音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.46は、12/2（水）に約1年ぶりのミニアルバム『bitter peanut butter』をリリースした東京発のバンド、LIGHTERSのRumi Nagasawa（Vo/Gt）に迫る。


LIGHTERS
2018年10月結成、東京を拠点とし、正式メンバーのRumi Nagasawa（Vo/Gt）とEmi Sakuma（Ba/Cho）にサポートメンバーを迎えるかたちで活動するスリーピースバンド。
自主レーベル"LATER YOUTH RECORDS"より2019年3月1st Single「blue」、2019年12月 1st EP『Everything』をリリース。同日に初めてのリリースパーティーを下北沢BASEMENT BARにて行ない、ソールドアウトとなる。
12月2日（水）に約1年ぶりとなる新作ミニアルバム『bitter peanut butter』をリリース、この作品がタワレコメンに選出されるなど注目を集めている。

活動を始めたきっかけ

大学4年生の夏頃にはじめたアルバイト先で、ベースのえみに出会い結成しました。お互いにバンドをやったことがなく、やりたいと思っていたタイミングで知り合い結成に至りました。
私個人では、大学3年の頃に音楽制作／音楽と社会のつながりについて研究するゼミに所属していて、最初は音楽と社会のつながりを研究していたのですが、おもしろそうだなと思い音楽制作に転向したのが制作を始める大きなきっかけになりました。

影響を受けたアーティスト

90'sのUK.US Rockに大きな影響を受けています。あとはカントリーやフォーク、クラシックも好きなので、いろんな要素から影響を受けています。

注目してほしい、自分の関わった作品

GAME CENTER「さよならサバーバン」です。バンドを始める前からメンバーとは面識があって、GAME CENTERの企画に誘ってもらったりもしました。同世代のなかでも好きで、刺激を受けていたバンドなので、オファーをもらった時はすごく嬉しかったです。自分のバンド以外のレコーディングは初めてで、新鮮でとても楽しかった思い入れのある作品です。


今回リリースした『bitter peanut butter』は、今まで自分のなかで超えられなかった壁を少しずつですが、壊せた作品になったと思います。前作『Everything』とはまたすこし違う部分が出て、より音楽がむずかしくて楽しくなりました。

今後挑戦してみたいこと

フルアルバムを作りたいです。いままで常にグッドメロディを意識して作ってきたのですが、フルアルバムではすこしへんてこな部分を表現したいです。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー

物心ついた頃から、映画は母の影響で大好きです。映画で見た景色や抱いた感情が音楽を作るうえで、大きくつながっています。
映画館もとても好きで、自粛明けにひさしぶりに足を運んで映画館に行った時、少し重たい空気のなかで知らない人たちと同じ映画を見て、さまざまなことを感じている空間が改めて好きだと感じました。それはライブハウスが好きな理由と似ていて、足を運んで経験することのよろこびを感じました。


『リトル・ミス・サンシャイン』のリバイバル上映を鑑賞しました。特に好きな映画を映画館で観れて本当に嬉しかったです。

今注目しているカルチャー

ファッションは以前から好きだったのですが、先日『mid90s』を観て、90'sのファッションがすごく好きだなと思いました。映画を観た後すぐに服を3着買ってしまいました......。。
映画もファッションも音楽もつながる部分があって、いろんな文化に触れてみたいなと思いました。

RELEASE INFORMATION

LIGHTERS『bitter peanut butter』
2020年12月2日(水)
視聴はこちら

LIVE INFORMATION

12月11日(金)@心斎橋 Pangea
bitter peanut butter Release Tour 2020
出演：LIGHTERS、Tomato Ketchup Boys、他

12月18日(金)@渋谷O-nest
bitter peanut butter Release Tour 2020
出演：LIGHTERS、No Buses、他

LINK

@lighters_jp
@lighters_jp
Official YouTube Channel
FRIENDSHIP.