SENSA

2023.01.27

路上ライブで培ったグルーヴと、たまらない郷愁が醸し出すソウル「ラッキーセベン」-Highlighter Vol.160-

路上ライブで培ったグルーヴと、たまらない郷愁が醸し出すソウル「ラッキーセベン」-Highlighter Vol.160-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。 Vol.160は、6人組の"ソウルブラザーズバンド"ラッキーセベンを取り上げる。
1月25日にリリースされた初となるEP『Welcome to our 1st EP』は、拠点である大阪の梅田やなんばなどで路上ライブを重ねてきたグルーヴと、リスナーの"あの頃"に寄り添う歌詞が溶け合った、ソウルフルな一枚だ。


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活動を始めたきっかけ
DaPlanet(Vo):ゆうしゅん(Dr)がシュウタネギ(Cho/AG)とふたりでスタジオに入ったことをきっかけに、ゆうしゅんがfunkやjazzなどのsessionで出会ったミュージシャンをメンバーとして招集し、1度目のスタジオでバンドを組むことを決めました。

影響を受けたアーティスト
DaPlanet:主にsoul、funk、R&B、neosoulなどのblack music全般ですね。
アーティストでいうと、Alicia KeysAretha FranklinBruno MarsD'AngeloStevie WonderMarvin Gayeなどです。
特に色濃く残っているのは、僕がまだ幼稚園ぐらいの時に、父が家でAlicia Keysの『Unplugged』というライブアルバムを家で聴いていて、幼いながらに衝撃を受けたことを今でも覚えています。



後は高校生の頃にBruno MarsのSuper Bowlのライブパフォーマンスを見た時に、彼の音楽性とエンタメとしての完成度が圧巻で虜になりました。2018年と2022年の来日公演、どちらも見に行きましたが、初めてだった2018年の時は、感動のあまり涙が出たことを覚えてます。

いちばん聴いたアルバムは、D'Angeloの『Voodoo』だと思います。各sectionの混ざり方とvocalの立ち位置がすごく面白くて、楽器のようなポジションにいて、それでいて楽曲としての完成度が凄いぐらい高いので、名盤だなと思います。マジで首振れるのでおススメです。



注目してほしい、自分の関わった作品
DaPlanet:1st EPにも関わらず、想像以上に良い作品ができ、メンバー全員凄く満足しています。今作『Welcome to our 1st EP』は、かなりラッキーセベンらしさが詰まったEPになっていて、ラッキーセベンが提示したい音楽がしっかりと表れていると思います。
僕たちの音楽に懐かしさを感じる人、親しみを感じる人、新鮮さを感じる人、初めて聴く音楽だと感じる人、どれもたくさんいると思うので、楽しめるかなと思います。
ちなみに、個人的には「ITSUKA」と「YADA」が好きです。



今後挑戦してみたいこと
DaPlanet:たくさんありますが、NPR「Tiny Desk」に出ることと、フジロックに出ることです。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
DaPlanet:圧倒的に古着です。大阪のアメ村にある「CHAPPIE」というお店で、僕は客ですがopenからcloseまでいた事があったり、凄く仲良くさせてもらってるんですけど、そのお店がガッツリとした古着への入り口になり、いろいろと買い漁ってました。
ピークは300着ぐらいありましたし、かなり尖ってたというか奇抜だった頃もありました(笑)。

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古着には歴史があったり、古着だからこその良さであったり、古着屋だからこそ置いてある海外で買い付けしてきた多種多様で2度と出会わないであろう服などがあったりと、新品や既製品には創り出せないspecialな部分や浪漫が詰まってるからこそ好きです。

今注目しているカルチャー
DaPlanet:今注目しているカルチャーは音楽以外じゃないぐらいなんですが、続けて服のことだと、ファッションというか服装というか、どんな服を着るかというのは、いちばん外側で相手に視覚的に伝わる自己紹介だと僕は思っているので、多少なりとも人間性が表れるのもおもしろいと思います。
僕はこんなカルチャーが好きだ、私はこんなカルチャーが好き、というように、その人のバックグラウンドが垣間見えたりと、想像以上の情報量が詰まってたりもするので、服って面白いなあと思います。

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いろんな服を着てみたり、服から感じる"なにか"を友人たちと話してみたり、何度かモデル等撮影してもらったことがあったりと、いろいろファッションと身近に生活してた時期があったからこそ感じたことだと思います。

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RELEASE INFORMATION

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ラッキーセベン『Welcome to our 1st EP』
2023年1月25日(水)
試聴はこちら

LIVE INFORMATION

1st EP release tour「Welcome to our release tour」
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2023年2月25日(土)
下北沢basement bar
OPEN/START 11:30/12:00

2023年2月27日(月)
名古屋 K•D Japon
OPEN/START 18:30/19:00

2023年3月3日(金)
大阪 火影
OPEN/START 18:30/19:00

チケット:¥3,000+1D

PROFILE

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ラッキーセベン
男6人が心で奏でるソウルブラザーズバンド。2022年5月大阪で、DaPlanet(Vo)、シュウタネギ(Cho/AG)、迫田雄人(G)、fonifai康平(Sax)、原篤生(Ba)、ゆうしゅん(Dr)の6人が出会い活動開始。
梅田やなんばの路上でライブを繰り返し、徐々に噂が広がり始める。路上ライブを見たお客さんやSNSでライブ映像を見たイベンターから様々なイベントに誘われ、2022年10月ライブハウスでのライブを開始。そして2023年1月、待望の 1st EP『Welcome to our 1st EP』をリリース。

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