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2022.06.16
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)ここからは、@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。ということで今週は、僕の20代最後が近いんですよ。今日と次が終わったら30代に突入してしまうんですけども、そんな中で20代を振り返ったときに、ライブを観に行って影響を受けたアーティストという縛りで曲の紹介をしていったりしようかな、なんて思って。ライブを観たときの感想とか、自分がその当時どうだったかな〜とかいろいろ思い返しながらお届けできればいいなと思っております。
The 1975というバンドなんですけど、ボーカルのマシュー・ヒーリーの「うわーこいつすげー」という感じ。なんだろう?自分ではどうしようもない部分がたぶんこの人にはたくさんあるんだろうなというのが分かりつつも、ステージ上でどうしても目を離せないアーティストというのを、その当時、僕は初めて見た気がして、すごく衝撃だったんですね。最初に来たのはZepp Tokyo?もっと前に来ているのかわからないけど、そのZepp Tokyoでやったライブを観に行ったんですよね。そのぐらい気になる、ライブを観に行きたいと思わせる力があるアーティストですし、音源もずっと楽しかったし、20代前半はマジで憧れてた気がします。
続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日僕がピックアップしたのは、今回は "20代に影響を受けた音楽"というテーマでやってきたんですけど、そのテーマで弾き語りも選ぼうかなと思っていろいろ考えていたんですけど、過ぎ去りし過去で、いつどのタイミングで影響されたのかちょっとわかんない、思い出せない部分が多くて、10代の頃にものすごく影響された曲になっちゃいました。まだ長崎にいた頃、中学・高校の頃にすごく聴いていて、昔から孤独を感じることはすごく多かったんですけど、その自分の孤独をすごく的確に言葉に表現されているのではないかと思いながら聴いていた曲を選びました。BUMP OF CHICKENで「太陽」という曲です。
今日はBUMP OF CHICKENの「太陽」を宅録カバーバージョンでお届けしました。ということで@レコーディングルーム、次回もどうぞお楽しみに 。
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、これもさっきの@リビングルームの延長戦になるかなと思いつつ、「この曲はベッドルームでかけよう」と思って選びました。Coldplayの「Magic」という曲です。
Coldplayはもともと知っていて、「彼らの新譜が出る」と聞いて、タワレコに買いに行って、家に帰って聴いたらそれまでと全然違って。このアルバムはすごく異質なんですよね。それまでのいわゆるUKロックというところでもないし。中期のColdplayって割とエレクトロが入ってきて、踊れる感じにもなっていってたんだけど、それともちょっと違う、ひたすらその闇の中を進んでいく感じのアルバムでした。僕がその当時を経験したわけじゃないけど、Mr.Children が『深海』というアルバムを出したときの、それを聴いたときの感覚にすごく似ていたんですよね。夜の海を漂うみたいな、最後の曲に至るまで、ずっとそういう漂う空気というのがあって、その中でも一番好きな曲が「Magic」という曲です。
全然言葉とかわからないですけど、なんとなく自分で和訳したりしながら掴んでいく中で、この曲に影響された部分ってすごく大きい気がしていて。漂う感じを音で表現するというのは、すごく自分の中に宿った気がします。この曲をすごく食べた、いっぱい食べた。たくさん自分の中に蓄えました。このベースの音の響きの感じとか、そこに対するギターのリズムの載せ方とか。好きな部分がいっぱいあるんだけど、ちょっと言語化するのが難しいですね。景色に例えて話す以外で、この曲を語るのは少し難しいですけど、大好きな曲です。
最高ですね。何回聴いても俺はこの曲ずっと好きだろうなと思います。こういう空気感を表現できるアーティストでいたいと思う。
ここからは今回で2回目となる新コーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」のお時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
誰かに恋した時の気持ちをこんなに見事に表現した曲はなかなかないと思いますが、どうですか?ということで、俺はまだちょっと聴いていないんですよね。クスッと笑えるんだけどとても美しい歌詞です。
なるほど。俺はこの表現方法をやったことない気がしますね。でもたしかに分かりやすいかも。自分で経験したことあるかどうかわかんないけど、想像できる歌詞というのは、やっぱりいいですよね。この曲聴いたらわかるかもしれないけど、今メロディーが鳴ってないからどんな曲なのかわかんないですよね。それでは早速聴いていただきましょう。今夜はソフトな歌声がたまらないチェット・ベイカーさんのバージョンでお届けしましょう。
えー素敵。いいですね。俺は初めて聴いたかも。前回もそうだったけど、歌詞がシンプルなんだけど、やっぱメロディが...歌ってこうあるべきなんだと思うんだよな、本当に...。前回も思ったかもしれないけど。やっぱりどうしても言葉を、最近日本においては独自性だったりというのを探し続けていく中で、すごく複雑になっていっている気がするんですけど、いわゆるクラシックって感じだけど、言葉がシンプルでメロディーがあって、誰でも歌える曲作りの手法って、この時代にしかないものだなあと思いますね。現代は現代で、こうなっちゃっているのはしょうがないと思うけど、誰が歌ってもいい、だからいろんな人のカバーがあるという事とか、すごくなんか納得いくし、逆にいまの時代って「その人が歌うからいい」みたいなところあるじゃないですか?これもまた日本においてということなのかもしれないけど、いやでも世界全体的にそうかもね。この人が歌うからいいのもあるけど、この曲をいろんな人が歌うのがいいというのもまた素敵だなと思いますね。俺もどっちも作りたい。良いですね。
いまお届けしたチェット・ベイカーのバージョンも最高なんですが、もう一つぜひ聴き比べしていただきたい素晴らしいバージョンがありますということで。Björkが29年前に発表した名盤・デビューにそっと収録されたカバーバージョンをこれから聴いていただきたいと思うんですが、ほぼ全編街の中でフィールド・レコーディングされたハープの音色と、彼女のボーカルだけで構成されている、Björkならではの解釈でめちゃめちゃいいですということで、これはめっちゃ気になる!俺も聴いてみたいということでBjörkバージョンの「Like Someone In Love」をどうぞ。
全然違うね。でもこう2曲並べて聴いたときに、カバーの価値観というのが少し変わったかもしれない。この人が歌うからではなく、誰が歌ってもいろんな表情を見せる名曲というところで、この曲を聴いていったときに、全然違うし、BjörkはBjörkなりのこの曲に置かれている言葉を自分なりに表現した時に「こうしたかった」というのがたぶんあったんでしょうね。原曲を大事にしているからこその自分なりの表現方法ってあるような気がしていて、いま聴いていく中で、「俺もそういう感じでやってみたいな」と思いました。
もし次カバーする機会があったら、「自分なりで表現するんだったらこう!」というのをもっと上手くやってみたいですね。そして自分が曲作りするときも、もっとシンプルに、「この場面をこういう風に切り取りたい」みたいな感じで曲書いてみるのも楽しいかなと思いました。ということで松本大のRoom "H"の「ザ・スタンダード・ナンバー」のコーナーでした。
The 1975「Love Me」
Foster the People「Ask Yourself」
Radiohead「Karma Police」
BUMP OF CHICKEN「太陽」弾き語りカバー
Coldplay「Magic」
Chet Baker「Like Someone In Love」
Björk「Like Someone In Love」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
20代に影響を受けたアーティストの楽曲を紹介!
(松本)ここからは、@リビングルーム。毎回Room "H"の住人がそれぞれのカラーで今聴いてもらいたい音楽を自由にセレクトしていきます。ということで今週は、僕の20代最後が近いんですよ。今日と次が終わったら30代に突入してしまうんですけども、そんな中で20代を振り返ったときに、ライブを観に行って影響を受けたアーティストという縛りで曲の紹介をしていったりしようかな、なんて思って。ライブを観たときの感想とか、自分がその当時どうだったかな〜とかいろいろ思い返しながらお届けできればいいなと思っております。
1曲目:The 1975「Love Me」
ということで3曲選んだのですが、まず1曲目!このバンドが出てきたときは、すごく衝撃だったんですよね。「こういう形でやっていいんだな」とか「自由だな」という感じがしました。80年代の影響をすごく感じるアルバムを最初出していて、何よりも圧倒的カリスマ性のあるライブを観たのが初めてだったんですよ。The 1975というバンドなんですけど、ボーカルのマシュー・ヒーリーの「うわーこいつすげー」という感じ。なんだろう?自分ではどうしようもない部分がたぶんこの人にはたくさんあるんだろうなというのが分かりつつも、ステージ上でどうしても目を離せないアーティストというのを、その当時、僕は初めて見た気がして、すごく衝撃だったんですね。最初に来たのはZepp Tokyo?もっと前に来ているのかわからないけど、そのZepp Tokyoでやったライブを観に行ったんですよね。そのぐらい気になる、ライブを観に行きたいと思わせる力があるアーティストですし、音源もずっと楽しかったし、20代前半はマジで憧れてた気がします。
オンエアでは、2曲目にFoster the People「Ask Yourself」、3曲目にRadiohead「Karma Police」を紹介!ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!
BUMP OF CHICKEN「太陽」弾き語りカバー@レコーディングルーム
続いては宅録コーナー。@レコーディングルーム。Room "H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。
今日僕がピックアップしたのは、今回は "20代に影響を受けた音楽"というテーマでやってきたんですけど、そのテーマで弾き語りも選ぼうかなと思っていろいろ考えていたんですけど、過ぎ去りし過去で、いつどのタイミングで影響されたのかちょっとわかんない、思い出せない部分が多くて、10代の頃にものすごく影響された曲になっちゃいました。まだ長崎にいた頃、中学・高校の頃にすごく聴いていて、昔から孤独を感じることはすごく多かったんですけど、その自分の孤独をすごく的確に言葉に表現されているのではないかと思いながら聴いていた曲を選びました。BUMP OF CHICKENで「太陽」という曲です。
今日はBUMP OF CHICKENの「太陽」を宅録カバーバージョンでお届けしました。ということで@レコーディングルーム、次回もどうぞお楽しみに 。
Coldplay「Magic」紹介@ベッドルーム
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、これもさっきの@リビングルームの延長戦になるかなと思いつつ、「この曲はベッドルームでかけよう」と思って選びました。Coldplayの「Magic」という曲です。
Coldplayはもともと知っていて、「彼らの新譜が出る」と聞いて、タワレコに買いに行って、家に帰って聴いたらそれまでと全然違って。このアルバムはすごく異質なんですよね。それまでのいわゆるUKロックというところでもないし。中期のColdplayって割とエレクトロが入ってきて、踊れる感じにもなっていってたんだけど、それともちょっと違う、ひたすらその闇の中を進んでいく感じのアルバムでした。僕がその当時を経験したわけじゃないけど、Mr.Children が『深海』というアルバムを出したときの、それを聴いたときの感覚にすごく似ていたんですよね。夜の海を漂うみたいな、最後の曲に至るまで、ずっとそういう漂う空気というのがあって、その中でも一番好きな曲が「Magic」という曲です。
全然言葉とかわからないですけど、なんとなく自分で和訳したりしながら掴んでいく中で、この曲に影響された部分ってすごく大きい気がしていて。漂う感じを音で表現するというのは、すごく自分の中に宿った気がします。この曲をすごく食べた、いっぱい食べた。たくさん自分の中に蓄えました。このベースの音の響きの感じとか、そこに対するギターのリズムの載せ方とか。好きな部分がいっぱいあるんだけど、ちょっと言語化するのが難しいですね。景色に例えて話す以外で、この曲を語るのは少し難しいですけど、大好きな曲です。
最高ですね。何回聴いても俺はこの曲ずっと好きだろうなと思います。こういう空気感を表現できるアーティストでいたいと思う。
名曲の魅力に迫るコーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」
ここからは今回で2回目となる新コーナー「ザ・スタンダード・ナンバー」のお時間です。時代の移り変わりとともに音楽を聴いていくスタイルも大きく変わりました。音楽の聴き方がどれほど変わっても今も聴き続けられる名曲には人の心を揺さぶる力があると我々は信じております。この時間は発表から時間が経った今も世界中の人々から愛され続け、歌い継がれ、引き継がれてきた名曲の魅力に迫ります、「ザ・スタンダード・ナンバー」。
「Like Someone In Love」紹介
今日選んだのは、数々の名バージョンを産んだジャズ・ナンバー「Like Someone In Love」という作品です。1944年制作のアメリカ映画『ユーコンの女王』の挿入歌として生まれたこの曲。1944年ですので、太平洋戦争真っ只中ということもあり、日本では劇場未公開に終わった作品とのことです。そして45年に「ホワイト・クリスマス」でおなじみのビング・クロスビーのバージョンがヒット。その後もフランク・シナトラ、ナット・キング・コール、サラ・ヴォーンなどなど、ボーカルありのバージョン、インストのバージョンともにたくさんのアーティストたちに愛されてきた1曲です。誰かに恋した時の気持ちをこんなに見事に表現した曲はなかなかないと思いますが、どうですか?ということで、俺はまだちょっと聴いていないんですよね。クスッと笑えるんだけどとても美しい歌詞です。
<著作権の関係で歌詞の掲載は省略しております>
なるほど。俺はこの表現方法をやったことない気がしますね。でもたしかに分かりやすいかも。自分で経験したことあるかどうかわかんないけど、想像できる歌詞というのは、やっぱりいいですよね。この曲聴いたらわかるかもしれないけど、今メロディーが鳴ってないからどんな曲なのかわかんないですよね。それでは早速聴いていただきましょう。今夜はソフトな歌声がたまらないチェット・ベイカーさんのバージョンでお届けしましょう。
えー素敵。いいですね。俺は初めて聴いたかも。前回もそうだったけど、歌詞がシンプルなんだけど、やっぱメロディが...歌ってこうあるべきなんだと思うんだよな、本当に...。前回も思ったかもしれないけど。やっぱりどうしても言葉を、最近日本においては独自性だったりというのを探し続けていく中で、すごく複雑になっていっている気がするんですけど、いわゆるクラシックって感じだけど、言葉がシンプルでメロディーがあって、誰でも歌える曲作りの手法って、この時代にしかないものだなあと思いますね。現代は現代で、こうなっちゃっているのはしょうがないと思うけど、誰が歌ってもいい、だからいろんな人のカバーがあるという事とか、すごくなんか納得いくし、逆にいまの時代って「その人が歌うからいい」みたいなところあるじゃないですか?これもまた日本においてということなのかもしれないけど、いやでも世界全体的にそうかもね。この人が歌うからいいのもあるけど、この曲をいろんな人が歌うのがいいというのもまた素敵だなと思いますね。俺もどっちも作りたい。良いですね。
いまお届けしたチェット・ベイカーのバージョンも最高なんですが、もう一つぜひ聴き比べしていただきたい素晴らしいバージョンがありますということで。Björkが29年前に発表した名盤・デビューにそっと収録されたカバーバージョンをこれから聴いていただきたいと思うんですが、ほぼ全編街の中でフィールド・レコーディングされたハープの音色と、彼女のボーカルだけで構成されている、Björkならではの解釈でめちゃめちゃいいですということで、これはめっちゃ気になる!俺も聴いてみたいということでBjörkバージョンの「Like Someone In Love」をどうぞ。
全然違うね。でもこう2曲並べて聴いたときに、カバーの価値観というのが少し変わったかもしれない。この人が歌うからではなく、誰が歌ってもいろんな表情を見せる名曲というところで、この曲を聴いていったときに、全然違うし、BjörkはBjörkなりのこの曲に置かれている言葉を自分なりに表現した時に「こうしたかった」というのがたぶんあったんでしょうね。原曲を大事にしているからこその自分なりの表現方法ってあるような気がしていて、いま聴いていく中で、「俺もそういう感じでやってみたいな」と思いました。
もし次カバーする機会があったら、「自分なりで表現するんだったらこう!」というのをもっと上手くやってみたいですね。そして自分が曲作りするときも、もっとシンプルに、「この場面をこういう風に切り取りたい」みたいな感じで曲書いてみるのも楽しいかなと思いました。ということで松本大のRoom "H"の「ザ・スタンダード・ナンバー」のコーナーでした。
6月15日(水) オンエア楽曲
Chelmico「三億円」The 1975「Love Me」
Foster the People「Ask Yourself」
Radiohead「Karma Police」
BUMP OF CHICKEN「太陽」弾き語りカバー
Coldplay「Magic」
Chet Baker「Like Someone In Love」
Björk「Like Someone In Love」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama