SENSA

2022.09.29

【読むラジオ】MC:松本大 ユアネスの「籠の中に鳥」を弾き語りカバー!「Room H」 -2022.09.28-

【読むラジオ】MC:松本大 ユアネスの「籠の中に鳥」を弾き語りカバー!「Room H」 -2022.09.28-

FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!
(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)

(松本)近況などということで、ずっとずっとずっと変わらないですね。未だに曲を作って、曲ができなかったらゲームをして、そんな感じの日々を送っています。でも昨日僕もちょっと楽しみにしているアニメ『チェンソーマン』というアニメがあるんですけど、いろんなことが公開されて、主題歌とかも発表されました。「いつ発表になるのかなー?」とかいろいろ思っていたんですけど、上がってきてみると「やっぱすげえな、米津玄師」となりましたね。やっぱあの手の感じの曲にモー娘。というアイデアをぶち込もうという発想はないなと。傍から見ていてすごいなと思いましたね。そういう近況ですかね(笑)。


最近のお気に入りの楽曲を紹介!@リビングルーム

ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
ということで、ここで今聴いてもらいたいというか、最近俺が聴いた曲で、「直近2週間以内にアップロードされた曲たち」じゃないですかね。ちょっとバンドっぽいものが多いかな?曲の説明みたいなのはあまりできないんですよ。シンプルにいいなと思っているし、結構知らなかったアーティストとか、たぶん日本でもそんなにラジオでオンエアされている曲じゃないだろうなというアーティストが非常に多いと思います。

1曲目:Enumclaw「Park Lodge」
いつも自分の音楽を見つけるのがだいたいYouTubeやSpotify、Apple Musicとかで、自分が聴いているアーティストに近いものをお薦めされたりするんですけど、もう僕はいろいろとイイね!とかライブラリに追加とかをしすぎて、いよいよもう普通のアーティストが出てこないんですよね。YouTubeのおすすめ欄でも知らないアーティストとか、英語の文章ばっかりになっちゃって、日本のYouTubeのアカウントじゃないんじゃないかと思い始めているところなんですけど、その中でもいいなと思ったアーティストたちを紹介していきます。何がいいかというのは聴きながらにしようかな。曲流して曲流している間に僕も聴きます。ということで、聴いた後に「こうこうこうだね」みたいな話ができたらいいかもしれないですね。ということで1曲目、Enumclawで「Park Lodge」。



2022年になると、オルタナティブみたいなものも、ドラムのキックをものすごく加工していたりとか、エディット感が強いですよね。やっぱ2020年代くらいから、もしかして10年代後半ぐらいからそうだったかもしれないですけど、80年代とか90年代にあった、いわゆる"生の良い音"みたいなやつよりかは、どの曲もパソコンの力というのがすごく入ってきている気がしますね。割と俺が最近作っている曲とかはそこまでエディットしていないものが多かったんですけど、ちょっと部分的にエディットしてみたりとかするとのもいいのかなと思ったりします。でもギターのバッキングがガンガンに入っていたりすると、そういう隙間みたいなのがなかなか作ることができなくて、パソコンのエディット感みたいなものもどんどん埋もれてしまうんですよね。その音を増幅させていくことによって、すごく音が飽和していって、だんだん聴きづらくなっていくというか。全部の音が主張し始めてダメになるみたいなのはよくあると思うので、オルタナティブをやるにしても。昔からそうなのかもしれないけど、隙間を作るということはとても大事なことなんじゃないかなと最近はすごく思いますね。自分がやりたいことをちゃんと聴いてもらうためにも、そういう部分でやっぱりさっきのEnumclawの曲だと、アルペジオの部分にアコギを足すことによって、よりキラッとさせてみたりとか、よくある手法かもしれないけど。ドラムの音のエディット感というか、バチバチじゃないですか?バチバチの中にアコギの煌びやかな音が入ってくるとか。そういうのがすごくいいなと思います。

オンエアでは、2曲目にThe Big Moon「Trouble」、3曲目にSylvan Esso「How Did You Know」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!




ユアネス「籠の中に鳥」弾き語りカバー@レコーディングルーム

続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日ピックアップしたのは、この中のRoom "H"の住人の一人黒ちゃんこと、黒川くんが所属するバンド、ユアネスの「籠の中に鳥」という曲を今回はちょっと宅録でやってみました。ひょんなことから、ちょっと遊びの延長みたいな感じなんですけど、やってみました。「人の曲をカバーする時にメロディーラインを変えたりするのはどうなんだろう?」というのはよくあるのですが、海外だと結構あるんですよね。カバーする時のメロディーラインが全然違ったり、曲の雰囲気そのものが全く違ったりとか。僕もちょいちょい自分で歌うにあたってメロディーを変えてみたり、コードを変えてみたりとかしているので、あくまでも松本大の中での「籠の中に鳥」という曲の解釈という感じで聴いていただければなと思います。でもそうじゃないと、やっぱ違う人が歌う良さみたいなのがないと思うんだよね。原曲が素晴らしいのはもう大前提だから、その上で違う人間がカバーするという時は、その人の雰囲気みたいなものが盛り込まれていてもいいのかなと。曲を壊そうというよりは、自分の中に「籠の中に鳥」を宿そうと思った結果ですかね。という言い訳をごたごた並べていきましたけど、聴いてみてください。



ということで今日はユアネスの「籠の中に鳥」を宅録カバーバージョンでお届けいたしました。大丈夫かな?@レコーディングルーム次回もお楽しみに。


The Mars Volta「Vigil」@ベッドルーム

ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。偏愛ソングとは昔から変わらず好きな曲、最近知ったけど自分にとって特別な曲などということで、今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、The Mars Voltaの「Vigil」という曲です。
というかそもそもThe Mars Voltaは2012年に解散していたのかな?メンバーが1人抜けるというので解散をしたんですけど、もう10年ぶりにアルバムを出すということで、俺も超楽しみにしていたんですけど、超良かった。すごく楽しかったです。The Mars Voltaってもともとプログレッシブなんですよね。いろんなジャンルをミックスさせていて、未だにそれはそうなんですけど、ちょっとラテンぽいビートの曲とか、メタルも感じるし、スクリーモやエモみたいなところも、ハードロックなところも、そういうもあらゆるものをミックスして1曲ができている感じがする。このアルバム自体もそう感じますが、特に今回流す曲はその中でも、メロディー自体がすごく目立っていたというか。そういう中にこの曲に欲しいと明確に思っていただろうという打ち込みの音だったり、やっぱ音のブラッシュアップの仕方もすごく現代的だなと思ったし、超いいアルバムでした(笑)。ただひたすら「好きだ!!!」とこのアルバム聴いた時は思いましたね。
だから俺もすごく真面目にいろいろ取り組んじゃうから、LAMP IN TERRENというバンドやっていたけど、そこじゃない新しいプロジェクトなりバンドを始めようと思っている現状の中でゼロから始めるんだったら、本当に「肉体的なところから始めなければいけない!」みたいな中で、2曲くらいそういうテンションで作ったんですけど、それが基盤にはなりつつも必要の音であればデジタルの音もしっかり取り入れていくのはすごく大事なことなのかなと改めてThe Mars Voltaを聴いて思った次第であります。とはいえその肉体的なところで、デジタルのぶっ飛び感に抗えないかと、何かいろいろ考えてはいるんですけど、その方が「新しい音見つかるんじゃないか」とか、「誰も聴いたことないところにたどり着けんじゃないか」とか思っているんですけど、でも必要な音を容赦なく使っていこうかなと改めて思ったのが、このThe Mars Voltaの新しいアルバムでしたね。その中でも俺が一番好きな曲を今日は聴いていただきたいなと思います。



いいメロディーってなんだろうね?心をくすぐるメロディーラインだったり、その音の使い方だったりするんですよね。やっぱりこういうのは憧れるんですよね。自分もそうでありたいなってすごく思う。もうやってきたと思うんだけど、「より一層もっと、もっと!」という気持ちになりますね。
まだまだ音楽には先があるな、自分の成長にもどんどんもっと先があるんだろうなと思いながら。これはすごい作家というか、ものづくりを担わせていただいている一人としては、先が見えるというのはすごい生きがいなんですよね。「まだあるのか!」とか誰かが発見した道があって、その道を使いながら自分で新しい道が見えるかもしれないとか、そういうワクワク感というのが、やっぱあらゆるアーティストの新曲を聴いていると思いますね。日本にももっとそういうアーティストが欲しいなと思いますね。しょうがない部分もあるのかな。国風かな?あまり言いすぎると悪口っぽくなっちゃうのであれですけど(笑)。以上@ベッドルームのコーナーでした。


名曲の魅力に迫るコーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」

ここからは「ザ・スタンダード・ナンバー」の時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。今日は、9月のうちに聴いておきたいディスコヒットの名曲、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「September」をご紹介しましょう。今日を入れて9月も残り2日ということで、ギリギリセーフですね。今日はこのディスコヒットの魅力に迫りましょう。
この曲が生まれたのは1978年、今から44年前に発表されるや否や、本国アメリカのみならず世界中の若者たちを夢中にさせた1曲です。もちろん日本でも大人気の1曲で、ディスコでは当時盛り上げタイムには欠かせない1曲として流れまくっていたそうです。俺はこの1曲を知らないんだよね。いま60代前半ぐらいの皆さんにとっては青春時代の思い出の1曲。このラジオのリスナーに60代いるかな(笑)?
そういう1曲なのではないでしょうか?イントロのワクワク感でついつい足がフロアに向かってしまう魔法の1曲。みんなで一緒に盛り上がっちゃう、そんな懐の広さも併せ持った1曲になっていると思いますが、ということで知っているのかな?でも資料をもらった時に「知らないかも」と思いました。この曲、実は12月に9月を振り返っている歌だったんです。早速歌詞を紹介していきましょう。

<著作権の関係で歌詞の掲載は省略しております>


これディスコなの?エモくね?だいぶエモいですね。ちょっと曲も聴いてみたいですね。



知らないわけがなかったです(笑)。聴いていただいたのはアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「September」でした。この曲なんだ!というか、こういう歌詞なんだ。知らないわけない曲だったな。エモくない?いいね。なんかグッとくるものがありますね。言葉の意味がやっぱ分かんないまま英語の曲とか聴いていたりするけど、俺はやっぱ気になった曲とかは歌詞を調べたりするんだけど、この曲は今年一「あ!そうなの?」みたいな、ちょっとワクワクとときめきがありますね。
でもやっぱハッピーな雰囲気だったらハッピーなメロディーに対して、すごく暗いことだったり、その逆の悲しいことだったりというのが歌われていたりすると、より倍増してこれはたしかに踊りたくなるかも。めっちゃいいかも。大事なことですね。
この曲が多くの人を惹きつける魅力は、"幅"ですかね。このメロディーに対して、この歌詞だということですね。例えばまずディスコが流行っていた踊り狂える状況の中で、それが一時のものであるということをより実感させてくれる。だから「その今を刻みつけるように我々はこの曲を聴きながら踊るんだ」ということを、「この曲を聴きながらドライブするんだ」というのが、名曲の秘訣なんじゃないかなってすごく思いますね。大好きですね。改めてこの歌詞を読んだ後、この曲が流れるとエモい気持ちになっちゃうかもな。


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9月28日(水) オンエア楽曲
Smallpools「Camera & Coastlines」
Enumclaw「Park Lodge」
The Big Moon「Trouble」
Sylvan Esso「How Did You Know」
ユアネス「籠の中に鳥」弾き語りカバー
The Mars Volta「Vigil」
Earth, Wind & Fire「September」
Meg Mac「Understand」

番組へのメッセージをお待ちしています。
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RADIO INFORMATION

FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。

放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)


番組MC
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黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト @yourness_on @yourness_kuro

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松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト @lampinterren @pgt79 / @lampinterren

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森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト @odol_jpn @KokiMoriyama


LINK
FM福岡「Room "H"」

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