベルーナドーム。

幹宗:昔は西武球場ね。

政幸:そう。で、郭泰源さんっていう、昔いた西武の、よくスライダーを投げるピッチャーのことをイメージして作詞をしたんですけど。で、タイトルでは、郭泰源さんを1回よそに置いておいて、幹宗を持ってきたみたいな。

幹宗:その説明、まったく意味がわからない(笑)。

政幸:まず、幹宗っていう名前がかっこいいっていう。政幸のスライダーじゃダメだし、光徳のスライダーでもダメなんですよ。幹宗ってあんまりいないじゃないですか。スライダーに切れ味が出そうだなと思って。

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─曲自体は、どんな感じで作っていったんですか。


幹宗:ベースをやってくれた篠崎光徳くんに、ティーンエイジ・ファンクラブみたいな感じの曲を作ってよって言って。彼はわりとしっかりしたデモを作ってきて、それが結構よくて。こうしたほうがいいんじゃないかっていうところと、メロディを変えたりして。あと、彼はもともとギタリストだったんですよ。でも、The Cigavettesのときに、いいベースがなかったんで、ベースになってもらったんです。なんで、今回せっかく曲を作ったんで、ギターソロを弾いてもらっています。そのギターソロの前に「ゴッツ!」って掛け声が入ってるんですけど、それは彼の中学時代のあだ名で、叫んでるのは彼本人っていう。ちょっと意味わかんないことしてやろうと思って(笑)。

─いろいろありますね、裏話。なんかバンドっぽいというか、青春感がある。


幹宗:かつてはやっぱりある程度売れなきゃいけないとか、そういうプレッシャーの中で作ってたんで。今は、売れようが売れまいが関係ないので(笑)。すごい楽しくやれましたね。

─「YELLOW」にも、最初「よいしょ」って入っていますよね。


幹宗:入っています(笑)。たとえば僕らの子どもの頃だと、レディオヘッドだとかオアシスとか、それこそティーンエイジ・ファンクラブとかもそうですけど、前後のノイズとかをカットしてないんですよね。椅子の軋む音とか、「やろうか」みたいな喋り声とかが入ってて。日本の音楽って、わりとそういうのってカットされちゃうじゃないですか。だから今回それを、わざと残しといてみようかなと思って、その中でいちばんウケたのがこの「よいしょ」だった(笑)。

─楽曲そのものは、どうできあがっていったんでしょうか。


幹宗:ちょっと暗い、ロックっぽいものをやりたいなと思って。(作品全体に)足りないものを補うというか。こんなのがあったらいいんじゃないかって。これは僕がひとりで作ったんですけど。

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─紙資料には政幸さんが「次回作にも乞うご期待!」と書いていますが、何か見えてるものってあったりします?


政幸:あまり深く考えてないですけど、俺が考えているのは、もう1個しかない。「LUCKY」ぐらいの曲が書けないと、ボツになるんで。次、またそういうふうに曲作れるのかなあっていう不安でいっぱいですね。

幹宗:よく言うよ!今もう、次のやつ作ってますからね。

─そうなんですか?


幹宗:今は、僕が編曲していて、歌詞を政幸が書いてて。政幸の(作曲の)ノルマはクリアしてるんで。

─じゃあ、順調なんですね。


政幸:次のハードルは越えてますね。だから、その次の話。

幹宗:次回作については、年内にはレコーディングを済ませて、春先からリリースできるぐらいのことができたらいいなと思っています。

取材・文:高橋美穂
撮影:中村里緒

RELEASE INFORMATION

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山本政幸「LUCKY」
2023年8月16日(水)
Format:Digital
Label:Costello Music

Track:
1.不思議な海
2.グリースガン
3.YELLOW
4.カンジのスライダー
5.LUCKY
6.不思議な海(Tanigawa Mix)

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