SENSA

2023.09.28

【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス)  救急箱プレイリストから3曲紹介!「Room H」-2023.09.27-

【読むラジオ】MC:黒川侑司(ユアネス) 救急箱プレイリストから3曲紹介!「Room H」-2023.09.27-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、ユアネスの黒川侑司が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

皆さん、こんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めますユアネスのボーカル・ギター黒川です。最近ユアネスはレコーディングやってましたね。
制作をしてレコーディングをして、結構詰め詰めのスケジュールでやってたんですけど、今、収録をしている段階で、完全にハケてはないんですけど、もしかしたらこの放送されている時には、完全にハケきってる、終わってるんじゃないのかなと思います。
僕まだあと残り1曲歌わなきゃいけないんですけど、この後に。今から、このラジオ終わってから歌いに行くんですけど、色んな人の協力のもとずっと制作とレコーディングをやってきてました。
なのでプライベートで話すことは何もありません。でもそれがミュージシャンとしての生活だと思っておりますので楽しみにしてくれてると嬉しいです。

ちょっと1つ告知というか、お知らせというか、めでたいことの話をしたいと思うんですけども。
我々ユアネスのギターの古閑翔平がホロライブの常闇トワさんに楽曲提供したということで本日、9月27日に、常闇トワさんのファースト・フルアルバム『Aster』という作品がリリースされるんですけど、その中に「Present Day」という曲を、古閑が作りユアネスが演奏したものを提供させていただきました。
僕、今回たくさんギター弾いてますから、聴いてください。本当に僕、ホロライブ普通にすごい好きだから、夢のようですね。ありがとうございます。普通にファンですから、ホロライブの。ゲームとかもめちゃくちゃやってるので嬉しいです(笑)。
音楽やってきてまさかこういう夢が叶うと思ってなかったので、こちらも皆さんよかったら、ゲットして聴いてくれると嬉しいです。今日の1曲目をお届けしたいと思うんですけど、提供させてもらった常闇さんが、ユアネスの「私の最後の日」という曲がすごくイイみたいな話をしてくれた配信、僕は普通にリアルタイムで観ててめっちゃ声が出てびっくりしたので今日はその曲を流したいと思います。



救急箱プレイリストから3曲紹介!@リビングルーム

最近、ハッとしたことというか、前回、僕の回の時に、僕の音楽のプレイリストの話をちょっとしたんですけど、"救急箱"というプレイリストがあるよ、みたいな話をして、それが皆さんにとってウケが良かったというか、"そういうのあるの良いですね"みたいな感想をXでポストしてくれとったり、直接伝えてくれたりとかで、どういう曲が入ってるのか教えてくださいとか言ってくれたり、みんなそんなに気になるのかと思って。
僕、個人の感覚で選んでる救急箱ソングたちなんですけど、今回も共有できたらいいなということで、今日も"救急箱"というテーマで3曲選んできました。皆さんも是非、救急箱プレイリストに入れていただければと思います。

それではまず1曲目ですね。
1曲目は槇原敬之の「素直」という曲です。マッキーのこの曲、知ってました?
僕、これ、実はちょっと前まで全然知らなかったんですけど、自分の救急箱のプレイリストに入ってる曲を聴いてたら、プレイリスト外から世の中にある曲をランダムで選んでくれるみたいなやつでこの曲が流れてきて、めちゃくちゃ優秀な機能だな、すごいいい曲じゃんと思って、直ぐに救急箱に最近追加したばかりの救急箱の新曲です。
すごく純粋な曲なんですよね。曲名からすごく伝わってくると思います。言葉も音も、歌とピアノ伴奏だけですんなり優しい言葉が入ってくる。優しい人間、純粋だったり、素直である人間って、きっと反動もすごく大きいと思って、もちろん善にもたくさん心が動くし、だけど、何か崩れちゃったときの悪にもパワーが働きやすいものだと思っとって、でもその悪の方が、人様に見えてしまうと印象みたいなものってきっと変わっちゃう気がするんですよね。でも、それだけじゃないじゃんって、ふと嫌なこと悪いこととかがあったりすると、自分に降りかかったそういう悪いことだったり、ちょっと苦手かもみたいな出来事だったりあったりしても、その裏にはもしかしたらこういうことがあるんかもしれんなって、普通に日頃考えられるように、この曲を聴いて思うようにしてます。



こういうストレートな、分かりやすい曲ってマッキーみたいな歌い癖にものすごく特徴があるわけでもないけどシンプルに自分の声の良さだけで勝負してる感じ、こういう声色の人にすごくぴったりというか、言葉がすんなり入ってくるような気がして。
僕、自分に癖があるとも思ってないんですけど、でも大切に大切に言葉をちゃんと読んで歌おうみたいな意識があるので、こういうところで自分の今後に反映させられたらいいなって思えるような1曲でもあるなって今、聴いて思いました。

続いて2曲目に選んできた、"僕の救急箱"というプレイリストの中から選んだ1曲です。
青葉市子さんの「アンディーヴと眠って」という楽曲です。僕、青葉市子さん、多分めちゃくちゃ流してるんですけど、この方の曲は全体的にすごく優しく包み込んでくれるような曲が多くて大体プレイリストに青葉市子さんの曲、めちゃくちゃ入っとって、この「アンディーヴと眠って」という曲は、すごく分かりやすく直接的な表現をしてるかって言われると、もしかしたらそうではないのかもしれないんですけど、曲って、音楽って何となく楽しむものだと思うので、僕はこの曲に対して"ここは安全だよ"みたいにささやきかけてくれるような曲だなと思ってて、なんか生きとって生活してて逃げ道みたいなのがなくなる瞬間が一番きついことだなって思ってて、そういう安全な場所を曲を通して提供してくれるような、何かそんな気がしてます。僕、クラシックギターが好きな理由というのは、こういう優しさの溢れる曲というか、包み込むようにしてくれるこういう曲にはとても効果的な部分があると思ってるから、クラシックギターすごく好きです。僕は単純だから、音が優しいと気持ちも優しくなるみたいな、そういうものです。



この時間帯に聴くとすごく良い夢を見て眠れそうな、そんな曲ですよね。
あと今、音源聴いて思ったんですけど音の感じが、何て言ったらいいんだろう、これもちょっと感覚で喋る形になっちゃうんですけど、近いっていうか、ゴージャスではないことによって良い効果が生み出されているようなそんな気がして、何だろうな、アナログチック?今、スマートフォンとかパソコンとかでよく聴くんですけど、でもよりアナログに感じる、温かさを感じる。

これが多分、僕が感じてる優しく包み込んでくれるような曲、という部分の何か要因の一つでもあると思います。こういう曲をたくさん作りたいって、こういう曲、僕は一番好きだから、こういう曲を聴いて自分も優しく包み込めるような曲が作られるようになればいいなと思います。

黒川が選ぶ"僕の救急箱のプレイリスト"から選んできた楽曲3曲目、LAMP IN TERRENの「心身二元論」という楽曲です。
これはもう、この曲初めて聴いたの多分Room"H"なんですよね。Room"H"で、僕の回で流させてもらったんですよね、確か。
Room"H"の前の住人でいらした、松本大さんの新曲ですって言って流させてもらって、その聴いた瞬間から、今喋ってる瞬間まで、ずっと同じ気持ちでずっと大好きな曲です。きっと孤独みたいなのをテーマにして......キーワードではあると思います、そういう孤独であることっていうのは。
歌っていると思われるんですけど、それって切ないですけど、悲しいことではないというか、きっと結構多くの人間の救いになると思ってるんですよ。孤独は簡単に言うと独りじゃないですか、1人だけど、似たような感覚を持ってる人間っていうのは全然独りじゃないと思うし、世の中にたくさんあふれていると思うので、1人だけど独りじゃないよ、みたいな、こういう点で繋がっている部分があるんだよっていう、そういった類の救いってあると思っとって、もしかしたらすごい痛み分けみたいなものに近い感覚になっちゃうのかもしれないんだけど、でもそれでもいいじゃないって大さんは多分言ってくれそうなんですよね。あの人の声でこの曲、あの人の声のあの人のこの曲を聴くと別にそれでもいいじゃんって大さんが言いそうなので。大さんの声はね、そういうパワーを感じられる部分がすごく大きいから、僕、大好きです。



スピッツ「魔法のコトバ」@ベッドルーム

ここからは、Room"H"の住人がプライベートで大事にしているディープな偏愛ソングを毎週1曲ご紹介。@ベッドルームのコーナーです。
今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたい楽曲は、スピッツの「魔法のコトバ」です。これは、Room"H"、僕が喋らせていただきたて位の時に@レコーディングルーム、宅録のコーナーで確かピアノと歌の弾き語りで宅録してきたものを紹介したと思うんですけど、そこでも披露させてもらうし、偏愛ソングでも選ぶし、僕にとってすごく魔法の曲なんですよ。
この曲のパンチラインが決まっちゃってるんですよ、自分の中で。〈魔法のコトバ 2人だけには分かる〉とか〈魔法のコトバ 口にすれば短く〉それだけでもうこの曲いいじゃん、いい曲じゃんって思える、自分の中では大きなパンチラインだと思ってます。
こういう感覚、"2人だけには分かる魔法の言葉があるよね"みたいな、思い付いたって多分こんな綺麗には書ける気はしないですし、"あれは魔法だったのか、そうだよね。何か魔法みたいなもんだよね"って思えるし。
口にして、長かろうか、短かろうが、訳が分からなかろうが2人だけには分かるんですよね、そうだよね。そういう2人だから魔法にもなったんだと思いますしね。と言う優しい曲かどうかはちょっと分からないですけど、僕は優しい気持ちになれる曲だなと思っとって。



僕の一番好きな映画で「おおかみこどもの雨と雪」というのがあるんですけど、細田守作品ですね、その作品の中に"おみやげみっつたこみっつ"というおまじないみたいなものが出てくるんですよ。
これってどこかの地方でいう指切りげんまんの続きみたいな言葉らしいんですけど、その"おみやげみっつたこみっつ"も魔法の言葉の一つなんだろうなって。僕、一番好きって言ってるからDVD持ってるんですけど、何回も何回も観てるんですけど、"おみやげみっつたこみっつ"のシーンが流れるたびに頭の中で"魔法のコトバ♪"ってずっと流れてくる位、そういう言葉にスポットを当てて、何か耳で聴いてるんだなって感じます。このスピッツの「魔法のコトバ」っていう曲にはそういう僕の心をくすぐるワードが多い。だから大好きです。

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レコーディングの際のボーカルブース


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レコーディング終わりに作ったカレー


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バーミヤンの台湾カステラ



9月27日(水) オンエア楽曲
ユアネス「私の最後の日」
槇原敬之「素直」
青葉市子「アンディーヴと眠って」
LAMP IN TERREN「心身二元論」
黒川侑司「夜空ノムコウ」(弾き語りカバー)
スピッツ「魔法のコトバ」
ユアネス「日照雨」

番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト @atsukitaketomo @atsukitaketomo

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Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas


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