SENSA

2024.01.14

FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!THE 2・hario islandほか全8作品 -2024.1.13-

FRIENDSHIP.の最新楽曲を紹介!THE 2・hario islandほか全8作品 -2024.1.13-

カルチャーの前線で活躍するキュレーター達が厳選した音楽を配信するサービス FRIENDSHIP.の新譜を紹介。 キュレーターの金子厚武とナビゲーターの奥宮みさとによるFM福岡のラジオ番組「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」から、今週オンエアした内容を掲載!FRIENDSHIP.がリリースした最新の音楽をいち早くチェックしよう!



New Release Digest Part 1


みさと:お送りしたのは1月8日週にFRIENDSHIP.からリリースの新譜、まずはPart-1、4作品をご紹介しました。リリースおめでとうございます。SHU-MI、精力的に活動していまして、アルバムが間もなくリリースになりますので、こちらも楽しみにしましょう。そして、はじめましてさんが、鉄火です。

金子:4ピースのバンドで、この曲が初めてのリリース。もともといろんなバンドをやっている人たちが集まっていて、 福岡のバンドであるIRIKOのボーカルの鶴くんとドラムの武市くん、MO MOMAをやっているベースの黒瀬さん、そしてギターが元BAND Aの岡愛子さん。岡さんは、小山田壮平くんのバンドとかにも参加している人だったり、実力者4人が新たなバンドを始動させていて......この硬質な音。

みさと:硬質!

金子:硬い音が鳴ってましたね。

みさと:ですね。そして、吠えてましたね。

金子:吠えてましたね。なんせバンド名が「鉄火」ですからね。

みさと:鉄に火で鉄火ですよ。

金子:鉄の音が鳴っていて、燃えるようなボーカルでしたね。

みさと:間違いないですね。名は体を表すという、ぴったりなバンドができました。

金子:それぞれが他のバンドをやりつつも、もう一回新たにバンドを始めることによって、燃え盛る熱量が生まれてるんでしょうね。



みさとGuibaもそうですけど、FRIENDSHIP.にはそういうバンドがどんどん増えてきてますので、今までの活動とは違った姿、このバンドだからこその姿を見せてくれるのではなかろうかと。鉄火、期待です。そして、名は体を表すと言いますか、名義を変更された方がいらっしゃいます。Broken Kangaroo

金子:Halleという名義でFRIENDSHIP.からリリースしてたんですけど、もともとBroken Kangarooを名乗っていて、そこからHalleに変えて、今回もう一度戻したという。

みさと:出戻り? なかなかいないですよね。

金子:でも「Halle」で検索すると別の人出てくるなって前から思ってたんですよ。『リトル・マーメイド』でアリエル役をやってたハリー・ベイリー、あのハリーが同じ綴りなんですよね。

みさと:綴りがね、ハルじゃなくてハリーと読むんだけど。

金子:それ出てくるなって前から思ってはいて。

みさと:やっぱり検索時代の魔ですよね。

金子:もしかしたら全然違う理由で戻したのかもしれないけど。 でもだからこそというか、今回の曲は名義を変えての改めてのスタートということもあってか、15歳のときに初めて好きな人に書いたラブソング。

みさと:いやー!甘酸っぱ!そんな曲聴いていいんですかって感じですよね。いいの?

金子:名義も昔に戻したし、昔の気持ちを今もう一回歌うっていうのは必然性があったんでしょうね。

みさと:そういうところはやっぱり作家として秀逸なんだなっていうところを感じますね。

金子:相変わらず曲はとってもいいですしね。



みさと:ですね。 この方も昔の曲? THE 2

金子:リリースは結構空いていて、1年半ぶりぐらいの新曲です。まあ、この間いろいろありまして、相変わらず古舘くんはアップダウンを繰り返していて。

みさと:そういう星の下なのかと思わざるを得ない。

金子:こんなこと言っていいのかわかんないけど、やっぱり古舘くんって、もがいてるのが似合っちゃう人で、それが音楽にも表れていて、魅力になっている部分はある気がします。今回の曲はさっき言ってくれたとおり昔の曲で、もともと作ったのは4年前。作詞作曲全部を古舘くんが仕上げていると。キラッとしたギターサウンドがこれまでともまた違う感じがしましたね。

みさと:やっぱり山口さんのプロデュースもあいまって、輝いてる感じしますよね。

金子:音楽的なモードはちゃんと常に前進してる感じがします。



New Release Digest Part 2


みさと:新譜ダイジェスト、Part-2でした。リリースおめでとうございます。 幸木野花さん、3ヶ月連続リリース最後となりました。 過去2作もぜひ聴いてみてください。そして、阿佐ヶ谷ロマンティクスも3ヶ月連続リリースなんですよね。

金子:Part-1で昔の曲を今リリースするっていう人がちょこちょこいましたけど、阿佐ヶ谷ロマンティクスのこの曲も原型は昔の曲らしく。

みさと:本当だ。

金子:5-6年前の思い出を思い浮かべながら、形になったのは2022年ということです。

みさと:それを2024年の始まりのタイミングでリリースになりました。



金子:1月だからっていうのもあるんですかね。昔録った曲をリリースするタイミングとして、1月頭っていうのがアリなのかもしれない。

みさと:区切りのいいところでリリースしたいとか、形に残したいっていうのはありますよね。そしてドミコもなんですよ。これ今まで「あたしぐらいは」というタイトルでリリースされていた楽曲だったんですが、それを再録して、「あたしぐらいは願うたび」とタイトルを変えてのリリースになってます。

金子:もともと歌詞では「あたしぐらいは願うたび」って歌ってて、それがそのままタイトルにもなったという。オリジナルは最初からドラムが入ってたんだけど、このバージョンは弾き語りに変わってたりして、リアレンジの面白さがありますよね。



みさと:2分近くかけてアコースティックで行くのかなって思いきや、やっぱり最後だんだんビートが入っていって、タイトなんだけどグルーヴを楽しめるアレンジ。原曲がだいぶレイドドバックたっぷり系の楽曲で、あれでも十分完成されてたのに、まだこうやって違った完成形を見せてくれる、本当に違う作品として楽しんでっていう気概を感じる。だからこそタイトル違うのかなって思えるような、そんな楽曲になって、もうライブに行きたいです。ドミコのライブめちゃめちゃ楽しいから、早く行きたいって思わされました。そんなPart-2からご紹介するのは?

金子hario islandを紹介しようと思います。

みさと:先週はShimon Hoshino名義、そしてinvisible design名義でもリリースをされてましたが、hario islandは今週でございました。

金子:この曲は「dream sunrise」というタイトル通り、美しい日の出の風景をイメージさせる作品として作ってるそうなので、初日の出感があるというか。「この曲が年明けのリリースでもよかったのでは?」とか思っちゃいましたけど(笑)。

みさと:今回すごく暖かい、温もりっていう感じで。ひなたぼっこもしたいし、インストいい感じになってますので、聴いていただきましょう。



RADIO INFORMATION

FM 福岡「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」

fmgfukuoka_curatedhour_logo_ok_2204.jpg FRIENDSHIP.キュレーター達が厳選した音楽をラジオで紹介するプログラム「Curated Hour ~FRIENDSHIP. RADIO」。キュレーターの金子厚武をコメンテーターに迎え、奥宮みさとと共にFRIENDSHIP.がリリースをする最新の音楽を紹介。番組後半ではThe fin.のYuto Uchinoが月替りでゲストを迎え、深い音楽談義を繰り広げるコーナーを展開。 放送時間:毎週土曜日 26:00~26:55 放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC

kanekoatsutake_20210528.jpg 金子厚武 1979年生まれ。埼玉県熊谷市出身。インディーズでのバンド活動、音楽出版社への勤務を経て、現在はフリーランスのライター。音楽を中心に、インタヴューやライティングを手がける。主な執筆媒体は『CINRA』『Real Sound』『ナタリー』『Rolling Stone Japan』『MUSICA』『ミュージック・マガジン』など。『ポストロック・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック)監修。デジタル配信サービス「FRIENDSHIP.」キュレーター。 @a2take / @a2take3 misato_a_photo.jpg 奥宮みさと ラジオパーソナリティ/ナレーター/MC/ヨガインストラクター/酵素風呂サロンオーナー。 TOKYO FM、ZIP-FM、InterFM、FM 福岡など、ラジオパーソナリティ歴12年目。 安室奈美恵さんをはじめとするお茶の間ミュージシャンからコアなインディーズミュージシャンまで無数のインタビューを経験。コロナ前は年間200件程ライブや全国のフェスに行く現場派。野外フェスのヨガプログラムなども担当。倍音と1/fゆらぎの声を持ち、耳馴染みの良いベルベットボイスが特徴。 @_M1110_ / @11misato10 yuto_solo_a_1215.jpgYuto Uchino(The fin. Vocal / Synth / Guitar) 神戸出身、ロックバンドThe fin.のフロントマン、ソングライター。80~90年代のシンセポップ、シューゲイザーサウンドから、リアルタイムなUSインディーポップの影響や、チルウェーヴなどを経由したサウンドスケープは、ネット上で話題を呼び、日本のみならず海外からも問い合わせ殺到している。 The Last Shadow Puppets、MEW、CIRCA WAVESなどのツアーサポート、そしてUS、UK、アジアツアーを成功させるなど、新世代バンドの中心的存在となっている。 オフィシャルサイト / @_thefin / @yuto__the_fin


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