SENSA

2020.07.12

-Highlighter Vol.016-「MO MOMA」

-Highlighter Vol.016-「MO MOMA」

音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.016は、エレクトロ、オルタナティブ、シューゲイザーと様々な要素が融合したサウンドと透明感溢れる歌声で聴く人を魅了する男女混合4人組バンド、MO MOMAに迫る。

MO MOMA_1500.jpg
MO MOMA
MO MOMA (モー モーマ)  都内を中心に活動している男女混合4人組バンド。2019年1月結成。
ウェブサービス"note"を利用したサブスク型オンラインスペース「WE WAVE」をメンバー自身で運営。活動における非公開情報や、様々な限定コンテンツをクローズド環境で発信している。現在、活動は音源配信やWE WAVEでの発信等、オンライン上に限定している。

Vo&Key/志水 美日(シミズ ミカ)  1993年10月17日生 -福岡県出身
 アートワーク・グッズデザイン、作詞を担当。他アーティストの作品にコーラスとして参加、ソロ活動も行なっている。2018年までLILI LIMITとして活動。

Vo&Ba/黒瀬 莉世(クロセ リヨ)  1994年2月1日生 -山口県出身
 グッズデザイン、作詞を担当。他アーティストのサポートも行なっている。2018年までLILI LIMITとして活動。

Gt&Cho/土器 大洋(ドキ タイヨウ)  1991年7月9日生 -福岡県出身
 作詞作曲編曲を担当。yonige、Ghost like girlfriendのサポートも行なっている。2018年までLILI LIMITとして活動。過去には、ゆず・でんぱ組.inc・SHE IS SUMMER・odol・Charisma.comなどのアーティストの制作にも携わる。

Dr&Sampler/高橋 尚吾(タカハシ ショウゴ)  1994年4月20日 -大阪府出身
アートワークデザイン、映像・リズムトラック制作を担当。Ropes・Ghost like girlfriendのサポートも行なっている。映像クリエイター、トラックメイカーとしても活動中。2018年までexpctrとして活動。



活動を始めたきっかけ
土器:前のバンド(LILI LIMIT)の解散が決まったタイミングで僕が黒瀬と志水に声をかけ、MO MOMAとしての活動計画をスタートしました。二人とは長い付き合いで人間的にも信頼していて、何より音楽的にまだ発揮できてない良い部分を知っていたので今後もまた一緒にやりたい気持ちでいました。OKもらえてありがたかったです!
その後、一緒に面白いことをできそうな映像クリエイターを探していたところ、知り合いの紹介でドラマー·トラックメーカーでもある高橋(ex.expctr)と出会いました。会って話してみるなり、考え方や描くイメージがカッチリはまったので、その場でメンバーに加入する形となりました。こういった経緯で2019年に活動をスタートしました!


影響を受けたアーティスト
土器:個人としては中学生の時にMr.Children「深海」とストレイテナー「Dear Deadman」に出会った影響は大きいですね。自分の知らない表現に出会うことへの喜びを覚えました。音楽って自由なんだなー、と。あとは、形に囚われず変わり続けるミュージシャンが好きです。

高橋:Spangle Call Lilli Line「SINCE2」。このアルバムが僕の中で音楽を作る事の出発点となったといっても過言ではないです。自分はこういう音が好きなんだっていう軸みたいなものを作ってくれた作品です。




注目してほしい、自分の関わった作品
土器:MO MOMA以外で挙げるならば、最近だとギターやアレンジで参加したyonige「健全な社会」は本当に素晴らしい作品になったと思います。
過去の作品だとLILI LIMIT「LIB EP」のサウンドが大好きで、今のMO MOMAのスタイルにも繋がっていますね。



高橋:最近ですとRopes「TONIGHT」という作品に制作で参加させて頂いたのですが、自分の中で、あー良い!と感じる要素が沢山詰まってる楽曲なので是非聴いて頂きたいです。
もちろんMO MOMAの音源も聴いてほしくて、現在3曲入りEPを2作品とシングルを2曲をリリースしているのですが、良い意味でジャンルレスな感じが個人的には気に入っています。
後は志水黒瀬のボーカルワークですね。女声ボーカルを2人据えて活動しています。MO MOMAの音像を構築する大事な要素になってますので、是非そこ注目して聞いて頂けるとより楽曲を楽しめると思います。


今後挑戦してみたいこと
志水:今やっている自分たちのサブスクスペース「WE WAVE」でやっている、クローズド環境での様々なコンテンツの共有、そこに登録してくれているお客さんとの交流によって生まれるアイデアを更に増やして、自分たちのテーマでもある実験的な活動に繋げていきたいです。あとは、まだMO MOMAとしてのライブが出来ていないので、工夫を凝らしたイベントやライブを実現させたいと考えています。今後もメンバーがそれぞれの活動も楽しみながら、この4人だからこそできる面白いアイデアをたくさん試していけたら良いなと思っています。


FRIENDSHIP.から配信したきっかけ
黒瀬:知人にこのサービスを紹介していただいて興味を持ちました。自身でのセルフプロデュースや様々な形での音楽活動があると思っていたので、とても良いサービスだと感じました。


カルチャーについて

触れてきたカルチャー
黒瀬:私は洋服が好きなのですが最近では「AKIRANAKA」というファッションブランドが好きですね。独自の素材感や配色のセンスがとても魅力的で引き込まれます。音楽はアートやファッションなども密接に関わりがあるものだと思っているのでよく紐づけてチェックするようにしています。

土器:漫画では和田ラヂヲさん、うすた京介さんの作品から、ゲームでは「MOTHER」「MOON」から(こちらは特に音楽的にも)大きな影響を受けています。
小さい頃にこれらの作品と出会ったことで、"直接的すぎない・シュールである・違和感がある・狂気をポップに仕立てている"といったものを好む様になった気がします。これらの表現って、あざとくやりすぎると「うーん...!」となるので、改めて奥が深いものだなー、と。つくづく。


今注目しているカルチャー
黒瀬:MO MOMAではジャケットやグッズのデザインはメンバー自身で行うのですが、その際によく写真を使うので最近はカメラに興味があります。今はメンバーが持っているカメラを借りてまずは撮ることからはじめています。ゆくゆく自分に合ったカメラを見つけられればなと思ってます。この写真は散歩中に撮影しました。まずは日常で身近なものから撮り溜めていってます。

momoma_1500.jpg
9A6CB5D5.jpeg
photo by 黒瀬莉世


志水:お笑いがずっと好きで特に「毒舌」と言われる芸人さんの言葉や考え方がすごくツボで、オブラートに包まれていない簡潔明瞭な表現に魅力を感じます。昔から好きなのはオードリーの若林正恭さん。Creepy NutsのDJ 松永さんは数年前に一度お話しする機会があってとても面白い方だったので、音楽面では勿論ですがトークの方もすごく好きで注目しています。



RELEASE INFORMATION

MOMOMA_Route_jk.png
MO MOMA「Route」
2020年6月10日(水)
視聴はこちら


LINK
@momoma_wave
@momoma_wave
note
FRIENDSHIP.

気になるタグをCHECK!