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2023.02.16
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)近況はいろいろと進みました。最近は撮影があったり、マスタリングもありました。マスタリングはCDにするための最後の作業があるんですけど。レコーディングがあって、ミックスというのがあって、ミックスのあとに最後マスタリングをするのですが、音量を揃えるみたいな作業なんですけど、その作業が終わってCDをリリースできるみたいな状態になったんですけども、まだ何の発表もできてないし、この時点で何も言ってないかな?いよいよバンドマンに戻るかなというところに来ております。「楽しみにしていて下さい」と言っておきましょう。いつになるかな。
続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日、松本大がピックアップしたのはThe 1975の「All I Need To Hear」という曲です。The 1975の最新アルバムの中に入っている曲です。モダンな空気をまといながら、なんだろうね、単純に好きなんですよ。ちょっと子供っぽく歌うんですよね。わがままな子みたいな感じで。すごく年寄りみたいにも聴こえるんだけど、わがままな子供にも聴こえるみたいな感じでマシュー・ヒーリーが弾いて歌うんですけど、ちょっと子守歌っぽいというか。それを真似して歌ってみたらどうなるのかなと思ってやってみました。
弾き語りなので、しかも日本人なので、全然英語喋れないから聴いたままで解析しながら、この言葉はこういう風に言うのがいいのかなとか、こういう言葉の歌詞の羅列で文字の運び方が良いのかなとか。こんな響き方をしたらその言葉にしたいことがちゃんと生まれてくるかなとか、いろいろ考えながら歌ったんですけど、英語全然喋れない日本人の、カタカナではない、もはや英語でもないのかもしれないけど、気持ちを込めて歌詞の意味を何か考えながら歌ったので聴いてみてください。
原曲の方はもうちょっとモダンな空気をまとったバンドサウンドが入ってくるから、対照的に俺はめちゃくちゃ寂しんぼクラブな弾き語りをやったので、違和感あるし、余計歌詞とかも聴こえて大丈夫だったかな、みたいな気持ちにはなっています。放送事故になっていないことを祈っています。ということで@レコーディングルーム、次回もどうぞお楽しみに。この曲はほんとに良い曲。
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、「年齢」という@リビングルームのテーマがあったから選んだみたいなところがあるんですけど、BUMP OF CHICKENの「arrows」という曲です。
この曲が『orbital period』というアルバムに収録されていまして、タイトルは"公転周期"という意味があって、28年でそれを迎えたみたいな感じなんですね。藤原さんが当時28歳というのでこのアルバムをリリースしていたから、自分の中で「年齢」というテーマを与えられると、条件反射で出てくるみたいなところがあります。そのアルバムの中から自分が特に気に入っている曲です。実は2曲あって、もう1つは「ひとりごと」という曲なんですけど、「arrows」の方を選ばせて頂きました。アコースティックギターの絡み合いがすごくいいんですよね。個人的にはぶっちゃけ歌詞よりもアコギとか楽曲のアンサンブルを聴いてしまう曲ですね。
やっぱ藤原さんのアコースティックギターのアルペジオは、藤原さんにしか出せないニュアンスかつフレーズだと思うんですね。この曲に限らず、「花の名」とか「銀河鉄道」とか、和音の中にメロディーがある。それを一本のギターで表現するという・・・。このアルバムだと1曲目の「voyager」と最後の曲「flyby」が、そのアコースティックギターの絡み合いみたいなのを聴けるんですけど、そういうところがすごく好きなんですよね。たぶん自分が楽曲のアンサンブルにすごく凝っちゃうのもこういうところにあるのかなとは思ったりしますね。『ユグドラシル』というアルバムと、『orbital period』というアルバムが、当時中学生の時ですごく聴いてたから、自分の中の根っこにいつもいるんでしょうね。こういう"藤原イズム"みたいなものがあるんじゃないかなと思います。ということを話しつつ、この曲のこの部分を特に聴いてほしい。アコースティックギターですよ。それでサビに入ってくるエレキギターとかね。その楽器同士のハーモニーですね。
わかる?わかってもらえる(笑)?歌の方を聴いちゃうというのは分かるんだけど、スネアのこの乾いた音の具合とか、やっぱすごいんですよ。いいんだよな。俺はすごく好きなんだよな。
ここからは「ザ・スタンダード・ナンバー」の時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
今日選んだのは"なるようになる"という意味を持つタイトルが付けられた「ケ・セラ・セラ」という曲です。1956年に公開されたヒッチコックの映画『知りすぎていた男』でアメリカ人の女優で歌手のドリス・デイが歌ってヒットしました。タイトル「ケ・セラ・セラ」はスペイン語で、日本語だと"なるようになる"という意味になります。これまでに海外のアーティストではコニー・フランシスやナタリー・コール、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどがカバー。日本でも日本語訳で訳されたバージョンでペギー葉山さんや雪村いづみさんといった名歌手がカバーしてきました。歌詞の内容はタイトル通り、力が抜けつつ人生の真理も歌われていて、なかなか深いんですと。なるほどね。歌詞を読ませていただきます。
"なるようになるかしら?"。なるようになると思えばなるようになるかしら。最近『シャーマンキング』という漫画を読み直しているんですけど、その漫画の主人公で麻倉葉という主人公がいるんだけど、「基本的になるようになる」とか「なんとかなる」という精神の主人公、俺も「なんとかなる」と思いながら生きていたいな、緩やかにね。やっぱ「なんとかなる」とか「なるようになる」って思うのって、すごく心が無理をしてない状況だと思うわけですよ。余裕を持って生きていくということ。無理をしないっていうことはすごく大事なことなんじゃないかなと思いますね。例えば人生に焦ったりする時あるじゃないですか?「今日も何もできてないや」みたいな。そんな感じで自分のことをすごく蔑んでしまうというか。そういうこともあると思うんだけど、でもそんな時こそやっぱり余裕がいるんじゃないかなと思いますね。これマジで、本当に思う。「ここが勝負どきだ」って思えば思うほど、余裕というのも同時に持っておかないと、どんどん視野が狭くなってしまうし、自分が本当に大事にしてきたものが、視野が狭くなることによって大事にできなくなるとか、絶対あると思うから、肩肘張って「俺はこれになるんだ」じゃなくて、「なるようになるわ」とか「今自分が好きなの、これだ」と余裕をもって選択できる人生でありたいなと非常に思います。
たぶんみんな聴いたことあるかな?俺も記憶の片隅にあるみたいな感じなんですけど、きっと知っているよね。この曲が多くの人を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか?だから余裕のあるテンションかつ、余裕あるからこそ響くメロディーなんじゃない?みんなが言いたくなるような感じだもんね。この曲はもしかしたらLAMP IN TERRENをやっていた時の俺のマインドにすごく近い気がしますね。「こういうものを作りたいな」と思っていたと思う。いろんな音楽性の曲がうちにはあったけど、総じてこういう音楽の魔法みたいなものがあるとしたら、こういうことだろうなと思います。
The Beatles「When I'm Sixty Four」
Fun.「We Are Young ft. Janelle Monáe」
LANDS「二十歳の戦争 -Y's edition-」
The 1975「All I Need To Hear」弾き語りカバー
BUMP OF CHICKEN「arrows」
Doris Day「Que Sera Sera」
LAMP IN TERREN「New Clothes」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
長崎県出身。2021年までLAMP IN TERRENのフロントマンとしてバンド活動し、現在次の活動に向けて準備中。
@pgt79/ @n.trueve
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)近況はいろいろと進みました。最近は撮影があったり、マスタリングもありました。マスタリングはCDにするための最後の作業があるんですけど。レコーディングがあって、ミックスというのがあって、ミックスのあとに最後マスタリングをするのですが、音量を揃えるみたいな作業なんですけど、その作業が終わってCDをリリースできるみたいな状態になったんですけども、まだ何の発表もできてないし、この時点で何も言ってないかな?いよいよバンドマンに戻るかなというところに来ております。「楽しみにしていて下さい」と言っておきましょう。いつになるかな。
「年齢」というテーマで3曲紹介!@リビングルーム
1曲目:The Beatles「When I'm Sixty Four」
ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。今週は「年齢」というテーマで3曲選んでいます。まず1曲目はThe Beatlesから来ているんですけども、「When I'm Sixty Four」という1967年にリリースされたアルバム『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』に収録されております。「僕が64歳になったとき」という意味ですが、どんなことを歌っているかと言うと、歳をとって髪の毛が寂しくなってもバレンタインや誕生日にはワインを送ってくれる?という可愛いフレーズから始まって、年を重ねた2人の未来を色々と妄想している曲と、孫の名前が出てくると。想像で名前を出すんですよね。こういう人たちは出てくるんですよ。もうそこがぶっ飛んでいるよね。ポールさんはとっくに64歳を通り越して、今年の6月で81歳。しかしこの歌で歌われているおじいちゃんからは程遠い現役感バリバリで素晴らしいと。ということで「どんな64歳になりたい?」って(台本に)書いてあるけど、64歳はもう生きてないんじゃないかなと、個人的には思っております。俺の人生の軸で「歌っていられること」がまず1つあるから、ダサくなったら死ぬというのはたぶん俺の人生の中であると思うんだよな。だからダサくなる前に死ぬんじゃないかなと思って。64歳の自分を想像した時に、やっぱ俺は結構面倒くさがりだし、ライブとか全然やらなくなったら、普通に劣化していくと思うので、鏡見て「自分ダサいな」と思ったらもう人生やめると思う(笑)、わかんないけど(笑)。だから64歳迎えられるほどかっこいい人間であり続けられるかどうかは、自分が作る曲と、応援してくれるファンの皆さんにかかっているんじゃないかなと思います。オンエアでは、2曲目にFun.「We Are Young ft. Janelle Monáe」、3曲目にLANDS「二十歳の戦争 -Y's edition-」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!
The 1975「All I Need To Hear」弾き語りカバー@レコーディングルーム
続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日、松本大がピックアップしたのはThe 1975の「All I Need To Hear」という曲です。The 1975の最新アルバムの中に入っている曲です。モダンな空気をまといながら、なんだろうね、単純に好きなんですよ。ちょっと子供っぽく歌うんですよね。わがままな子みたいな感じで。すごく年寄りみたいにも聴こえるんだけど、わがままな子供にも聴こえるみたいな感じでマシュー・ヒーリーが弾いて歌うんですけど、ちょっと子守歌っぽいというか。それを真似して歌ってみたらどうなるのかなと思ってやってみました。
弾き語りなので、しかも日本人なので、全然英語喋れないから聴いたままで解析しながら、この言葉はこういう風に言うのがいいのかなとか、こういう言葉の歌詞の羅列で文字の運び方が良いのかなとか。こんな響き方をしたらその言葉にしたいことがちゃんと生まれてくるかなとか、いろいろ考えながら歌ったんですけど、英語全然喋れない日本人の、カタカナではない、もはや英語でもないのかもしれないけど、気持ちを込めて歌詞の意味を何か考えながら歌ったので聴いてみてください。
原曲の方はもうちょっとモダンな空気をまとったバンドサウンドが入ってくるから、対照的に俺はめちゃくちゃ寂しんぼクラブな弾き語りをやったので、違和感あるし、余計歌詞とかも聴こえて大丈夫だったかな、みたいな気持ちにはなっています。放送事故になっていないことを祈っています。ということで@レコーディングルーム、次回もどうぞお楽しみに。この曲はほんとに良い曲。
BUMP OF CHICKEN「arrows」@ベッドルーム
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、「年齢」という@リビングルームのテーマがあったから選んだみたいなところがあるんですけど、BUMP OF CHICKENの「arrows」という曲です。
この曲が『orbital period』というアルバムに収録されていまして、タイトルは"公転周期"という意味があって、28年でそれを迎えたみたいな感じなんですね。藤原さんが当時28歳というのでこのアルバムをリリースしていたから、自分の中で「年齢」というテーマを与えられると、条件反射で出てくるみたいなところがあります。そのアルバムの中から自分が特に気に入っている曲です。実は2曲あって、もう1つは「ひとりごと」という曲なんですけど、「arrows」の方を選ばせて頂きました。アコースティックギターの絡み合いがすごくいいんですよね。個人的にはぶっちゃけ歌詞よりもアコギとか楽曲のアンサンブルを聴いてしまう曲ですね。
やっぱ藤原さんのアコースティックギターのアルペジオは、藤原さんにしか出せないニュアンスかつフレーズだと思うんですね。この曲に限らず、「花の名」とか「銀河鉄道」とか、和音の中にメロディーがある。それを一本のギターで表現するという・・・。このアルバムだと1曲目の「voyager」と最後の曲「flyby」が、そのアコースティックギターの絡み合いみたいなのを聴けるんですけど、そういうところがすごく好きなんですよね。たぶん自分が楽曲のアンサンブルにすごく凝っちゃうのもこういうところにあるのかなとは思ったりしますね。『ユグドラシル』というアルバムと、『orbital period』というアルバムが、当時中学生の時ですごく聴いてたから、自分の中の根っこにいつもいるんでしょうね。こういう"藤原イズム"みたいなものがあるんじゃないかなと思います。ということを話しつつ、この曲のこの部分を特に聴いてほしい。アコースティックギターですよ。それでサビに入ってくるエレキギターとかね。その楽器同士のハーモニーですね。
わかる?わかってもらえる(笑)?歌の方を聴いちゃうというのは分かるんだけど、スネアのこの乾いた音の具合とか、やっぱすごいんですよ。いいんだよな。俺はすごく好きなんだよな。
名曲の魅力に迫るコーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」
ここからは「ザ・スタンダード・ナンバー」の時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
今日選んだのは"なるようになる"という意味を持つタイトルが付けられた「ケ・セラ・セラ」という曲です。1956年に公開されたヒッチコックの映画『知りすぎていた男』でアメリカ人の女優で歌手のドリス・デイが歌ってヒットしました。タイトル「ケ・セラ・セラ」はスペイン語で、日本語だと"なるようになる"という意味になります。これまでに海外のアーティストではコニー・フランシスやナタリー・コール、スライ&ザ・ファミリー・ストーンなどがカバー。日本でも日本語訳で訳されたバージョンでペギー葉山さんや雪村いづみさんといった名歌手がカバーしてきました。歌詞の内容はタイトル通り、力が抜けつつ人生の真理も歌われていて、なかなか深いんですと。なるほどね。歌詞を読ませていただきます。
<著作権の関係で歌詞の掲載は省略しております>
"なるようになるかしら?"。なるようになると思えばなるようになるかしら。最近『シャーマンキング』という漫画を読み直しているんですけど、その漫画の主人公で麻倉葉という主人公がいるんだけど、「基本的になるようになる」とか「なんとかなる」という精神の主人公、俺も「なんとかなる」と思いながら生きていたいな、緩やかにね。やっぱ「なんとかなる」とか「なるようになる」って思うのって、すごく心が無理をしてない状況だと思うわけですよ。余裕を持って生きていくということ。無理をしないっていうことはすごく大事なことなんじゃないかなと思いますね。例えば人生に焦ったりする時あるじゃないですか?「今日も何もできてないや」みたいな。そんな感じで自分のことをすごく蔑んでしまうというか。そういうこともあると思うんだけど、でもそんな時こそやっぱり余裕がいるんじゃないかなと思いますね。これマジで、本当に思う。「ここが勝負どきだ」って思えば思うほど、余裕というのも同時に持っておかないと、どんどん視野が狭くなってしまうし、自分が本当に大事にしてきたものが、視野が狭くなることによって大事にできなくなるとか、絶対あると思うから、肩肘張って「俺はこれになるんだ」じゃなくて、「なるようになるわ」とか「今自分が好きなの、これだ」と余裕をもって選択できる人生でありたいなと非常に思います。
たぶんみんな聴いたことあるかな?俺も記憶の片隅にあるみたいな感じなんですけど、きっと知っているよね。この曲が多くの人を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか?だから余裕のあるテンションかつ、余裕あるからこそ響くメロディーなんじゃない?みんなが言いたくなるような感じだもんね。この曲はもしかしたらLAMP IN TERRENをやっていた時の俺のマインドにすごく近い気がしますね。「こういうものを作りたいな」と思っていたと思う。いろんな音楽性の曲がうちにはあったけど、総じてこういう音楽の魔法みたいなものがあるとしたら、こういうことだろうなと思います。
2月15日(水) オンエア楽曲
Theo Katzman「Be the Wheel」The Beatles「When I'm Sixty Four」
Fun.「We Are Young ft. Janelle Monáe」
LANDS「二十歳の戦争 -Y's edition-」
The 1975「All I Need To Hear」弾き語りカバー
BUMP OF CHICKEN「arrows」
Doris Day「Que Sera Sera」
LAMP IN TERREN「New Clothes」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年8月24日にシングル「ありえないよ。」を、同年11月30日にはシングル「Blur」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。2022年7月8日にはソロ第2弾シングルでギタリスト「こーじゅん」をフィーチャリングに迎えた「フライディ・チャイナタウン (Acoustic Cover)」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
長崎県出身。2021年までLAMP IN TERRENのフロントマンとしてバンド活動し、現在次の活動に向けて準備中。
@pgt79/ @n.trueve
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama