SENSA

2023.03.14

「バンド」としての表現の強さを再確認させる、結成20年目の新たな地平──APOGEE『Sea Gazer』インタビュー

「バンド」としての表現の強さを再確認させる、結成20年目の新たな地平──APOGEE『Sea Gazer』インタビュー

APOGEEが5年ぶりのニューアルバム『Sea Gazer』を完成させた。2019年3月のライブでオリジナルメンバーである内垣洋祐が脱退したものの、トルネード竜巻のサポートなどで知られる御供信弘をサポートに迎え、ファースト『Fantastic』とセカンド『Touch in Light』と同じエンジニア陣とともに制作されたアルバムは非常にフレッシュ。スタジオでのセッションを中心に曲作りを行い、ベーシックはほぼ一発録りと、現代における「バンド」としての表現の強さを再確認させるものであると同時に、折り重ねられるシンセサイザーは2010年代以降のアンビエントな雰囲気をまとったもので、サウンドメイクの熟成も同時に感じられる。結成20年目にして、また新たな地平に立った3人に話を聞いた。

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「コロナだから遠隔で、DTMベースで仕上げよう」とはならなかった

―2019年3月の渋谷クラブクアトロでのライブでベースの内垣さんが脱退して、2020年からはコロナ禍が始まってしまったわけですが、新体制でアルバムに向けて本格的に始動したのはいつごろからだったのでしょうか?


間野航(Dr):その2019年のライブに御供さんが来てくれてて、すでに「スタジオ入りましょう」っていう話をしてたんです。なので、ライブが終わってわりとすぐに「じゃあ、どの曲やる?」っていうメールのやり取りがあって、スタジオに入ってはいて。

永野亮(Vo/G):それで「TiDE」とかを作り始めたんだよね。次のアルバムのテーマというか、「こんなことをやりたい」っていうのは、クアトロの前からおっしー(大城)が言ってたんです。当時はバンドとしていいムードができてたので、うっちー(内垣)がいなくなるのはもちろん残念だけど、そのときの感じをキープしたい、途切れさせたくないっていうのがあって。なので、すぐに新曲を作り始めたんですけど、少ししてコロナ禍になっちゃって。

―大城さんが考えていたのはどんな方向性だったのでしょうか?


大城嘉彦(Syn):リフを中心とした曲を作りたいと思ったんです。うちのバンドは一人ひとりの楽器がリフを積み重ねて作るっていうのがひとつの特徴で、特に初期はそういう感じだったんですよね。そこから年齢を重ねて、リハとかライブもすごくいい感じだったし、脂が乗った状態でもう一度あの頃の作り方をやってみたらどうなるのかなって、ぼんやり思い始めて。

永野:御供さんがサポートをしてくれることが決まって、その安心感も大きかったよね。御供さんとはトルネード竜巻で昔からよく一緒にやっていて、同じ空気を吸ってきてるから、話が通じやすい。なので、結構ジャムセッションにも付き合ってもらったし、メンバーとほぼ変わらない感じで向き合ってもらいました。

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―2020年以降の活動はどんな状態だったのでしょうか?


間野:一年間はほぼ止まってたよね。2019年のライブが終わって、新曲3曲くらいに手を付けてたけど、緊急事態宣言が出て、そこから一年くらいはパタッと活動が止まって。で、また2021年の3月くらいに動き始めたっていう。

永野:おっしーとデータのやり取りはしてたけど、ちょこちょこネタをいじってたくらい。

大城:今回のアルバムはDTMベースじゃなくて、スタジオベースで作りたいっていうのもあって。

永野:だから、スタジオに入れないならあんまりやってもねって。

大城:初期はDTMベースじゃなくて、スタジオでみんなで楽器を弾きながら、「ああでもない、こうでもない」ってやっていて。それをもう一回やりたかったから、「コロナだから遠隔で、DTMベースで仕上げよう」とはならなかったんです。

―永野さんは能登にプライベートスタジオを作り、現在はそこを拠点に活動していて、アルバム曲の大半のデモもそこで作られそうですが、いつ能登に移られたのでしょうか?


永野:2021年6月ですね。実は5年くらい前に決めていたことだったんですけど、それこそコロナのこともあって、時間がかかってしまったんです。

―同じ年に永野さんが作曲と編曲で関わられたAwesome City Clubの「勿忘」が大ヒットして、日本レコード大賞で優秀作品賞を受賞しましたが、間野さんと大城さんはそれをどう感じていましたか?


間野:いやもう素直に「すげえなあ」って。やっぱり曲を聴いたときも、アレンジがすごいなと思ったんですよね。それについてきた結果に関しては、一友人として、「すごいことやったな」っていう。

大城:こう言うとオーサムには失礼かもしれないけど、曲を聴いて、「APOGEEっぽいな」と思いました(笑)。コパチ(永野)の手癖とか知ってるから、ギターの感じとか、「いつも弾いてるやつだな」って。

永野:atagiくんがAPOGEEのことをずっと聴いてくれてたから、そこを我慢する必要がないというか、むしろやればやるほど喜んでくれて。

間野:たしかに、ドラムパターンも「こういうのやりそう」とは思った。「ここでちょっと外し入れるよね」っていう感じとか、よくわかるなって。

永野:僕の手癖は航のドラムから来てるものもたくさんあるというか、航のドラムをずっと聴いてきたから、自分の手癖なのか航の手癖なのか、もはやわからないですけどね(笑)。

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昔はお餅をマカロンにしようとしてたんです

―途中の話にもあったように、新作の方向性を決定づけたのが「TiDE」だったわけですか?


永野:「TiDE」はかなり時間をかけて作りました。おっしーの「こういう方向性を試したい」っていう第一弾だったし、御供さんが入って初めてセッションをした曲だったので。僕もあえてDAWでアレンジを詰めずに、まとまってない状態で持っていって、スタジオで作っていって。みんなで探りながら作るのがひさしぶりで、「これ仕上がるのかな?」って思いながらやる感じも逆に新鮮でした。

―エンジニアさんも初期の作品と同じ方なんですよね。


永野:ミックスが細井智史さん、録りは馬場毅くんで、ふたりともうっちーの最後のライブに来てくれてて。なので、あの日にアルバムの方向性が大体決まってて、それを4年間かけてやったって感じですね(笑)。

―内垣さんとの別れの日でもあったけど、旧友たちとの再会の日でもあったと。


永野:そうですね。うっちーは「自分が辞めた後にこのバンドを客席から観たい」ってずっと言ってたので、「これはやめるわけにはいかないな」っていうのもあって。なので、自分が抜けてスタックしてしまうんじゃなくて、僕たちがすぐ次に向かって動き出していたのは、彼にとってもポジティブだったんじゃないかなって。

―今回はレコーディングもほぼ一発録りだったそうで、Mac一台あればひとりでも音楽が作れて、バンドの意義が問われる時代にあって、かなりアナログな手法を選んだと言うこともできるかと思います。あらためて、その意味や意義をどのように感じていますか?


大城:今回こういうことをやった理由は大きくふたつあって。ひとつは、良い意味で効率の悪いことがやりたかったということ。もうひとつは、個人の世界で終わらないっていうこと。DTMだとつい自分だけのノリや手癖で弾いちゃうけど、メンバーが同じ空間にいるからこそ出てくるフレーズやアイデアがあって、そこがこの時代にあえてバンドでやる意味だと思うんです。化学反応というか、エラーというか、それが生まれるかどうかっていうのは、DTMだけやってる人と、バンドもやる人との違いかなって。

間野:僕はそもそもバンドしか知らないっていうのもあるんですけど、今ってバンドの音源の音がすごくよくなってると思っていて。バンドの体はとってるけど、打ち込みと生演奏の境界が曖昧で、もはやそこの区別はあんまりないと思う。でも僕はロックって「摩擦」で、「ざらつき」みたいな質感が大事だと思っていて。音が良すぎると逆にサラッとしちゃって、僕からするとちょっと寂しいんですよね。もちろん、DTMベースでも僕が好きな摩擦を作り出してるアーティストはいっぱいいると思うけど、今回はバンドだからこその良さがすごく出せたんじゃないかと思います。

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永野:ふたりが言ったことに付け加えるとしたら、大事なのは「自分が演奏することを考えるかどうか」だと思うんですよね。作家として曲を作るときと、バンドで曲を作るときの何が違うかって、自分がステージに立って歌って演奏することを考えるか考えないかなんです。トラックをマニピュレーターが流して、そこでパフォーマンスをするのと、楽器の演奏含めて一から立ち上げるのは、良し悪しの問題ではなく全然違うもので。僕がバンドで作るときは「アレンジとして正しいか」よりも「演奏したときに気持ちいいか」が重要で、まず「これが弾きたい」っていう思いがある。どれだけ技術的にいろんなことを覚えても、それが自分のベースというか、ホームだなって今回改めて思いました。

―だからこそ、スタジオでのセッションで曲作りをしたし、一発録りでレコーディングをしたと。


永野:今回の元ネタはほとんどギターで作ってるんです。『OUT OF BLUE』(2014年リリース)や『Higher Deeper』(2018年リリース)は一旦ギターを置いて、ほとんどシンセで作ったんですけど、今回おっしーからの提案もあって、そろそろギターをもう一回見つめ直そうかなって。まずアコギで弾いて、「アレンジはわからないけど、このネタどう?」って聞いて、みんなで「これ拍子どうなってるの?」みたいなことを話しながら作っていって。

―まさにバンドらしい作り方ですね。


永野:セッションで見れば、「こう拍をとってるのね」ってわかるけど、弾き語りだとどこを一として始めるかの捉え方が違って、それも面白かったりして。そういう中で、おっしーがいいシンセのフレーズを乗っけたり、航がリズムを変えたら、曲の雰囲気が急にパッと変わったりして、そういうのがホントに楽しい。それってDAWで、ひとりで作るときには味わえない感覚ですよね。

―いわゆる「バンドマジック」ですよね。初期のAPOGEEにもそれがあったと思うし。


永野:とはいえ、マジックの裏側にはつらい側面もあるというか、結果、実らなかった曲がたくさんあったりもしたんです。「8か月かけていっぱいバージョンができたけど、結局仕上がらなかった」みたいな曲が初期にはたくさんあったんですよ。

大城:屍の山がね(笑)。

永野:摩擦があり過ぎたんでしょうね(笑)。でもそれからいろいろ経験してきて、今回は「これ以上行ったら死んでしまう」とか「あえて一回引き返せないところまで行ってみよう」とか、そういう綱引きをみんなで上手くやれて。変に苦しむことがなかったのは、前と違う部分だと思います。

間野:深入りはしなくなったよね。

永野:そうだね。前はひとつのネタに対して求めすぎてた。でも今回は「この子はこの子でいいじゃない」って。

大城:昔はお餅をマカロンにしようとしてたんですよ。

―あはははははは(笑)。


大城:でもそうじゃなくて、お餅はお餅でいいし、マカロンはマカロンでいいよねって。

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「オルタナである」ということも大きなテーマだった

―「TiDE」のようなギターリフ主体の曲もあれば、「Midori」はシンセ主体で、フィジカル的な魅力とはまた別の側面を見せていますよね。


永野:「Midori」はコロナ禍に作っていたので、この曲に関してはDAW上での摩擦を目指す感じでした。おっしーとやり取りをする中で、「シンセのアルペジエイターで押していこう」っていう方向性がだんだん見えて行って。

大城:アコギとシンセは相性いいよねっていうのを改めて思って。アコギのカッティングとシンベのアルペジオの組み合わせが陶酔感あるなって。Bibioのアコギとシンセの混ぜ方はすごいと思ってて、それは結構参考にしたかも。

永野:ひとりで摩擦を生んでるすごい人だよね。

―アルバム制作中にそういったリファレンスは、他にもありましたか?


永野:今回「オルタナである」ということもひとつ大きなテーマだったと思うんです。

大城:90年代のジャンル的な「オルタナ」じゃなくて、「今のメインストリームとは違う」っていう意味の。

永野:MGMT、Dirty Projectors、Tame Impalaとか、あのへんの人たちの質感というか。摩擦はあるんだけど、うるさくはなくて、もっと優しい感じは意識してました。チルとしても聴けるし、でもワサワサはしてる。そういうのはうちと相性いいなって。あとThe Internetも前から好きで、「竜の背」とかはその感じ。Solangeとか、オルタナなR&Bの人たちの感じをAPOGEEっぽくやったらどうなるかっていうのもありました。

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―間野さんはいかがですか?


間野:今名前が出たバンドは僕も好きで聴いてたんですけど、個人的にはこのタイミングでレッチリの新譜を聴いたことも大きかったですね。最近はちょっとご無沙汰してたんですけど、去年新譜をサブスクで聴いたら、全然変わってなくて、でもそれがすごいよくて。APOGEEのデビュー前、それこそガンガンスタジオに入ってた頃に、アレンジの勉強でレッチリを真面目にコピーしたりもしてたので、そのころのスピリットを刺激されたりもして。コロナ禍でいろいろ思うこともあったけど、今回バンド的な作り方になって、レッチリの新作を聴いて、そのタイミングでAPOGEEのひさしぶりのライブもあって、ドラムに対するモチベーションをもう一度高めることができたんです。

―大城さんはどうでしょう?


大城:途中の話に戻るんですけど、僕は効率の悪そうな音楽をたくさん聴いてました(笑)。DTMでそれらしく作られた音楽にはあんまり価値を見出せなくなってて。バンドも歌も当然のように生演奏だった昔の歌番組とか、「これ一回で何百万円かけてるんだろう?」みたいな、ここ数年はそういう手間暇をかけた贅沢な作り方をした作品に多く触れて、栄養分として吸収してましたね。

永野:機材をいっぱい持ってスタジオに集まって、一つひとつ組んで、僕は能登からのこのこやってきて、「みんな体調大丈夫?」なんて言いながらやるって、コスパで言えば最悪なんですよ。でも、それが面白くて。こんなプラグインは他に売ってないですからね。

―大城さん作曲の「JP」もやはりシンセが印象的ですが、この曲はどんなイメージから作られているのでしょうか?


大城:「Let It Snow」とかもそうですけど、「いつまでこれ弾くねん」みたいな、ずっと弾き続けて癖になるようなシンセのリフを探すところから作りました。この曲は歌詞が日本語の回文なので、「Japanese Palindrome」で「JP」なんですけど、ダウンタウンの松ちゃんのモノマネをするJPが出てきて、被っちゃったなって(笑)。

―芸人さんで言えば、みなさんのサークルの先輩であるこがけんさんのブレイクもこの5年のトピックのひとつですよね(笑)。


永野:サークルでもずっと歌ってたので、やってることは全く変わってないんです(笑)。

大城:それがうれしいですね。

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まだまだこのバンドでやりたい音楽がたくさんある

―『Sea Gazer』というタイトルは、永野さんがプライベートスタジオから見える海を眺めながら多くのデモを作ったことが背景にあるそうですね。


永野:『Higher Deeper』のときは「やるんだ!」っていうエネルギッシュな感じだったんですけど、今のバンドの空気はどんな感じだろうと考えたときに、「シューゲイザー」というほど内向きじゃないし、かといって「スターゲイザー」というほど上を見上げてるわけでもなく、もっと真っすぐだと思ったんですよね。そんなことを考えながら海を眺めていたときに『Sea Gazer』という言葉が浮かんで、ちょっと傍観してるような感じがありつつ、でも熱量をもってそこを見ているような感じもして、いいんじゃないかなって。

―イメージとしては、凪の感じかなって。


永野:そうですね。僕が眺めている海は内海なので、基本荒れることはないんです。外海のザバーン!って感じじゃない。もうちょっと静かな、湖面のようなイメージですね。

―歌詞では1曲目の「遠雷」と9曲目の「Colorless」がアルバムのムードを象徴している気がして。「遠雷」は大城さんと永野さんの共作、「Colorless」は大城さんの作詞ですね。


永野:おっしーから「Colorless」の歌詞をもらって、そのときまだタイトルはなかったんですけど、〈色のない世界〉って、ネガでもポジでもない印象を受けたんです。もっと純粋な、ピュアな状態で、「これからどうしよう」みたいな感じ。「遠雷」はもう少しエモーショナルだけど、「Colorless」はもうちょっとイノセントというか。なので、「無味乾燥」ということではなく、「フラットでピュアな状態」という意味で、「Colorless」というタイトルを提案しました。「遠雷」と「Colorless」はアンサーソングとまで言わないまでも、そういう雰囲気を感じたので、グルッと回って続けて聴ける形にしたいなっていうのもありました。

大城:ちょっと前に子供が生まれて、子供が今どういう視界なんだろうと調べたら、最初は色がないらしいんですよね。そのことをきっかけに書いた歌詞で、「これからどんな色にでもなれる」みたいなイメージもあるし、3人になったAPOGEEをそこに重ねてもいます。

永野:アルバムのジャケットも結果そういうことなのかなって。最初からガチッとコンセプトがあったわけではないんですけど。

―間野さんは今回の歌詞をどう感じていますか?


間野:「遠雷」は曲自体大好きなんですけど、色もない、風もないところから、舟をこぎ出していく感じが、さっきの「Colorless」の話と同じように、ネガでもポジでもない、すごくいい温度感でグッときました。あとは、「TiDE」でも〈海を渡ろう〉と言ってるし、「Saihate」でも〈行こうよ 最果て〉と言ってて、どこかへ行きたいんだろうなって(笑)。

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―「遠雷」の最後でも〈to the other side〉と歌われていて、音楽の力で「ここではないどこか」を目指す感じは、非常にAPOGEEらしいなと。


大城:「遠雷」の最後は『シング・ストリート 未来へのうた』の気分になりたいと思って。最後に主人公とヒロインのふたりが大雨の中、「お前らマジか?」っていう感じの小さなボートで海を渡ろうとして、どう考えてもいい未来にはならなそうというか、不安なはずなのに、でもふたりは笑顔で、勇気づけられるっていうか。あの感じがすごく素敵だなと思ったんですよね。

―メンバーの脱退やコロナ禍の影響もありながら、またもう一度ボートをこぎ出したバンドの姿とも重なりますよね。このアルバムを聴いて、APOGEEのここから先の未来がまた楽しみになりました。


永野:個人的には、まだまだこのバンドでやりたい音楽がたくさんあって、このアルバムを作ったことによって、その気持ちがより強くなりました。コロナ禍なんていう全く予想もしてなかったことを目の当たりにして、こういうことをやれるのは当たり前じゃなくて、すごく貴重なことだとも感じたし、逆に言えば、いつまでちゃんと続けられるのかはわからないから、やれるときに精一杯やりたいなって。そういう気持ちで去年もたくさんリリースをしたし、今まではちょっとやったらなんだかんだでまたブランクが空くことが多かったですけど、マイペースの範囲とはいえ、これからは積極的に活動していきたい。このアルバムを作ったことによって、その気持ちもより強くなりました。

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取材・文:金子厚武
撮影:山川哲矢

RELEASE INFORMATION

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APOGEE「Sea Gazer」
2023年3月1日(水)
Format:Digital
Label:LITTLE8 RECORDS

Track:
1.遠雷
2.TiDE
3.Midori
4.Lull
5.竜の背
6.Saihate
7.JP
8.Sink/Rise
9.Colorless

試聴はこちら

APOGEE「Sea Gazer」
2023年3月1日(水)
Format:CD(APOGEE公式ECサイト限定販売)
Label:LITTLE8 RECORDS
Price:¥6,500円(tax in)

DISC1
「Sea Gazer」
Track:
1.遠雷
2.TiDE
3.Midori
4.Lull
5.竜の背
6.Saihate
7.JP
8.Sink/Rise
9.Colorless

DISC2
「APOGEEワンマンライブ2022@Shibuya WWW X Live DVD(全曲&MCノーカット版)」
Track:
1.Sink/Rise
2.In Between
3.Route Another
4.Spacy Blues
5.Sleepless
6.TiDE
7.DEAD HEAT
8.Echoes
9.Who's your Enemy?
10.ゴースト・ソング
11.Star Honey
12.Into You
13.Coral
14.Future/Past
15.landscape
16.Losing you
17.Tell Me Why
18.アヒル
19.夜間飛行
20.遠雷
21.スプリング・ストレンジャー(弾き語りver.)
22.五億回の瞬き
23.Let It Snow


LIVE INFORMATION

APOGEE ワンマンライブ2023
2023年4月21日(金)
Shibuya WWW X
開場 18:00/開演19:00
全自由¥5,500(税込)※ドリンク代別途


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オフィシャルサイト

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