SENSA

2022.12.01

【読むラジオ】MC:松本大 「Room H」 Apple Musicの日本のトップ100からお気に入りの楽曲を紹介! -2022.11.30-

【読むラジオ】MC:松本大 「Room H」 Apple Musicの日本のトップ100からお気に入りの楽曲を紹介! -2022.11.30-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

(松本)11月も今日で終わり。11月30日で日付が変わって31日。あれ?12月1日になるのかな。今からカレンダーを見てみようかな。11月は30日までですね!ということで12月1日になりました。12月がスタートしております。
近況はレコーディングをちらほらやっております。まだ「こういうことはじめましたよ」とか、まだ全然言ってないですけど、着々と新しいものが出来上がっているんじゃないかなと思いつつ、最近は若干忙しくなりましたね。ずっとニート生活を送っていましたけど(笑)。だからちょうど時期も相まって、この冬を越えた辺りでいろいろ変わっていくんじゃないかなと思っております。楽しみです。頑張ります。

この番組発のイベントの開催決定!番組MCの3人が集まる貴重なライブとなります。詳細は下記からチェック!




最近聴いた曲を紹介!@リビングルーム

ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。今週はApple Musicの中にある日本のトップ100から選んでみました。今回は@リビングルームがどうということではないです。全体的にそんな感じです。@リビングルームも@ベッドルームのところ全部トップ100から選んでおります。
まず1曲目なんですけど、TOOBOEというアーティストの「錠剤」という曲を選びました。これはアニメの『チェンソーマン』のエンディングの1曲なんですけど、めっちゃwowakaの声に似ているんですよね。今日は評価とかじゃないかもしれない。ただ、いちリスナーとしての感想みたいな感じで曲をかけていこうかなと思っています。とにかくめちゃくちゃ声がwowakaで、Aメロの低いところとか特に。最初聴いたときにびっくりして、「こんなにも声がwowakaということある?」と思って。Twitterでエゴサーチかけてみたら、やっぱ何人か「声が似てる」とか呟かれていて、俺はそれだけでTOOBOEさん、年上なのか年下なのか何もわかんないけど、もう抱きしめたくなったんだよね。曲もすごくボカロ出身っぽくって、このアーティストはボカロPでもあるのかな?ということで奇天烈なおもしろソングになっていると思います。それこそ米津玄師くんの初期の曲とかにもすごく似ていると思ったんだよな。「MAD HEAD LOVE」あたりの感じとか、すごく踏襲しているんじゃないかなと思いました。楽しい曲ですね。



オンエアでは、2曲目にLE SSERAFIM「Impurities」、3曲目に米津玄師「KICK BACK」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!




BUMP OF CHICKEN「angel fall」弾き語りカバー@レコーディングルーム

続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日ピックアップした曲は、なんとなくなんですけど、BUMP OF CHICKENの「angel fall」という曲を選びました。宅録しました。なので弾き語りとちょっと違うかな。声をいっぱい重ねて、ゴスペル感のあるやつをちょっとやりたかったんですよね。



ということで本日はBUMP OF CHICKENの「angel fall」の宅録カバーバージョンでお届けしました。こういうのは労力がかかるんですけど、楽しいですね。ただ、なかなかやる気にならないということで、また何か機会があれば、もしくはリクエストがあれば、やってもいいかもしれないですね。ということで@レコーディングルーム、次回もどうぞお楽しみに。


Official髭男dism「Subtitle」@ベッドルーム

ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、Official髭男dismの「Subtitle」という曲です。これはドラマの主題歌ですね。僕はそのドラマを見てないんですけど、この人たちは本当に曲作りが上手だなと思いましたね。あと歌詞が超優等生なんですよ。なんでこんなに誰も傷つけない形で、聴いていて違和感の無い筋の通った歌詞をかけるんだろうとすごく思うんですよ。俺も昔似たようなことをやろうと考えていた時期があったんですけど、それを結局自分の心が持たなくて最終的に破綻したんです。そうなんですけど、藤原さんはどういう精神状態で曲をかけているのかが不思議でならないですよね。
自分の生活を織り交ぜつつ、ものすごくいろんなところに気が使われているというか、気配りがされている歌詞だなとすごく思うんですよ。本人は全然そんなこと考えてないのかもしれないけど、同じことを仕事としてやっている人間の立場からすると、ものすごい気配りだと思うんだよね。かつ筋が通っていて、ドラマがちゃんと展開されているという。その曲をずっと出し続けているということがすごいですね。
やっぱ今自分が書いている歌詞とかどこかで誰かを傷つける気がするし、自分がやっていることは普通に嫌われると思う。なんだけど、何だろうね。すごいな。いつか話してみたいなと最近すごく思います。最近の曲を聴いていると「何を考えて曲を作っているんだろう」という。憧れでもあり、絶対自分には出来ないという。かといって負けている気もしないというか、俺は俺の最強の形があるから、いつかちゃんと真っ正面から戦ってみたいなと思うアーティストですね。かつやっぱ音楽的な知識というか、オタクな感じがすごく毎回あるんだよね。不思議なところで転調するし、これはおそらくメロディーを先行しながら作っているんだろうなということだったり、あとは歌詞の揺らぎ感というか、感情の揺れている感じというのを、メロディーと転調で表現しているアーティストだと思うんですよ。これ結構珍しいですね。みんな転調したくて転調して、そこにあう歌詞を探しているという感じだったりするから、この言葉とメロディーのセクションがちゃんと筋が通っているというのは非常に稀な才能だと思っております。私はそういう風に思っているので大好きです。もうマジで頭が上がらないと思いながら聴いていました。
皆さんも俺が今しゃべったよくわかんないことも注意しながら聴いてみてほしいです。言葉を聴いてほしいかも。その言葉を聴いていくうちに、「なんでここでこういう音になるんだろう?」という、だんだんその言葉を聴いているのに、言葉が気にならなくなってくるんですよ。これが音楽のすごいところだと思うんですけど。そういうところがあるんじゃないかなと思いました。久しぶりに普通にバラードを聴いていて興奮しましたね。




名曲の魅力に迫るコーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」

ここからは「ザ・スタンダード・ナンバー」の時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
今日選んだのは聴くだけでウキウキしてくるクリスマスシーズンにぴったりのラブソング 「Winter Wonderland」を紹介します。この曲は1934年に誕生したアメリカ生まれのポピュラーソング。ビング・クロスビーやペリー・コモといった、往年の名シンガー。往年の名シンガーがもうわからないから、世代なんだろうな。これはわかるけど、他にはシンディー・ローパーやカーペンターズなどポップスアーティストにも幅広くカバーされてきた名曲・人気曲です。毎年この季節になるといろんな所で流れている楽曲ですが、クリスマスというワードは一度も出てこないため、厳密に言うとクリスマスソングではありません。しかし今のこの時期にぴったりの素敵な楽曲です。歌詞の舞台は詞を書いたリチャード・スミスの地元ペンシルバニア州のホーンズデールという地域で、ここに実在するホーンズデール公園が真っ白な雪で一面覆われた光景を歌詞に書き上げたとされています。歌の内容は結婚したいと思っている(けれどまだしていない)カップルが雪の中、イチャイチャしているというなんとも可愛らしい歌詞。真冬の寒さをイメージできるからこそ、ラブラブカップルのアツアツ感がより一層際立っているように感じられるところがまたいいんです。なんですが幸せ感マックスのこのカップルには、もしかしたら何か結婚できない理由があるのかもと思って聴くと、めちゃくちゃ切ない歌に聴こえてくるから不思議です。では歌詞を紹介しましょう。

<著作権の関係で歌詞の掲載は省略しております>


なるほど、ミスター・スノーマンといっぱい遊ぶんですね、だから結婚式に見立てるみたいなことなのかな、雪だるまを牧師に見立ててね。なんか恥ずかしくなっちゃうね。読みながら、この書かれている言葉のテンション感にあわせるべきなのか、そうなりきれない自分とのせめぎ合いがあって、すごく中途半端な感じで読んじゃったなと思います。でも曲を聴けば全て忘れてしまうと思うので、さっさと曲にいきたいと思います。それでは聴いてみましょう。今日はマイケル・ブーブレのビロードのような歌声でお楽しみください。



ということで俺はクリスマスソングが無条件に大好きなんですよ。この曲も含めてクリスマスの曲を聴いていると、もう一発で「冬っていいな」という気持ちになるんですね。歌詞を読んで「こんなことが書いてあったんだな」ということが初めてわかりました。
この曲が多くの人を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか?クリスマスソングって、クリスマスソングというだけで名曲なんですよね。鈴の音が鳴って、こういうカントリーチックなものに対して、すごくノスタルジーのあるメロディーを乗せる。それで幸せな気分を閉じ込めたら、もうそれで完璧なんですよ。もうみんなは言葉なんか聴いていないですよ。クリスマスソングというだけでハッピーな気持ちになるんだから。もうクリスマスの名曲って、何を聴いてもハッピーだから、そういうことだと思う。クリスマスはもう無敵。冬って素晴らしいということだと思います(笑)。そういうことです。


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11月30日(水) オンエア楽曲
BUMP OF CHICKEN「SOUVENIR」
TOOBOE「錠剤」
LE SSERAFIM「Impurities」
米津玄師「KICK BACK」
BUMP OF CHICKEN「angel fall」弾き語りカバー
Official髭男dism「Subtitle」
Michael Bublé「Winter Wonderland」

番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!


RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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松本大
長崎県出身。2021年までLAMP IN TERRENのフロントマンとしてバンド活動し、現在次の活動に向けて準備中。
@pgt79 @n.trueve

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森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト @odol_jpn @KokiMoriyama


LINK
FM福岡「Room "H"」

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