パールのように重層的に輝くポップ且つ独創的なアンサンブル「oh!! 真珠s」- Highlighter Vol.265-
Highlighter
2026.06.10
"暮らし発・創作行"の日々をジャンルを横断しながらドラマティックに昇華「DUCK HOUSE」 - Highlighter Vol.266-
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSA。INTERVIEWシリーズ「Highlighter」では、アーティストはもちろん、音楽に関わるクリエイターにどのような音楽・カルチャーに触れて現在までに至ったか、その人の人となりを探っていく。Vol.266は、3人組のオルタナティブバンド・DUCK HOUSEを取り上げる。
2022年4月に、大阪・大国町のシェアハウス兼音楽プロジェクトとして始動したユニークな経緯を誇る。2025年8月に上京し、2026年6月10日に1stミニアルバム『家鴨の手帖』をリリース。さらに同時期にTsuru-Sho(Dr)が新たにメンバーとして加入し、バンドとして脂ののった時期を迎えている。ヒップホップやジャズ、エレクトロニカを自在に横断しながら、日本語詞を活かした表現に注目。


INUI(B):もともと3人でシェアハウスをしていて、その家のことを「DUCK HOUSE」とあだ名で呼んでいました。そこで遊び半分でビートを作ったり、ラップを考えたりしていたんですけど、曲が増えてきたので「せっかくだしリリースしてみようか」となったのが活動のきっかけです。
最初からバンドをやろうと思っていたわけではなくて、気づいたらDUCK HOUSEとして活動していた、という感覚に近いですね。
特に、松本隆さんや阿久悠さんといった作詞家に興味があります。普遍的なテーマを扱いながらも個人的な記憶に深く刺さる歌詞が多くて、どんなことを考えながら書いていたのか気になりますね。
青海(Pf/Vo):ピアノを始めたきっかけは、中学生の頃に聴いていた→Pia-no-jaC←でした。そこで培ったフィジカルが今の演奏にもつながっています。大阪芸術大学に進学してからはHerbie Hancock、Robert Glasper、Mulgrew Millerなどのジャズを学びました。
DUCK HOUSEとして活動するようになってからDAWに触れる機会が増え、トラック制作ではFlying Lotus、Bon Iver、Radiohead、Tame Impala、Jordanaなどからも大きな影響を受けています。最近ではINUIと一緒に観に行ったPuma Blueのライブが非常に印象的で、大きな刺激になりました。
青海:「蓮の花」のHookのバックで鳴っているノイズやシンセの絶妙なバランス加減、「willow」の他曲とは違うファンクさやセッションバラエティに注目して頂きたいです。
INUI:「lull you」は自分の得意な部分が出せた曲でした。曇り空や帰り道が似合う曲だと思います。
また、自分たちでもDUCK HOUSEがどんなジャンルの音楽なのかよく分かっていません(笑)。それが自分たちらしさだと思っていますし、今後も変わらないと思います。ただ、どんなジャンルの曲を作っても「DUCK HOUSE」と分かるようなサウンドを追求していきたいです。
SOMAOTAともこれからも共に歩んで行きますが、青海をフロントとしたピアノトリオとしてのDUCK HOUSEの新たな楽曲も楽しみにしていて欲しいです。
INUI:高校生の頃、周囲が受験勉強に集中している時期に時間ができたことで、よく都会へ遊びに行くようになりました。そこで麻雀やカードゲーム、さまざまなサブカルチャーに触れると同時に、古着の魅力を教えてくれる友人と出会い、服が好きになりました。
現在は東京に拠点を移し、その当時出会った古着屋のオーナーの協力のもと、古着屋を運営しながら音楽活動を続けています。
音楽も服と似ていて、年齢を重ねるほど若い世代の感性を自然に理解することは難しくなっていくと感じています。
経験を積むことで自分なりのやり方や組み立て方は確立されていきますが、その一方で、それらを時には壊しながら新しい感性に触れ続けることも大切だと思っています。
青海:北村蕗ちゃんとTrackを作ったのですが、彼女の音色選びに感動しました。一緒にできて光栄です。

DUCK HOUSE「家鴨の手帖」
2026年6月10日(水)
試聴はこちら

DUCK HOUSE
2022年4月、大阪・大国町のシェアハウス兼音楽プロジェクトとして始動。共同生活の中から生まれたユニークな背景を持つ。ヒップホップ、ジャズ、エレクトロニカなどの要素を横断しながら、日本語詞の豊かな表現力を活かした独自のサウンドを展開している。
2025年8月に拠点を東京へ移す。2026年6月にはMC SOMAOTAがバンドを脱退し、新たにTsuru-Sho(Dr.)が加入。
SOMAOTAは一人のMCとして、DUCK HOUSEは青海をフロントとしたピアノトリオとして活動する。
また同月10日には、SOMAOTAとDUCK HOUSEによる共作アルバム『家鴨の手帖』を、DUCK HOUSE & SOMAOTA名義でリリースした。
『家鴨の手帖』は、初期DUCK HOUSEの集大成であると同時に、新体制への移行を記録した節目の作品となっている。
@duckbooking_com
@DUCKHOUSE-bn5ue
2022年4月に、大阪・大国町のシェアハウス兼音楽プロジェクトとして始動したユニークな経緯を誇る。2025年8月に上京し、2026年6月10日に1stミニアルバム『家鴨の手帖』をリリース。さらに同時期にTsuru-Sho(Dr)が新たにメンバーとして加入し、バンドとして脂ののった時期を迎えている。ヒップホップやジャズ、エレクトロニカを自在に横断しながら、日本語詞を活かした表現に注目。


活動を始めたきっかけ
SOMAOTA(MC):高校生の頃にサイファーに夢中になり、『フリースタイルダンジョン』や『高校生RAP選手権』の影響でラップを始めました。大学でAbleton Liveを学び、本格的に音楽制作をスタート。ライブで「かっこいい」と言ってもらえたことが嬉しくて、気づけば10年近く続けています。INUI(B):もともと3人でシェアハウスをしていて、その家のことを「DUCK HOUSE」とあだ名で呼んでいました。そこで遊び半分でビートを作ったり、ラップを考えたりしていたんですけど、曲が増えてきたので「せっかくだしリリースしてみようか」となったのが活動のきっかけです。
最初からバンドをやろうと思っていたわけではなくて、気づいたらDUCK HOUSEとして活動していた、という感覚に近いですね。
影響を受けたアーティスト
SOMAOTA:最近は、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」のような、情景が自然と思い浮かぶ歌詞を持った楽曲を好んで聴いています。特に、松本隆さんや阿久悠さんといった作詞家に興味があります。普遍的なテーマを扱いながらも個人的な記憶に深く刺さる歌詞が多くて、どんなことを考えながら書いていたのか気になりますね。
青海(Pf/Vo):ピアノを始めたきっかけは、中学生の頃に聴いていた→Pia-no-jaC←でした。そこで培ったフィジカルが今の演奏にもつながっています。大阪芸術大学に進学してからはHerbie Hancock、Robert Glasper、Mulgrew Millerなどのジャズを学びました。
DUCK HOUSEとして活動するようになってからDAWに触れる機会が増え、トラック制作ではFlying Lotus、Bon Iver、Radiohead、Tame Impala、Jordanaなどからも大きな影響を受けています。最近ではINUIと一緒に観に行ったPuma Blueのライブが非常に印象的で、大きな刺激になりました。
注目してほしい、自分の関わった作品
SOMAOTA:今回のミニアルバム『家鴨の手帖』では、日本語の歌詞に特にこだわりました。なかでも「さかさま(feat. 北村蕗)」や「willow」では、歌謡曲にも通じるシンプルな言葉でラップすることを意識しています。日本語ならではの表現の面白さや響きを楽しんでもらえたら嬉しいです。青海:「蓮の花」のHookのバックで鳴っているノイズやシンセの絶妙なバランス加減、「willow」の他曲とは違うファンクさやセッションバラエティに注目して頂きたいです。
INUI:「lull you」は自分の得意な部分が出せた曲でした。曇り空や帰り道が似合う曲だと思います。
今後挑戦してみたいこと
INUI:DUCK HOUSEに新たにDr. Tsuru-Shoが加入したので、これまで打ち込み中心だった楽曲制作から少し視点を変えて、生音ならではの質感や揺れを意識した曲作りに挑戦したいと考えています。また、自分たちでもDUCK HOUSEがどんなジャンルの音楽なのかよく分かっていません(笑)。それが自分たちらしさだと思っていますし、今後も変わらないと思います。ただ、どんなジャンルの曲を作っても「DUCK HOUSE」と分かるようなサウンドを追求していきたいです。
SOMAOTAともこれからも共に歩んで行きますが、青海をフロントとしたピアノトリオとしてのDUCK HOUSEの新たな楽曲も楽しみにしていて欲しいです。
カルチャーについて
触れてきたカルチャー
SOMAOTA:『暮しの手帖』です。初代編集長・花森安治の特集号を読んだことをきっかけに、その徹底したこだわりや尖った企画に衝撃を受けました。今回のミニアルバム『家鴨の手帖』というタイトルも、そこからインスピレーションを受けています。INUI:高校生の頃、周囲が受験勉強に集中している時期に時間ができたことで、よく都会へ遊びに行くようになりました。そこで麻雀やカードゲーム、さまざまなサブカルチャーに触れると同時に、古着の魅力を教えてくれる友人と出会い、服が好きになりました。
現在は東京に拠点を移し、その当時出会った古着屋のオーナーの協力のもと、古着屋を運営しながら音楽活動を続けています。
音楽も服と似ていて、年齢を重ねるほど若い世代の感性を自然に理解することは難しくなっていくと感じています。
経験を積むことで自分なりのやり方や組み立て方は確立されていきますが、その一方で、それらを時には壊しながら新しい感性に触れ続けることも大切だと思っています。
今注目しているカルチャー
INUI:タコスにハマってますね。最高です。家でも作ってます。青海:北村蕗ちゃんとTrackを作ったのですが、彼女の音色選びに感動しました。一緒にできて光栄です。
RELEASE INFORMATION

DUCK HOUSE「家鴨の手帖」
2026年6月10日(水)
試聴はこちら
PROFILE

DUCK HOUSE
2022年4月、大阪・大国町のシェアハウス兼音楽プロジェクトとして始動。共同生活の中から生まれたユニークな背景を持つ。ヒップホップ、ジャズ、エレクトロニカなどの要素を横断しながら、日本語詞の豊かな表現力を活かした独自のサウンドを展開している。
2025年8月に拠点を東京へ移す。2026年6月にはMC SOMAOTAがバンドを脱退し、新たにTsuru-Sho(Dr.)が加入。
SOMAOTAは一人のMCとして、DUCK HOUSEは青海をフロントとしたピアノトリオとして活動する。
また同月10日には、SOMAOTAとDUCK HOUSEによる共作アルバム『家鴨の手帖』を、DUCK HOUSE & SOMAOTA名義でリリースした。
『家鴨の手帖』は、初期DUCK HOUSEの集大成であると同時に、新体制への移行を記録した節目の作品となっている。
LINK
@DUCKBooking_com@duckbooking_com
@DUCKHOUSE-bn5ue




