- TOPICS
- FEATURE
2023.09.21
【読むラジオ】MC:Wez Atlas 拡大版ゲストにビートメーカー&プロデューサーのuinが登場!「Room H」-2023.09.20-
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、Wez Atlasが週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、Wez Atlasが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
Wez:はい、皆さんこんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めますWez Atlasです。2023年も4分の3ぐらいは、超えてきましたね。悲しいな。早いね。夏、めっちゃ暑かったけど、こうやってちょっと涼しくなってくると、もうちょい暑い夏味わっておけば良かったっていう、なんか悲しい気持ちになるね。秋も好きだけど。
では、早速番組を始めていきたいんですが、今日もお友達を連れてきてます。ビートメーカーでプロデューサーのuinさんです。色々お話したいと思ってますので、どうぞお楽しみに。
まずは1曲お届けしましょう。最近見つけた曲、すごく良いバイブスで、自分が個人的にハマってるので、皆んなにも紹介したいと思います。「Candle Flame (feat. Erick the Architect) by Jungle」。
uin:どうも、uinです。
Wez:uinくん何者なのか。アルファベットの小文字でu、i、nと書いてuinさん。ビートメーカーとプロデューサー。様々なジャンルを横断し、既成の構成にとどまらない大胆かつ個性的な展開を武器に様々なアーティストに楽曲やリミックスを提供している。特に盟友のアーティストSkaaiとは精力的に制作を行い、ファーストシングル「Period」、セカンドシングル「Nectar」、サードシングル「FLOOR IS MINE feat.BIM」そしてファーストEP『BEANIE』の全曲をプロデュース。業界内外から高い評価を獲得した。
uin:そんな感じです。
Wez:スターだね(笑)。ずっと見てるよ、活躍は。
uin:本当に?
Wez:またやってる!って。
uin:俺もWezの活躍見てる。
Wez:マジで?
uin:うん。
Wez:ありがとう。なんか同世代だし、同い年だもんね。
uin:同い年。
Wez:あいつらまたやりやがった、みたいにね。
uin:Wezもね、曲出たら俺、毎回聴いてるし。
Wez:ありがとう。uinのルーツって言うか、今に至るまでのステップとか色々聞きたいなと思って。
uin:そうね、あんまり喋ったことないしね。
Wez:出身は?
uin:出身は新潟、新潟県新潟市。
Wez:育った町は海の側って感じ?
uin:そうだね、側だね、信濃川も通ってるし。
Wez:じゃあ、めっちゃ自然豊かなとこで?
uin:そうね、でも割と都会だけどちょっと行ったら自然がめっちゃある感じかな。地方都市って感じ。
Wez:なるほど。どんな子供だった?
uin:生徒会副会長とかやってて、俺が仕切っていくというか、ちょっと真面目な、勉強も頑張ってたし、みたいな感じだったけど、だんだんちょっとやさぐれて、ヒップホップと出会い。
Wez:なるほど、確かにヒップホップと生徒会って何か重なってなさそうな二つの世界。
uin:やさぐれたことによってヒップホップと出会うっていう、そういう感じ。
Wez:なるほど。アートとか音楽とか小説とか、どういうものに興味あったの?
uin:最初何なんだろう...でも絵はずっと描いてて、小学校の頃から。絵画教室通ってて、中学生ぐらいまで。最初は絵が好きで、音楽は全然、楽器とかも全然やってなくて。だから絵が最初かな。
Wez:それはどういうものを描いてたの?風景とか人物とか?
uin:友達と肩組んでる絵とか、何かそういうやつ(笑)とか模写とかね。
Wez:結構上手かった?
uin:いやー...でも小学校の時、日本で小5小6の部門で一番獲った。
Wez:え?? すごい。
uin:ほら、俺、アートワークやるじゃん。
Wez:そうか。じゃあ、今でもそっちの方も?プロデューサーもやるし。
uin:デザインとか、絵は描かないけどパソコンで。
Wez:なるほど、分かってきた。uinが見えてきた。
uin:繋がってきた?
Wez:なるほど。音楽に関しては、どういうきっかけだったの?
uin:最初は普通にJ-POPを。皆んな聴くようなやつを聴いてて。それこそ、中学とかまでは普通に真面目な生徒だったから、J-POP聴いて、AKBとか皆んな好きなやつを頑張って覚える、みたいだったけど、ちょっとやさぐれて、ブルーハーツとか尾崎豊とかを聴き始めて、反体制みたいな感じでヒップホップとかも聴き始めて。
Wez:ヒップホップは日本の?J-HIP HOP?
uin:そう。ちょうど高校生ラップ選手権とか流行ってた、あの時代だから、勝手にYouTubeに色んな人が流れてきて、それ見始めて、みたいな。
Wez:なるほど、やさぐれたっていうのがキーワード(笑)
uin:そう(笑)。
Wez:シーンはあるの、新潟には?
uin:あるのかもしれないけど、俺がもうネット世代だから、SoundCloudに曲あげて。
Wez:そうか。
uin:地元のクラブ行くとかじゃなくて。
Wez:なるほど、俺もそうだな。
uin:だから地元のプレーヤーの友達とかは全然いない。
Wez:そうか。そういうのも作っていきたいよね。
uin:そうね、だんだん、逆輸入的に。
Wez:OK、じゃあuinのルーツソング、1曲あるとすれば?
uin:ルーツソング1曲めっちゃ考えて、何だろうなと思って。色々あるんだけどルーツは。R&Bとかをヒップホップの流れで聴くようになったときに見つけたのが小袋成彬さんで、Wezくんと会ったきっかけの人でもあるから、小袋さんの曲を今日は紹介しようかなと思って持ってきました。
Wez:いいね。
Wez:いいね、ちょっとイメージと違った。僕が知ってる小袋さんの音楽よりもっと内省的、アコースティックみたいな感じ。
uin:そう、逆に言うとだから、今の小袋さんは最初から(知ってる)、俺にとっては意外だった。変わった時に、そういうテンションなんだ、と思って。
Wez:確かに。小袋さんは前から好き?
uin:高校の時とか、高校卒業した位はずっと聴いてた。
Wez:めっちゃ、流行ってたの、学校で?
uin:俺の周りは聴いてた。
Wez:いいね。その高校生の時によく聴いてた音楽があって、"俺も自分もやってみたい"みたいな?
uin:そう、小袋さんとかの前にヒップホップの人聴いてて、MPCのパッドがあるじゃん、パッドでサンプルをチョップして作ってるヒップホップの動画とかを見てて、これだったら俺でもできそうだな、と思って。ラップはちょっとできないかもだけど、これだったらできそう、みたいな感じで、やり始めて。
Wez:ラップもしたいとか思わなかった?
uin:最初はビートができるようになったらラップしよう、みたいな。カッコ良いビートができるようになったらラップしようと思ったんだけど、今ちょっと。
Wez:もう、カッコ良いビート出来てるけど。
uin:そうだよねー、でもSkaaiくんとか見ると、もうちょっとビートで頑張ろうかな、になっちゃう。
Wez:なるほど。でもいつか出てくるかもしれない。
uin:いつかやるかもしれない。
Wez:そうなったら、同じ名前でやる?
uin:そういうのも考えたいよね。カッコ良いじゃん、別名義とか。
Wez:楽しみだなー。
uin:いずれね。
Wez:そういう野望があった。
uin:そう、実はね。
Wez:じゃあ、ビートを作り始めたのは高校生位?
uin:高校卒業した位。ヒップホップ聴き始めて、19とかかな。
Wez:まだ、5~6年位?
uin:うん。
Wez:いいね、楽しい?
uin:楽しいね、未だに楽しいかも。
Wez:どういう感じでやってる、いつも?Skaaiと基本やることが多いの?
uin:Skaaiくんの時は、友達だから普通にノリでやるけど、。でも、どうなんだろう。(色んな音楽)聴いて、こんなのやりたいと思ったらパソコン開いてやるみたいな、感じ。
Wez:Skaaiはもう今、シーンでは知らない人いない位の。
uin:そうね、気が付いたらね。
Wez:俺、だって最初、ラップスターに出てる、1コ前のシーズンだよね。
uin:そうだね、今年のじゃなくて、去年?
Wez:その時は無名で、九州で路上ライブやっててみたいな、そして応募して。最初多分、インスタとかも。
uin:俺がフォローした時、200人くらいだった。
Wez:俺も最初フォローしてくれて、なんだろうと思って見て、バイリンガルでラップしてて。それでuinもその後だな、ラップスターが終わって「Period」が出た時に。
uin:そうね、ラップスターが終わるぐらいにちょうど「Period」が出て、Skaaiが落ちた位。一応、放送中だったかな。
Wez:なるほど。そこでもう自分たちのウェーブを巻き起こしてるみたいな感じになってた?
uin:そうね、Skaaiくんがラップスター中に曲を出したいけど、タイプ・ビートはちょっとやだなと感じてて、ちょうど俺が友達のTioの紹介で出会って、じゃあ、1曲作ろうよって、俺のストックにあったのが「Period」で。
Wez:なるほど。
uin:それをそのままって感じ。
Wez:最初、SkaaiくんともSound Cloudとかで繋がった?
uin:いやいや、もう本当にTioくん経由。Tioくんは神戸のシンガーの友達、それが共通の知人で"合うと思うよ"って繋げてくれて。
Wez:なるほど。いいね。Skaaiくんの最初の3つのシングルとかEPとか全部手掛けてきてるけど他のアーティストとも結構やったりしてるんだよね。
uin:だんだんね。Skaaiくん経由で知ってもらって、Wezくんもそうだしさ、色んな人と、だんだんやるようになってきて。
Wez:なるほど、いいね。カッコ良いですよ。
uin:あざす!
Wez:すごいですよ。俺「Period」と「Nectar」最初の2つのシングル、もうめっちゃ好きだった。なんだろうね。俺、アメリカのヒップホップだと、ちょっとオルタナのSminoとかSabaとかDenzel Curryとかそこら辺がすごい好きで、そのバイブスめっちゃ感じて、日本で俺は聴いたことなかったから、"これ好きだ!"と思ってめっちゃ聴いてた。
uin:本当?ありがとう。
Wez:あとグルーブもなんかすごく面白い。
uin:そうね、まさにそこら辺好きだからさ。それも超大好きだから。
Wez:Monte Bookerっていうプロデューサーは?
uin:もちろん。モンテも大好きだしその周辺の、あとKaytranadaとかも好きだし。ダンスミュージックも色々混ぜてやりたいみたいな。Skaaiくんもそういうの全部好きだから、面白いこと混ぜてやりたい、みたいな感じで。
Wez:なるほど。ちなみにuinソロ名義ではどういう活動をしてる?
uin:今、アルバムを作ろうと思ってる。ビートを作り始めてる。
Wez:おーっ。それはアーティスト載せるのかインストか?
uin:載せようと思ってる。でもまだ構想、とりあえずビート作ってみようぐらいで。
Wez:もしかしたら自分でラップ載せるかも?
uin:かもしれない。あるかも1曲ぐらい。
Wez:Skaai含めてuinと2人がやってる感じはすごく好きだし、やっぱり色が違う、皆んなと。めっちゃいいと思います。俺もそうだけど、どんどん海外に広めていきたいよね。
小袋成彬「Selfish」
Skaai「Period.」
Skaai「Nectar」
Wez Atlas「Echo」
Wez Atlas「Me Today」
voquote「SHOW U (feat. Wez Atlas) [01sail REMIX]」
Wez Atlas「Zuum」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas
今週のMCは、Wez Atlasが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
Wez:はい、皆さんこんばんは。ここからの1時間はRoom"H"、DJを務めますWez Atlasです。2023年も4分の3ぐらいは、超えてきましたね。悲しいな。早いね。夏、めっちゃ暑かったけど、こうやってちょっと涼しくなってくると、もうちょい暑い夏味わっておけば良かったっていう、なんか悲しい気持ちになるね。秋も好きだけど。
では、早速番組を始めていきたいんですが、今日もお友達を連れてきてます。ビートメーカーでプロデューサーのuinさんです。色々お話したいと思ってますので、どうぞお楽しみに。
まずは1曲お届けしましょう。最近見つけた曲、すごく良いバイブスで、自分が個人的にハマってるので、皆んなにも紹介したいと思います。「Candle Flame (feat. Erick the Architect) by Jungle」。
拡大版ゲストにビートメーカー&プロデューサーのuinが登場@@My Buddy、My Bro. My Homie
Wez:さあ、FM FUKUOKAからWez Atlasがお送りしているRoom"H"、ここからはMy Buddy拡大版ゲストの登場です。この方。uin:どうも、uinです。
Wez:uinくん何者なのか。アルファベットの小文字でu、i、nと書いてuinさん。ビートメーカーとプロデューサー。様々なジャンルを横断し、既成の構成にとどまらない大胆かつ個性的な展開を武器に様々なアーティストに楽曲やリミックスを提供している。特に盟友のアーティストSkaaiとは精力的に制作を行い、ファーストシングル「Period」、セカンドシングル「Nectar」、サードシングル「FLOOR IS MINE feat.BIM」そしてファーストEP『BEANIE』の全曲をプロデュース。業界内外から高い評価を獲得した。
uin:そんな感じです。
Wez:スターだね(笑)。ずっと見てるよ、活躍は。
uin:本当に?
Wez:またやってる!って。
uin:俺もWezの活躍見てる。
Wez:マジで?
uin:うん。
Wez:ありがとう。なんか同世代だし、同い年だもんね。
uin:同い年。
Wez:あいつらまたやりやがった、みたいにね。
uin:Wezもね、曲出たら俺、毎回聴いてるし。
Wez:ありがとう。uinのルーツって言うか、今に至るまでのステップとか色々聞きたいなと思って。
uin:そうね、あんまり喋ったことないしね。
Wez:出身は?
uin:出身は新潟、新潟県新潟市。
Wez:育った町は海の側って感じ?
uin:そうだね、側だね、信濃川も通ってるし。
Wez:じゃあ、めっちゃ自然豊かなとこで?
uin:そうね、でも割と都会だけどちょっと行ったら自然がめっちゃある感じかな。地方都市って感じ。
Wez:なるほど。どんな子供だった?
uin:生徒会副会長とかやってて、俺が仕切っていくというか、ちょっと真面目な、勉強も頑張ってたし、みたいな感じだったけど、だんだんちょっとやさぐれて、ヒップホップと出会い。
Wez:なるほど、確かにヒップホップと生徒会って何か重なってなさそうな二つの世界。
uin:やさぐれたことによってヒップホップと出会うっていう、そういう感じ。
Wez:なるほど。アートとか音楽とか小説とか、どういうものに興味あったの?
uin:最初何なんだろう...でも絵はずっと描いてて、小学校の頃から。絵画教室通ってて、中学生ぐらいまで。最初は絵が好きで、音楽は全然、楽器とかも全然やってなくて。だから絵が最初かな。
Wez:それはどういうものを描いてたの?風景とか人物とか?
uin:友達と肩組んでる絵とか、何かそういうやつ(笑)とか模写とかね。
Wez:結構上手かった?
uin:いやー...でも小学校の時、日本で小5小6の部門で一番獲った。
Wez:え?? すごい。
uin:ほら、俺、アートワークやるじゃん。
Wez:そうか。じゃあ、今でもそっちの方も?プロデューサーもやるし。
uin:デザインとか、絵は描かないけどパソコンで。
Wez:なるほど、分かってきた。uinが見えてきた。
uin:繋がってきた?
Wez:なるほど。音楽に関しては、どういうきっかけだったの?
uin:最初は普通にJ-POPを。皆んな聴くようなやつを聴いてて。それこそ、中学とかまでは普通に真面目な生徒だったから、J-POP聴いて、AKBとか皆んな好きなやつを頑張って覚える、みたいだったけど、ちょっとやさぐれて、ブルーハーツとか尾崎豊とかを聴き始めて、反体制みたいな感じでヒップホップとかも聴き始めて。
Wez:ヒップホップは日本の?J-HIP HOP?
uin:そう。ちょうど高校生ラップ選手権とか流行ってた、あの時代だから、勝手にYouTubeに色んな人が流れてきて、それ見始めて、みたいな。
Wez:なるほど、やさぐれたっていうのがキーワード(笑)
uin:そう(笑)。
Wez:シーンはあるの、新潟には?
uin:あるのかもしれないけど、俺がもうネット世代だから、SoundCloudに曲あげて。
Wez:そうか。
uin:地元のクラブ行くとかじゃなくて。
Wez:なるほど、俺もそうだな。
uin:だから地元のプレーヤーの友達とかは全然いない。
Wez:そうか。そういうのも作っていきたいよね。
uin:そうね、だんだん、逆輸入的に。
Wez:OK、じゃあuinのルーツソング、1曲あるとすれば?
uin:ルーツソング1曲めっちゃ考えて、何だろうなと思って。色々あるんだけどルーツは。R&Bとかをヒップホップの流れで聴くようになったときに見つけたのが小袋成彬さんで、Wezくんと会ったきっかけの人でもあるから、小袋さんの曲を今日は紹介しようかなと思って持ってきました。
Wez:いいね。
Wez:いいね、ちょっとイメージと違った。僕が知ってる小袋さんの音楽よりもっと内省的、アコースティックみたいな感じ。
uin:そう、逆に言うとだから、今の小袋さんは最初から(知ってる)、俺にとっては意外だった。変わった時に、そういうテンションなんだ、と思って。
Wez:確かに。小袋さんは前から好き?
uin:高校の時とか、高校卒業した位はずっと聴いてた。
Wez:めっちゃ、流行ってたの、学校で?
uin:俺の周りは聴いてた。
Wez:いいね。その高校生の時によく聴いてた音楽があって、"俺も自分もやってみたい"みたいな?
uin:そう、小袋さんとかの前にヒップホップの人聴いてて、MPCのパッドがあるじゃん、パッドでサンプルをチョップして作ってるヒップホップの動画とかを見てて、これだったら俺でもできそうだな、と思って。ラップはちょっとできないかもだけど、これだったらできそう、みたいな感じで、やり始めて。
Wez:ラップもしたいとか思わなかった?
uin:最初はビートができるようになったらラップしよう、みたいな。カッコ良いビートができるようになったらラップしようと思ったんだけど、今ちょっと。
Wez:もう、カッコ良いビート出来てるけど。
uin:そうだよねー、でもSkaaiくんとか見ると、もうちょっとビートで頑張ろうかな、になっちゃう。
Wez:なるほど。でもいつか出てくるかもしれない。
uin:いつかやるかもしれない。
Wez:そうなったら、同じ名前でやる?
uin:そういうのも考えたいよね。カッコ良いじゃん、別名義とか。
Wez:楽しみだなー。
uin:いずれね。
Wez:そういう野望があった。
uin:そう、実はね。
Wez:じゃあ、ビートを作り始めたのは高校生位?
uin:高校卒業した位。ヒップホップ聴き始めて、19とかかな。
Wez:まだ、5~6年位?
uin:うん。
Wez:いいね、楽しい?
uin:楽しいね、未だに楽しいかも。
Wez:どういう感じでやってる、いつも?Skaaiと基本やることが多いの?
uin:Skaaiくんの時は、友達だから普通にノリでやるけど、。でも、どうなんだろう。(色んな音楽)聴いて、こんなのやりたいと思ったらパソコン開いてやるみたいな、感じ。
Wez:Skaaiはもう今、シーンでは知らない人いない位の。
uin:そうね、気が付いたらね。
Wez:俺、だって最初、ラップスターに出てる、1コ前のシーズンだよね。
uin:そうだね、今年のじゃなくて、去年?
Wez:その時は無名で、九州で路上ライブやっててみたいな、そして応募して。最初多分、インスタとかも。
uin:俺がフォローした時、200人くらいだった。
Wez:俺も最初フォローしてくれて、なんだろうと思って見て、バイリンガルでラップしてて。それでuinもその後だな、ラップスターが終わって「Period」が出た時に。
uin:そうね、ラップスターが終わるぐらいにちょうど「Period」が出て、Skaaiが落ちた位。一応、放送中だったかな。
Wez:なるほど。そこでもう自分たちのウェーブを巻き起こしてるみたいな感じになってた?
uin:そうね、Skaaiくんがラップスター中に曲を出したいけど、タイプ・ビートはちょっとやだなと感じてて、ちょうど俺が友達のTioの紹介で出会って、じゃあ、1曲作ろうよって、俺のストックにあったのが「Period」で。
Wez:なるほど。
uin:それをそのままって感じ。
Wez:最初、SkaaiくんともSound Cloudとかで繋がった?
uin:いやいや、もう本当にTioくん経由。Tioくんは神戸のシンガーの友達、それが共通の知人で"合うと思うよ"って繋げてくれて。
Wez:なるほど。いいね。Skaaiくんの最初の3つのシングルとかEPとか全部手掛けてきてるけど他のアーティストとも結構やったりしてるんだよね。
uin:だんだんね。Skaaiくん経由で知ってもらって、Wezくんもそうだしさ、色んな人と、だんだんやるようになってきて。
Wez:なるほど、いいね。カッコ良いですよ。
uin:あざす!
Wez:すごいですよ。俺「Period」と「Nectar」最初の2つのシングル、もうめっちゃ好きだった。なんだろうね。俺、アメリカのヒップホップだと、ちょっとオルタナのSminoとかSabaとかDenzel Curryとかそこら辺がすごい好きで、そのバイブスめっちゃ感じて、日本で俺は聴いたことなかったから、"これ好きだ!"と思ってめっちゃ聴いてた。
uin:本当?ありがとう。
Wez:あとグルーブもなんかすごく面白い。
uin:そうね、まさにそこら辺好きだからさ。それも超大好きだから。
Wez:Monte Bookerっていうプロデューサーは?
uin:もちろん。モンテも大好きだしその周辺の、あとKaytranadaとかも好きだし。ダンスミュージックも色々混ぜてやりたいみたいな。Skaaiくんもそういうの全部好きだから、面白いこと混ぜてやりたい、みたいな感じで。
Wez:なるほど。ちなみにuinソロ名義ではどういう活動をしてる?
uin:今、アルバムを作ろうと思ってる。ビートを作り始めてる。
Wez:おーっ。それはアーティスト載せるのかインストか?
uin:載せようと思ってる。でもまだ構想、とりあえずビート作ってみようぐらいで。
Wez:もしかしたら自分でラップ載せるかも?
uin:かもしれない。あるかも1曲ぐらい。
Wez:Skaai含めてuinと2人がやってる感じはすごく好きだし、やっぱり色が違う、皆んなと。めっちゃいいと思います。俺もそうだけど、どんどん海外に広めていきたいよね。
9月20日(水) オンエア楽曲
Jungle 「Candle Flame (feat. Erick the Architect)」小袋成彬「Selfish」
Skaai「Period.」
Skaai「Nectar」
Wez Atlas「Echo」
Wez Atlas「Me Today」
voquote「SHOW U (feat. Wez Atlas) [01sail REMIX]」
Wez Atlas「Zuum」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @atsukitaketomo / @atsukitaketomo
Wez Atlas
東京を拠点とするヒップホップアーティスト。多文化なスタイルを取り入れ、高いスキルで日本語と英語を組み合わせたラップを魅せる。HYPEBEAST JAPAN による注目の U20 アーティストに選ばれるなど徐々に注目を集める存在に。2021 年 6 月に starRo をプロデューサーに迎えた「Zuum!」をリリースし、SpotifyJapan の公式プレイリスト「Next Up」のカバー、そして 1 曲目に、さらには「Tokyo Super Hits!」にも選ばれた。今後の活躍が期待される中、2021年7月に待望の1stミニアルバム「Chicken Soup For One」をリリース。客演のオファーも多く寄せられ、Helsinki Lambda Clubや韓国のシンガーソングライターYunBなど、国内外のアーティストの作品に数多く客演参加。
2022年は自身名義のシングルも5作発表し、2023年3月には2ndミニアルバム「This Too Shall Pass」をリリース。
@wezzyatlas