SENSA

2020.08.19

柳井貢×山中拓也、貴重な演奏と楽曲を未来に贈るチャンネル&レーベル「LIFE OF MUSIC」とは?

柳井貢×山中拓也、貴重な演奏と楽曲を未来に贈るチャンネル&レーベル「LIFE OF MUSIC」とは?

様々なミュージシャンが、ライブ・番組でセッションやカバー曲を披露し、素晴らしい音楽が数多く生み出されている中、その多くが権利上の理由でアーカイブ作品として残らず、"その場限り"になっている。そのような貴重な演奏と楽曲をデジタル・アーカイブとして残すべく、今年の6月に立ち上げられたチャンネル&レーベル「LIFE OF MUSIC」。
そして、その LIFE OF MUSIC から、Billboard Live Yokohamaのオープンを記念して結成されたセッションプロジェクト「YGNT special collective」が5週連続リリースを行い、8/19(水)に5作目「蝋燭の私 at Billboard Live Yokohama(2020.06.24)」がリリースされた。
今回、LIFE OF MUSIC の発起人・柳井貢(MASH A&R / HIP LAND MUSIC)と、YGNT special collective のメンバーであるTHE ORAL CIGARETTES Vo.Gt.山中拓也に、これまでの活動や、音楽業界のルールを踏まえて LIFE OF MUSIC と YGNT special collective について語ってもらった。


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−まず「LIFE OF MUSIC」はコロナ以降に生まれたアイデアなのか、それとも柳井さんが以前から温めていたアイデアなのか、どちらなんでしょうか?


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柳井 温めていたほど古いアイデアでもないですけど、コロナをきっかけに思いついたわけでもないという感じですね。まだ詳細は言えないんですけど、ひとつ企画モノでリリースしたい音源があって。それと同時に何かのライブイベントで実現したセッション音源とか、僕が以前担当していた奇妙礼太郎がCMでいろんなカバー曲を歌っていたんですけど、そういう音源をリリースできるフォーマットを作れないかなと昨年の12月くらいからぼんやり考えていました。実際に奇妙礼太郎がカバーしたCMソングはリスナーから問い合わせもいただいていましたし。ただ、基本的にCMソングの原盤権はクライアントさんが持っているのでそれをそのままリリースするのは現実的に難しいし、アーティストサイドもCMのために書き下ろした音源を自分の名義でリリースするのは抵抗があるという人もいるかもしれない。でも、そのうえで日の目を見ていないセッション音源や録音物が世の中にたくさんあって。そういうアーカイブをリリースや発表できるフレームがあればいいなと思ったんです。音源にまつわる権利関係も弊社の出版チームと相談し、すべてクリアして、そこで生まれた収益を楽曲単位で計算してしっかり分配するという機能があればマイナスなことはひとつもないよな、と思ったんですよね。それが「LIFE OF MUSIC」を立ち上げた経緯です。

−なるほど。


柳井 で、その一発目にどういう作品をリリースしようと思ったときにたまたま僕が担当しているTHE ORAL CIGARETTES 山中拓也にオファーをいただいていた5月のBillboard Live Yokohamaのオープン記念企画(「Billboard Live Yokohama presents YGNT special collective Vol.0」)が新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったので。本当は公演を無事に終えてから「この公演のライブ音源をリリースしませんか?」とみんなに相談しようと思っていたんです。でも、その前に公演自体がなくなってしまった。ただ、せっかくこの公演のためにメンバーが集まったのだから何かやりたいと。それならあえて配信ライブではなくライブ音源として作品性の高いものを作って、LIFE OF MUSICからリリースするのがいいんじゃないかと思ったんです。

−つまり、「LIFE OF MUSIC」と「YGNT special collective」は別軸のプロジェクトとして立ち上がったんだけど、コロナの影響もあってこのタイミングでジョインしようとなったと。


柳井 そうです。そういう意味では『僕がTHE ORAL CIGARETTESのマネージメントも担当しているから、自分が立ち上げたレーベルの一発目として「YGNT special collective」のライブ音源をリリースすると見えてしまう』様な懸念もあるんですけど、それは意図していなかったことなんです。

−コロナ以降、あらゆるエンターテイメント産業が苦境を迎えている中で柳井さんはZOOM上でライブハウスとアーティストのパフォーマンスとお客さんをつなげる「#オンラインライブハウス_仮」を発起人として始動したり、マネージメント業が軸にありつつ未来の音楽業界のためにできることを打ち出すという発想を積極的に持っているのかなと思うのですが、そのあたりはいかがですか?


柳井 おそらく拓也はなんとなく察しがついてると思うんですけど(笑)、そこまでパブリックな考えではないというか。そもそもアーティストも僕らもまじめに仕事がしたいと思ってこの世界に入ってきたわけではないと思っていて。基本的にはネクタイもしたくないし(笑)。あくまで音楽にまつわる好きなことや面白いことを発信してそれが仕事になっているということが根本的にあると思うんですね。言い方が難しいんですけど、もともと自分の力でなんとかしたいという発想でこの仕事を始めてるのに、社会がこういう状況になったからといって「助けてください」と言っているだけではよくないなとちょっと思ったんです。でも、最終的には全部自分のためにやってると思います。自分や自分のチームにプラスになると思って始めてることですね。今すぐではなくても自分やチームの仕事に返ってくることがあるだろうなと思いながら時間やお金の使い方を考えてます。

−拓也くんは柳井さんの動きをどう見てますか?


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山中 俺は柳井さんにマネージャーについてもらってからのこの6、7年の中で育ててもらったという実感が強くあって。それは音楽面というよりも、たとえばMVの提案の仕方だったり、自分の中から生まれたアイデアをどのように人に伝えて実現させていくかということで。これはわからないですけど、俺は柳井さんがいつまで俺らと同じチームでいてくれるかわからないという危機感も持っていて。だから、柳井さんがいなくなっても自分のクリエイティビティをしっかり形にするために今のうちにこの人から全部吸収しようという感覚でいます。さっき柳井さんが言ったように自分のために何かをやるというところに対しても共感する部分も多いし。一概には言えないと思いますけど、人のために何かをやるのは限度がある気がして。どこかでモチベーションにストップがかかる気がするんですよ。だから自分のためにやることが結果的に人のためになるという構図が一番いいと俺は思うんですよね。

柳井 要は自分が幸せな状態であることって、自分の周りにいる人が幸せな状態にあるということで。自分だけが幸福な状態ってたぶんないから、自分が幸福感や達成感を味わうのは結果的に自分の周りにいる人が成功していることでもあって。マネージメント業務は特にそうなので。それをもう少し広い視野で見るとお客さんや業界全体含めてそういう流れになれば理想的だなと思います。

−拓也くんが柳井さんから学んだことについてもう少し教えてもらってもいいですか?


山中 昔の自分を思い出すと、チーム内でアイデアを共有するときに漠然と投げていたなと思うんです。作品をリリースするうえでとにかく人と同じことをするのがイヤというのが前提にあって。だから柳井さんにも「人と被るのがイヤなんですけど、何かいいリリース方法はないですか?」ってずっと言っていたと思います(笑)。そこで柳井さんが「じゃあこういうやり方はどう?」とか「なるほど、じゃあそれをこうやっていきましょう」という0から1にする作業をやってくれるんです。そこから俺が1になったものにさらにアイデアを乗せていくというやり方をずっとしてきていて。柳井さんはもともと大阪のSTOMPというクラブで店長をやっていた経験があったり、その前に芸大出身だったり、そもそもアーティスト側の思考回路を持ってる人なんやろうなと感じていて。しかもビジネス脳も持っている。そういうバランス感覚を兼ね備えている人はけっこう稀だと思うんですよね。そういう部分でも尊敬しながらずっと一緒にやってきました。柳井さんとよく電話で話すんですけど、ぶっちゃけた話をすると「お客さんが許可なく自分たちのライブ映像をYouTubeにアップしている動画についてどう思う?」という話だったり、その流れで権利の仕組みを教えてもらったり、「今の時代と向き合うにあたってこの権利の縛りっていると思う?」という話にもなる。そういうディスカッションをしつつ、柳井さんが「LIFE OF MUSIC」を立ち上げたり、俺は俺でYGNTの相談をしていたのですごく自分の頭の中を整理するいい機会だったなと感じてます。

−日本の音楽業界独特のルールってたくさんあると思うんですけど、YouTubeや各種SNSがこれだけ身近にある今、権利と自由度の狭間でいろいろな揺れが生じる時代になったと思います。


柳井 時代に則してイノベーションできることはしたほうがいいかもしれない慣例や慣習があると思うんですけど、そもそもそれ自体がどういう慣例や慣習があるかを把握できていないミュージシャンが多いという現状があって。今、20代前後のミュージシャンはあらかじめそういう慣習や慣例に対してリテラシーを持っている人も多いと思いますけど、20代後半より上のミュージシャンはまだCDが売れていた時代のミュージシャンに憧れて育って、自分がカッコいいと思う曲を作れて納得できるパフォーマンスができれば、ややこしいことは裏方のスタッフがやってくれる、それがミュージシャンのヒーロー像だと信じてやってきた人も多いと思うんです。

−権利やビジネスモデルについてミュージシャンが理解し、それを語ることがタブー視されていた向きもありますよね。


柳井 そう、タブー感もあるので。なので、僕は契約するアーティストにはいの一番にそういう話をするんです。たとえばあの音楽番組に出たら事務所に入ってくるギャランティはこれくらいですとか、アーティストがメディアに出るときにはどういうお金の流れがあるのかというところも。30代、40代のミュージシャンは自分のCDの売り上げの印税をどれくらいのパーセンテージで受け取るのが正当なのか考える発想もなかったと言う人も少なくない。自分はとにかくいい曲を作ればそれでいいんだとばかり思っていたという。もちろん、それもミュージシャンの生き様の美学として否定はできないんですけどね。

−でも、そこに無頓着でいられない時代にもなった。


柳井 従来のビジネスモデルでいくには支える人間の数が足りないし、見直せるところは見直したほうがいいと思いますね。

−拓也くんはそのあたりについてどう思いますか?


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山中 そもそもオーラルは「売れなきゃ意味がない」と言って始まったバンドでもあって。ベース(あきらかにあきら)が京都大学出身で、ギター(鈴木重伸)が神戸大学中退というバックグラウンドがある中で、彼らは俺についてこなかったら一般的に言うエリートコースを歩めていた人たちかもしれないという責任感が最初からめちゃめちゃあって。彼らの人生を巻き込むのだから絶対に売れなきゃと思っていた。だからこそ、最初に事務所から契約の話をもらったときもあえて断っていたんですよ。自分たちでアクションを起こして大勢の人たちを巻き込んでいくというスタンスが正しいと思っていたし、当時は会社に飲み込まれたら終わりだという固定観念を持っていたんですよね(苦笑)。でも、今はチーム全体で結束して「あれ?今までだったらそのやり方はないと思っていたけど、カッコいいかも」って思わせられるバンドほど強いんじゃないかと思っていて。たぶんそれはビジネスモデルにも言えることで、周りに何か新しいアクションを起こそうとしている人がいる会社やスタッフは強いと思うし、そういう人がいて初めて今の時代に則してないかもしれないルールや思想も変わっていくと思うんです。柳井さんもそうやって人を巻き込む力を持ってる人だと思ってますね。「LIFE OF MUSIC」の話を最初に柳井さんから聞く前に「俺があのときあのアーティストとコラボした映像ってもう誰も観れないんですか?」という会話をしていて。こういう事情があって出せないということを教えてもらって、率直にもったいないなと思ったんですよね。

−ライブ映像作品でも客演アーティストの権利がクリアできずその曲だけ収録されてないパターンも少なくないですよね。


山中 そうなんですよね。そこにもすごく違和感を覚えていて。そういう前提もあったから「LIFE OF MUSIC」の話を聞いたときはなるほどと思ったし、その趣旨に共感しました。

柳井 たとえば今回、YGNTでオーラルの「Shala la」にGOMESSくんがラップで入ってるとか、「Poetry」というGOMESSくんの曲に拓也のボーカルが入ってるとなったときに「それぞれの著作権はどうなるの?」という話が出てくるのが一般的だと思うんですよ。日本の著作権のルールで言うと、単純なカバーではなく、新曲として手続きするという考え方もあるかもしれないけど、そうしたときにプロモーションも含めて自由に動きづらくなる側面が出てくる。だから、今回はわかりやすく言うとYouTuberのコラボ動画と同じような考え方ですね。「僕はあなたのチャンネルに無料でゲスト出演するから、あなたも僕のチャンネルに無料でゲスト出演してね」みたいな。お互いがきちんと理解、納得したうえで、リアレンジカバーの領域として着地してます。そういう意味でも今あるルールとも向き合いつつ、「権利関係の計算もする、交渉もする、そしたらこうやってアウトプットできるよね?」という新しいアクションを起こすためのあり方を考えるのがLIFE OF MUSICの役割なのかなと思ってます。そこでリスナーが喜んでいい結果が出ればそれを真似する人も出てくると思うし、その先に「さすがにここのルールは変えたほうがいいよね」というきっかけになればいいなと。

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−拓也くんはYGNTというセッションバンドでどんなことを打ち出していきたいと思ってますか?


山中 そこは本当に自分の経験値の積み重ねだなと思ってます。

−修行するような感覚もある?


山中 修行ですね。実際にYGNTをやってみて、やっぱりバンドマンとミュージシャンって全然違うんだなということを感じた瞬間がいっぱいあって。バンドのように「俺が引っ張っていくぞ」という感覚よりは、「そこに入らせてもらいます」という感覚でやってるというのが大前提にあって。YGNTのライブ音源収録が終わったあとにオーラルも担当してくれているPAさんとご飯を食べに行って。そこでいろんな課題点や今後の展望についていろんな話をしたんですね。ライブをしてみてもそうだし、リモートでオリジナル楽曲の制作(「蝋燭の私」)をしても音楽家として学べることがたくさんあるから、経験値を積んだもん勝ちだなって最近はすごく思ってますね。「蝋燭の私」はギターの山岸竜之介と一緒に作ったんですけど、今はSWING-Oさんと一緒に曲を作ろうかと話していたりしていて。YGNTに参加しているミュージシャンはそれぞれ音楽的なタイプが違うし、本当に勉強になってるしありがたいです。

柳井 これは「LIFE OF MUSIC」の話にもつながってくるんですけど、セールス的な結果をある程度出せば出すほどお客さんがアーティストの発表する作品や表現などに寄せる目線が完成されたものとして捉えすぎちゃう側面があると思っていて。そうなったときに表でミュージシャンが経験値を重ねることにリスクが伴ってきちゃうんですよね。わかりやすく言うと、拓也がTHE ORAL CIGARETTESとしてではなく、山中拓也として楽曲を発表するとなると「ソロデビューするのか、バンドを捨てるのか」みたいな話になってしまったり。

−日本のリスナーってソロ活動を大仰な話にしがちですよね。


柳井 そういう議論が勝手に起こってしまう。でも、今回拓也にとってYGNTで重ねる経験値っていろんな面で役に立つと思うんです。じつは拓也とはずっと前からそういう話をしていて。「ソロデビューがしたいわけじゃないんだけど、自分の音楽的な経験値を積み上げて広げるためにはどうしたらいいんだろう?」みたいな。そこで趣味としてスタジオに入っても、表に出ないと本当の意味での実験や経験にならないんですよね。そういう意味でもBillboard Live Yokohamaから今回のオファーをいただいたときに第三者が実験する場所を作ってくれるのはミュージシャンにとってすごくプラスになるなと思ったんです。

山中 THE ORAL CIGARETTESの山中拓也というイメージを拡張させていく作業は絶対に今後必要だと思っていて。THE ORAL CIGARETTESというバンド自体もアルバムを作る度にまったく異なる音楽性を発信しているバンドでもあるから、それに対する免疫を自分たちのファンに持ってもらうことがすごく大事になってくるなと思うんです。あくまでリアルな発信をしていきたいという自分の中にあるこだわりはファンのみんなに伝わってるかもしれないけど、そのリアルな感情に加えて音楽を聴くうえで実験的で新しい感覚を知れるような場所がひとつあってもいいなと思っていたので。次のオーラルが新しいアプローチをするときに「拓也は前にYGNTでああいうことをやってたもんな」って感じてもらえる要素になればいいなと思うし。正直に言うとそこには自分の承認欲求もあるんですけどね。THE ORAL CIGARETTESくらいの規模のボーカリストがBillboardでこういう多彩なミュージシャンとセッションすることにも絶対に価値があると思うので。そこで自分の幅も広げられるし、自分に対して固定概念を持ってる人たちの許容範囲を広げられる場所なんじゃないかと感じてます。

−今後、メンバーが増えたっていいと思うし。


山中 全然ありだと思いますね。そこに関しては超自由でいいと思ってます。

−拓也くんと親交の深いKing Gnuの常田大希氏の別プロジェクト、millennium paradeのあり方とも近いかもしれない。


山中 そうですね。前に俺と大希で「一緒にパンクバンドをやろうか」みたいな話もあったくらい(笑)、あいつもすごく柔軟な考え方をもっていて。もちろん、自分が世に出す作品は全部自分が監修して高いクオリティを誇るものでなければならないというプライドも持っているし。SKY-HIもそうですけど、自分が仲よくしているアーティストはどんどん新しいアクションを起こしていかないと逆に気持ちが休まらない人たちだと思うんですよ。だから、さっき話に出たような「え、拓也、もしかしてソロデビューする気?」とかっていう話よりも先に「そんなことできるんや!音楽ってめっちゃ面白い!」という声が先行するような状況になるのが表現者としてはベストですね。

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取材・文:三宅正一
撮影:ハタサトシ



RELEASE INFORMATION

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YGNT special collective「じれったい at Billboard Live Yokohama(2020.06.24)」
2020年7月22日(水)
視聴はこちら

ygnt_jk_sll_1200_20200728.jpg
YGNT special collective「Shala La at Billboard Live Yokohama(2020.06.24)」
2020年7月29日(水)
視聴はこちら

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YGNT special collective「Poetry at Billboard Live Yokohama(2020.06.24)」
2020年8月5日(水)
視聴はこちら

ygnt_jk_hoshi_1200_20200811.jpg
YGNT special collective「ほしのなまえ at Billboard Live Yokohama(2020.06.24)」
2020年8月12日(水)
視聴はこちら

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YGNT special collective「蝋燭の私 at Billboard Live Yokohama(2020.06.24)」
2020年8月19日(水)
視聴はこちら



LINK
■LIFE OF MUSIC
オフィシャルサイト
@lifeofmusic1981

■THE ORAL CIGARETTES
オフィシャルサイト
@oral_official

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