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2025.07.24

【読むラジオ】MC:Nolzy 『Nolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"』振り返りスペシャル!「Room H」-2025.7.23-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。7月13日(日)に開催しました、Nolzy初のワンマンライブ、『Nolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"』無事終演いたしましたね。
今日はワンマンライブをこれでもかというぐらい濃密に特集していこうと思っております。今日の1曲目はワンマンライブのタイトルにもなっております、この曲からいきたいと思います。Nolzyで「fit感」。
ここからは、@リビングルーム。『Nolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"』の振り返りスペシャルをお届けしたいと思います。Xをずっと見てる日々ですけど、一個一個の感想が長文だったり、思いのこもった文章で。観にきてくれた友達もLINEをくれたり。その場にいた人が"観に来てよかった"と思ってくれているんだなと表情や感想から伝わってきたし、僕自身もステージに出る前にバンドマスターの(坂本)遥さん(MEMEMION)とかと喋ってて、いいライブをすることよりも来てよかったなと思ってもらえるライブにしたいみたいな話をしてて、それがちゃんと叶った感じがしたので、手応え抜群な夜になりました。感想もいただいているので、なるべく読んでいきたいと思います。
まず、Hariさん。『バンドサウンドが最高に楽しかったし、切り込んでくる歌詞が痛いほどに響いてきたり、音源を聴いて、改めてNolzyさんの世界に浸っています。ライブ終演後、サインまでありがとうございました。ライブが待ち遠しいです。』と感想をいただいてます。ありがとうございます。『終わってからプレイリストで聴きます!』みたいに言ってくださる人も多くて、余韻がちゃんと残るライブをしたかったから、すごく嬉しいです。
あと今回は"歌詞をしっかり届ける"ということを意識して、自分の中にかなり深く浸透させていました。だから、「ちゃんと言葉が届いた」と感じてもらえたのは、すごく嬉しいですね。
続いて、misakiさん。『ワンマンならではのNolzyの世界観が詰まりに詰まった時間でした。対バンでの定番曲とNolzyの深淵みたいな部分の楽曲が交互にやってきて、心が忙しかった&すごい満足感でした。「fit感」もめちゃくちゃ盛り上がりましたねー!!ワンマンを終えた今、幸せですか?」 といただきました。1曲目の「幸せですか」にちなんでですかね。いや、幸せですね(笑)。このくだりはリハの段階であったんですけど、最初に提起したかった部分があるんですよね。
続いて「Family」という曲を今日の特集の1曲目でオンエアしたいなと思うんですけども、これも感想をいただいてて、えみふりゃ~さん。『1曲目は「無口な人 第一楽章」かな?という予想は外れたが、「幸せですか」からの「Family」の流れで投げかけたいことが理解できた気がした。アレンジ、演奏、全てにおいて最高でしかなかったー』という感想をいただいてます。ありがとうございます!
最初に「幸せですか」と問いかけて、幸せの形、家族の形みたいなものを歌っている「Family」につながる流れって今までのライブとは全然違う始まり方なんですけど、今回は最初に投げかけておきたかったというのもあるし、今回のライブのテーマは「fit感」なので、フィットできないところからどうやってフィットしていったのかとか、どういうふうにfit感という言葉にたどり着いたのかというストーリーを描きたくて、最初に一番深いところ、一番ダークな部分を見せる必要があるなと思ってこの展開にしました。では改めて聴いていただきましょう。
このオープニングのダークゾーンがあって、「Family」のアウトロはリアレンジみたいな感じで(キーボードの)はなぶーさん(ハナブサユウキ/MEMEMION)にも「とにかくダークに闇落ちしたいから、もうやり切ってくれ」みたいなことを言ってて。でも、リハーサルの時にはなぶーさんが「ちょっと俺これやりたくないかも、俺の音で本当に病んでしまいそう」というような話をして、「じゃあ本番まで取っておきましょう。」となって、本番の録音を聴いたら、本当に行ききっていて。熱量を本番にピークの状態で持ってきて表現してくれて、お客さんと同じくらい感動したポイントでしたね。そして闇ゾーンから定番曲「Bittersweet」「Outsider」と。いつものNolzyも楽しんでもらいたいので定番の流れをやったんですけど、「Outsider」もオリジナル音源アレンジみたいな感じでアウトロのピアノがカオスになって終わるみたいな。「Outsider」のサウンドは踊れるし、テンションも高いんだけど、歌詞は結構闇っぽいだから、最初の盛り上げゾーンとしての流れも作りつつ、ストーリーは壊さないようこの位置に持ってきた感じですね。
続いては「Shape of Love」ですね。「Microwave Love」「Remember me」「しあわせのうた」の3曲をぎゅっとまとめたメドレーから「Shape of Love」という流れだったんですけど、ここのゾーンはダンスミュージックゾーンみたいな感じで。「Shape of Love」はすごく変拍子があって、踊るには難易度が高かったけど、思ったよりお客さんが変拍子を理解して、ノってくれたのが、自分の音楽とちゃんと向き合ってくれているんだなと、すごく嬉しく思いました。
りーさんから感想もいただいております。『初のワンマンライブ。ずっと聴きたかった「Microwave Love」 「将来有望」を聴けて幸せでした。踊りたかった「NEGATIVE STEP」みんなで踊れて最高。普段の辛い気持ちも包み込んでくれたり、ユーモアで踊ったり、愛を伝えてくれたり、本当に楽曲が素敵すぎる。最高の夜でした。」という感想でした。
続いてクリームソーダさん。『「LOVE&HOUSE」のところで歌われた「Microwave Love」。ちょっと切ないのに可愛い曲で、サビの歌詞が特に気に入っちゃいました。また聴きに行きたいです。』といただきました。自分で久々に歌っても、いい曲だなと思えたし、「Remember me」に関しては原曲がゆったりとしたテンポ感なんですけど、ライブver.ではお客さんもアガってくれてて、最強のバンドメンバーがいるから5年越しに本当の「Remember me」ができた感じでしたね。そこからの「Shape of Love」ということで、こちらも元々音源が打ち込みだったものが、ライブではすごく激しくなってるんですけども、それはライブでしか聴けないので、まず音源のバージョンを聴いていただきましょう。
続いてはNolzy「無口な人-第二楽章-」ですね。ダンスタイムが終わって、闇落ちゾーン。闇落ちゾーンの中でも一番闇落ちしてた「無口な人-第二楽章-」ですね。この曲は曲中にテンポが30ぐらい変わってて、変則的なテンポで演奏できるバンドメンバーがやばかったです。"これは絶対ライブでできない"と思ってたから、やる気はなかったんだけど、技術があるからこそできる。友達のミュージシャンにも嫉妬されました。
続いては「#それな」。これはライブで多分一回も(セットリストから)外してないんじゃないかな。そのくらい定番曲になっているし、この曲があるから闇落ちできるというところもあって。闇落ちから空気変えるのって結構難しいですけど、この曲の飛び抜けたハッピーさ(があるから成立していると思う。)あと、僕ある時期からSaturday Night Feverを模したダンスをやるようになって、最初はすごく照れもあったけど、この曲だったらはっちゃけられるし、闇落ちした後にこのはっちゃけをできるアーティスト、その二面性があるアーティストってなかなかいないと思うから、それは自分の強みだなと思って、最近はすごく気持ちよくできてるんですけど、今回のワンマンではお客さんが僕の振りに合わせて、手を挙げてくれたり、振りをしてくれてて、"ワンマンってこういうことか..."と一番昂った瞬間でしたね。ここから盛り上げ曲を立て続けにお届けしたんですけど、いいハイライトになった曲ですね。ライブで育ててきた曲という感じです。
ワンマンライブ振り返り特集、ラストは「将来有望」。これはアンコールの一番最後でやった曲で、「幸せですか」と問いかけて、「将来有望」で締める。アルバムの時にははっきり「将来有望」で終わるみたいな答えは出せなかったけど、ライブをやってきた1年や、一人で音楽を作り始めたところから「fit感」という曲に至って、悩んだりとか自分の隠したい部分とかもさらけ出した上で、僕なりのフィット感、格好良さが生まれたストーリーがあったからこそ、「将来有望」で終われるというか、望みがあるかどうかは自分次第という真っ直ぐなメッセージを伝えられたのかなって。そこまで闇落ちして、いろんな気持ちを表現したから最後に「将来有望」と言い切れるというか。そういう意味でどうしてもこの曲で終わりたかったです。
続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か一曲収録してきて、みんなに聴いてもらおうという時間です。今日はワンマンライブの振り返りスペシャルということでNolzyの「幸せですか (Live Rearrange Demo)」をお届けしたいと思います。今回のライブに向けて、「幸せですか」をほぼ別物といえるくらい大きくアレンジしました。というのも、僕の中で今後こういうサウンドをやっていきたいというイメージがあって、今回はその布石になればと思っていて。The WeekndのようなダークR&Bの世界観を意識しているんですが、そういった雰囲気って、僕が初期にやっていた、ちょっとフォーキーでダークで内省的な世界観と、今のNolzyのポップで少しR&Bのテイストもありつつ、踊れるような方向性、そのちょうど中間に位置するような感じがしていて。The Weekndに刺激を受けて、今の自分で2025年バージョンにリアレンジしたいと思って、完成したのが朝の5時くらい。街が静まり返った中で、出来上がったデモを一人で散歩しながら聴いていたら、「これはいいワンマンになる」と思いました。実際、ワンマンライブでは1曲目に演奏して、お客さんの顔を見たときに、「この曲で始めて世界観を作れて本当によかったな」と思えました。
Nolzy「Family」
Nolzy「Outsider」
Nolzy「Shape of Love」
Nolzy「無口な人 第二楽章」
Nolzy「#それな」
Nolzy「将来有望」
Nolzy「幸せですか (Live Rearrange Demo)」
Nolzy「キスミー」

Nolzy「fit感」
2025年5月21日(水)
Track:
1. fit感
試聴はこちら
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
最新シングル「fit感」を5/21にリリース。7/13に渋谷TOKIO TOKYOでNolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"を開催。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Nolzyが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Nolzyです。7月13日(日)に開催しました、Nolzy初のワンマンライブ、『Nolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"』無事終演いたしましたね。
今日はワンマンライブをこれでもかというぐらい濃密に特集していこうと思っております。今日の1曲目はワンマンライブのタイトルにもなっております、この曲からいきたいと思います。Nolzyで「fit感」。
『Nolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"』振り返りスペシャル@リビングルーム
ここからは、@リビングルーム。『Nolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"』の振り返りスペシャルをお届けしたいと思います。Xをずっと見てる日々ですけど、一個一個の感想が長文だったり、思いのこもった文章で。観にきてくれた友達もLINEをくれたり。その場にいた人が"観に来てよかった"と思ってくれているんだなと表情や感想から伝わってきたし、僕自身もステージに出る前にバンドマスターの(坂本)遥さん(MEMEMION)とかと喋ってて、いいライブをすることよりも来てよかったなと思ってもらえるライブにしたいみたいな話をしてて、それがちゃんと叶った感じがしたので、手応え抜群な夜になりました。感想もいただいているので、なるべく読んでいきたいと思います。
まず、Hariさん。『バンドサウンドが最高に楽しかったし、切り込んでくる歌詞が痛いほどに響いてきたり、音源を聴いて、改めてNolzyさんの世界に浸っています。ライブ終演後、サインまでありがとうございました。ライブが待ち遠しいです。』と感想をいただいてます。ありがとうございます。『終わってからプレイリストで聴きます!』みたいに言ってくださる人も多くて、余韻がちゃんと残るライブをしたかったから、すごく嬉しいです。
あと今回は"歌詞をしっかり届ける"ということを意識して、自分の中にかなり深く浸透させていました。だから、「ちゃんと言葉が届いた」と感じてもらえたのは、すごく嬉しいですね。
続いて、misakiさん。『ワンマンならではのNolzyの世界観が詰まりに詰まった時間でした。対バンでの定番曲とNolzyの深淵みたいな部分の楽曲が交互にやってきて、心が忙しかった&すごい満足感でした。「fit感」もめちゃくちゃ盛り上がりましたねー!!ワンマンを終えた今、幸せですか?」 といただきました。1曲目の「幸せですか」にちなんでですかね。いや、幸せですね(笑)。このくだりはリハの段階であったんですけど、最初に提起したかった部分があるんですよね。
続いて「Family」という曲を今日の特集の1曲目でオンエアしたいなと思うんですけども、これも感想をいただいてて、えみふりゃ~さん。『1曲目は「無口な人 第一楽章」かな?という予想は外れたが、「幸せですか」からの「Family」の流れで投げかけたいことが理解できた気がした。アレンジ、演奏、全てにおいて最高でしかなかったー』という感想をいただいてます。ありがとうございます!
最初に「幸せですか」と問いかけて、幸せの形、家族の形みたいなものを歌っている「Family」につながる流れって今までのライブとは全然違う始まり方なんですけど、今回は最初に投げかけておきたかったというのもあるし、今回のライブのテーマは「fit感」なので、フィットできないところからどうやってフィットしていったのかとか、どういうふうにfit感という言葉にたどり着いたのかというストーリーを描きたくて、最初に一番深いところ、一番ダークな部分を見せる必要があるなと思ってこの展開にしました。では改めて聴いていただきましょう。
このオープニングのダークゾーンがあって、「Family」のアウトロはリアレンジみたいな感じで(キーボードの)はなぶーさん(ハナブサユウキ/MEMEMION)にも「とにかくダークに闇落ちしたいから、もうやり切ってくれ」みたいなことを言ってて。でも、リハーサルの時にはなぶーさんが「ちょっと俺これやりたくないかも、俺の音で本当に病んでしまいそう」というような話をして、「じゃあ本番まで取っておきましょう。」となって、本番の録音を聴いたら、本当に行ききっていて。熱量を本番にピークの状態で持ってきて表現してくれて、お客さんと同じくらい感動したポイントでしたね。そして闇ゾーンから定番曲「Bittersweet」「Outsider」と。いつものNolzyも楽しんでもらいたいので定番の流れをやったんですけど、「Outsider」もオリジナル音源アレンジみたいな感じでアウトロのピアノがカオスになって終わるみたいな。「Outsider」のサウンドは踊れるし、テンションも高いんだけど、歌詞は結構闇っぽいだから、最初の盛り上げゾーンとしての流れも作りつつ、ストーリーは壊さないようこの位置に持ってきた感じですね。
続いては「Shape of Love」ですね。「Microwave Love」「Remember me」「しあわせのうた」の3曲をぎゅっとまとめたメドレーから「Shape of Love」という流れだったんですけど、ここのゾーンはダンスミュージックゾーンみたいな感じで。「Shape of Love」はすごく変拍子があって、踊るには難易度が高かったけど、思ったよりお客さんが変拍子を理解して、ノってくれたのが、自分の音楽とちゃんと向き合ってくれているんだなと、すごく嬉しく思いました。
りーさんから感想もいただいております。『初のワンマンライブ。ずっと聴きたかった「Microwave Love」 「将来有望」を聴けて幸せでした。踊りたかった「NEGATIVE STEP」みんなで踊れて最高。普段の辛い気持ちも包み込んでくれたり、ユーモアで踊ったり、愛を伝えてくれたり、本当に楽曲が素敵すぎる。最高の夜でした。」という感想でした。
続いてクリームソーダさん。『「LOVE&HOUSE」のところで歌われた「Microwave Love」。ちょっと切ないのに可愛い曲で、サビの歌詞が特に気に入っちゃいました。また聴きに行きたいです。』といただきました。自分で久々に歌っても、いい曲だなと思えたし、「Remember me」に関しては原曲がゆったりとしたテンポ感なんですけど、ライブver.ではお客さんもアガってくれてて、最強のバンドメンバーがいるから5年越しに本当の「Remember me」ができた感じでしたね。そこからの「Shape of Love」ということで、こちらも元々音源が打ち込みだったものが、ライブではすごく激しくなってるんですけども、それはライブでしか聴けないので、まず音源のバージョンを聴いていただきましょう。
続いてはNolzy「無口な人-第二楽章-」ですね。ダンスタイムが終わって、闇落ちゾーン。闇落ちゾーンの中でも一番闇落ちしてた「無口な人-第二楽章-」ですね。この曲は曲中にテンポが30ぐらい変わってて、変則的なテンポで演奏できるバンドメンバーがやばかったです。"これは絶対ライブでできない"と思ってたから、やる気はなかったんだけど、技術があるからこそできる。友達のミュージシャンにも嫉妬されました。
続いては「#それな」。これはライブで多分一回も(セットリストから)外してないんじゃないかな。そのくらい定番曲になっているし、この曲があるから闇落ちできるというところもあって。闇落ちから空気変えるのって結構難しいですけど、この曲の飛び抜けたハッピーさ(があるから成立していると思う。)あと、僕ある時期からSaturday Night Feverを模したダンスをやるようになって、最初はすごく照れもあったけど、この曲だったらはっちゃけられるし、闇落ちした後にこのはっちゃけをできるアーティスト、その二面性があるアーティストってなかなかいないと思うから、それは自分の強みだなと思って、最近はすごく気持ちよくできてるんですけど、今回のワンマンではお客さんが僕の振りに合わせて、手を挙げてくれたり、振りをしてくれてて、"ワンマンってこういうことか..."と一番昂った瞬間でしたね。ここから盛り上げ曲を立て続けにお届けしたんですけど、いいハイライトになった曲ですね。ライブで育ててきた曲という感じです。
ワンマンライブ振り返り特集、ラストは「将来有望」。これはアンコールの一番最後でやった曲で、「幸せですか」と問いかけて、「将来有望」で締める。アルバムの時にははっきり「将来有望」で終わるみたいな答えは出せなかったけど、ライブをやってきた1年や、一人で音楽を作り始めたところから「fit感」という曲に至って、悩んだりとか自分の隠したい部分とかもさらけ出した上で、僕なりのフィット感、格好良さが生まれたストーリーがあったからこそ、「将来有望」で終われるというか、望みがあるかどうかは自分次第という真っ直ぐなメッセージを伝えられたのかなって。そこまで闇落ちして、いろんな気持ちを表現したから最後に「将来有望」と言い切れるというか。そういう意味でどうしてもこの曲で終わりたかったです。
Nolzy「幸せですか (Live Rearrange Demo)」@レコーディングルーム
続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か一曲収録してきて、みんなに聴いてもらおうという時間です。今日はワンマンライブの振り返りスペシャルということでNolzyの「幸せですか (Live Rearrange Demo)」をお届けしたいと思います。今回のライブに向けて、「幸せですか」をほぼ別物といえるくらい大きくアレンジしました。というのも、僕の中で今後こういうサウンドをやっていきたいというイメージがあって、今回はその布石になればと思っていて。The WeekndのようなダークR&Bの世界観を意識しているんですが、そういった雰囲気って、僕が初期にやっていた、ちょっとフォーキーでダークで内省的な世界観と、今のNolzyのポップで少しR&Bのテイストもありつつ、踊れるような方向性、そのちょうど中間に位置するような感じがしていて。The Weekndに刺激を受けて、今の自分で2025年バージョンにリアレンジしたいと思って、完成したのが朝の5時くらい。街が静まり返った中で、出来上がったデモを一人で散歩しながら聴いていたら、「これはいいワンマンになる」と思いました。実際、ワンマンライブでは1曲目に演奏して、お客さんの顔を見たときに、「この曲で始めて世界観を作れて本当によかったな」と思えました。
7月23日(水) オンエア楽曲
Nolzy「fit感」Nolzy「Family」
Nolzy「Outsider」
Nolzy「Shape of Love」
Nolzy「無口な人 第二楽章」
Nolzy「#それな」
Nolzy「将来有望」
Nolzy「幸せですか (Live Rearrange Demo)」
Nolzy「キスミー」
RELEASE INFORMATION

Nolzy「fit感」
2025年5月21日(水)
Track:
1. fit感
試聴はこちら
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
最新シングル「fit感」を5/21にリリース。7/13に渋谷TOKIO TOKYOでNolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"を開催。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance