SENSA

2022.11.11

あなたの心に寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与える革命歌「MisiiN」-Highlighter Vol.153-

あなたの心に寄り添い、一歩を踏み出す勇気を与える革命歌「MisiiN」-Highlighter Vol.153-

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。 Vol.153は、Misiiとnagohoによる二人組、MisiiNを取り上げる。
1stアルバム『be the you』は、「自分で生きていくことは、果たしてどんなことなのだろうか」ということに向き合いながら制作された。エレクトロニックミュージックやアンビエントなどがブレンドされたサウンドの中で、Misiiの美声が際立つ一枚だ。


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活動を始めたきっかけ
nagoho:もともとは、二人ともソロで活動をしていました。私がプロデュースを務めるNOSE ART GARAGEというギャラリーで、ライブしてくれるアーティストを探していた時に友達が紹介してくれたのがきっかけで、Misiiと出会って。「え、めちゃかっこいい」って思って、ライブに誘うようになりました。

Misii:今でこそsaikyoパートナーズだけど、最初はデュオでは絶対にやりたくないって思ってました(笑)。

影響を受けたアーティスト
MisiiMiley CyrusONE OK ROCKのボーカルのTaka、です。このお二方と同じ時代に生まれてこれてよかったと、思える存在です。

nagoho:正直、「この人に影響受けた!」と言えるほど、良きファンになったことはないのですが...Billie Eilishは、音楽面でも、人間としても、とても尊敬している。 使う言葉やメッセージに説得力があります。



注目してほしい、自分の関わった作品
Misii:MisiiN初めてのアルバム『be the you』。ありのままでいる、とも訳せるけど、ありのままって曖昧かもなぁって感じる時があるんです。ありのままってなんだっけ、って。自分たちが伝えたいのはそういうことじゃなくて、"あなたがあなたであれよ" ってこと。

どんな時も自分を認める、Acceptする。嫌いな自分も好きな自分も受け入れて自分の人生を歩いていく。どんなに逃げたくても、休んで良いから、絶対に自分が自分を諦めるなよって。

私は本当に自分を愛したいんだと思います。答えなんて死ぬ時にチラッと見えるかもしれないくらいのものだと思ってて。私は今、少しでも自分を信じて前へ進めるように、「愛してるから!大丈夫だから!一緒に進もうね!」って喝を入れつつ、包み込むような音楽をしたい、そんな思いを込めてできあがった作品です。

最後の最後でnagohoと本当精神ズタズタにし合って喧嘩してどうなるかと思って完成できた魂の塊です。私はこのアルバムを愛してます。是非できる限りたくさん聴いて欲しい。

nagoho:"be the you=自分であれ" というのは、少し強いメッセージかなとも思うけど...どの時代にあっても、幸せの本質はそこにあると私たちは考えています。生きていくって、それだけで難しいことだからこそ、自分を鼓舞するための"革命歌"が必要。だからこそ、私たちは歌います。時に激しく、時に優しく、聴く人を鼓舞する"革命歌 -バイブル-"を、と思ってます。

アルバムの中で、個人的には「LET GO」が大好き。"解放" をテーマに作った曲なんだけれど、「もうみんなで、人間解放しちゃおうよ」って思ってる。



今後挑戦してみたいこと
Misii:海外へ。小学生の時からそれだけなのです。

nagoho:海外は、絶対。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー
nagoho:触れてきた時間でいうと、圧倒的に演劇かなと思う。もともとは高校演劇で演劇に目覚めたのがきっかけで。本当は海外の演劇学校に行こうと思っていたんだけれど、紆余曲折を経て気づけば高卒で会社員としてフォトグラファーになってました(笑)。

会社員時代、楽しかったけれど、何かずっと刺激を求めていて。その時に観た演劇が、それはもう衝撃的で。池袋から泣きながら歩いて神楽坂まで帰った(笑)。そのまま会社辞めて劇団立ち上げたのが私の活動の原点のひとつ。演劇が好きなので、今でも曲作りの中で"演劇的"な要素はあるのかもしれないなとは思います。

Misii:英語です。ぺらぺらじゃないけど、本当に大好きです。自分のことだからあれだけど、その大好きって気持ちが尊いし素晴らすぎるって思ってて、一生大事にしたい。もともと多趣味なんですけれど、今も昔も歌以外のことで夢中になったのは英語くらいだと思います。

多分、コンプレックスを解消できる言語だから好きなのかなと。伝えたいことがそこにある。「I love you」とか言ってこなかった人生だったから。わたしにとっての日本文化にそのスリーワーズやハグはなかったから、憧れたし、今自分が人や自分を愛したいからこそ心の支えのような存在なのかもしれないです。

今注目しているカルチャー
nagoho:この質問、いつも難しいです...センスを試されている気がする(笑)。 カルチャーじゃないですけれど、興味があるのはお皿...(笑)。1枚ずつ手作りされたお皿を眺めるのが好き。本当は家で使うお皿も全部拘りたいです。美味しく食べれるご飯は、かなり満たしてくれますよね。

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Misii:カルチャー、カルチャー、カルチャー...。カルチャーとは何かを考えていたら3時間経ってました。

RELEASE INFORMATION

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MisiiN『be the you』
2022年11月9日(水)
試聴はこちら

LIVE INFORMATION

MisiiN 2nd one man show
2022年11月22日(火)
渋谷WWW
https://eplus.jp/sf/detail/3661320001-P0030002P021001?P1=1221

PROFILE

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MisiiN(ミシエヌ)
作詞作曲担当のMisiiとマニピュレーターを務めるnagohoによる、2022年5月に結成したばかりの二人組。未熟な自分と向き合い、強くなってその先で得られる"自己愛・セルフラブ" の大切さをこの現代へ伝える。公私共にパートナーである二人だからこそ生まれる空気感と音楽。映画音楽をはじめ、CM楽曲、インスタレーション、映像制作、そしてNOSE ART GARAGEというギャラリーのプロデュースを行うなど、幅広く活動中。

LINK
オフィシャルサイト
@MisiiNmusic
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