2021.07.14
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.081は、市川(Vo/Gt)、奥田(Ba)、そじそじ(Dr)からなる東京発のスリーピースバンド、inner flightを取り上げる。
7月14日にリリースされる最新作『here you are, junkie』は、全編英語詞によるシンプルなガレージサウンドを追求。ジャズやファンク、リズム&ブルースをルーツとする90年代USアンダーグラウンドシーンへの愛情が全5曲に貫かれている。
ドラムは数回メンバー交代した後、サークルの友達だったそじそじ(Dr)が加入し、今の体制となっています。
奥田(Ba):幼い頃から音楽は生活と共にあったのですが、高校生の時に数ヵ月、バンドだけでなくノイズや現代音楽、ジャズ、トラップ、民族音楽などを聴き漁っていた時期がありました。ハマったもの、ハマらなかったものはありますが、その時期から自分の音楽に対するキャパシティが広がった感じがします。
特にHidden CharmsとFactory Floorに受けた影響は大きく、Hidden Charmsの落ち着きつつも粗さのある音像や、Factory Floorの徐々に変化するトリップ感のあるフレーズを自分のプレイに上手く取り入れられたらいいなあと思っています。
自分の好きな音楽を不器用な形ではありますが、シンプルに雑にまとめている点は気に入っています。
奥田(Ba):服、映画、絵、写真、アニメ、漫画、特撮と全部基本的には好きなんですけど、建築学科にいたのもあってか、街を見るのが特に好きです。今まで数ヵ国を一人旅してきて、もちろん美術館に行ったり、博物館に行ったりもするんですけど、なるべく公共交通機関を使わずに街を歩くようにしていました。
日本にいてもそれは同じで、それぞれの街の特徴を感じながら成り立ちを考えたり、トマソン的なものとかグラフィティとかを探しながらよく歩いています。
inner flight『here you are, junkie』
2021年7月14日(水)
試聴はこちら
PUNCH!
2021年8月11日(水)下北沢BASEMENTBAR
inner flight
東京都で活動するスリーピースバンド。
シンプルかつ雑多なガレージサウンドを志向する。
@innerflight_band
Official YouTube Channel
Vol.081は、市川(Vo/Gt)、奥田(Ba)、そじそじ(Dr)からなる東京発のスリーピースバンド、inner flightを取り上げる。
7月14日にリリースされる最新作『here you are, junkie』は、全編英語詞によるシンプルなガレージサウンドを追求。ジャズやファンク、リズム&ブルースをルーツとする90年代USアンダーグラウンドシーンへの愛情が全5曲に貫かれている。
活動を始めたきっかけ
市川(Gt/Vo):昔から音楽が大好きで、自分も音楽活動がしたいと思っていました。大学でバンドメンバーを探し、奥田(Ba)と同級生のドラマーと3人でinner flightを結成しました。ドラムは数回メンバー交代した後、サークルの友達だったそじそじ(Dr)が加入し、今の体制となっています。
影響を受けたアーティスト
市川(Gt/Vo):主にブルース、ソウル、ファンク等のブラックミュージックと、60s、90sロックに影響を受けています。特にThe Jon Spencer Blues Explosion、G. Love & Special Sauceあたりのアーティストは大好きで、90s USアンダーグラウンドにあったような、ブラックミュージックをバックグラウンドに、シンプルでジャンクかつキャッチーな音楽が理想です。UKだとThe Rolling Stones、Primal Screamが好きです。奥田(Ba):幼い頃から音楽は生活と共にあったのですが、高校生の時に数ヵ月、バンドだけでなくノイズや現代音楽、ジャズ、トラップ、民族音楽などを聴き漁っていた時期がありました。ハマったもの、ハマらなかったものはありますが、その時期から自分の音楽に対するキャパシティが広がった感じがします。
特にHidden CharmsとFactory Floorに受けた影響は大きく、Hidden Charmsの落ち着きつつも粗さのある音像や、Factory Floorの徐々に変化するトリップ感のあるフレーズを自分のプレイに上手く取り入れられたらいいなあと思っています。
注目してほしい、自分の関わった作品
市川(Gt/Vo):今回初めての作品をリリースします。何年も演奏してきた曲たちで、今更音楽的な目新しさは皆無ですが、曲も短いので是非一度聴いていただけると幸いです。自分の好きな音楽を不器用な形ではありますが、シンプルに雑にまとめている点は気に入っています。
今後挑戦してみたいこと
市川(Gt/Vo):ようやく音源をリリースして一歩踏み出すことができたので、今後も続けて音源を出していこうと考えています。音源を出すことでこれまで届かなかった人たちにも聴いていただくチャンスは増えると思うので、いろいろな場所でライブをできたらうれしいです。カルチャーについて
触れてきたカルチャー
市川(Gt/Vo):サッカーと映画は子供の頃から好きでした。昔からFC東京を熱心に応援していて、サッカーは生活の一部ですね。映画はアメリカンニューシネマとかjim jarmuschの作品が好きでよく見ます。奥田(Ba):服、映画、絵、写真、アニメ、漫画、特撮と全部基本的には好きなんですけど、建築学科にいたのもあってか、街を見るのが特に好きです。今まで数ヵ国を一人旅してきて、もちろん美術館に行ったり、博物館に行ったりもするんですけど、なるべく公共交通機関を使わずに街を歩くようにしていました。
日本にいてもそれは同じで、それぞれの街の特徴を感じながら成り立ちを考えたり、トマソン的なものとかグラフィティとかを探しながらよく歩いています。
RELEASE INFORMATION
inner flight『here you are, junkie』
2021年7月14日(水)
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
PUNCH!
2021年8月11日(水)下北沢BASEMENTBAR
PROFILE
inner flight
東京都で活動するスリーピースバンド。
シンプルかつ雑多なガレージサウンドを志向する。
LINK
@innerflightband@innerflight_band
Official YouTube Channel