2022.11.16
一方、制作が長期に渡った主な原因は歌詞だったそうで、蔡は一年間丸々作詞ができない時期もあったそうだが、本作では日本語・英語・韓国語を一曲の中に混ぜるという作風を徐々に確立。美辞麗句にまみれた"愛"を疑ったアンチラブソング「Not LOVE」は、現時点における到達点と言うべき名曲だ。そして、アルバム全体を通じて、パンデミックと並行して改めて浮かび上がってきた、BLMやアジアンヘイトをはじめとする人種の問題、LGBTQの問題とも向き合いながら、市井の人々がそれぞれの環境で背負う枠組みを超越し、それぞれのあり方で光る社会をSF的な世界観で表現しているのが何ともbonobosらしい。
『.jp』という傑作を解き明かすべく、SENSAではメンバー全員によるロングインタビューを実施。前編・後編を合わせて優に1万字を超えるボリュームでお届けする。
最初からパッケージがイメージできちゃうとつまらない
―ここからは曲ごとにお伺いできればと思います。まず冒頭3曲が強烈で、1曲目の「永久彗星短歌水」は生演奏のパートと打ち込みのパートがシームレスに繋がっているのが特徴ですが、はじめからこういった構成をイメージしていたのでしょうか?
蔡忠浩(Vo/Gt):デモをさかのぼればどのタイミングでトラップが入ったかわかると思うんですけど......。
小池龍平(Gt):あそこも基本生で打ってるよね?
蔡:裏に生ドラムが一応入ってる。
小池:だから、最初から原型はできてて、俺としてはラップが意外だった。
蔡:半ラップみたいなヴァースはやりたくて、なおかつファンキーなノリというか、この5人でやればかっこいい演奏になるから、あとはトラップとのつなぎ目をどうするか考えて......でもそこに歌を乗せるのが大変で、メロディー4~5回変わってると思います。MIDIのデモから生に変わった時点で、ムードが全然変わるので、もともとのメロディーだと太刀打ちできないなって、録ってる段階でわかっちゃうんで......困ったなって(笑)。
―そこから半分歌、半分ラップのようになっていったわけですよね。
蔡:大体歌詞を書くときは、いろんなワードとかタイトルとかをとっかかりにイメージを引き寄せて、最初は静止画だったのが、だんだん映像になっていくんですけど、頭の中の映像が動き出したころに、この曲は「民衆の歌」だなと思ったんですよね。対比というか、地上で起こる抗議運動と、それを尻目に逃げていく宇宙船みたいなイメージ。この歌詞を書き終わって、「よっしゃ!」と思って、Netflixを見てたら『Don't Look Up』を見つけて、ラストシーンがこの曲にドンズバで。すごいタイミングだなって、面白かったですね。
―タイトルからしてインパクトがすごいですよね、「永久彗星短歌水」。
蔡:そうですよね。俺も「何だこりゃ」と思ってました。
―でも、非常にbonobosらしいし、蔡さんらしいとも思いました。
蔡:最初からパッケージがイメージできちゃうとつまらないと思ってて、何を作るにしても最初はワッとラフを書きまくって、他の人から見たらなんのこっちゃわからないものがだんだんソフィスティケイトされて、最終的にいろんな人が手に取りやすいものになると思うんですけど、歌詞もそういうものでいいと思っていて。出来上がりが極端なものであっても全然かまわないというか、ポップミュージックはそれでいい気がするんです。語感とリズムと何となくのイメージがあれば、歌ってそんなもんだとも思うので。
―この曲はフロウめちゃめちゃ気持ちいいですもんね。3曲目の「YES(Album Mix)」に関しては、先行で配信されていた「YES(vanguard mix)」が4分半だったのに対して、倍以上の9分越えだったことにまず驚きました。
蔡:もともとこの長さだったんですよ。でも配信リリースするにあたって、「ラジオエディットが欲しい」って言われて、さすがに10分近い曲はラジオでかかんないだろうから、いろいろカットしてみたら、結構いい感じになって、「配信はこれでいいんじゃないか」って。だから、もともとがこの長さで......まわりくどいったらありゃしないアレンジなんですけど。「KEDAMONO」とかもそうですけど、基本バンドの演奏でループしてるところをずっと聴いていたいし、みんなにも聴いてもらいたいんです。
―まさに、ミニマルなループの気持ちよさも大きな魅力だと思います。
蔡:「Super Adieu」は半分遊びで2~3年前にオケを作ってて。もともとJazzanovaとか好きで、ハウスの一定な感じは好きなんですけど、バンドで4つ打ちをやるのはなんか違うというか、何度か試そうとはしたんですけど、一回も上手く行かなくて、とにかくつまらないものにしかならなくて。なので、そうじゃないループミュージックにしてるんだけど、BPM自体はハウスやテクノとそんなに遠くないと思います。
―「Super Adieu」と「Ghostin'」はほぼ蔡さんのみで完結している曲ですね。
蔡:「Super Adieu」はもともとスタジオで梅にパターンを録ってもらったのをストックしてて、最初はドラムとシンセとシーケンスのシンプルなものだったんですけど、そこからいろいろいじって、ミックスまで自分でやって。「Ghostin'」は生はエレキと歌だけで、それこそローファイヒップホップっぽい感じ。この曲はみんなで演奏してもよかったかもしれないけど、時間が足りなかったですね。
常にポリリズムというか、その感じって社会そのものだと思う
―各曲について、プレイヤー視点でさらに掘り下げていければと思います。
森本夏子(Ba):「電波塔」は最も自分の特技を出せてるというか(笑)。
―アルバムの中では一番オーセンティックなbonobos節というか、レゲエ/ダブな一曲ですね。
森本:何回聴いても「自分のベースイケてるな。他の人には弾かれへんやろ」って思うし、それくらいbonobos節が出てると思います。ボーカル録りの後に蔡くんからメールが来て、「ベースやばいな。ベースだけ聴いてたら歌える」って。
蔡:グルーヴのお手本というか、全体を引っ張るベースなので、歌録りはそこから外れないように乗っけていくだけでした。
―でもボーカルにはオートチューンがかかっていて、サウンド的には新鮮ですよね。
蔡:オートチューンレゲエです(笑)。
森本:梅のドラムも最高なんですよね。ホントにすぐ録り終わったんですよ。
梅本浩亘(Dr):レコーディングの2日前までめっちゃシンプルなパターンだったんですけど、急に変わって、めっちゃ練習しました。あと今回のアルバムで言うと、「アルペジオ」はホントに難しくて。「ここ16分音符一個多いけど、わざとかな?」みたいなのが多くて、一回真っ暗になって......みなさんのおかげで、なんとかレコーディングできました。
蔡:「アルペジオ」は俺もずっと迷子になりながら作ってたので、一回頭からデモを作ったうえで、「ここが足りない気がする」みたいな感じで一拍足したり引いたりしたから、かなり変な感じになってて。
田中佑司(Key):正確に言うと、これ一個少ないんです。16分音符が一個ない小節が途中で出てくる。
梅本:え、2番のサビは一個多いよ。
田中:ああ、あそこは確かに。
―一曲の中でも音符が多いところや少ないところがあると。
田中:(4分のリズムを刻みながら)なので、こうやって聴いてても絶対ずれるんです。メトリックモジュレーションっていう、それぞれが感じてる拍子が違うから、ポリリズム的にもなっていて、今はやってて気持ちいいけど、最初は目を合わせながらやってて。
蔡:他の曲もそうなんですけど、楽器単位で聴くと一定の拍子を刻んでても、全体に入ると聴こえ方が変わって、でも本人のリズム自体は変わってない。常にポリリズムというか、その感じって社会そのものだと思うから、そこはわりと常に意識していたと思います。
―一人ひとりのやっていることは変わらなくても、それが合う場所もあれば合わない場所もあって、周りの環境が変われば意味合いも変わってくる。まさに社会を表していますね。
森本:このドラムは本当にbonobos史上最難関で、これが今回のアルバムで最初にできた曲だったから、「これがあと9曲来たらもう無理っす」って(笑)。
梅本:Polarisと2マンをやって、打ち上げで肉一切れだけ食って、スタジオ行ったの覚えてます(笑)。
森本:でも今はもうライブで普通にできるようになってるからすごいよね。
田中:「LEMONADE」も「アルペジオ」と同時期に録音はしてたんですけど、蔡さんから「アレンジのアイデアがあったらくれ」って言われて、ボイシングのあり方とか、転調した先でどうするかとか、何回かやり取りをして、そのアイデアを結構採用してもらって。「任せてもらえてる」っていう喜びがありました。
蔡:普段全然任せてもらえてないみたいじゃん(笑)。
田中:こうやって形になるのって、やっぱりうれしくて。
蔡:ライブアレンジの演奏だけの部分とかは、もともと佑司に考えてもらうことも多いんですけどね。
―ギタリスト目線だと、小池さんはどの曲に特に思い入れがありますか?
小池:僕はエレキギターですけど、指に付け爪を貼って演奏してて、ピックが使えないんですよ。bonobosに入ってからはずっとピッキングの研究をしてて、ピックっぽくも弾けるようにはなってきたんですけど、いまだに難しくて。あるタイミングで蔡くんから、「龍平のよさは指だから、そんなにピックを意識してなくていい」って言ってもらえて、勇気づけられて、それを演奏に還元するようになったんですけど、そうやっていろいろやってきた成果が一番よく出てるのは「Not LOVE」だと思います。
―名曲ですよね。
小池:指4本でしか出せないフィーリングと、途中のカッティングは何年か取り組んできたピックスタイル。それを混在させてるのが「Not LOVE」なんです。他の曲もそうっちゃそうなんだけど、個人的に「Not LOVE」がものすごく好きなのと、トラック的にそこまで音数が多くないから、自分のギターもわりとよく聴こえるので(笑)。
蔡:「Not LOVE」のミックスはホントによくできてる。
森本:完成度という意味では一番かもしれない。
〈順々にくる朝の ただそこにいるだけで〉が理想というか、そうなるといいなって
―歌詞についてももう少しお伺いすると、改めて、日英韓の3か国語を混ぜるというトライは、蔡さんにとってどんな意味があったと言えますか?
蔡:ずっと避けてきたというか、自分のルーツのひとつであるにもかかわらず、歌の中でそれを消化しようなんて一回も思ったことがなくて。それは生まれた時代とか、過ごしてきた環境とかにもよるんでしょうけど。僕以外日本人がほとんどっていう社会で、でも来日アーティストではないし、それで韓国語で歌うのは勇気が要るというか、相当気合いの要ることではあって。「ルーツを盛り込む」みたいなこと自体は、これまでの曲の中にも入れてたりはするんですけど、間接的なので伝わりにくかったりもして。まあ、年を重ねて書けるようになったっていうのもありつつ......あとは音楽的な理由も大きくて、「永久彗星短歌水」について話したように、自分が書くメロディーとアレンジが合わなくて、メロディーを修正することが増えたんですよ。そうなると、今までの書き方の歌詞だと、イントネーション的に乗りにくかったりして、すごく大変だったんです。
―アレンジや演奏がより躍動的になり、譜割りや拍も細かくなる中で、日本語を合わせることが難しくなってきた?
蔡:もちろん日本語が悪いわけではなくて、僕のスキルだと日本語を乗せて、それを音楽として機能させるのが難しくて。『ULTRA』のときは全編英語にしてみたりもしたけど、それもしっくりこなくて、いろいろ悩んで、今回ようやく......割合的にはまだまだ少ないですけど、でも言葉の使い方とかメロディーに対する相性の良さとかいろいろ発見があって。ここに来てやっと、自分の体の歴史とかそういうものと、「歌詞を書く」ということの整合性が取れてきた感じがします。ずっとやりたいと思いながら、根性がなくてできてなかったけど、みんなの演奏の強度が上がって、半ばやらざるを得ないくらいの状況になったっていうのも大きいと思いますね。
―言語の持つサウンドとしての機能性という側面も大きくありつつ、やはり近年様々な場所で人種の問題が浮き彫りになる中で、自らのルーツと向き合った表現をするアーティストが増えてきて、そういった流れに背中を押された部分もあったのではないかと思います。
蔡:そうですね。みんな同じような時期に同じようなことを考えてやってるんだなって。自分がそういうことをやり始めたから、同じようなことをやってる人がより目に付くようになったっていうのもあると思うんですけど、Yaejiとかにしても、ヴァースは英語で平歌は韓国語だったりして、「そりゃそうだよな」と思ったりして。こんなにいろいろいいことがあるなら、もっと早くやればよかったなとも思うけど、でもデビュー当時はやろうとも思ってなかったし、それが可能な世の中でもなかった気がしますね。
―アルバムタイトルの『.jp』には、どのようなニュアンスを込めているのでしょうか?
蔡:取りようはいろいろあると思うので、好きに取っていただいてよくて。僕にとってすごく意味のあるタイトルだし、国籍や立場が違っても、みんなにとっても何かしら意味のある言葉だと思うんですけど、特に限定した意味があるわけではないんです。タイトルは最初なかなか決まらなかったんですけど、「Not LOVE」を書いて、「LEMONADE」の歌詞の真ん中あたりを直したら、また「.jp」が出てきて、それでこのタイトルに決めて。そこから他の曲の歌詞も書いて、ジャケットのことを考えたりするうちに、「.jp」は単なるドメインじゃなくて......感覚としては、『宇宙 日本 世田谷』みたいなことだなって思いましたね(笑)。
―その人次第で枠組みを超えていけるような感覚というか。このアルバムの背景には、人を何かの枠組みに当てはめて考えようとするような動きに対する怒りや混乱もあったと思うんですけど、でもこのアルバムの多くの曲では「光」が歌われていて、最後は「LEMONADE」の〈光あれ 順々にくる朝の ただそこにいるだけで〉というラインで終わっていて。bonobosは最後まで光を、美しさを歌うバンドなんだなと思って、すごく感動しました。
蔡:(森本を見て)めっちゃうなずいてるやん。
森本:こんなにすさまじい曲がバーッて並んでて、その最後が「LEMONADE」で、最後に蔡くんの歌だけになるっていうのが個人的にめちゃめちゃ推しの部分で。
―この最後のラインもいろんな受け止め方があると思うんですけど、蔡さんとしてはどんなニュアンスで書いているのでしょうか?
蔡:「YES」で歌ってることもそうなんですけど、僕はどうしてもマイノリティの方に注目しがちで、マイノリティの人はマジョリティの側よりも頑張らなくちゃいけないことが多かったりするけど、マイノリティの人にとってはそれが日常だから、その差が見えなかったりして。逆もしかりというか、マイノリティの人の普段の苦労を気にして暮らす必要がない人たちは、マイノリティの側が「不自由だ」って声を挙げると、「権利を得やがった」みたいに見えてしまう。例えばですけど、「リンゴを一個手に取って食べる」という行為ひとつとっても、かかるコストが全然違ったりするわけです。福祉もそうですけど、いろんな不公平を是正する究極の目的って、「リンゴを一個手に取って食べる」っていう行為にかかるコストとか労力がフラットになるってことのはずで。そういう意味で、〈順々にくる朝の ただそこにいるだけで〉が理想というか、そうなるといいなって思うんです。
最後のライブが最高到達点であるように活動していきたい
―最後に、解散について聞かせてください。当然バンドの中でいろんな話があったうえでの決断だと思うのですが、話せる範囲で決断に至った経緯をお伺いしたいです。
蔡:そうですね......ざっくり言うと、龍平と梅と佑司が新しくメンバーに入ったタイミングで、「ここから一人でも欠けるんだったら解散を選ぶ」って、約束みたいなことをしてたんです。書面にしたわけじゃないですけど、それを前提に活動してきて......いろいろみんなで話し合ったんですけど、最終的には5人の総意で終わらせることに決めました。僕のバンド観としては、「続けてなんぼ」と思ってたんですけど、これ以上は考えにくいというか、この5人になって、演奏のクオリティがどんどん良くなって、すでに自分が理想だと思っていたバンド像のさらに先を行っていて。そうなると、曲を作る側としてはかなり負担が大きいっていうのも、少なからず影響はあったというか。実際コロナの影響もあったにせよ、丸一年歌詞が書けなかったりもしたわけで。そういったいろんなことがあった中で、最終的にはみんなで美しいうちに終わらせようっていう。最高の状態を常にキープし続けるのって、やっぱり大変ではあるんですよね。
―アルバムのリリース後も活動は来春まで続くわけで、ここからの期間をどう過ごしていきたいか、最後に一人ひとり話していただけますか?
森本:このアルバムも解散するバンドが出すような音源じゃないすさまじさだと思うし、それはライブもそうで、惰性で続けてる部分は一ミリもないので、ホントにやりきって、最後のライブが最高到達点であるように活動していきたいと思ってます。あとは、長くbonobosを観てくれた人たちとちゃんとお別れをする、そういう意識でやっていきたいです。
小池:最後のライブを一番いい形で終わるっていうのはもちろんそうなんですけど、個人的には、その後の人生も含めて、いい形で繋げていきたいというか。bonobosは自分をこれまで知らなかったステージに上げてくれたバンドなので、それをきれいな形で終わらせて、その後のそれぞれの人生もみんなに応援してほしいので、そのためにも最後までいい演奏ができたらなって。
梅本:僕はホントにグダグダしてたところを蔡くんとなっちゃんに拾ってもらったようなものなので、2人も言ってた通り、最後を一番いい形にするためにも、駆け抜けたいと思います。
田中:一人の音楽家としては、自分の音楽家としてのプライドに反しないように、ちゃんと正面から音楽と向き合って、自分の中でどう消化するかということを最後まで全うしたいと思います。あとは、アルバムがリリースされたら、それを聴いた人は「これがライブでどうなるのか」って、期待してくれると思うので......それにどう応えるかというよりは、これができるのは間違いなく僕らしかいないわけだから、思う存分僕らの世界観を、グダグダなMCも含めて、最後まで体感していただきたいなって。
蔡:誰のMCがグダグダだって?
田中:演奏とMCのギャップのことを言っただけ!それがbonobosらしさであるのならば、最後までbonobosらしくいることが僕らのやることなのかなと思います。
―蔡さんはいかがですか?
蔡:アルバムの曲をどうライブで表現するかがまだ解決してないから、今はまだそれをずっと考えてて......最後の完成品を自分も見たいし、みんなにも見てもらいたいから、「お別れ」みたいな感じはあんまりなくて、ライブのクオリティが低かったら何の意味もないし、まずは体力作りをせねばいかんなって。感慨みたいなものは......あるっちゃあるけどないっちゃないというか、アルバムを作り始めるときはいつも「とんでもないものができるかも」って思うんですけど、いざ出来上がると自分としてはいろんな粗が見えちゃって、「じゃあ次」みたいな感じにどうしてもなっちゃうんですよね。
森本:蔡くんには通過点でしかない気がします。私にとっては到達点でも、蔡くんには通過点。
小池:でも人生って意味では誰にとっても通過点じゃない?今はたまたま音楽が生業になってるけど、もしそれを終わらせたとしても、その後も人生は続くわけで。ずっと地続きだから、到達点でもあるけど通過点でもあるっていう、みんなそうなんじゃないかな。
取材・文:金子厚武
撮影:吉場正和
RELEASE INFORMATION
bonobos「.jp」
2022年11月2日(水)
Format:CD
Label:HIP LAND MUSIC
価格:\2,800(税込)
品番:RDCA-1073
Track:
1.永久彗星短歌水
2.Not LOVE
3.YES(Album Mix)
4.電波塔
5.Ghostin'
6.おかえり矮星ちゃん
7.KEDAMONO
8.Super Adieu
9.アルペジオ
10.LEMONADE
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
bonobos LAST LIVE「bonobos.jp」
2023年3月3日(金)
大阪・心斎橋 BIG CAT
開場18:15/開演19:00
2023年3月5日(日)
東京・日比谷野外大音楽堂
開場16:00/開演17:00
<チケット情報>
オフィシャルサイト抽選先行
受付期間:11/14(月)10:00~11/20(日)23:59
受付URL:https://eplus.jp/bonobos-hp/
Billboard LIVE untitled uTa domains
2022年11月17日(木)
ビルボード大阪
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*昼夜2部入れ替え制にて実施いたします
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オフィシャルサイト@bonobosofficial
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