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2025.06.19

【読むラジオ】MC: Laura day romance 「雨っていいよね〜」をテーマに選曲!「Room H」-2025.6.18-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と
鈴木:ギターの鈴木迅と
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました。
鈴木:(この3週間)何をしてたっけ?
井上:レコーディングがありましたし。
礒本:フェスもあった。『森、道、市場2025』とかありました。
井上:楽しかったです。

礒本:この時期の野外フェスが一番気持ちいいかもね。
鈴木:確かに。なんか含みあるね(笑)。
礒本:え(笑)?
鈴木:7月、8月はハードモードですよね。
礒本:この時期のフェスは過ごしやすいと言った方が良いのかな。
鈴木:この後もちょいちょいフェスがありますけれども、ワンマンと違った表情があると思うので、来れるところに来ていただけると嬉しいです。

井上:ようやくRoom"H"の我々の回にも投稿がちらほら来ました!
礒本:頼み込んで言ってみるもんだね。
鈴木:ありがとうございます。
井上:「言わないけど、実は聞いてます。」みたいな方、結構多くて。
鈴木・礒本:あはは(笑)。
井上:「媚びない皆さんが良いです」みたいな。
礒本:そうかな?
井上:私は本当に媚びてないよ。
礒本:たまに媚びる瞬間もあるじゃない?こういう「SNSに投稿してくださいね」とか。
井上:それは媚びるとかじゃなくて普通に願い。(投稿いただき)ありがとうございます。今日も投稿待ってますので、よろしくお願いします。では、早速番組始めていきましょう。今日の1曲目は梅雨に入ったということで雨の曲。全会一致でこちらです。
井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。じゃあ礒やん。今週もテーマの発表をお願いします。
礒本:@リビングルーム、今夜のテーマは"雨っていいよね〜"です。本当に"雨っていいよね〜"って書いてあるんですよ。この時期の選曲テーマといえばこれ以外ないでしょう。雨の名曲、たくさんありますよね。皆さんはどんなテイストがお好みですか?ちなみに昨年の6月、"雨の夜に聴きたい曲"というテーマで選んでもらいましたが...選曲覚えてます?迅はThe Doors「Riders On The Storm」と僕がペトロールズ「雨」。かっちゃんが荒井由実「雨のステイション」。今年はこの3曲以外で雨っていいよね〜という気分になれる素敵な雨ソングを選曲してください。
鈴木:この頃の選曲すごいな。
礒本:すごいね。ど直球(笑)。
鈴木:今回は雨をポジティブに捉えるみたいなこと?"雨っていいよね〜"に対して異論ある?
井上:(6月って)自分の誕生月と紫陽花が咲いていること以外好きな部分が1個もなくて、もっと楽しみたいから、"雨っていいよね〜"という気持ちになれる雨ソングを教えてください。
鈴木:僕の中では光が差してる雨って清々しいと思っていて。どんよりした雨も家にいる理由になるので僕としてはアリなんですけど、天気雨じゃないけど光が差しつつ雨が降っているのを見ると、すごくポジティブな気持ちになるというか。そこで思い浮かぶアルバムが1枚ありまして。中学生の時にすげえ聴いてたんだけど、the HIATUSの『Trash We'd Love』。ELLEGARDENの細美さんのthe HIATUSというバンドのファーストアルバムの曲が全部そんな感じなんですよ。今回は4曲目の「Silver Birch」という曲を選曲しまして。日が差している雨感を体感していただければと思います。
礒本:柏倉隆史さんのドラムが素晴らしすぎる。カラッとしたドラムサウンドではあるから、そこがいい対比になっている感じがする。
鈴木:なんというか、ELLEGARDENよりちょっと大人。こういうことを小童が言ったらあれですけど。
礒本:ぶん殴られるかもしれない(笑)。
井上:小童って。
鈴木:ELLEGARDENを好きだった人は聴くと最初「大人やな」となるんですけど、徐々に慣れてきて、こういうのをELLEGARDENくらいでかいミュージシャンの方が若者に説いてくれる感じが当時すごくいいなと思ってて、このアルバムは繰り返し聴きましたね。セカンド、サードアルバムもすごく魅力的なので、ぜひチェックしてみてください。
礒本:僕にとっての"雨っていいよね〜"な選曲はどっちかというと感情に身を預けてみて、結局溜め込まなくて良かったよね感じゃないけど、そういうのを探してみようと思って...
井上:雨で流すってこと?どういうこと?
礒本:そんな感じ。無理やりポジティブに捉えるのが多分無理で。無理やりどうにかしようじゃなくて、一回ちょっと預けてみようかなみたいな。よく天気に文句言う人とかいるじゃないですか。でも、それはしょうがないから、一回そのまま行こうみたいな。今回持ってきたのがPrince「Purple Rain」。
井上:この曲みんな好きすぎじゃない?
礒本:もう大好きだな!
鈴木:それは分かってください。この曲はすごいんです。俺も初めて聴いた時、何か古臭い曲だなと思ったこと覚えてるけど、徐々にこれはすごいわと思うようになった。
礒本:他の楽曲はエレクトロとかファンク、そういう要素が強かったりするんだけど、これは映画のサントラですよね。ライブ映像とか見たんだけど、Princeってギターが歌の延長じゃないけど、そういうライブパフォーマンスもすごくあって。この曲もライブによっては開始6分歌わないんだよ。
井上:歌のメロを弾いてるの?
礒本:歌のメロも弾いてない。ただただバッキングとギターのオブリじゃないけど、そういうのがずっと流れてるだけみたいな。ギターソロも何かソウルっぽいというか。僕は元々ソウル、ファンク、R&Bがルーツにあるんですけど、高校生の時ハードロック、メタルとかもしっかり聴いたり、演ったりはしてまして。感情の発露みたいなものをハードロック的な轟音で全部表現してくれる曲がこの曲。
鈴木:確かに。
礒本:雨の日に爆音で聴いてみたいというか。ソウル、R&B、ハードロックを通っている自分からするとドンピシャな曲なんですよ。
礒本:音源だけで8分超え。ライブだと多分1曲で15分くらい使うんじゃない?この曲の聴いてほしいところは本当に最後の方なんです。
鈴木:どんどん良くなるから。
井上:そうなんだ。
礒本:聴いては泣くみたいなことを繰り返しております。ではラスト。かっちゃん。
井上:雨の日の曲、みんなの選んだ曲を聴きながら考えてたら、中学生の時にすごく好きだった曲ってみんな雨の曲だったなと。安藤裕子さんの「さみしがり屋の言葉達」とチャットモンチーの「やさしさ」という曲があるんだけど、両方とも超いい雨の曲。でも、今回はちょっと明るめの方がいいなと思ったの。
鈴木:その2曲は暗いの?
井上:暗くはないけど、若干エモーショナルというか。私が中学生時代、出かける時に聴きながら行くとワクワクしてたシチュエーションと曲があって。これは私の世代の人全員やってると思うんだけど、『サーフ ブンガク カマクラ』を聴きながら鎌倉に行くという。
鈴木:ASIAN KUNG-FU GENERATIONのね。
礒本:すみません。僕、広島出身なのでやってないです。
井上:あ〜そうか、そうか。
鈴木:俺はやってたよ。神奈川県民はやったよ。
井上:あれやると、全身にアドレナリンが湧くというか、ハッピーの頂点みたいな気持ちで鎌倉に行けたの。超いい思い出。
井上:私は紫陽花が一番好きな花なの。で、この歌詞よ!
礒本:どの歌詞ですか?
鈴木:あはは(笑)
井上:〈君が泣いたって 紫陽花は咲くのです〉って何回も言うじゃん。中学生の私に刺さりまくって。中学生の時から紫陽花が一番好きだから、みんなも好きでしょ?これしかなくない?と思って。
礒本:すごく押し付けてきた。好きですけど。
鈴木:(礒本は)広島(出身)なんだって(笑)。
礒本:僕はこっちの方の地名は全く知らなかったから、このアルバムが出た時に何の曲なんだろうと。
井上:この付近の人たち以外を置いてけぼりにする。
鈴木:でも、近くに住んでても、江ノ電周りって謎のマジックがある場所として扱われてると思う。それってなんかすごいなと思う。例えば、藤沢に住んでる人たちでも、江ノ電に乗る時ワクワクしてる感じあるし。
井上:中学生ってあんまり遠出できないから友達と遊びに行く、初めて付き合った人と遊びに行くとかなったら絶対鎌倉になる。きらめきの思い出とともにこの曲があるみたいな。
礒本:そうなんだ。広島で言ったら本通りのPARCO前みたいな感じだな。
井上:全くわからん!PARCOって(笑)。
礒本:もう遠出とかじゃないかもしれない(笑)。地方都市あるあるです。
井上:ということで今日は"雨っていいよね〜"というテーマで、3人それぞれ選曲してきました。最後にもう一曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲をかけたいと思います。若干しっとりめですね。
鈴木:歌詞にも傘、水溜り、雨とか出てきますからね。ぜひ聴いてください。
井上:今日は"雨っていいよね〜"というテーマでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?
鈴木:いい曲多かったね。ドラムが素晴らしい曲が多かったね。
礒本:そうだね。全体的に。
鈴木:ナイスドラマー(笑)。
井上:メンバーがそれぞれ最近気に入っている曲を紹介したいということで、今日は私が選びたいと思います。たまたま友達が教えてくれて、すごく良い曲と思って、みんなに言ったら、ソウル史の中でもだいぶセクシー寄りだと。
鈴木:セクシー路線。そういうグループいるけど、結構セクシー路線ですよ。
礒本:僕は好きですよ。大学生時代、この曲を演ったからね。
井上:そうなんだ!めっちゃいい曲だなぁと思って。特にこの曲が好きなのでかけます。Ohio Playersで「Sweet Sticky Thing」。
the HIATUS「Silver Birch」
Prince「Purple Rain」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「極楽寺ハートブレイク」
Laura day romance「魔法は魔女に | magic belongs to witches」
Ohio Players「Sweet Sticky Thing」
Laura day romance「mr.ambulance driver | ミスターアンビュランスドライバー」

Laura day romance「heart」
2025年3月26日(水)
Format:Digital
Track:
1. heart
試聴はこちら

2025年10月03日(金)北海道・札幌cube garden
開場:18:30 開演:19:00
2025年10月19日(日)宮城・仙台darwin
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月02日(日)大阪・BIGCAT
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月09日(日)福岡・BEAT STATION
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月16日(日)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月23日(日)東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)
開場:17:00 開演:18:00
出演: Laura day romance
<チケット情報>
・全⾃由 スタンディング ⼀般︓5,500円(税込)
・全⾃由 スタンディング U-22割︓4,500円(税込)
※2003年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
・全⾃由 スタンディング U-12割︓3,000円(税込)(保護者同伴必須)
※保護者の⽅もチケット必要 ※2013年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
※U-22/U-12の⽅は年齢確認のできる写真付き⾝分証明書1点、写真がない場合は2点(学⽣証・健康保険証など)を⼊場時にご提⽰ください。
※U-12 チケットはU-22、通常チケットのいずれかと必ずセットでの購⼊をお願いします。U-12チケットのみでの⼊場、購⼊はお断り致します。
※各公演ドリンク代別途必要
※3歳未満⼊場不可
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
最新シングル「fit感」を5/21にリリース。7/13に渋谷TOKIO TOKYOでNolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"を開催。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、Laura day romanceが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
井上:皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、Laura day romanceのボーカル、井上花月と
鈴木:ギターの鈴木迅と
礒本:ドラムの礒本雄太です。
井上:3週間ぶりにRoom"H"に帰ってきました。
鈴木:(この3週間)何をしてたっけ?
井上:レコーディングがありましたし。
礒本:フェスもあった。『森、道、市場2025』とかありました。
井上:楽しかったです。

「森、道、市場2025」ステージ横にはジェットコースターが。
礒本:この時期の野外フェスが一番気持ちいいかもね。
鈴木:確かに。なんか含みあるね(笑)。
礒本:え(笑)?
鈴木:7月、8月はハードモードですよね。
礒本:この時期のフェスは過ごしやすいと言った方が良いのかな。
鈴木:この後もちょいちょいフェスがありますけれども、ワンマンと違った表情があると思うので、来れるところに来ていただけると嬉しいです。

収録後にはRoom"H"チームと井上の誕生日ケーキを食べました。
井上:ようやくRoom"H"の我々の回にも投稿がちらほら来ました!
礒本:頼み込んで言ってみるもんだね。
鈴木:ありがとうございます。
井上:「言わないけど、実は聞いてます。」みたいな方、結構多くて。
鈴木・礒本:あはは(笑)。
井上:「媚びない皆さんが良いです」みたいな。
礒本:そうかな?
井上:私は本当に媚びてないよ。
礒本:たまに媚びる瞬間もあるじゃない?こういう「SNSに投稿してくださいね」とか。
井上:それは媚びるとかじゃなくて普通に願い。(投稿いただき)ありがとうございます。今日も投稿待ってますので、よろしくお願いします。では、早速番組始めていきましょう。今日の1曲目は梅雨に入ったということで雨の曲。全会一致でこちらです。
「雨っていいよね〜」をテーマに選曲@リビングルーム
井上:ここからはRoom"H"の住人がテーマに沿ってセレクトした曲を紹介する@リビングルームの時間です。じゃあ礒やん。今週もテーマの発表をお願いします。
礒本:@リビングルーム、今夜のテーマは"雨っていいよね〜"です。本当に"雨っていいよね〜"って書いてあるんですよ。この時期の選曲テーマといえばこれ以外ないでしょう。雨の名曲、たくさんありますよね。皆さんはどんなテイストがお好みですか?ちなみに昨年の6月、"雨の夜に聴きたい曲"というテーマで選んでもらいましたが...選曲覚えてます?迅はThe Doors「Riders On The Storm」と僕がペトロールズ「雨」。かっちゃんが荒井由実「雨のステイション」。今年はこの3曲以外で雨っていいよね〜という気分になれる素敵な雨ソングを選曲してください。
鈴木:この頃の選曲すごいな。
礒本:すごいね。ど直球(笑)。
鈴木:今回は雨をポジティブに捉えるみたいなこと?"雨っていいよね〜"に対して異論ある?
井上:(6月って)自分の誕生月と紫陽花が咲いていること以外好きな部分が1個もなくて、もっと楽しみたいから、"雨っていいよね〜"という気持ちになれる雨ソングを教えてください。
鈴木:僕の中では光が差してる雨って清々しいと思っていて。どんよりした雨も家にいる理由になるので僕としてはアリなんですけど、天気雨じゃないけど光が差しつつ雨が降っているのを見ると、すごくポジティブな気持ちになるというか。そこで思い浮かぶアルバムが1枚ありまして。中学生の時にすげえ聴いてたんだけど、the HIATUSの『Trash We'd Love』。ELLEGARDENの細美さんのthe HIATUSというバンドのファーストアルバムの曲が全部そんな感じなんですよ。今回は4曲目の「Silver Birch」という曲を選曲しまして。日が差している雨感を体感していただければと思います。
礒本:柏倉隆史さんのドラムが素晴らしすぎる。カラッとしたドラムサウンドではあるから、そこがいい対比になっている感じがする。
鈴木:なんというか、ELLEGARDENよりちょっと大人。こういうことを小童が言ったらあれですけど。
礒本:ぶん殴られるかもしれない(笑)。
井上:小童って。
鈴木:ELLEGARDENを好きだった人は聴くと最初「大人やな」となるんですけど、徐々に慣れてきて、こういうのをELLEGARDENくらいでかいミュージシャンの方が若者に説いてくれる感じが当時すごくいいなと思ってて、このアルバムは繰り返し聴きましたね。セカンド、サードアルバムもすごく魅力的なので、ぜひチェックしてみてください。
礒本:僕にとっての"雨っていいよね〜"な選曲はどっちかというと感情に身を預けてみて、結局溜め込まなくて良かったよね感じゃないけど、そういうのを探してみようと思って...
井上:雨で流すってこと?どういうこと?
礒本:そんな感じ。無理やりポジティブに捉えるのが多分無理で。無理やりどうにかしようじゃなくて、一回ちょっと預けてみようかなみたいな。よく天気に文句言う人とかいるじゃないですか。でも、それはしょうがないから、一回そのまま行こうみたいな。今回持ってきたのがPrince「Purple Rain」。
井上:この曲みんな好きすぎじゃない?
礒本:もう大好きだな!
鈴木:それは分かってください。この曲はすごいんです。俺も初めて聴いた時、何か古臭い曲だなと思ったこと覚えてるけど、徐々にこれはすごいわと思うようになった。
礒本:他の楽曲はエレクトロとかファンク、そういう要素が強かったりするんだけど、これは映画のサントラですよね。ライブ映像とか見たんだけど、Princeってギターが歌の延長じゃないけど、そういうライブパフォーマンスもすごくあって。この曲もライブによっては開始6分歌わないんだよ。
井上:歌のメロを弾いてるの?
礒本:歌のメロも弾いてない。ただただバッキングとギターのオブリじゃないけど、そういうのがずっと流れてるだけみたいな。ギターソロも何かソウルっぽいというか。僕は元々ソウル、ファンク、R&Bがルーツにあるんですけど、高校生の時ハードロック、メタルとかもしっかり聴いたり、演ったりはしてまして。感情の発露みたいなものをハードロック的な轟音で全部表現してくれる曲がこの曲。
鈴木:確かに。
礒本:雨の日に爆音で聴いてみたいというか。ソウル、R&B、ハードロックを通っている自分からするとドンピシャな曲なんですよ。
礒本:音源だけで8分超え。ライブだと多分1曲で15分くらい使うんじゃない?この曲の聴いてほしいところは本当に最後の方なんです。
鈴木:どんどん良くなるから。
井上:そうなんだ。
礒本:聴いては泣くみたいなことを繰り返しております。ではラスト。かっちゃん。
井上:雨の日の曲、みんなの選んだ曲を聴きながら考えてたら、中学生の時にすごく好きだった曲ってみんな雨の曲だったなと。安藤裕子さんの「さみしがり屋の言葉達」とチャットモンチーの「やさしさ」という曲があるんだけど、両方とも超いい雨の曲。でも、今回はちょっと明るめの方がいいなと思ったの。
鈴木:その2曲は暗いの?
井上:暗くはないけど、若干エモーショナルというか。私が中学生時代、出かける時に聴きながら行くとワクワクしてたシチュエーションと曲があって。これは私の世代の人全員やってると思うんだけど、『サーフ ブンガク カマクラ』を聴きながら鎌倉に行くという。
鈴木:ASIAN KUNG-FU GENERATIONのね。
礒本:すみません。僕、広島出身なのでやってないです。
井上:あ〜そうか、そうか。
鈴木:俺はやってたよ。神奈川県民はやったよ。
井上:あれやると、全身にアドレナリンが湧くというか、ハッピーの頂点みたいな気持ちで鎌倉に行けたの。超いい思い出。
井上:私は紫陽花が一番好きな花なの。で、この歌詞よ!
礒本:どの歌詞ですか?
鈴木:あはは(笑)
井上:〈君が泣いたって 紫陽花は咲くのです〉って何回も言うじゃん。中学生の私に刺さりまくって。中学生の時から紫陽花が一番好きだから、みんなも好きでしょ?これしかなくない?と思って。
礒本:すごく押し付けてきた。好きですけど。
鈴木:(礒本は)広島(出身)なんだって(笑)。
礒本:僕はこっちの方の地名は全く知らなかったから、このアルバムが出た時に何の曲なんだろうと。
井上:この付近の人たち以外を置いてけぼりにする。
鈴木:でも、近くに住んでても、江ノ電周りって謎のマジックがある場所として扱われてると思う。それってなんかすごいなと思う。例えば、藤沢に住んでる人たちでも、江ノ電に乗る時ワクワクしてる感じあるし。
井上:中学生ってあんまり遠出できないから友達と遊びに行く、初めて付き合った人と遊びに行くとかなったら絶対鎌倉になる。きらめきの思い出とともにこの曲があるみたいな。
礒本:そうなんだ。広島で言ったら本通りのPARCO前みたいな感じだな。
井上:全くわからん!PARCOって(笑)。
礒本:もう遠出とかじゃないかもしれない(笑)。地方都市あるあるです。
井上:ということで今日は"雨っていいよね〜"というテーマで、3人それぞれ選曲してきました。最後にもう一曲、Laura day romanceの楽曲からもこのテーマに沿って曲をかけたいと思います。若干しっとりめですね。
鈴木:歌詞にも傘、水溜り、雨とか出てきますからね。ぜひ聴いてください。
井上:今日は"雨っていいよね〜"というテーマでお送りしてきましたが、いかがだったでしょうか?
鈴木:いい曲多かったね。ドラムが素晴らしい曲が多かったね。
礒本:そうだね。全体的に。
鈴木:ナイスドラマー(笑)。
井上:メンバーがそれぞれ最近気に入っている曲を紹介したいということで、今日は私が選びたいと思います。たまたま友達が教えてくれて、すごく良い曲と思って、みんなに言ったら、ソウル史の中でもだいぶセクシー寄りだと。
鈴木:セクシー路線。そういうグループいるけど、結構セクシー路線ですよ。
礒本:僕は好きですよ。大学生時代、この曲を演ったからね。
井上:そうなんだ!めっちゃいい曲だなぁと思って。特にこの曲が好きなのでかけます。Ohio Playersで「Sweet Sticky Thing」。
6月18日(水) オンエア楽曲
Laura day romance「季刊フィルム」the HIATUS「Silver Birch」
Prince「Purple Rain」
ASIAN KUNG-FU GENERATION「極楽寺ハートブレイク」
Laura day romance「魔法は魔女に | magic belongs to witches」
Ohio Players「Sweet Sticky Thing」
Laura day romance「mr.ambulance driver | ミスターアンビュランスドライバー」
RELEASE INFORMATION

Laura day romance「heart」
2025年3月26日(水)
Format:Digital
Track:
1. heart
試聴はこちら
LIVE INFORMATION
Laura day romance tour 2025 a perfect review

2025年10月03日(金)北海道・札幌cube garden
開場:18:30 開演:19:00
2025年10月19日(日)宮城・仙台darwin
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月02日(日)大阪・BIGCAT
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月09日(日)福岡・BEAT STATION
開場:17:30 開演:18:00
2025年11月16日(日)愛知・名古屋CLUB QUATTRO
開場:17:00 開演:18:00
2025年11月23日(日)東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)
開場:17:00 開演:18:00
出演: Laura day romance
<チケット情報>
・全⾃由 スタンディング ⼀般︓5,500円(税込)
・全⾃由 スタンディング U-22割︓4,500円(税込)
※2003年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
・全⾃由 スタンディング U-12割︓3,000円(税込)(保護者同伴必須)
※保護者の⽅もチケット必要 ※2013年4⽉2⽇ 以後に⽣まれた⽅対象
※U-22/U-12の⽅は年齢確認のできる写真付き⾝分証明書1点、写真がない場合は2点(学⽣証・健康保険証など)を⼊場時にご提⽰ください。
※U-12 チケットはU-22、通常チケットのいずれかと必ずセットでの購⼊をお願いします。U-12チケットのみでの⼊場、購⼊はお断り致します。
※各公演ドリンク代別途必要
※3歳未満⼊場不可
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、 Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC

黒川侑司(YOURNESS Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。最新シングル「眩」を6/20にリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。2024年7月17日には尾崎雄貴(Galileo Galilei / BBHF/ warbear)提供楽曲「夏の桜」をリリースした。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro

Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
最新シングル「fit感」を5/21にリリース。7/13に渋谷TOKIO TOKYOでNolzy ONE MAN LIVE 2025 "fit感"を開催。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo

Laura day romance
国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース。最新シングルはアニメ『アン・シャーリー』エンディング・テーマになっている『heart』。2025年10月よりLaura day romance tour 2025 a perfect reviewを開催。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance