音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSAでは、今回新たに、INTERVIEWシリーズ「Highlighter」をスタート。アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。
Vol.009は、ドラマ性のある切ない歌詞と豊かな音楽性で話題の岡山出身シンガーソングライター、さとうもかに迫る。

さとうもか
1994年生まれ、岡山出身・在住。初めてのピアノ発表会で弾いた「ガラスの靴」という曲の最初のシ・ド・ミの和音で音楽が好きになる。3歳からピアノを始め、ギター、サックス、合唱、声楽など様々な音楽に触れる。 高校音楽科卒業後、音楽短期大学へ入学し、ガットギターやピアノの弾き語りを本格的に始める。 繊細だけど大胆､ユーモラスだけど甘くない､アート心をくすぐる良質なポップネスを持つその才能は、登場するや新世代のYUMINGと称され､2018年1st Full Album「Lukewarm」で一気に注目を集めると、KID FRESINOや斎藤ネコ、渋谷直角など様々なアーティストからも支持を得る。 2018年3月14日P-VINEより1stフルアルバム『Lukuwarm』、2019年5月20日2ndフルアルバム『Merry go round』リリース。

活動を始めたきっかけ

元々小さな頃から音楽が好きで、いつか演奏しながら歌ってみたいとぼんやり思っていました。中学3年の頃からギターを始めたのをきっかけに、弾き語りを始めました。

影響を受けたアーティスト

影響を受けたアーティストは沢山居すぎて絞れませんでした‥(笑)
小学生の頃はポップミュージックを沢山聴いていて、その中で幼いながらに自分はジャズっぽいものが特に好きかもしれないと気づきました。
中学1年生の時にジャズスタンダードが100曲入ったCDを両親にプレゼントしてもらって、そのCDが今の自分にすごく繋がっているような気がしています。その中で特にお気に入りの曲は、Dinah shoreさんの歌う「April in paris」という曲です。

注目してほしい、自分の関わった作品

今年の1月に出した「melt bitter」という曲です。
私は生まれてこのかた岡山に住んでいるのですが、岡山で出会った大好きなバンドメンバーたちと、初めて一緒にレコーディングすることが出来た作品です。歌詞の内容もかなりヒリヒリしてるかもしれないので、ぜひそこにも注目してほしいです！(笑)
過去作の「melt summer」の続編みたいなイメージで書いていて、両方通して聴くと見えてくるストーリーがあるかもしれません。

今後挑戦してみたいこと

なんとなく自分でMVが作れるようになってみたいです。
あとは、ほんとに展望というよりは夢なんですけど、自分の曲が何かの映画やドラマの主題歌に使って頂けたりしたらいいなあと、憧れています。

FRIENDSHIP.から配信したきっかけ

スタッフからのご紹介です。シングル「melt bitter」からFRIENDSHIP.さんを使わせて頂いているのですが、自分自身シングルを出すのは初めてで、聴いてもらえるかドキドキしていたのですが、様々なプレイリストにも入れて頂き、想像以上にたくさんの方に聴いてもらうことができて、とても嬉しかったです。

カルチャーについて

触れてきたカルチャー

漫画の「すごいよマサルさん」（作：うすた京介）と「ちびまる子ちゃん」（作：さくらももこ）にはかなり人格面で影響を受けた気がします。
全く似てないこの2つの作品ですが、日常のズレた部分をそれぞれ別の形で全く違う角度から自然に受け入れ、ユーモアをそのまま生活の基盤にしていくような所が共通点だと思いますし、その生き方が私は素敵だと思います。

今注目しているカルチャー

昔から洋服もとても好きで、自分の中で流行が色々あったんですけど、ここ数年は形と柄のいいワンピースを探すのにハマっていました。
けど最近はTシャツが面白いなと思っています。Tシャツは１枚でなんかすごい自己を感じるというか、形は似てるけど、なぜそれを選んだかという理由がそれぞれにあるかんじとかも面白いなと思います。
お気に入りのワンピース

RELEASE INFORMATION

さとうもか「melt bitter」
2020年1月22日（水）
視聴はこちら

LINK

オフィシャルサイト
@rrw6sv
@_satomoka_
FRIENDSHIP.