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2022.09.08
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)湿気多すぎてやばい。雨なのかな?夏の終わり。基本的に僕はタバコをめっちゃ吸うので、制作部屋の窓を音出しているとき以外は開けっ放しにしているんですけど、カーペットとかが湿気なのかわからないのですが、とにかくすごいです。閉めればいいんですけどね。ということでFM福岡をお聞きの皆さん、そしてradikoで聞いてくれている全国の皆さんこんばんは。ここからの1時間はRoom "H"。DJを務める松本大です。
引き続き制作など、曲を作っていますね。あとはゲームしています。変わらないですね(笑)。本当に変わらなすぎて、1つ変わったことがあるとするならば、本当に外出しなくなったので髪が非常に伸びています。去年とかだったらまだ全然外に出る機会がかなりあったから「身だしなみに気を付けよう」ということで髪切ったり、服買ったりとかしていたんですけど、もう一切そういうのがなくなって、一日中ジャージで、最近は髭も生えていています。そんな髭は生えてこないですけど、そんな感じでやっています(笑)。何も面白くないですよ、すいません、本当に(笑)。
これを録っている明日が収録日の予定だったんですけど、いま制作でやりたいことが結構多くて、今回は先にやっちゃおうということで、深夜に自分の部屋で1人で喋っているような状態です。なのでいつもより喋りが多くなるかもしれない。編集を大変にさせているかもしれないなと思いつつ、今日は自分のカバー以外は基本的にサマーソニックについてです。WOWOWにわざわざ契約して、家でずっとサマソニを観ていたのですが、「サマソニよかったな〜」ということを思い出しながらやりたいなと思っています。前回声フェチが云々みたいな話もしていたんですけど、同じアーティストが出てきますね。
ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
ということで今日はもう完全にサマソニが良かったということで進めていきたいので、いろいろ話しながら、思い出しながら語っていけたらなと思います。
今日の最後にもまた流れるかと思いますし、今日の@ベッドルームもサマソニにしているので、サマソニ一色なのですけど、楽しかったですね。サマソニはやっぱ出てみたいですね。俺は全く英語が喋れないから、やっぱちょっとずつ英語を勉強したいな。交流できたらいいな。出会ったときに「写真撮ってください」とか言えたらいいですね。あと目撃情報といいますか、The 1975のボーカルのマシューはよく原宿の古着屋さんに行っているらしいです。インスタを見ていたら原宿にいるなと思ったり、あと新宿の飲み屋街にいたりとか、結構出没しているっぽいので、「写真撮ってください」ってもしかしたらいつか言えるかもしれないし、英語はちょっと勉強したいですね。本物はどんなもんなんだろうね。ただのミーハーのファン心みたいなところですけど。
続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。いまは8月31日、時刻は10時57分。僕はオムライスがUber Eatsで来るのを待っている状態です。声を聞いてもらうと分かるかもしれないですが、やや疲れ声なので、それにあいそうな曲がいいなと思って選びました。歌います。BUMP OF CHICKENの「embrace」。
BUMP OF CHICKENで「embrace」。めっちゃ声疲れバージョンでお届けしました。この曲やったことあったかな?歌いながらこれやったことあるかもと思ってしまいました。まあいいや。ということで@レコーディングルーム。次回もどうぞお楽しみに。お疲れ俺!
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。偏愛ソングが云々というのが最近あんまり関係なくなってきているところがちょっとあるんですけど、今日はもうサマソニ・デイみたいな回なので、@リビングルームとあんまり変わりないです(笑)。ショートコントと一発ギャグの違いみたいなところになってきていますけど(笑)。
今日はeasy lifeという5人組のバンドの曲を選んでいます。サマソニにも来ていて、インスタをちらっと覗いた感じだと渋谷のCLUB QUATTROでもワンマンライブがあったんですかね。知っていたら行ったな〜という感じです。あとMåneskinとかも単独ライブをやっていて、気付くのが遅かったんですけど(笑)。出不精の成せる技ですね(笑)。
ニューアルバムの曲から、easy lifeとKevin Abstractの「DEAR MISS HOLLOWAY」という曲をかけようかなと思います。easy lifeは最初の方はもうちょっとハキハキしているビートの曲が多かったんですけど、今回はちょっと眠たい感じの、よりベッドルーム・ミュージックっぽい感じだなと個人的には思っています。ボーカルがすごくいいんですよ。オシャレな声なんですよね。オシャレで片付けていいのかわかんないけど、自分の中のオシャレな声の定義って、やっぱ少し寂しさみたいなところがある気がするんですよね。声のニュアンスにどことなく寂しさを感じさせるというか。俺はどちらかと言うと声を張ると結構男らしい声になっちゃうけど、自分の中で挑戦したことがあるとするのならば、昔「心身二元論」という曲で寂しさを表現するために、ヘラヘラとかしてみたんですけど、easy lifeもそんな感じだし、自分のイメージとすごく重なるところがあるんですよね。そういうところも含めてすごく好きなアーティストなんですけど、新しいアルバムがこの後出るということで、最近また聴いています。皆さんも良かったら聴いてみてください。
言ったこと伝わったかな?どうかな?以上Room "H"の@ベッドルームのコーナーでした。
ここからは「ザ・スタンダード・ナンバー」の時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
今日は、これぞふるさと賛歌「Georgia on My Mind」を紹介しましょう。いつも俺は台本を読んでいるだけなので、本当にリスナーの皆さんと同じ気持ちです。スタッフが選んでくれて作ってくれているコーナー、本当に毎回感謝しています。
日本では「我が心のジョージア」というタイトルがついているこちらの作品ですが、作曲はホーギー・カーマイケルさん、作詞をステュアート・ゴレルさんという方々が手がけていまして、1930年に作曲した方がホーギー・カーマイケルさんの楽団が最初に録音して世に出ました。その翌年1931年にフランキー・トラムバウアーという方が歌ったバージョンがヒットして広く愛されるようになり、自然とスタンダード・ナンバーとして親しまれ、1979年にはアメリカのジョージア州の州歌にもなりました。そんな「我が心のジョージア」ですが、僕たち日本人にとっても本国アメリカの方々にとっても一番馴染み深いのは何と言っても、1960年にレイ・チャールズが歌ったバージョンではないでしょうか?これは僕も知っていますね。誰かに教えてもらったとか、自分で探して見つけたとかではなく、気がついたら知っていて口ずさめるくらい馴染んでいる曲ってありますよね?この曲もそんないい曲なのではないかと思います。
ここ数年は故郷への里帰りもままならずという方も多かったと思います。今日はそんな皆さんと一緒にレイ・チャールズのバージョンを聴きたいなと思っているんですが、歌はもちろんメロディー、そして歌詞もとてもいいんだそうです。ジョージアという故郷に対する望郷の思いだけではなくて、過去に自分が後にしてきたもの、別れてきたものを思う時に、誰もが感じる痛みのようなものもこのメロディーと歌詞、そして私たちがよく知るレイ・チャールズの歌声から感じるんですよね。早速歌詞を紹介していきましょう。
最近いろいろと「ザ・スタンダード・ナンバー」で曲を紹介していって、誰もが知っている曲になればなるほど、クラシックのピアノのいろんな人が弾き継いで、語り継ぐように引き継いできたものというのはあるなと思うんですけど、この曲もまたクラシックみたいなところがあるのかなとすごく思います。
この曲が多くの人を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか?え〜難しいな。毎回メロディや歌詞のことを言っている気がするけどな...。今回も変わらずなんじゃないですかね。でもピアノのコード感やメロディがまたウイスキーが似合う感じになるんですかね。バーで流れていると、やっぱりちょっと長崎を思い出しちゃうところあります。懐かしい気持ちになったり、自分の景色になかったとしても、ジョージアも行ったことないですけど、この曲の背景は地元というよりは、自分が見てきたものをちょっと思い出すような、そういうメロディかな。メロディで想起できる曲ですね。素晴らしいなと思います。
YUNGBLUD「Don't Feel Like Feeling Sad Today」
beabadoobee「See You Soon」
The Jeevas「Once Upon a Time in America」
BUMP OF CHICKEN「embrace」弾き語りカバー
easy life & Kevin Abstract「DEAR MISS HOLLOWAY」
Ray Charles「Georgia On My Mind」
Måneskin「I WANNA BE YOUR SLAVE」
Rina Sawayama「Hold The Girl」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)湿気多すぎてやばい。雨なのかな?夏の終わり。基本的に僕はタバコをめっちゃ吸うので、制作部屋の窓を音出しているとき以外は開けっ放しにしているんですけど、カーペットとかが湿気なのかわからないのですが、とにかくすごいです。閉めればいいんですけどね。ということでFM福岡をお聞きの皆さん、そしてradikoで聞いてくれている全国の皆さんこんばんは。ここからの1時間はRoom "H"。DJを務める松本大です。
引き続き制作など、曲を作っていますね。あとはゲームしています。変わらないですね(笑)。本当に変わらなすぎて、1つ変わったことがあるとするならば、本当に外出しなくなったので髪が非常に伸びています。去年とかだったらまだ全然外に出る機会がかなりあったから「身だしなみに気を付けよう」ということで髪切ったり、服買ったりとかしていたんですけど、もう一切そういうのがなくなって、一日中ジャージで、最近は髭も生えていています。そんな髭は生えてこないですけど、そんな感じでやっています(笑)。何も面白くないですよ、すいません、本当に(笑)。
これを録っている明日が収録日の予定だったんですけど、いま制作でやりたいことが結構多くて、今回は先にやっちゃおうということで、深夜に自分の部屋で1人で喋っているような状態です。なのでいつもより喋りが多くなるかもしれない。編集を大変にさせているかもしれないなと思いつつ、今日は自分のカバー以外は基本的にサマーソニックについてです。WOWOWにわざわざ契約して、家でずっとサマソニを観ていたのですが、「サマソニよかったな〜」ということを思い出しながらやりたいなと思っています。前回声フェチが云々みたいな話もしていたんですけど、同じアーティストが出てきますね。
今年のサマソニのお気に入りのアーティストを紹介!@リビングルーム
ここからは@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。
ということで今日はもう完全にサマソニが良かったということで進めていきたいので、いろいろ話しながら、思い出しながら語っていけたらなと思います。
1曲目:YUNGBLUD「Don't Feel Like Feeling Sad Today」
まずYUNGBLUDというアーティストです。まだ若いはず。結構やりたい放題だった気がします。日本語を覚えてきたんだろうなと思いつつ、「東京」とか「こんにちは」と。あと煽っていいのかどうかという問題もあるけど、「モシュピット!」とかも言っていましたね。モシュピットはコロナ以前だと、結構ライブとかだともみくちゃになって騒ぐライブとかあったりしていたんですけども、そういうやつをやろうというので言っていましたね。やりたい放題だったなと、とても羨ましかったですね。あと膝にバッテンで絆創膏を貼っていて、本当に怪我しているのか、あれが血糊だったのか全然わかんないですけど、それがめっちゃ気になりました。そういえばYUNGBLUDってどこで見ても怪我しているイメージあるから、あの絆創膏はグッズだったのかな?とにかく聴いてください。楽しかったです。YUNGBLUD自体はかっこいいです。オンエアでは、2曲目にbeabadoobee「See You Soon」、3曲目にThe Jeevas「Once Upon a Time in America」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!
今日の最後にもまた流れるかと思いますし、今日の@ベッドルームもサマソニにしているので、サマソニ一色なのですけど、楽しかったですね。サマソニはやっぱ出てみたいですね。俺は全く英語が喋れないから、やっぱちょっとずつ英語を勉強したいな。交流できたらいいな。出会ったときに「写真撮ってください」とか言えたらいいですね。あと目撃情報といいますか、The 1975のボーカルのマシューはよく原宿の古着屋さんに行っているらしいです。インスタを見ていたら原宿にいるなと思ったり、あと新宿の飲み屋街にいたりとか、結構出没しているっぽいので、「写真撮ってください」ってもしかしたらいつか言えるかもしれないし、英語はちょっと勉強したいですね。本物はどんなもんなんだろうね。ただのミーハーのファン心みたいなところですけど。
BUMP OF CHICKEN「embrace」弾き語りカバー@レコーディングルーム
続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。いまは8月31日、時刻は10時57分。僕はオムライスがUber Eatsで来るのを待っている状態です。声を聞いてもらうと分かるかもしれないですが、やや疲れ声なので、それにあいそうな曲がいいなと思って選びました。歌います。BUMP OF CHICKENの「embrace」。
BUMP OF CHICKENで「embrace」。めっちゃ声疲れバージョンでお届けしました。この曲やったことあったかな?歌いながらこれやったことあるかもと思ってしまいました。まあいいや。ということで@レコーディングルーム。次回もどうぞお楽しみに。お疲れ俺!
easy life & Kevin Abstract「DEAR MISS HOLLOWAY」@ベッドルーム
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。偏愛ソングが云々というのが最近あんまり関係なくなってきているところがちょっとあるんですけど、今日はもうサマソニ・デイみたいな回なので、@リビングルームとあんまり変わりないです(笑)。ショートコントと一発ギャグの違いみたいなところになってきていますけど(笑)。
今日はeasy lifeという5人組のバンドの曲を選んでいます。サマソニにも来ていて、インスタをちらっと覗いた感じだと渋谷のCLUB QUATTROでもワンマンライブがあったんですかね。知っていたら行ったな〜という感じです。あとMåneskinとかも単独ライブをやっていて、気付くのが遅かったんですけど(笑)。出不精の成せる技ですね(笑)。
ニューアルバムの曲から、easy lifeとKevin Abstractの「DEAR MISS HOLLOWAY」という曲をかけようかなと思います。easy lifeは最初の方はもうちょっとハキハキしているビートの曲が多かったんですけど、今回はちょっと眠たい感じの、よりベッドルーム・ミュージックっぽい感じだなと個人的には思っています。ボーカルがすごくいいんですよ。オシャレな声なんですよね。オシャレで片付けていいのかわかんないけど、自分の中のオシャレな声の定義って、やっぱ少し寂しさみたいなところがある気がするんですよね。声のニュアンスにどことなく寂しさを感じさせるというか。俺はどちらかと言うと声を張ると結構男らしい声になっちゃうけど、自分の中で挑戦したことがあるとするのならば、昔「心身二元論」という曲で寂しさを表現するために、ヘラヘラとかしてみたんですけど、easy lifeもそんな感じだし、自分のイメージとすごく重なるところがあるんですよね。そういうところも含めてすごく好きなアーティストなんですけど、新しいアルバムがこの後出るということで、最近また聴いています。皆さんも良かったら聴いてみてください。
言ったこと伝わったかな?どうかな?以上Room "H"の@ベッドルームのコーナーでした。
名曲の魅力に迫るコーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」
ここからは「ザ・スタンダード・ナンバー」の時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
今日は、これぞふるさと賛歌「Georgia on My Mind」を紹介しましょう。いつも俺は台本を読んでいるだけなので、本当にリスナーの皆さんと同じ気持ちです。スタッフが選んでくれて作ってくれているコーナー、本当に毎回感謝しています。
日本では「我が心のジョージア」というタイトルがついているこちらの作品ですが、作曲はホーギー・カーマイケルさん、作詞をステュアート・ゴレルさんという方々が手がけていまして、1930年に作曲した方がホーギー・カーマイケルさんの楽団が最初に録音して世に出ました。その翌年1931年にフランキー・トラムバウアーという方が歌ったバージョンがヒットして広く愛されるようになり、自然とスタンダード・ナンバーとして親しまれ、1979年にはアメリカのジョージア州の州歌にもなりました。そんな「我が心のジョージア」ですが、僕たち日本人にとっても本国アメリカの方々にとっても一番馴染み深いのは何と言っても、1960年にレイ・チャールズが歌ったバージョンではないでしょうか?これは僕も知っていますね。誰かに教えてもらったとか、自分で探して見つけたとかではなく、気がついたら知っていて口ずさめるくらい馴染んでいる曲ってありますよね?この曲もそんないい曲なのではないかと思います。
ここ数年は故郷への里帰りもままならずという方も多かったと思います。今日はそんな皆さんと一緒にレイ・チャールズのバージョンを聴きたいなと思っているんですが、歌はもちろんメロディー、そして歌詞もとてもいいんだそうです。ジョージアという故郷に対する望郷の思いだけではなくて、過去に自分が後にしてきたもの、別れてきたものを思う時に、誰もが感じる痛みのようなものもこのメロディーと歌詞、そして私たちがよく知るレイ・チャールズの歌声から感じるんですよね。早速歌詞を紹介していきましょう。
<著作権の関係で歌詞の掲載は省略しております>
最近いろいろと「ザ・スタンダード・ナンバー」で曲を紹介していって、誰もが知っている曲になればなるほど、クラシックのピアノのいろんな人が弾き継いで、語り継ぐように引き継いできたものというのはあるなと思うんですけど、この曲もまたクラシックみたいなところがあるのかなとすごく思います。
この曲が多くの人を惹きつける魅力はどんなところだと思いますか?え〜難しいな。毎回メロディや歌詞のことを言っている気がするけどな...。今回も変わらずなんじゃないですかね。でもピアノのコード感やメロディがまたウイスキーが似合う感じになるんですかね。バーで流れていると、やっぱりちょっと長崎を思い出しちゃうところあります。懐かしい気持ちになったり、自分の景色になかったとしても、ジョージアも行ったことないですけど、この曲の背景は地元というよりは、自分が見てきたものをちょっと思い出すような、そういうメロディかな。メロディで想起できる曲ですね。素晴らしいなと思います。
9月7日(水) オンエア楽曲
The 1975「Happiness」YUNGBLUD「Don't Feel Like Feeling Sad Today」
beabadoobee「See You Soon」
The Jeevas「Once Upon a Time in America」
BUMP OF CHICKEN「embrace」弾き語りカバー
easy life & Kevin Abstract「DEAR MISS HOLLOWAY」
Ray Charles「Georgia On My Mind」
Måneskin「I WANNA BE YOUR SLAVE」
Rina Sawayama「Hold The Girl」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。2022年6月1日にソロ第1弾シングル「この星からの脱出」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama