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2025.02.20
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【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス) ライブ前に聴いてテンションを高める曲をテーマに選曲!「Room H」-2025.2.19-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、Nolzy、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、YOURNESSのボーカル・ギター黒川です。YOURNESSの定期公演 「Breathing #3」にお越しくださった皆さん、ありがとうございました。
実は「Breathing #3」の直前のタイミングで収録をしているので、まだライブ自体は終わってないんですけど、きっといい定期公演になったことでしょう。
第1回、第2回とやってきて、気づけばいつの間にかもう3回目だったんですけども。セットリスト考えるときも、1回目2回目どんな感じだったっけって思い返して、被らないように。なるべく多くの人にいろんな曲を楽しんでもらいたいので。定期公演という試みをやってみて、そういう楽しみが増えたなと思って。すでに3回やってるということで、まだネタが尽きないように、どんどん新曲をたくさん拵えて。定期公演、あとワンマンも控えてますからね。まだまだ、たくさんの人に遊びにきてほしいなと思っております。改めまして、遊びに来てくださった皆さんありがとうございました。
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それでは、早速今日の1曲目をお届けしましょう。定期公演「Breathing #3」でも披露しました「色の見えない少女」ですが、曲前の新しい繋ぎみたいなのを演って、手応えを掴んだというのもあって。擦るようですけども、ここで紹介したいと思います。
ここからは@リビングルームです。最近、僕がハッとしたことと今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。最近は本当に定期公演に向けて...。時間軸的には終わっていることになっているんですけど、 喋ってる僕の世界線ではまだ終わってないんですよね。定期公演に向けてすごく準備をしているので、基本的には音楽漬けの生活を送っています。喋ることがないって思ったけど、あった!最近ちょっと料理に目覚めた。
いや、別に目覚めたわけじゃないけど、料理したいなと思うタイミングが2回だけあってですね。今まで18歳からずっとコンビニのご飯で生活してきたんですけども、30歳になってナポリタンを作ったんですよ。めっちゃ美味しくできたんですよね。僕、ソーセージが大好きで、ピーマンは嫌いなので、ソーセージと玉ねぎとケチャップと隠し味でウスターソースみたいなのを入れて作ったんですけど。自分で作ってみて、料理って本当に色取りが大切だなって思いましたね。緑がないから本当に真っ赤なぐちゃぐちゃの食べ物ができちゃって(笑)。 味が美味しかったから良かったんですけど、写真を撮って、ネットに上げるまではいかないなと思いました。
あと、キーマカレーですね。キーマカレーはすごく得意料理なんです。電子レンジだけで速攻で作れる簡単キーマカレーっていうのをこのRoom"H"でも多分推したことがあるんですけど、それを初めて電子レンジじゃなくて鍋で作ったんです。でも、大して差がわからなくて。なんなら、電子レンジがお手軽でええなと思って。いい意味で自分の舌が肥えてない、幸福の沸点が低いことにすごく嬉しくなった。見た目が良くなくても、味が良ければええやって思えるところとか。
鍋で苦労して作るか、電子レンジに具材を突っ込んで温めるか、(差が)わからないなって思うところは自分の良いところだな、チャーミングポイントだなと思って。そういうことを思いながら料理をして生活をしておりました。あとはずっと歌を歌ったり、なんだったりを(ここのところは)しておりました。
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それでは、この辺りで音楽の方に行きましょう。毎回3曲Room"Hの住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。定期公演もあったということで、今回のテーマは"ライブ前に聴いてテンションを高める曲"を3曲選んできました。
基本的にライブ前にセットリストに入っている曲をあんまり聴かないようにしてるんです。敢えてじゃないんですけど、いろんな人の曲を聴いて高める。自分たちでは出せない音とかを聴いて高める。そういう時があるんですよ。その中から3曲選んできましたので、ご紹介したいと思います。
まず1曲目はONE OK ROCKの「恋ノアイボウ心ノクピド」です。 最近1周回って、ONE OK ROCKをめっちゃ聴くんです。僕の音楽の入り、バンドの入りってONE OK ROCKからなんです。高校生の頃に学園祭でワンオクのカバーをして、その動画をうちのギターの古閑が見つけて、それがきっかけでバンドやろうって誘われた、というエピソードがあって。YOURNESS結成エピソードですね。だいぶ、端折りましたけども。
僕の音楽歴史を語る上では外せないアーティストですね。初めて初期YOURNESSのメンバーでスタジオに入るって時にオリジナル曲がまだなかったので、とりあえずなにかコピーをしよう、となった時に演奏した曲の一つがこの「恋ノアイボウ心ノクピド」。
その時、初めてスタジオってやつに入って歌ったこととか、コピーしたこととかを忘れたくないなと思って。これはライブ前によく聴きますね。もう結構前の曲ですけど。高校生の時に聴いてたと思うから、10年以上前かな。今聴いても、めちゃくちゃかっこいいですね。
黒川が"ライブの前に聴いてテンションを高める曲"、2曲目はBRADIOの「スパイシーマドンナ」という曲です。これも最高ですね。僕、ライブ映像まで見ますから。で、一緒に踊るまでします。BRADIOのYouTube公式チャンネルで上がってるやつをちゃんと見てますよ。一時期、元気ない時とか体からどうしてもパワーが出ないみたいな、血がたぎらない時期みたいなのがあって。
でも、無理やりにでも燃えなきゃいけない、燃えたい時にずっとライブ映像を見て、この曲を聴いて、すごく助けられた一曲ですね。BRADIOのすごいところって基本的に演奏めちゃくちゃお上手ですから、安心感。とっても聴きやすいんですよね。サウンドが楽しいところとかすごく魅力的なポイントですよね。
やっぱり、歌詞がすごい。本当にすごいなと思って。今回流す「スパイシーマドンナ」ってちょっと表現が"えっち"な感じ、アダルトっというよりかはひらがな表記の"えっち"って感じなんです。エロってよりかはスケベな感じ、だからちょっと面白いんですよ。そこがポップなサウンドにめちゃくちゃ合ってるなと思うし、そういう言葉選びをできて、作品に昇華できているってすごいことだと思うんです。だから、楽しい気持ちにしてくれる楽曲が大好きです。ぜひ、言葉選びに注目して聴いてみてほしいです。
黒川が選ぶ"ライブ前に聴いてテンションを高める曲"3曲目は坂本真綾さんの「躍動」という楽曲です。 これは我々、YOURNESSが提供させていただいた楽曲ですね。アプリゲーム『Fate/GrandOrder』の曲にもなってますね。
これは単純に自分の音楽人生、まさか坂本真綾さんに携わる人生になるなんて思ってもいなかったですし、そこは自信につながる部分でもあるから、ライブ前に聴きます。ただ、自分たちでも「躍動」のセルフカバーをよくライブでするから、セットリストに「躍動」が入っている日とかはあんまり聴けないんですよ。なぜかというと、この曲って歌始まりだから坂本真綾さんのやつをめちゃくちゃ聴いてると、僕のキーが分からなくなっちゃって、歌えなくなっちゃうから。混乱しちゃうんですよ(笑)。
この曲がリリースされたぐらいの頃のお話で、坂本真綾さんに"黒川さんが歌うことも想像して、歌詞を書きました"と言っていただいたのをすごく覚えとって。本当に光栄なことだし、とっても嬉しいことだから、大切に大切に歌いたい。そして、自分たちで披露するときはより自分らしく歌うように意識しますね。「躍動」はこのテーマだと外せないです。
基本的にアニソンとかポップスをすごく好んで、聴いて育ってきたけど、バンド始めて、自分がいざライブ前テンション上げたいなとなったら、バンド系のサウンドに偏った曲を聴いて、高めるんだなぁって思いました。プレイリストがあるんですけど、対バンして"めっちゃかっこよかったなぁ"と思ったバンドを入れてたり。単純にライブ映像見て、かっこいいなとか。自分の中での思い出とかエピソードがある曲とかを入れてたりして。好みというか、好きなものってどんどん増えていくんだなというのを改めて実感しました。ということで、Room"H"、@リビングルームのコーナーでした。
続いては宅録コーナー、@レコーティングルームです。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か一曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうというお時間です。
今日、僕がピックアップした楽曲はsupercellの「君の知らない物語」という楽曲です。これはアニメ『化物語』のエンディングの曲です。神アニソンです。アニメ好きな人でこの曲を知らない人はいないですからね。それぐらい有名です。
この曲の歌詞ですごく好きなところがあって。曲の終盤近く、〈言わなかった 言えなかった 二度と戻れない〉という3行の歌詞があるんですよ。〈言わなかった〉を〈言えなかった〉に言い直してるところがすごく好きなんです。〈言わなかった〉いや、違うね。〈言えなかった〉って自分でわかっているところ。恐らく片思いの曲で、言ってしまったことによって関係がちょっと崩れちゃう。今よりも上じゃなくて、下に行っちゃうことが怖い気持ちがこの2行3行でぐぐっと出てて。
でも、言わなかった、言えなかったから今更もう言うことはできない。もう二度とそこには戻れないんだよって、この3行ですごく心がキュッとなってしまいますね。この青さ加減みたいなのを表現できるといいなと意識してカバーさせていただきました。
ONE OK ROCK「恋ノアイボウ心ノクピド」
BRADIO「スパイシーマドンナ」
坂本真綾「躍動」
黒川侑司「君の知らない物語」(カバー)
アリ・タバタベイ & マッティ・ルイス from ゼブラヘッド「His World」
ユアネス「日照雨」
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「Breathing #4」
2025年4月16日(水)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #5」
2025年6月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #6」
2025年8月16日(土)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:17:15 / START:18:00
※公演ごとに詳細の解禁日時は異なります。
詳細はユアネスオフィシャルサイトにて
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2025年3月28日(金)
大阪・心斎橋BIGCAT
OPEN:18:15 / START:19:00
2025年4月5日(土)東京・日本橋三井ホール
OPEN:17:00 / START:18:00
<チケット詳細>
全席指定:一般:¥5,500(税込)U22:¥4,000(税込)
※別途ドリンク代必要
※未就学児入場不可
※U-22の対象者は2025年4月1日時点で22歳以下の方が対象
※U-22の方は年齢確認のできる写真付き身分証明書1点、写真がない場合は2点(学生証・健康保険証など)を入場時にご提示ください。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
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Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @Nolzy_Tweet / @nolzy_nostalgram
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国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
オフィシャルサイト/ @lauradayromance / @lauradayromance
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めます、YOURNESSのボーカル・ギター黒川です。YOURNESSの定期公演 「Breathing #3」にお越しくださった皆さん、ありがとうございました。
実は「Breathing #3」の直前のタイミングで収録をしているので、まだライブ自体は終わってないんですけど、きっといい定期公演になったことでしょう。
第1回、第2回とやってきて、気づけばいつの間にかもう3回目だったんですけども。セットリスト考えるときも、1回目2回目どんな感じだったっけって思い返して、被らないように。なるべく多くの人にいろんな曲を楽しんでもらいたいので。定期公演という試みをやってみて、そういう楽しみが増えたなと思って。すでに3回やってるということで、まだネタが尽きないように、どんどん新曲をたくさん拵えて。定期公演、あとワンマンも控えてますからね。まだまだ、たくさんの人に遊びにきてほしいなと思っております。改めまして、遊びに来てくださった皆さんありがとうございました。

Breathing #3 のライブ前楽屋の様子です。花粉の季節が近づいてきたので喉のしゅこーってやつをちゃんとやります。
それでは、早速今日の1曲目をお届けしましょう。定期公演「Breathing #3」でも披露しました「色の見えない少女」ですが、曲前の新しい繋ぎみたいなのを演って、手応えを掴んだというのもあって。擦るようですけども、ここで紹介したいと思います。
"ライブ前に聴いてテンションを高める曲"をテーマに選曲!@リビングルーム
ここからは@リビングルームです。最近、僕がハッとしたことと今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。最近は本当に定期公演に向けて...。時間軸的には終わっていることになっているんですけど、 喋ってる僕の世界線ではまだ終わってないんですよね。定期公演に向けてすごく準備をしているので、基本的には音楽漬けの生活を送っています。喋ることがないって思ったけど、あった!最近ちょっと料理に目覚めた。
いや、別に目覚めたわけじゃないけど、料理したいなと思うタイミングが2回だけあってですね。今まで18歳からずっとコンビニのご飯で生活してきたんですけども、30歳になってナポリタンを作ったんですよ。めっちゃ美味しくできたんですよね。僕、ソーセージが大好きで、ピーマンは嫌いなので、ソーセージと玉ねぎとケチャップと隠し味でウスターソースみたいなのを入れて作ったんですけど。自分で作ってみて、料理って本当に色取りが大切だなって思いましたね。緑がないから本当に真っ赤なぐちゃぐちゃの食べ物ができちゃって(笑)。 味が美味しかったから良かったんですけど、写真を撮って、ネットに上げるまではいかないなと思いました。
あと、キーマカレーですね。キーマカレーはすごく得意料理なんです。電子レンジだけで速攻で作れる簡単キーマカレーっていうのをこのRoom"H"でも多分推したことがあるんですけど、それを初めて電子レンジじゃなくて鍋で作ったんです。でも、大して差がわからなくて。なんなら、電子レンジがお手軽でええなと思って。いい意味で自分の舌が肥えてない、幸福の沸点が低いことにすごく嬉しくなった。見た目が良くなくても、味が良ければええやって思えるところとか。
鍋で苦労して作るか、電子レンジに具材を突っ込んで温めるか、(差が)わからないなって思うところは自分の良いところだな、チャーミングポイントだなと思って。そういうことを思いながら料理をして生活をしておりました。あとはずっと歌を歌ったり、なんだったりを(ここのところは)しておりました。
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キーマカレーを作ろうとしたのですが水を入れ過ぎてしまって普通の挽肉のカレーになってしまった。でも美味しかったのでオッケー
それでは、この辺りで音楽の方に行きましょう。毎回3曲Room"Hの住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。定期公演もあったということで、今回のテーマは"ライブ前に聴いてテンションを高める曲"を3曲選んできました。
基本的にライブ前にセットリストに入っている曲をあんまり聴かないようにしてるんです。敢えてじゃないんですけど、いろんな人の曲を聴いて高める。自分たちでは出せない音とかを聴いて高める。そういう時があるんですよ。その中から3曲選んできましたので、ご紹介したいと思います。
まず1曲目はONE OK ROCKの「恋ノアイボウ心ノクピド」です。 最近1周回って、ONE OK ROCKをめっちゃ聴くんです。僕の音楽の入り、バンドの入りってONE OK ROCKからなんです。高校生の頃に学園祭でワンオクのカバーをして、その動画をうちのギターの古閑が見つけて、それがきっかけでバンドやろうって誘われた、というエピソードがあって。YOURNESS結成エピソードですね。だいぶ、端折りましたけども。
僕の音楽歴史を語る上では外せないアーティストですね。初めて初期YOURNESSのメンバーでスタジオに入るって時にオリジナル曲がまだなかったので、とりあえずなにかコピーをしよう、となった時に演奏した曲の一つがこの「恋ノアイボウ心ノクピド」。
その時、初めてスタジオってやつに入って歌ったこととか、コピーしたこととかを忘れたくないなと思って。これはライブ前によく聴きますね。もう結構前の曲ですけど。高校生の時に聴いてたと思うから、10年以上前かな。今聴いても、めちゃくちゃかっこいいですね。
黒川が"ライブの前に聴いてテンションを高める曲"、2曲目はBRADIOの「スパイシーマドンナ」という曲です。これも最高ですね。僕、ライブ映像まで見ますから。で、一緒に踊るまでします。BRADIOのYouTube公式チャンネルで上がってるやつをちゃんと見てますよ。一時期、元気ない時とか体からどうしてもパワーが出ないみたいな、血がたぎらない時期みたいなのがあって。
でも、無理やりにでも燃えなきゃいけない、燃えたい時にずっとライブ映像を見て、この曲を聴いて、すごく助けられた一曲ですね。BRADIOのすごいところって基本的に演奏めちゃくちゃお上手ですから、安心感。とっても聴きやすいんですよね。サウンドが楽しいところとかすごく魅力的なポイントですよね。
やっぱり、歌詞がすごい。本当にすごいなと思って。今回流す「スパイシーマドンナ」ってちょっと表現が"えっち"な感じ、アダルトっというよりかはひらがな表記の"えっち"って感じなんです。エロってよりかはスケベな感じ、だからちょっと面白いんですよ。そこがポップなサウンドにめちゃくちゃ合ってるなと思うし、そういう言葉選びをできて、作品に昇華できているってすごいことだと思うんです。だから、楽しい気持ちにしてくれる楽曲が大好きです。ぜひ、言葉選びに注目して聴いてみてほしいです。
黒川が選ぶ"ライブ前に聴いてテンションを高める曲"3曲目は坂本真綾さんの「躍動」という楽曲です。 これは我々、YOURNESSが提供させていただいた楽曲ですね。アプリゲーム『Fate/GrandOrder』の曲にもなってますね。
これは単純に自分の音楽人生、まさか坂本真綾さんに携わる人生になるなんて思ってもいなかったですし、そこは自信につながる部分でもあるから、ライブ前に聴きます。ただ、自分たちでも「躍動」のセルフカバーをよくライブでするから、セットリストに「躍動」が入っている日とかはあんまり聴けないんですよ。なぜかというと、この曲って歌始まりだから坂本真綾さんのやつをめちゃくちゃ聴いてると、僕のキーが分からなくなっちゃって、歌えなくなっちゃうから。混乱しちゃうんですよ(笑)。
この曲がリリースされたぐらいの頃のお話で、坂本真綾さんに"黒川さんが歌うことも想像して、歌詞を書きました"と言っていただいたのをすごく覚えとって。本当に光栄なことだし、とっても嬉しいことだから、大切に大切に歌いたい。そして、自分たちで披露するときはより自分らしく歌うように意識しますね。「躍動」はこのテーマだと外せないです。
基本的にアニソンとかポップスをすごく好んで、聴いて育ってきたけど、バンド始めて、自分がいざライブ前テンション上げたいなとなったら、バンド系のサウンドに偏った曲を聴いて、高めるんだなぁって思いました。プレイリストがあるんですけど、対バンして"めっちゃかっこよかったなぁ"と思ったバンドを入れてたり。単純にライブ映像見て、かっこいいなとか。自分の中での思い出とかエピソードがある曲とかを入れてたりして。好みというか、好きなものってどんどん増えていくんだなというのを改めて実感しました。ということで、Room"H"、@リビングルームのコーナーでした。
supercell「君の知らない物語」@レコーティングルーム
続いては宅録コーナー、@レコーティングルームです。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か一曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうというお時間です。
今日、僕がピックアップした楽曲はsupercellの「君の知らない物語」という楽曲です。これはアニメ『化物語』のエンディングの曲です。神アニソンです。アニメ好きな人でこの曲を知らない人はいないですからね。それぐらい有名です。
この曲の歌詞ですごく好きなところがあって。曲の終盤近く、〈言わなかった 言えなかった 二度と戻れない〉という3行の歌詞があるんですよ。〈言わなかった〉を〈言えなかった〉に言い直してるところがすごく好きなんです。〈言わなかった〉いや、違うね。〈言えなかった〉って自分でわかっているところ。恐らく片思いの曲で、言ってしまったことによって関係がちょっと崩れちゃう。今よりも上じゃなくて、下に行っちゃうことが怖い気持ちがこの2行3行でぐぐっと出てて。
でも、言わなかった、言えなかったから今更もう言うことはできない。もう二度とそこには戻れないんだよって、この3行ですごく心がキュッとなってしまいますね。この青さ加減みたいなのを表現できるといいなと意識してカバーさせていただきました。
2月19(水) オンエア楽曲
ユアネス「色の見えない少女」ONE OK ROCK「恋ノアイボウ心ノクピド」
BRADIO「スパイシーマドンナ」
坂本真綾「躍動」
黒川侑司「君の知らない物語」(カバー)
アリ・タバタベイ & マッティ・ルイス from ゼブラヘッド「His World」
ユアネス「日照雨」
LIVE INFORMATION
YOURNESS 定期公演「Breathing」
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「Breathing #4」
2025年4月16日(水)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #5」
2025年6月16日(月)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:18:15 / START:19:00
「Breathing #6」
2025年8月16日(土)
東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
OPEN:17:15 / START:18:00
※公演ごとに詳細の解禁日時は異なります。
詳細はユアネスオフィシャルサイトにて
YOURNESS ONE MAN LIVE「Evanescent」
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2025年3月28日(金)
大阪・心斎橋BIGCAT
OPEN:18:15 / START:19:00
2025年4月5日(土)東京・日本橋三井ホール
OPEN:17:00 / START:18:00
<チケット詳細>
全席指定:一般:¥5,500(税込)U22:¥4,000(税込)
※別途ドリンク代必要
※未就学児入場不可
※U-22の対象者は2025年4月1日時点で22歳以下の方が対象
※U-22の方は年齢確認のできる写真付き身分証明書1点、写真がない場合は2点(学生証・健康保険証など)を入場時にご提示ください。
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Laura day romanceが週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
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Nolzy
サウンドプロダクション・トラックメイキング・ソングライティングを自ら手掛けるシンガー、音楽クリエイター。
R&B、Neo Soul、Hip Hopを基調とした都会的なサウンドと、どこか懐かしい"平成J-POP"の匂いを感じるキャッチーなメロディにシニカルな歌詞を組み合わせた、時代や世代を超える新感覚のミクスチャー・ポップを生み出す。2023年12月リリースの『#それな』を皮切りに『匿名奇謀』、『キスミー』と、3作連続でドラマ・アニメのタイアップを担当。
さらに、2024年のライブ活動始動から「SAKAE SP-RING」「TOKYO CALLING」「MINAMI WHEEL」などサーキットやイベントに多数出演するなど、ライブハウスシーンでも注目を集めている。
オフィシャルサイト/ @Nolzy_Tweet / @nolzy_nostalgram
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国内外のミュージックラバーにファンを広げる日本のバンド。
鈴木迅が作り出す幅広い音楽性の楽曲と、井上花月の世界観のあるヴォーカル、
タイトさと柔軟さを兼ね備えたリズムを刻む礒本雄太のドラミング、
そしてそれらを表現するためのベストな形でジョインするサポートメンバー達。
2023年初頭には「関ジャム 完全燃 SHOW( テレビ朝日 )」 で川谷絵音氏が選ぶ 2023 年のマイベスト 10 曲の第三位に「sweet vertigo」が選出され、大きく注目を集め始めている。
2025年2月には、前後編を合わせて一つの作品となる3rdフルアルバムの前編にあたる、『合歓る - walls』(読み:ネムル ウォールズ)のリリース、4月には大阪城音楽堂と東京国際フォーラム ホールCでのライブも決定している。
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