2021.10.01
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.093は、名古屋を拠点に活動するインディーロックバンド、えんぷていのオクナカ(Vo/Gt)を取り上げる。9月29日にリリースされた初のEP『chorus』は、バンドの根底にあるドリーミーでミニマルなサウンドメイキングを軸に実験的なアプローチにも挑戦した全5曲が収録される。「ある物語」から着想を得て、コンセプチュアルに完成させたという1枚。
Men I Trustにも影響を受けました。コロナ禍で外出の回数が激減したかわりに増えたYouTubeでの音楽あさりの際たどり着きました。DIYの姿勢とサウンドに強く影響を受けました。
ミツメは岐阜県各務原市の夏フェス「OUR FAVORITE THINGS」に行った際に初めて彼らの音楽を聴き、淡々と楽曲を演奏しつつ独特の空気感を生み続けるミツメに釘付けでした。あの日から私のライブ観は全く異なったものになったと思います。
boy pablo は、脱力感のあるポップスサウンドには人を飽きさせない魅力があり、えんぷていメンバーもどっぷりです。
この作品は、愛知県豊田市の山奥にあるGEL Sound Productionというところで録音したのですが、ジャパン・ヴィンテージ機材や見たことのない珍しい機材が多く、かなり実験的に音を作りこめました。
ライブ音源「Izu Session」
伊豆にある貸別荘(元は西城秀樹さんの別荘だったそう)を借りてレコーディングチームと一緒に独特のリラックス感漂う雰囲気の中ライブレコーディングをしました。その空間そのままの音源になったと思います。
EP『Chorus EP』
ある物語から着想を得たえんぷてい初となる5曲入りEP。コンセプチュアルかつそれぞれの曲単体で聴いても深みのある作品に仕上がりました。
えんぷてい『chorus』
2021年9月29日(水)
試聴はこちら
10月2日(土)下北沢BASEMENTBAR
w/ Laura day romance / 内村イタル(ゆうらん船)
10月15日(金)心斎橋Pangea
w/ The mellows / Nagakumo
10月16日(土)福岡 秘密
w/ sancrib / Deep Sea Diving Club
10月30日(土)鶴舞KDハポン
w/ Daisy Jaine/wowdow
All ¥2,500+1D
10月16日(土)福岡 大名 Live House 秘密
Open / 18:00 Start / 18:30
Ticket / adv: ¥2,500(+1drink order) / day: ¥3,000(+1drink order)
えんぷてい / sancrib / Deep Sea Diving Club
えんぷてい
名古屋を拠点に活動するインディーロックバンド。
オクナカ(Vo)を中心に集まったメンバーで、ミニマルでドリーミーなサウンドを追求している。同年12月には、洗練されたドリーミーでサイケデリックなサウンドメイキングの奥に実験的な挑戦を感じる「Sweet Child」や、エキゾチックな雰囲気をまといつつも、日本語の幽玄な響きに惹かれる「微睡」の2曲を含むシングルをリリース。
2021年6月9日には伊豆のリゾート地で収録されたライブ音源、「Izu Sessions」をデジタルリリースした。
@emptei__
Official YouTube Channel
Vol.093は、名古屋を拠点に活動するインディーロックバンド、えんぷていのオクナカ(Vo/Gt)を取り上げる。9月29日にリリースされた初のEP『chorus』は、バンドの根底にあるドリーミーでミニマルなサウンドメイキングを軸に実験的なアプローチにも挑戦した全5曲が収録される。「ある物語」から着想を得て、コンセプチュアルに完成させたという1枚。
活動を始めたきっかけ
高校からの友達の石嶋(key)とバンドメンバー募集サイトで見つけた比志島(Gt)を巻き込んでバンドを結成。各々異なった音楽性の中に共通項を見出だし、えんぷていへと昇華していきました。えんぷていの名前の由来はゆらゆら帝国の「空洞です」と、はっぴいえんどからきています。影響を受けたアーティスト
Mac DeMarcoです。細野晴臣さんをよく聴いていた時期に友人に薦められて聴くようになりました。揺らぎのあるサウンドやダウナーな空気に強く影響を受けています。DEMOとちゃんとレコーディングした音源の違いから、自分が作る楽曲に何を必要としているかのヒントを得ることができました。Men I Trustにも影響を受けました。コロナ禍で外出の回数が激減したかわりに増えたYouTubeでの音楽あさりの際たどり着きました。DIYの姿勢とサウンドに強く影響を受けました。
ミツメは岐阜県各務原市の夏フェス「OUR FAVORITE THINGS」に行った際に初めて彼らの音楽を聴き、淡々と楽曲を演奏しつつ独特の空気感を生み続けるミツメに釘付けでした。あの日から私のライブ観は全く異なったものになったと思います。
boy pablo は、脱力感のあるポップスサウンドには人を飽きさせない魅力があり、えんぷていメンバーもどっぷりです。
注目してほしい、自分の関わった作品
「Sweet Child」「微睡」この作品は、愛知県豊田市の山奥にあるGEL Sound Productionというところで録音したのですが、ジャパン・ヴィンテージ機材や見たことのない珍しい機材が多く、かなり実験的に音を作りこめました。
ライブ音源「Izu Session」
伊豆にある貸別荘(元は西城秀樹さんの別荘だったそう)を借りてレコーディングチームと一緒に独特のリラックス感漂う雰囲気の中ライブレコーディングをしました。その空間そのままの音源になったと思います。
EP『Chorus EP』
ある物語から着想を得たえんぷてい初となる5曲入りEP。コンセプチュアルかつそれぞれの曲単体で聴いても深みのある作品に仕上がりました。
今後挑戦してみたいこと
コンスタントにコンセプチュアルなEPを出しつつ、ゆくゆくはセルフレコーディング・ミックス音源を作ってみたいです。あとフェスに出てみたいです......(切実)。カルチャーについて
触れてきたカルチャー
読書です。日本語の表現力の幅広さを文学は教えてくれます。特にこの『雪国』の擬人法は印象的でした。大学に入学してからしばらくしていなかった読書を再開し、徐々に自分のボキャブラリーに影響が出てきているように感じます。今注目しているカルチャー
最近アーティスト写真を写真家のヤスダ彩さんに撮っていただいたのですが、そのヤスダ彩さんがスチールを撮影されている『サマーフィルムにのって』を映画館に観に行き、すっかり好きになってしまいました。鋭く切り取られる視線がとても良かったです。それから映画に注目しています。RELEASE INFORMATION
えんぷてい『chorus』
2021年9月29日(水)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
tour Chorus 2021
10月2日(土)下北沢BASEMENTBAR
w/ Laura day romance / 内村イタル(ゆうらん船)
10月15日(金)心斎橋Pangea
w/ The mellows / Nagakumo
10月16日(土)福岡 秘密
w/ sancrib / Deep Sea Diving Club
10月30日(土)鶴舞KDハポン
w/ Daisy Jaine/wowdow
All ¥2,500+1D
えんぷてい「tour Chorus 2021」× sancrib「daydream」 × Deep Sea Diving Club「Just Dance feat. kiki vivi lily」 Release Party『A LONG VACATION』
10月16日(土)福岡 大名 Live House 秘密
Open / 18:00 Start / 18:30
Ticket / adv: ¥2,500(+1drink order) / day: ¥3,000(+1drink order)
えんぷてい / sancrib / Deep Sea Diving Club
PROFILE
えんぷてい
名古屋を拠点に活動するインディーロックバンド。
オクナカ(Vo)を中心に集まったメンバーで、ミニマルでドリーミーなサウンドを追求している。同年12月には、洗練されたドリーミーでサイケデリックなサウンドメイキングの奥に実験的な挑戦を感じる「Sweet Child」や、エキゾチックな雰囲気をまといつつも、日本語の幽玄な響きに惹かれる「微睡」の2曲を含むシングルをリリース。
2021年6月9日には伊豆のリゾート地で収録されたライブ音源、「Izu Sessions」をデジタルリリースした。
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