SENSA

2023.04.20

【読むラジオ】MC:アツキタケトモ  自身のルーツでもあるMr.Childrenを大特集!「Room H」-2023.04.19-

【読むラジオ】MC:アツキタケトモ 自身のルーツでもあるMr.Childrenを大特集!「Room H」-2023.04.19-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、アツキタケトモが担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

(アツキ)お引越しされた松本 大さんと入れ替わりでこのRoom "H"に入居することになりました。はじめまして、アツキタケトモです。あまりラジオでレギュラーとかの経験があるという感じでもなく、ライブもすごくするタイプとかでもないので、引きこもりがちというか(笑)。 家で黙々と曲を作っているようなタイプなので本当にはじめましてな方も多いと思います。それこそ福岡でライブとかもアツキタケトモとしてはやったことがないので、初めて来る感じでやろうかなと。
でも福岡自体はすごく好きで、個人的に過去に旅行に行ったりとかしてるんですけど、そういう感じでこの福岡でレギュラーになれるというか、喋れるというのはすごく嬉しいなと思います。「音楽家」と一言で言っても「何やってるんだろう?」という感じですけど、自分で作詞・作曲・編曲して、歌も歌う、みたいな感じで活動はしています。さっきも言いましたけど、ライブよりかは音源をとにかくリリースして活動しているという感じで、YouTubeとかでも曲は上がっているんですけど。1人の人間のことを数分で説明するのもちょっと無理なので、これからおいおい番組を聞いていく中で、僕のことを知っていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

記念すべき1曲に選んだのが本日リリースになりました僕の新曲「NEGATIVE STEP」です。このリリースのタイミングでレギュラーの番組が始まるということで、「この曲をかけるしかないでしょ」ということですね。でも夜の道を歩きながら、心がだんだん昂っていって踊っていくみたいな。また踊りすぎちゃったなと反省して落ち込んで、またでも昂ってきて踊ってしまう、そういう感情の起伏を歌にしたような楽曲です。今まで僕は打ち込み主体で音楽を作ってきたのですが、今回の曲から初めてバンドメンバーと一緒にレコーディングしたりと、そういう挑戦もある楽曲で、自己紹介がてら聴いていただきたいなと思います。




大好きなMr.Childrenを大特集!@リビングルーム

ここからは@リビングルーム。僕の回では毎週1組、僕が大好きなアーティストをピックアップして、そのアーティストへの愛を熱く語らせていただきます。この企画は僕が考えたんですけど、いつも音楽を聴く時というか、そのアーティストの隠れた名曲を探すのがすごく好きなので、全ディスコグラフィーの全シングルやアルバムを聴くというのを習慣化してるので、そんな僕ならではの視点でかなりマニアックな選曲でいろんなアーティストをここから特集していこうかなと思います。
さてその第1回目となる今夜特集するアーティストは、Mr.Childrenです。僕のルーツというか、小学生ぐらいの頃から聴いています。Mr.Childrenがいなかったら、僕は自分で作って歌うというシンガーソングライターとか、音楽家の形を目指してなかったかもしれないというぐらい大きなアーティストです。メロディーのポップさとかキャッチーさとか、美しさとか、その基準 そのものを作られちゃったみたいな。それは今思えばそこから離れてく旅でもあったんですけど、それぐらい影響されちゃっています。高校の頃から音楽を始めて、その時は弾き語りとかもやっていたんですけど、弾き語りでライブとか出ると対バンの人から「ミスチル好きでしょう?」みたいなのを言われちゃうぐらいで(笑)。もうオリジナリティーが出せる前は、「そのまま和寿さんになりたい...」みたいな(笑)。それくらい影響をされていて、そこからその美的感覚みたいなものは別に修正する必要はないけど、そこを模倣で終わらせずにオリジナルにしていくためにという形で、Mr.Childrenの音楽とかメロディーの美しさが軸にあった上で、いろんな要素を、あとから僕は成長しながら、いろんな音楽に出会って、まとっていきました。それでオリジナリティーを研究していったというくらい、僕にとってはもう根底の根底、ルーツもルーツという感じです。
Mr.Childrenを初めて聴いたのは、親が車でかけていたという。世代的にやっぱ90年代に青春を謳歌していた人はみんなたぶん通らざるを得ないぐらい、当時人気があったと思います。僕が生まれた頃ぐらいだと思うんですけど、その頃ぐらいにはもうMr.Childrenといえば国民的バンドになっていたはずなので、一家に1枚CDが置いてあるぐらいの規模感のバンドだと思うんですけど。それこそ小学校の頃、Mr.Childrenを聴き始めた頃、友達の家に遊びに行くと、僕は友達の家の親御さんとかが持っているCDの棚を勝手に覗いて...。もちろんわざわざ部屋に入ってとかではなく、リビングとかに置いてある場合はCDラックを見流る感じですけど、そこでミスチルを探すとだいたいどの家行っても必ず1枚は『BOLERO』か『Atomic Heart』がありましたね。300万枚とか売れていたので、「それはそうだ」というところでもあるんですけど。それぐらいの国民的バンドだと思います。
そんな僕にとって本当に大きな存在であるMr.Childrenの楽曲を早速聴いていきましょう。アツキタケトモ的、Mr.Childrenベストソング。今日は5 曲、皆さんにダイジェスト的に聴いていただこうかなと思います。本当はもう10曲でも30曲でも100曲でも選べるんですけど、今日は5曲です。まず1曲目は「Printing」と「Dance Dance Dance」です。この曲は『Atomic Heart』というアルバムに収録されています。「Printing」というのはオープニングトラックで、インタールード的な歌とか入ってないSE的なもので、「Dance Dance Dance」が実質的には1曲目となります。
まず車でCDを入れると、この「Printing」がかかるわけですよね。ちょっとカメラのシャッター音みたいな感じで「何なんだろう、この音?壊れちゃったのかな?」とか子供の頃は思ったんですけど、そこから「Dance Dance Dance」のイントロのリフ。あれを聴いて僕の中でのロックが目覚めたというか。そのあと中学に入って、自分でブックオフで探してOasisとかを聴いたりとかするようになるんですけど、そのOasisのファーストの「Rock 'n' Roll Star」の1曲目のリフを聴いた時のアレンジに近いというか。ロックの初期衝動みたいなものが、僕にとっての「Dance Dance Dance」でした。そこで僕はギターに憧れたし、実際メインの楽器はギターなんですけど、ギターを弾くようになったのが、確実にこの「Dance Dance Dance」のリフです。これは弾けるようになると簡単なんですよ。何も難しいことはしないんですけど、その男気というか、そのかっこよさに魅了されました。これが僕の音楽の目覚めで、まさにMr.Childrenとの出会い。親が車でかけたその音という感じなので、あえて「Dance Dance Dance」だけじゃなくて、ちょっと「Printing」から軽く聴いてもらおうかなと思います。



さっきも言ったように、もうこれが流れてきちゃうと僕の中では血が騒いでしまうわけですよね。ライブとかでも毎回やっているんですよ。定番曲でレア曲でもなんでもないのですが、でも毎回ぶち上がります。毎回田原さんのギターリフを聴きたくて行っているところがあるので、毎回聴く度に感動しちゃいますね。

オンエアでは、2曲目にMr.Children 「ALIVE」、3曲目にMr.Children「アンダーシャツ」、4曲目にMr.Children「渇いたkiss」、5曲目にMr.Children「Documentary film」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!




Mr.Children「Sign」弾き語りカバー!@レコーディングルーム

初回の放送もおかげさまで順調に喋らせていただいておりますので、早くも後半戦ということですが、皆さん楽しんでもらえてますでしょうか?続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。初回にピックアップしたのは、Mr.Childrenの「Sign」という曲です。
基本的にはこのコーナーで特集したアーティストのカバーをしていこうかなと今は思っているんですけど、ちょっと気まぐれな人間なので、「ぶれたらすみません」というのは先に言っときます(笑)。そんなつもりで今日はMr.Childrenの曲を選んできて、言わずもがな有名曲/名曲だと思うんですけど。やっぱり聴いて好きだというのは、ファンとしてはコアな曲に行きがちだけど、カラオケで、自分でプレイしたいとなるのは有名な曲という。みんなが知っているからこそ自分がどうアプローチしていくかということに対してもすごく興味が出やすいので、だからこそあえての大ヒット曲を選びました。
昔好きだった人とかとカラオケに行って、もちろん他の友達もいたんですけど、その人は僕がミスチルのファンと知っていたので、 「"Sign"を聴きたいんだけど〜」みたいなことを言われて、そこからすごく練習したというところもあります(笑)。なので「Sign」は結構思い出の深い曲なんですけど、カバーするとなると、例えばアレンジを原曲に寄せてとかというのをやるのは、もう僕はファン過ぎて逆に無理というか。勝てないです、桜井さんには(笑)。プロデューサーの小林武史さんには勝てないです。あのサウンドが100点ですね。あの曲を活かすということだけを考えたら、あれがベストな形なので、もう僕としては逆に全然違うことをしないと、「やれない」とか「もうおこがましい」みたいな気持ちになっちゃうので、全然違う方向に振り切ってアンビエント版の「Sign」をやってみいました。とんでもない、ヘンテコ「Sign」って言われるかもしれませんが、もちろんヘンテコな訳ではありませんが(笑)。「そこと組みあわせるか!」みたいな意味での化学反応というか。逆にやってみて思ったのは、これだけ全然違うジャンルのものを引用して乗せても、歌メロの良さというのはやっぱり残っていて、その強度というか、どうアレンジしちゃっても、いい曲として届くという、その曲の強さというのを、改めてこの曲をこういう形でカバーしてみて再確認したところですね。



かなりドープでストイックな「Sign」ですけど、そこから出てくる歌モノの良さみたいな、歌自体の力みたいなものを感じていただけたら嬉しいなと思います。ということで@レコーディングルームでした。次回もお楽しみに。


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4月19日(水) オンエア楽曲
アツキタケトモ「NEGATIVE STEP」
Mr.Children「Printing」
Mr.Children「Dance Dance Dance」
Mr.Children 「ALIVE」
Mr.Children「アンダーシャツ」
Mr.Children「渇いたkiss」
Mr.Children「Documentary film」
Mr.Children「Sign」弾き語りカバー
アツキタケトモ「カモフラージュ」

番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。ユアネスの黒川侑司、アツキタケトモ、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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アツキタケトモ
2020年7月より活動開始。作詞・作曲・編曲を自ら手がける新世代の音楽家。日常に潜むちょっとした違和感を、独自のダンスミュージックで表現する。
1stアルバム『無口な人』は2020年9月にリリースされ、ノンプロモーションながらSpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスで多くのプレイリストに選出され、早耳の音楽ファンから好評を得た。2022年にはSG「Outsider」をリリースし、Billboard Heatseekersや、J-WAVETOKIO HOT 100に入るなど注目を高めている。
2023年4月19日に「NEGATIVE STEP」を配信リリース。
オフィシャルサイト @atsukitaketomo @atsukitaketomo

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森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト @odol_jpn @KokiMoriyama


LINK
FM福岡「Room "H"」

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