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2022.05.05
FM福岡で毎週水曜日 26:00~26:55にオンエアしている音楽番組「Room "H"」。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本 大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
(松本)FM福岡から松本大がお送りしているRoom "H"。ここからは@リビングルーム。最近僕がハッとしたことと、今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。今日は「友達の新譜を聴こう」のコーナーにしようかなと思っています。
毎回Room "H"の選曲ってすごく悩むんですけど、もうそろそろ自分がやりたいこと、今やっていること、曲作り、が明確になってきたので、例えばラジオで自分の思うがままに選曲すると今後のネタバレになるなという感じがすごくしていて、ちょっと避けたいなと思っています。今日はシンプルに友達の新譜を聴く回にしたいなと思っております。みんないろいろ頑張っていると思うけど、その中でも俺がちょっといい、こいつらはこういう風になるよなみたいな、そんな気持ちがありました。
ということでこの辺りで音楽にいきます。「友達の新譜を聴こう」というテーマで4曲選んでみました。まず1曲目は、この曲を聴いたときにメロディーがすごくいいなと思ったんですけど、歌詞が日本語というところもすごいいいなと思う。この曲の英詞を聴いてみたいって本人にリクエストしました。全英詞をやってくれるかどうかわかんないけど、このメロディーで全部英詞だったとしたら、もっとグッとくるところがあるんだろうな。日本語詞で一回聴いたからこそ、さらによりグッとくるんじゃないかなと思って、聴いてみたいなという。かなり個人的な気持ちなんですけど、すごくいい曲だなと思いました。サビの終わりがいいですね。ビッケブランカで「Changes」。
続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日、松本大がピックアップしたのは、スピッツの「ロビンソン」です。
もう言わずもがなですね。みんな知っているんじゃないでしょうか?4月の季節の変わり目。最近ちょっと雨が多くてジメジメして、まだ梅雨には遠いかもしれないですけど、ちょっと前に春の終わりを感じて、これは今どんな時期なんですかね?梅雨前、春終わりそういう季節の溝みたいな時間だなと思いながら日々過ごしているんですけども、なんとなくパッと浮かんだのがこの曲で、やりたいなと思いました。ただ原曲キーがものすごく高いので、声張ってどうなるかなという感じです。
本日はスピッツの「ロビンソン」のカバーをお届けいたしました。ちょいちょい荒い部分もあったかと思いますけど、カバーをやる上でコード進行とかも特に書いてないし、原曲通りのコード進行で自分の気持ちだけ乗っけて歌わせてもらうみたいなスタンスをよくとるんですけど、どうなんですかね?マサムネさんでは出ないような荒々しい「ロビンソン」になったかなと思います。
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、浜田省吾さんという方のですね、知っていると思いますけど(笑)、浜田省吾さんの「君と歩いた道」という曲です。
そもそも浜田省吾さんは僕の両親がファンクラブに入っているレベルのファンで、ライブによく連れて行かれて、小学校6年生の時に見た浜田省吾さんのライブで僕は音楽を始めたいと思ったんですね。車の中でいつも流れていて、いろんな好きな曲があるんですけど、この曲は凄く心に残ってるし、しかもこの曲で歌われている〈もし15才のあの夏に戻って〉というフレーズって、11歳か12歳ぐらいの自分が聴いていいなと思ってたんですよ。それってなんかめっちゃ変な感じだなって今では思うんだけど。大人に語りかけられる、15歳に戻って歩いて行ったとしても、もう一度同じ道を選ぶだろうという言葉は、子供ながらにすごく響くものがあったんですよね。もしかしたらあの辺から僕は変な人間になっていっちゃっているのかなとは思うんですけど。そんな中で15歳の時に家に帰る道の途中でこの曲聴いたりして、すごくエモーショナルな気持ちになっていたんだよな。別に30代や40代を経験したことのない中坊が、この曲を聴いて自分の歩いている道がいつかこの道を歩くことはなくなるということを思いながら、登下校していたんですよ(笑)。そういう当時15歳の、もしくは11歳の松本大少年にも刺さるノスタルジックな感じがあるので、これは名曲だなと思います。
FM福岡から松本大がお送りしているRoom "H"。僕は割と極端な人間なんで落ち込む時すごく落ち込むし、元気な時は...元気な時はないな。だけどフラットさって大事だなと思いますよ。視野がどんどん狭くなっていくというか、一生懸命になればなるほど。だから時々息抜きだったり、遠くから眺めてみるという時間もすごく大事だな、そこで見えてくるものというのもあるんだよなという。歌詞なんか書いてあると特にね。「これを書きたい」というのに一生懸命になりすぎると、他の可能性を潰してしまうので、それがうまくコントロールできたらいいなと思う日々であります。
松本大が FM 福岡からお送りしてきたRoom "H"。そろそろお別れの時間となりました。ということで今日は基本的に全曲が日本語曲でしたね。俺がやりたいことって今日流した事の逆なんじゃないかなってすごく思う。それでいうとDiosは近いのかな?子供でありたい。だから新しいプロジェクトを始めますね、始めたら、準備がちゃんと整ったら、こういうラジオとかでもちゃんとお話ししますねって言って、まだ何も言ってない状態にあるんですけど、僕は子供なのでかくれんぼが好きなんですよね。実はしれっと始まっているんですけど、楽しい日々ですよ。ゼロから物事が始まっていく感覚というのは、なかなか経験できることじゃないので、ちゃんと準備ができたらまた皆さんにもお知らせさせていただきたいなと思います。
ビッケブランカ「Changes」
SHE'S「Blue Thermal」
PELICAN FANCLUB「新世解」
Dios「紙飛行機」
スピッツ「ロビンソン」弾き語りカバー
浜田省吾「君と歩いた道」
羊文学「OOPARTS」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama
今週のMCは、松本 大が担当。SENSAでは、オンエア内容を一部レポート!(聴き逃した方やもう一度聴きたい方は、radiko タイムフリーをご利用下さい。)
友達の新譜を紹介!@リビングルーム
(松本)FM福岡から松本大がお送りしているRoom "H"。ここからは@リビングルーム。最近僕がハッとしたことと、今聴いてもらいたい音楽についてお話しする時間です。今日は「友達の新譜を聴こう」のコーナーにしようかなと思っています。
毎回Room "H"の選曲ってすごく悩むんですけど、もうそろそろ自分がやりたいこと、今やっていること、曲作り、が明確になってきたので、例えばラジオで自分の思うがままに選曲すると今後のネタバレになるなという感じがすごくしていて、ちょっと避けたいなと思っています。今日はシンプルに友達の新譜を聴く回にしたいなと思っております。みんないろいろ頑張っていると思うけど、その中でも俺がちょっといい、こいつらはこういう風になるよなみたいな、そんな気持ちがありました。
ということでこの辺りで音楽にいきます。「友達の新譜を聴こう」というテーマで4曲選んでみました。まず1曲目は、この曲を聴いたときにメロディーがすごくいいなと思ったんですけど、歌詞が日本語というところもすごいいいなと思う。この曲の英詞を聴いてみたいって本人にリクエストしました。全英詞をやってくれるかどうかわかんないけど、このメロディーで全部英詞だったとしたら、もっとグッとくるところがあるんだろうな。日本語詞で一回聴いたからこそ、さらによりグッとくるんじゃないかなと思って、聴いてみたいなという。かなり個人的な気持ちなんですけど、すごくいい曲だなと思いました。サビの終わりがいいですね。ビッケブランカで「Changes」。
オンエアでは、2曲目にSHE'S「Blue Thermal」、3曲目にPELICAN FANCLUB「新世解」、4曲目にDios「紙飛行機」を紹介!
ぜひradikoタイムフリーでお聴きください!
スピッツ「ロビンソン」弾き語りカバー@レコーディングルーム
続いては宅録コーナー、@レコーディングルーム。Room"H"の住人が弾き語りや宅録で何か1曲収録してきて、皆さんに聴いていただこうという時間です。今日、松本大がピックアップしたのは、スピッツの「ロビンソン」です。
もう言わずもがなですね。みんな知っているんじゃないでしょうか?4月の季節の変わり目。最近ちょっと雨が多くてジメジメして、まだ梅雨には遠いかもしれないですけど、ちょっと前に春の終わりを感じて、これは今どんな時期なんですかね?梅雨前、春終わりそういう季節の溝みたいな時間だなと思いながら日々過ごしているんですけども、なんとなくパッと浮かんだのがこの曲で、やりたいなと思いました。ただ原曲キーがものすごく高いので、声張ってどうなるかなという感じです。
本日はスピッツの「ロビンソン」のカバーをお届けいたしました。ちょいちょい荒い部分もあったかと思いますけど、カバーをやる上でコード進行とかも特に書いてないし、原曲通りのコード進行で自分の気持ちだけ乗っけて歌わせてもらうみたいなスタンスをよくとるんですけど、どうなんですかね?マサムネさんでは出ないような荒々しい「ロビンソン」になったかなと思います。
浜田省吾「君と歩いた道」紹介@ベッドルーム
ここからはRoom "H"の住人がそれぞれのディープな偏愛ソングを紹介する、@ベッドルームのコーナーです。今日このコーナーで皆さんに聴いていただきたいのは、浜田省吾さんという方のですね、知っていると思いますけど(笑)、浜田省吾さんの「君と歩いた道」という曲です。
そもそも浜田省吾さんは僕の両親がファンクラブに入っているレベルのファンで、ライブによく連れて行かれて、小学校6年生の時に見た浜田省吾さんのライブで僕は音楽を始めたいと思ったんですね。車の中でいつも流れていて、いろんな好きな曲があるんですけど、この曲は凄く心に残ってるし、しかもこの曲で歌われている〈もし15才のあの夏に戻って〉というフレーズって、11歳か12歳ぐらいの自分が聴いていいなと思ってたんですよ。それってなんかめっちゃ変な感じだなって今では思うんだけど。大人に語りかけられる、15歳に戻って歩いて行ったとしても、もう一度同じ道を選ぶだろうという言葉は、子供ながらにすごく響くものがあったんですよね。もしかしたらあの辺から僕は変な人間になっていっちゃっているのかなとは思うんですけど。そんな中で15歳の時に家に帰る道の途中でこの曲聴いたりして、すごくエモーショナルな気持ちになっていたんだよな。別に30代や40代を経験したことのない中坊が、この曲を聴いて自分の歩いている道がいつかこの道を歩くことはなくなるということを思いながら、登下校していたんですよ(笑)。そういう当時15歳の、もしくは11歳の松本大少年にも刺さるノスタルジックな感じがあるので、これは名曲だなと思います。
FM福岡から松本大がお送りしているRoom "H"。僕は割と極端な人間なんで落ち込む時すごく落ち込むし、元気な時は...元気な時はないな。だけどフラットさって大事だなと思いますよ。視野がどんどん狭くなっていくというか、一生懸命になればなるほど。だから時々息抜きだったり、遠くから眺めてみるという時間もすごく大事だな、そこで見えてくるものというのもあるんだよなという。歌詞なんか書いてあると特にね。「これを書きたい」というのに一生懸命になりすぎると、他の可能性を潰してしまうので、それがうまくコントロールできたらいいなと思う日々であります。
松本大が FM 福岡からお送りしてきたRoom "H"。そろそろお別れの時間となりました。ということで今日は基本的に全曲が日本語曲でしたね。俺がやりたいことって今日流した事の逆なんじゃないかなってすごく思う。それでいうとDiosは近いのかな?子供でありたい。だから新しいプロジェクトを始めますね、始めたら、準備がちゃんと整ったら、こういうラジオとかでもちゃんとお話ししますねって言って、まだ何も言ってない状態にあるんですけど、僕は子供なのでかくれんぼが好きなんですよね。実はしれっと始まっているんですけど、楽しい日々ですよ。ゼロから物事が始まっていく感覚というのは、なかなか経験できることじゃないので、ちゃんと準備ができたらまた皆さんにもお知らせさせていただきたいなと思います。
5月4日(水) オンエア楽曲
星野源「喜劇」ビッケブランカ「Changes」
SHE'S「Blue Thermal」
PELICAN FANCLUB「新世解」
Dios「紙飛行機」
スピッツ「ロビンソン」弾き語りカバー
浜田省吾「君と歩いた道」
羊文学「OOPARTS」
番組へのメッセージをお待ちしています。
Twitter #fmfukuoka #RoomH をつけてツイートしてください。MC3人ともマメにメッセージをチェックしています。レポート記事の感想やリクエストなどもありましたら、#SENSA もつけてツイートしてください!
RADIO INFORMATION
FM 福岡「Room "H"」
毎週月曜日から金曜日まで深夜にオンエアされる、福岡市・警固六角にある架空のマンションの一室を舞台に行われ、次世代クリエイターが様々な情報を発信するプログラム「ミッドナイト・マンション警固六角(けごむつかど)」。"203号室(毎週水曜日の26:00~26:55)"では、音楽番組「Room "H"」をオンエア。九州にゆかりのある3組のバンド、ユアネスの黒川侑司、松本大、odolの森山公稀が週替わりでMCを務め、本音で(Honestly)、真心を込めて(Hearty)、気楽に(Homey) 音楽愛を語る。彼らが紹介したい音楽をお届けし、またここだけでしか聴けない演奏も発信していく。放送時間:毎週水曜日 26:00~26:55
放送局:FM福岡(radikoで全国で聴取可能)
番組MC
黒川侑司(ユアネス Vo.&Gt.)
福岡で結成された4人組ロックバンド。感情の揺れが溢れ出し琴線に触れる声と表現力を併せ持つヴォーカルに、変拍子を織り交ぜる複雑なバンドアンサンブルとドラマティックなアレンジで、
詞世界を含め一つの物語を織りなすような楽曲を展開。
重厚な音の渦の中でもしっかり歌を聴かせることのできるLIVEパフォーマンスは、エモーショナルで稀有な存在感を放っている。2021年12月1日に初のフルアルバム「6 case」をリリース。
オフィシャルサイト/ @yourness_on/ @yourness_kuro
松本大
2006年に長崎県で結成。バンド名「LAMP IN TERREN」には「この世の微かな光」という意味が込められている。松本の描く人の内面を綴った歌詞と圧倒的な歌声、そしてその声を4人で鳴らす。聴く者の日常に彩りを与え、その背中を押す音楽を奏でる集団である。
2021年12月8日にEP「A Dream Of Dreams」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @lampinterren/ @pgt79 / @lampinterren
森山公稀(odol Piano&Synth.)
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.)、森山公稀(Pf./Syn.)を中心に2014年東京にて結成した3人組。ジャンルを意識せず、自由にアレンジされる楽曲には独自の先進性とポピュラリティが混在し、新しい楽曲をリリースする度にodolらしさを更新している。
2022年3月16日に「三月」を配信リリース。
オフィシャルサイト/ @odol_jpn/ @KokiMoriyama