2021.11.24
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.103では、元Kidori Kidori、KASVEのメンバーである塔本圭祐のソロプロジェクトSuhm(サーム)を取り上げる。11月24日にリリースされた1stアルバム『Suhm1』は、「眠れない夜とその理由」がコンセプトだという1枚。ブラックメタルから着想を得たベッドルームポップ「僕の死体はジャケにして」、Helsinki Lambda Clubの橋本薫(Vo/Gt)をゲストボーカルに迎えた「不死身でいて」など、リアルでナイーブな心情を吐露した全8曲を収録する。
バンドの解散後は音楽活動の引退も検討しましたが、まだやってないことがたくさんあると感じたことから新しい形態で継続することにして今に至ります。
例で上げた方々はフジロックや単独公演を実際に観て感動して、それまでSuhmはライブをしなくていいかなと考えていたのですが、やってみようかしらという気になったので、名前をお借りしました。
「眠れない夜とその理由」がコンセプトです。自分自身と向かいながら作ったせいか、なかなか苦しく感じる瞬間もありましたが、納得のいく作品ができました。
ここを聴いてください!と作った側が主張するのは何だか気恥ずかしいですが、全ての曲に排気音のようなノイズが入っていて、これは普段愛煙しているヴェポライザーの排気音から着想を得て作りました。眠れずに何回もタバコを吸ってるイメージです。どこにノイズが潜んでいるのか探してみていただくのもいいかもしれないです。
今作は12インチのレコードもリリースしたのですが、そっちで聴いたときのほうが個人的には体に馴染んで、制作時に散々聴いたはずなのに何故だか新鮮に思えて、2回聴いちゃいました。
あとはSP-404(サンプラー)だけで完結する演奏をできるようにしたり、バンド編成でもライブをしてみたいです。
ファッションは基本的に無頓着ですが、Graphpaperの服をよく着ていて、靴はadidasしか履かないルールで生活しています。
漫画は諸星大二郎さんが自分の中ではスーパースターで、映画はキューブリックや石井岳龍(聰亙)さんが好きです。
あとカルチャーと言うのかは分かりませんが、50歳になったらファーストタトゥーを入れようと昔から考えています。
今回のMVに登場する丸いキャラに変身できるインスタのフィルターを作ってリリースしてみたのですが、今後も色んな技術を取り入れていきたいと思っています。あとは月並みですがNFT(Non Fungible Token)です。
Suhm『Suhm1』
2021年11月24日(水)
試聴はこちら
2021年12月8日(水)大阪・心斎橋Pangea
開場 18:00/開演 18:30
共演:ステエションズ、志波太朗、Special Favorite Music
前売 ¥2500+1drink(¥600)
予約受付:https://livepangea.com/live/suhm1-release-tour
2021年12月18日(土)東京・六本木BIGHOUSE
開場 18:00/開演 18:30
共演:橋本薫(Helsinki Lambda Club)、semaito(DJ)
前売 ¥2,500+1drink(¥600)
予約受付:https://tiget.net/events/153396
Suhm
シンガーソングライター/トラックメイカー。
7月8日生まれの外国産日本人男性、塔本圭祐によるソロプロジェクト。
粗大ゴミ置き場でギターを拾ったことからキャリアをスタート、メランコリックな楽曲を制作し、自由を求めて音楽活動を行う。
@suhm_music
@suhm_music
Official YouTube Channel
Vol.103では、元Kidori Kidori、KASVEのメンバーである塔本圭祐のソロプロジェクトSuhm(サーム)を取り上げる。11月24日にリリースされた1stアルバム『Suhm1』は、「眠れない夜とその理由」がコンセプトだという1枚。ブラックメタルから着想を得たベッドルームポップ「僕の死体はジャケにして」、Helsinki Lambda Clubの橋本薫(Vo/Gt)をゲストボーカルに迎えた「不死身でいて」など、リアルでナイーブな心情を吐露した全8曲を収録する。
活動を始めたきっかけ
ギターを始めたのは粗大ゴミ置き場で拾ったことがきっかけです。ロックが好きだったのでバンドをやるんだろうなと思っていました。バンドの解散後は音楽活動の引退も検討しましたが、まだやってないことがたくさんあると感じたことから新しい形態で継続することにして今に至ります。
影響を受けたアーティスト
もともとラモーンズ、ジミヘン、レディオヘッド、レッチリ、マーズ・ヴォルタ、アークティック・モンキーズ等が好きでバンドをやっておりました。Suhmの音楽はJames Blake、Bon Iver、Mura Masa、あとは細野晴臣さんからの影響が大きいのかなと思いますが、正直ありすぎて分かりません。例で上げた方々はフジロックや単独公演を実際に観て感動して、それまでSuhmはライブをしなくていいかなと考えていたのですが、やってみようかしらという気になったので、名前をお借りしました。
注目してほしい、自分の関わった作品
今作『Suhm1』はアルバムなので、全体の空気感やバランスに気を遣いながら制作しました。「眠れない夜とその理由」がコンセプトです。自分自身と向かいながら作ったせいか、なかなか苦しく感じる瞬間もありましたが、納得のいく作品ができました。
ここを聴いてください!と作った側が主張するのは何だか気恥ずかしいですが、全ての曲に排気音のようなノイズが入っていて、これは普段愛煙しているヴェポライザーの排気音から着想を得て作りました。眠れずに何回もタバコを吸ってるイメージです。どこにノイズが潜んでいるのか探してみていただくのもいいかもしれないです。
今作は12インチのレコードもリリースしたのですが、そっちで聴いたときのほうが個人的には体に馴染んで、制作時に散々聴いたはずなのに何故だか新鮮に思えて、2回聴いちゃいました。
今後挑戦してみたいこと
今後はもっとライブやコラボがしたいです。どなたからでもお誘いお待ちしてます!あとはSP-404(サンプラー)だけで完結する演奏をできるようにしたり、バンド編成でもライブをしてみたいです。
カルチャーについて
触れてきたカルチャー
やっていたバンドは村上春樹さんの『ねじまき鳥クロニクル』をもじった名前でしたが、漫画と映画が特に好きです。ファッションは基本的に無頓着ですが、Graphpaperの服をよく着ていて、靴はadidasしか履かないルールで生活しています。
漫画は諸星大二郎さんが自分の中ではスーパースターで、映画はキューブリックや石井岳龍(聰亙)さんが好きです。
あとカルチャーと言うのかは分かりませんが、50歳になったらファーストタトゥーを入れようと昔から考えています。
今注目しているカルチャー
自身で作るようになったのでCG関連のニュースを見るようになりました。今回のMVに登場する丸いキャラに変身できるインスタのフィルターを作ってリリースしてみたのですが、今後も色んな技術を取り入れていきたいと思っています。あとは月並みですがNFT(Non Fungible Token)です。
RELEASE INFORMATION
Suhm『Suhm1』
2021年11月24日(水)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
Suhm1 Release Tour
2021年12月8日(水)大阪・心斎橋Pangea
開場 18:00/開演 18:30
共演:ステエションズ、志波太朗、Special Favorite Music
前売 ¥2500+1drink(¥600)
予約受付:https://livepangea.com/live/suhm1-release-tour
2021年12月18日(土)東京・六本木BIGHOUSE
開場 18:00/開演 18:30
共演:橋本薫(Helsinki Lambda Club)、semaito(DJ)
前売 ¥2,500+1drink(¥600)
予約受付:https://tiget.net/events/153396
PROFILE
Suhm
シンガーソングライター/トラックメイカー。
7月8日生まれの外国産日本人男性、塔本圭祐によるソロプロジェクト。
粗大ゴミ置き場でギターを拾ったことからキャリアをスタート、メランコリックな楽曲を制作し、自由を求めて音楽活動を行う。
LINK
オフィシャルサイト@suhm_music
@suhm_music
Official YouTube Channel