SENSA

2025.11.13

【読むラジオ】MC: Laura day romance 「旅気分な音楽」をテーマに選曲!「Room H」-2025.11.12-

【読むラジオ】MC: Laura day romance 「旅気分な音楽」をテーマに選曲!「Room H」-2025.11.12-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、VivaOla、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます。Laura day romanceのボーカル井上花月と

鈴木:ギターの鈴木迅と

礒本:ドラムの礒本雄太です。

井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました。礒やんは前回お休みで、私たちが礒やんのフリをしてやりましたが、復活おめでとうございます〜。

鈴木:おめでとうございます!

礒本:申し訳ございません(笑)。しかもですね、今もまだちょっと鼻声と。だいぶ、体調は治ったんですけど、無事、秋の花粉症デビューしました。

井上鈴木:おめでとうございます!

井上:ブタクサですか?

礒本:おそらく。ちょっとお聞き苦しいかとは思うんですけど(笑)。滑舌も悪いという(笑)。

井上:鼻通らないと滑舌悪くなるよね。

礒本:元気は元気です。

鈴木:僕らはツアーが折り返しですね。

井上:収録の2日前に大阪公演が終わったところで。

鈴木:そうですね。ここから福岡、名古屋、東京とございまして。福岡、東京はありがたいことにソールドということで。名古屋も本当に残りわずかということで。

井上:実際ソールドしてたんだけど、(チケットを)追加して。

鈴木:どうせだったらたくさんのお客さんに観てもらおうという話になって。

礒本:オンエアの日は福岡公演が終わった直後ぐらいのタイミングだね。

鈴木:鋭意頑張っていきますので、礒本君は体調管理に気をつけていただいて。僕らも気をつけつつ、走り抜けようと思いますので、よろしくお願いします。

鈴木:Xやってる方は、#FMFUKUOKA、#RoomH をつけて番組への感想や僕たちへの質問など、ぜひ気軽にポストしてください。

井上:(ポストでは)「礒やんの声が聞けなくて寂しかった」とか。

鈴木:それはすごく嬉しいね。

礒本:嬉しいっすね。

井上:あと、お体ご自愛くださいなど。

礒本:体調を崩して、皆さんからの愛を感じていく(笑)。

礒本:では早速番組始めていきましょう。今日の1曲目は。

井上:秋なので。

鈴木:僕らは秋盤というのがありますから。

井上:秋盤から1曲。Laura day romanceで「cardigan」。



「旅気分な音楽」をテーマに選曲@リビングルーム

井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。では礒やん、テーマの発表をお願いします。

礒本:今夜のテーマは「旅気分な音楽」です。一気に秋が深まってまいりました。寒すぎず、昼間はあったかい日もあったりと旅に出たくなる季節がやってきました。皆さんもツアーなどで全国いろんな場所へ出かけていらっしゃるかと思いますが、"旅先で出会って、ハマった外国の音楽"や、"聴くといつもどこかへ旅したくなる音楽""まだ実現はしていないけど、このシチュエーションでこの曲を聴いてみたい"などありますか?また、大好きなアーティストの聖地巡礼でゆかりの地を訪れてみたという人もいたりするのでしょうか。ちなみに、ディレクターは、Blurを聴きながらロンドンのハイド・パークを散歩した時と、Billy Joelを聴きながら、ニューヨークのブルックリン橋を歩いて渡った時に「これか〜!」となりました、と。

鈴木:いいですね〜。僕もロンドンに行った時に、とりあえずBlurの『Parklife』を聴こうと。こういう所がこういう風に影響して作るのかな、みたいな勝手に想像できるというのもあるし、歌詞に出てくるというのもありますよね。ジャケットに出てくる場所もありますし。ロンドンは、例えば、David Bowieの『The Rise and Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars』とか、あとOasisの『(What's The Story) Morning Glory?』とか、あそこらへんの聖地が全部近くて、パッって行けるんですよ。でも似たような通りがありすぎて、「これなのか...?」みたいな感じになる。

井上:ロンドン行きたい〜。

鈴木:あはは(笑)。

井上:電車とか車って音楽を聴くシチュエーションとして一番良くない?

鈴木:ラジオ全盛の時は、車、ドライブに合う音楽というのがセールスポイントになるような時代だったと思いますけれども。

井上:今もそうなんじゃない?

鈴木:今も一種あるだろうね。車でしか音楽聴かない人もいるだろうし、通勤でしか音楽聴かない人もいるだろうし。僕ら、どうなんすかね?

井上:ドライブするためにちょっと運転の練習しようかな?

礒本:そっち?

鈴木:確かに作る側が運転の良さを分かってないと。それ学びたくて、後輩に「ちょっと助手席乗せてくれ」って言って。

礒本:君が運転するわけじゃないんだ。

鈴木:危ないからね。

井上:迅君ほど運転の才能なさそうな人って...。

礒本:一番ない。

鈴木:この世で一番才能ない。

井上:じゃあ迅君からどうぞ。

鈴木:(日本語の)「旅」って「トラベル」と違うというか。「旅」って切なさというか叙情というか独特なものがあるなという風に思っていて。「旅」という言葉にはジャパニーズフォークではないですけれども、そういう音楽がハマるなと思うんですよね。この曲を初めて聴いた時に、人生の起伏みたいなものと旅とギターと音楽と色んなものが交差してる、すごく素敵な曲だなと。ラッキーオールドサンで「旅するギター」。



鈴木:お送りしたのはラッキーオールドサンで「旅するギター」でした。家主の田中ヤコブさんというギターの方が参加されていて、"ずぎゃーっ"とギターソロを後半にかますんですけど、それがもう凄くて。「こんな弾く?」ってくらい弾くんですよ。そのアンバランスさがすごく好き。曲だけでもすごく良い曲なんですけど、"バンド"を感じるというか。バンドってある種、旅じゃないですか。みんなで旅するものでもあるので、良い曲だなと思って選ばせていただきました。それではドラムの礒本君。

礒本:僕はSaucy Dogの「バンドワゴンに乗って」という曲を紹介しようと思っていて、さっき(迅の)「バンドって旅するようなもん」で言われちまったな...と思いながら聞いてて、内心どうしようと思いながら。

鈴木:あはは(笑)。

礒本:僕は時間に注目もしてて。

鈴木:ほうほう。

礒本:長い年月、一緒にいたりするから、そこも一つ旅要素あると思うし、いろんな景色が変わっていったり、同じ景色だけど違うように見えてくる、とか。時間の経過によって自分が変化したり、自分にない価値観を気づくとか。そういうところもすごく旅っぽいなと思ってて。この曲は7年前ぐらいの曲で、自分たちで言ったら、本当に不安な時期だったと思うんだよね。

井上:はいはい。

礒本:不安だけど、それでも、やるしかないよね。みたいなところがすごく歌詞に出ていて、共感したんだよね。

鈴木:なるほど。

礒本:自分たちが昔もそうだったし、今もそうだから。僕たちにも実は「バンドワゴン」という曲があってね。リリースはされてないんですけど、やついいちろうさんのコントライブのタイアップとして作らせていただいて。音源ってどこにあるんだろうね(笑)。

鈴木:リリースしたいですよ。

礒本:実はそういう曲もありますよ、というPRもしておきます。



井上:めっちゃいい曲だった。歌い方違う。ワイルドな感じでしたね。

礒本:そういうところも今になって聴くと(気づくよね)。色々変化もあり、旅して来たんだろうなって。

井上:(Saucy Dogは)一応、事務所のパイセンです。迅君、ギターの機材褒められたりとかしてたね(笑)。

鈴木:あはは(笑)

礒本:関わり薄っぺらくない(笑)?。もっと色々お話ししたりとかさ。

鈴木:一回ライブも見てもらって。

井上:とってもいい曲でした。

礒本:ではラスト、ボーカルのかっちゃん、お待たせしました。旅気分な音楽教えてください。

井上:秋っぽい感じの爽やかな感じの音楽で聴きやすくて、かつ最新の音源がいいなと思いまして。私的にいい季節に聴きたくなる音楽がいつもSufjan Stevensさんなんですけど。最新のアルバムから1曲選びました。Sufjan Stevensで「A Running Start」。



井上:この人はずっといい曲しか出してないですね。かなりすごくないですか?

鈴木:一番好きなソングライターの一人ですけど、『Javelin』という最新のアルバムは"まだこんなに作曲うまくなるんだ"と。珠玉の曲がたくさんあって、『Carrie & Lowell』というだいぶ前のアルバムで、もう行く所まで行ったかなと思いきや、もう一押しみたいな。聴かれていると思いますけど、もっと聴かれるべき。

井上:もっと話題にね。

鈴木:(音楽を)志ざしてる人はもっと聴くべきだと思ってる。

井上:説教ですか(笑)?

礒本:同じどころに留まらないというか。一番大事だよね。

井上:私は『A Beginner's Mind』というAngelo De Augustineさんとのコラボアルバム、やばすぎるジャケのレコードを買って。

鈴木:世界一ジャケットで損しているアルバムと言われている。

井上:これめちゃくちゃ好きで、オリジナルアルバムもいいし、コラボしても素晴らしいし。音源もめっちゃ出してるし、すごいなって思いますね。こうなりたいです。今日もすごく真面目に話してしまった。

礒本:いいことじゃない(笑)?

井上:いやいや、一笑いぐらい取った方がいいだろうと。

鈴木:あはは(笑)。

礒本:それを狙ってるってわかっちゃったら、みんな笑ってくれないから。



井上:ということで、今日は「旅気分な音楽」というテーマで3人それぞれ選曲してみました。最後にもう一曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマでかけたいと思いますが。この曲が浮かぶよね。

鈴木:確かに疾走感あっていいですよね。汽車というか列車感というか。

井上:汽車に乗っている感あるよね。



井上:ということで、今日は「旅気分な音楽」というテーマでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?旅したい。非常に。

礒本:やっぱり、どんどん変わってく必要があるなと。

鈴木:人生は旅?

礒本:人生は旅。

井上:友達と旅館に泊まったら、「人生は旅」ってスリッパに書いてあって。左右の足両方に金色の文字で書いてあったんですけど、すごく良かった。あのスリッパ欲しい。

礒本:旅館に泊まったりする時って内省的になる。

井上:そんな?

礒本:一人旅するの好きなのよ。

井上:一人だったらあるな。

礒本:昔、東北行った時も「何かしないと」と思って。

井上:リビドーで生きてる(笑)。

礒本:ちょっと漂ってみたい気持ちというか。この後って自分どうなっちゃうんだろうなとか。今までどうしてきたっけなとか。そういうの思い出しながらね。

井上:旅がしたいですね。ということで、@リビングルームのコーナーでした。

礒本:メンバーがそれぞれ最近気に入ってる曲を紹介したいなということで、今日は礒本が選びたいと思います。先週、順番的には僕でしたよね?先週の放送も聞かせていただきまして。

鈴木:どうだった?

礒本:非常に楽しく拝聴いたしました。

鈴木:あはは(笑)。

礒本:(前回は)芸術的な音楽というのがテーマで、(僕が)プログレを選んでくるんじゃなかろうかみたいな。

鈴木:普段、礒本君が聴いている音楽をあんまり把握してないっていうのがあって。

礒本:僕、めっちゃ雑食なんだよね。(今回も)最初、芸術的な音楽というテーマで選んでこようかなと思ったんですけど、紹介したい曲が20分超えるんですよね。なので、やめまして。最近、Billboard Live東京の人におすすめを聞いて、観に行かせててもらったのがパキスタンのオルタナティブ・ジャズシンガーのArooj Aftabさん。全然知らなかったんですけど、ライブを観て、好きになることが多いのね。(この方も)紹介してもらわないと、自分から聴くことって多分ないだろうなと思うし、全く自分とは関係ない人との接点ってなかなか自分から動かないと持てないし。いい機会だと思って、観に行かせててもらったんですけど、めっちゃすごくて。現地の言葉で歌われるので、歌詞の意味とか全くわからないんだけど、旋律とか勝手に想像して見えてくる。パキスタンの文脈、僕全くないんですけど、そういうのもちょっと見えてくるんじゃないかなと思って、色々インタビューとか読ませてもらって、(今は)気に入ってるというよりは理解しようと努めているところ。ちょっとみんなにも聴いてほしいなと。Arooj Aftabで「Raat Ki Rani」。



11月12日(水) オンエア楽曲
Laura day romance「cardigan」
ラッキーオールドサン「旅するギター」
Saucy Dog「バンドワゴンに乗って」
Sufjan Stevens「A Running Start」
Laura day romance「olive drive | 橄欖思巡」
Arooj Aftab「Raat Ki Rani」
Laura day romance「プラトニック」


番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、VivaOla、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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VivaOla
東京を拠点に活動するR&Bシンガー、ソングライター、プロデューサー。
洗練された音像、英語と日本語を織り交ぜた歌詞、唯一無二の歌声でオーディエンスを魅了する。
2020年にリリースしたミニアルバム『STRANDED』は、J-WAVE TOKYO HOT100にてトップ10入りを果たす。
翌年にstarRo,YonYon,ZINなど多彩なゲストと共に制作しリリースした1stフルアルバム『Juliet is the moon』は、「ロミオとジュリエット」を題材にしたコンセプチュアルな作品で、ストリーミングサービスのR&B チャートで1位を獲得し大きな話題を呼んだ。
2024年にはトラップ・ソウルに傾倒した内省的なムードを持つ2ndフルアルバム『APORIE VIVANT』をリリース。渋谷WWWX、大阪 yogibo HOLY MOUNTAINでリリースを記念した東阪ワンマンライブを開催し、大盛況に終わる。
同年Rolling Stoneの「Future of Music」日本代表25組へ選出。2025年には新章の幕開けとなるEP『TWOTONE』をリリース。
アメリカ・SXSWを筆頭に、台湾やシンガポール、イギリスのThe Great Escapeなど海外の数々のフェスにも出演し、アジアを代表するアーティストとして注目され始めている。

オフィシャルサイト @viva0la @viva0la

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Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト @lauradayromance @lauradayromance

LINK
FM福岡「Room "H"」

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